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匂いのいい花束。

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瞳に熱く冷たい光……「血の婚礼」。

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 「真っ赤な糸玉、真っ赤な糸玉、お前は何になるの?
  真っ赤な糸玉、真っ赤な糸玉、お前は何になりたいの?」


 少年少女たちは輝かしい未来に胸踊らせ目を輝かせます……。 
 その汚れを知らない瞳の純粋な輝き。

 娘たちは花嫁になる事に憧れ未来の夫に貞節を誓います……。
 まるで綻びかけた薔薇の蕾のような初々しさ。

 女たちは失った男たちのために祈り、目に熱い涙をためます……。
 声にならない慟哭、瞳に浮かぶ冷たい怒りの炎。

 男たちは家族の名誉のために身体を張り、女のために命をかける……。
 勇気と誇りに輝く顔、冷たくなった躯と女たちの声にならない叫び。


tpt 公演「血の婚礼」を観て来ました。
2日のプレビューと、初日が開き2日目、4日の2回です。
フェデリコ・ガルシア・ロルカの傑作戯曲「血の婚礼」。
まだまだ先が長い公演です。これから観に行く方もいますので、
有名なストーリーについてはここには書かないでおきましょう。

桜木町にある「BankART Studio NYK」の小さなスペースに、
若手俳優の身体が縦横無尽に躍動します。
肉声の温かさ、美しい響きを感じるにはもってこいの大きさ。
スペイン、アンダルシア地方を彷彿とさせる砂の舞台が象徴的です。
朝倉 摂の描く力強い馬の絵が四方をグルリと取り巻きます。

驚いたのは、プレビューの時にはまだどこかぎこちなく、
どことなく調和がとれていなかった俳優陣が、
初日を迎え、次の公演では一つにしっかりと纏まっていたことです。
若い俳優の勘の良さが、戯曲の中の己の居場所、他の俳優たちとの関係、
物凄い早さで修復し、バラバラだったモザイクが、
アッと言う間に一つに纏まったかのようです。


娘たちの夢と希望、若者に向けた愛の眼差しは、
やがて夢破れ、愛する若者たちの身体から流れる血の数によって
やがては悲しみの色をたたえるようになります。
感情を全く見せない冷たくやり場のない怒りの炎が女たちの瞳に宿ります。

威風堂々……「母親」の大沼百合子は大地に根付くスペイン女そのものでした。
若手中心の役者人を扇の要のように一つに纏める大きさと驚くべき技量。
山田ジルソンの汚れを知らない「花婿」。
未来への希望に燃える青年像は哀しみのラストとの対比が素晴らしいです。
「花嫁」の呂 美……知らず知らずのうちに男たちを惑わす魔性。
伯鞘麗名が演じるレオナルドの「妻」……花嫁の悲劇の対極に位置し、
その出来が作品の出来を左右しかねない一番難しい役。
赤子を抱くその美しい背中は慈しみと夫への哀しみで張り裂けそうです。
濱﨑 茜が演じる「月」……神々しいとは彼女のこと、
レオナルドと花婿を死へと誘う冷たい光を放ちます。
武田優子の蓮っ葉でしたたかな「女中」……生き生きとして本当に達者。


 「蹄は割れ たてがみは凍る 目には銀の矛先が刺さる……。」


この戯曲を観る時、いつも不思議に思うのは、
役名が全て「母親」「花婿」「花嫁」「姑」「妻」「月」「死」……と、抽象的な中、
たった一人、花嫁を結婚式の最中に奪って逃げる男だけ
「レオナルド」と名前が付いていることなんです。
実際にあった事件を元に書かれたと言われる「血の婚礼」。
ロルカが「レオナルド」と言う役に託した思いは如何に……。
そこに何か特別なものを読み取ることは可能なのか?
こめられた秘密とは?いつも深読みしてしまいます。

そのレオナルドを演じた小谷真一は、いつもよりも半オクターブ低い発声で、
悲劇の男を的確に演じます。身体の線は細いものの骨太の役作り。
レオナルドが分身のように駆る駿馬……まるでその馬のような野生の若者。
何故、死を覚悟で花嫁と逃避行しなければならなかったのか。
可愛い子供と美しい妻を捨てる男の決心に肉付けしリアリティーを持たせます。
ピンと伸びた背筋、美丈夫……また新な一面を見せてくれました。

もう一つ面白かったのは、小さな空間を存分に生かした演出です。
例えば、婚礼のダンスのシーンで見られるレオナルドと花嫁の絡み合う目線……。
極めて映画的な目線の演出。クローズ・アップのない舞台では珍しいです。
大劇場では決して味わえない細やかな演技を堪能しました。

「血の婚礼」……10月18日まで。BankART Studioにて。
僕はあと2回、11日と18日に観に行きます。

…………………………………………………………………………………………………………………………

写真はステージ入り口付近に置いてあった金盥……。
スペインはグラナダの宝は水です。
アルハンブラ宮殿の庭には勿論、優美な池と噴水が。
古の人々は室内にも大きな噴水を設け、
訪れる客人たちを驚かせ財を誇ります。


白く乾いた大地に染み込む真紅の血、流れる女たちの涙……。
血で血を洗う哀しみの歴史は続くのです。


草々

2009年10月7日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2009-10-07 00:00 | 天井桟敷の人々。 | Trackback(3) | Comments(22)
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Tracked from イスラミック・ブルー at 2009-10-08 16:20
タイトル : アルハンブラ
まだ、日本が地球上のどのあたりにあるかもままなる、幼き頃。私は夢を見た。 星の見えない満月の晩。こうこうと照らす月明かりの中。花、花、花。 葉からこぼれ落ちる露の音。 甘いオレンジの香り。 絶え間なく流れる水。 宮殿。 そして現れる紳士が一人。 朝、目を開けた瞬間にそれまで見ていた夢をすっかり忘れてしまう。そんな私が、唯一覚えていた夢。ある日私は知る。この場所が実在することを。 それはアルハンブラ宮殿。 800年におよぶイスラーム朝が栄えた、グラナダ。 白壁の家々の間から見え......more
Tracked from イスラミック・ブルー at 2009-10-13 00:20
タイトル : 「血の婚礼」に、想いの糸が…
 「真っ赤な糸玉」を口ずさむ女たちの声で幕を開けた、tpt『血の婚礼』。 その歌声が最後まで響き、今の私の耳の奥でこだまする。 アンダルシア生まれのロルカのペンから流れいずる、その文字が、生々しくいつまでも乾くことのないどす黒い血の色をしていたのではないかと思い…  赤い糸は、運命の糸。 切っても切れない、血の糸は、糸玉となり、フエルト化し、黒ずみ、恨みと嫉妬が大きな糸玉になってゆく。 しかし、時経てば、ほころびもおき、ふとした弾みで転がり落ちた糸玉は、どんどんと転げ落ち、転げ落ち、一本の糸に戻ってゆ......more
Tracked from 施基彩々 at 2009-10-15 09:20
タイトル : 私の糸玉は何になりたい?
『血の婚礼』 連休2日目は芝居を観ました。 数人の友人たちと、劇場前で待合せ。 「真っ赤な糸玉、真っ赤な糸玉、お前は何になりたいの…」 冒頭から印象的な音楽。 耳に残る歌声。 砂の舞う不思議な風景。 荒涼とした大地に似合う血の色は赤ではなくもっと深い色。 ぎらぎらとした情熱は決して美しいだけではなく危うさを誰もが秘めている。 呪縛を受容れてしまったのは母親。 望まざるも呪縛となってしまったのは花婿。 幾重にも絡まった糸を解ききれずに花嫁を奪ったレオナルド。 その妻は悲しみも......more
Commented by angel-chiho at 2009-10-07 04:25
いよいよ『血の婚礼』の日だったのですね。感動が伝わってきます。
ロルカはアンダルシア、特にグラナダの社会=ファミリー構造を演劇で暴露した人物として、グラナダでは極最近までかなり恨まれていた存在だったと、近所の劇団の方がかなり前に教えてくれました。
アンダルシアの魅力と特徴を、誰よりも上手く表現している詩人だと思いますが、『ベルナルダ・アルバの家』のような家族のドロドロ状態を、スペインではじめて見た時は、強烈すぎて憂うつになりました。『血の婚礼』のような血の気の多さをスペイン人(北部では特に)は認めたがらない傾向もありますが、17世紀の面白い旅行記などを読んでも、やっぱり三角関係すぐに殺し合いになったようで、笑ってしまうエピソードもかなりありました。お友達の俳優さん次が楽しみですね。
Commented by ダヴィデ at 2009-10-07 07:53 x
おはようございます。僕も先日「血の婚礼」を観てきました。TPTは健在っですね。レオナルドの小谷真一も成長がでてましたね。植野葉子さんの声よかったですね。ストーリーは、今の自分には、ちょっと厳しかったのは、事実です。わたくし事ですみませんが・・・でもアンダルシアの感じがとても素晴らしく出てて、とても異国情緒が出て、演出がカッコよかったです。皆さんもあの空間を是非味わってみては・・・と思いました。
Commented by nonnakaori at 2009-10-07 08:18 x
お久しぶりです。
戯曲の舞台は縁がなくて、でも、読んでいたら 、舞台の様子や入口のしつらえなど、なんだかとても観たくなりました。一日が24時間でなくて、30時間欲しいです。私はもっぱら音楽。やはり肉声が好きで、先日は、オテロで、3日間位興奮状態でしたが、明日は付き合いで苦手なミュージカル。楽しそうな舞台ですが、、、、。
帰国したらPCが壊れて、やっと2か月ぶりにお邪魔してます。
娘の隣宅で、きんちゃんそっくりさんのマッキアが、7匹の子猫を上手に子育てしていましたが、きんちゃんどうしたんですか?悪い子ですね。
Commented by mchouette at 2009-10-07 13:47
寄せられたメッセージから舞台の感動が伝わってくるわ。
私は舞台が観れないから、カルロス・サウラ監督アントニオ・ガデス舞踊の映画DVD引っ張り出して、しばしフラメンコの情念の世界に浸りますわぁ。しかしアントニオ・ガデスといえども若手役者たちのエネルギーが迸るライブの舞台には負けるでしょうね。

金盥…いいですね。
こういうのを入り口に設えるセンスに脱帽。
グラナダに限らずスペインなんかも昔からの道具って今も日常で使ってるんでしょうね。
先日、奈良の秋篠の森においてあった鉄製の黒くて丸い蚊取り線香入れ。
木のつるで編んだ籠。
汚らしくなるプラスチック製品と違って、こんなのって年数を経て傷みも汚れもまた味となって美しい。
Commented by あけ at 2009-10-07 22:44 x
ブノワ。さま
素敵なお芝居を紹介して頂き、ありがとうございますm(_ _)m
それにしても、同じお芝居を見て書くブログの文章の違いが・・・・・・
あと10日くらいしてから書けば良かったかも(;¬¬)
Commented by aoi at 2009-10-08 22:00 x
ブノワ。さん、こんばんは。

グラナダからコルドバにかけて、カリフの街道を少しづつ旅していますが、グラナダが一番「血」の匂いがします。
水の音も重く、のしかかるような、オレンジの香りの重たい空気…が苦しくて長いこと近づかなかった時期もありました。
しかし、このお芝居を見たあかつきには…
TBしました。
Commented by sikikaoruniwa at 2009-10-10 09:25
ブノワ。さま
 
おはようございます
小谷 真一さん 又また難しい戯曲に出演されているのですね
「レオナルド」と言う花嫁を奪い取るカッコイイ役を演じて
一際光る小谷さんが文面から窺い知れます

ダイヤモンドも色いろな角度から光を当てこそ光るもの
好い原石を見付けましたね!



Commented by shiki_cappa_m at 2009-10-12 09:49
おはようございます。
私も観てきました。
あの冒頭の音楽が、ずっと頭の中でリフレインしています。
離れないの。
真っ赤な糸玉がすべての象徴のようで、舞台を観つつ、色々なことが頭の中に浮かんでしまいました。

そうですね、この芝居は役名が皆なくて、それぞれの役割を与えられている感じ…。
見事な空間でした。
私やっぱり、武田優子さん、好きだわ。

施基
Commented by Brighton Rock at 2009-10-12 22:56 x
ブノワ。さんこんばんは。ブノワ。さん推薦なので、横浜まで観にいってしまいました。近くの赤レンガ倉庫からジャズも聞えてきたりして、場所としてもいいところですね。
みなさん書いてますが、頭から離れない冒頭の歌、ずーっと繰り返し繰り返しよみがえってきます。真っ赤な人魂だと思ってましたけど(笑)、糸玉なんですね。ミュージカルとは違うけれど、役者、特に女性陣に歌える人が揃ってましたね。マスクは必需品ですが、土が舞い上がる中央の舞台装置も素敵。今まで何度もいろんなバージョンで演じられていた舞台だと思うけれど、今度は別バージョンでも見てみたいです。
小谷さん、舞台を降りると鹿とかリスとか、心優しい動物に見えるのに、舞台だとなんだか違う人に変わりますね。だからこそ役者さんなんだと思うけれど、舞台は傍で表情が見られるのがいいなぁ、と当たり前かも知れないけれど感じた1日でした。
Commented by raindropsonroses at 2009-10-13 19:34
chihoさんへ。
こんばんは。早々にメッセージどうもありがとうございます。
返事がスッカリ遅くなってしまいました、本当にゴメンなさいね。
さて、この日曜日までに3回観て来ました。回を追うごとにググッとタイトに、そして、良く練り込まれて来てとてもいい感じに仕上がって来たようです。若いパワーってともすれば収拾がつかなくなってしまいますが、いい方向に向かうと物凄い事になりますね。千秋楽にもう一回、全てをこの目に焼き付けるつもりで観に行って来ます。さて、日本人が演じるスペイン戯曲、昔のように肩肘張らず、ことさらスペインを意識し過ぎず、なかなかいい感じでした。昔はね、金髪のカツラ被って髭つけて、時には付け鼻までして外国人になりきろうとしたものですが、時代は変わりました。彼等の「血の婚礼」を本場スペインの演劇人が観たらどう思うでしょうね……chihoさんにも観て欲しかったなぁ……。所で、スペイン人と日本人ってどこか似ていると思いませんか?そう思うのは僕だけかなぁ……。

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2009-10-13 19:38
ダヴィデさんへ。
こんばんは。おぉ〜っ!ご覧になった?(笑)
ダヴィデさんは前回の「醜い男」の方が好きなんじゃありませんか?
僕は都合3回観てだんだん良さが分かって来た所です。そこが演劇の難しい所ですよね。いつも同じに演じられる訳ではないし、観る方も万全の体調とは限らないかもしれない……正に、一期一会、だからやめられないのかもしれません。アンダルシアですが、僕も一度滞在して深夜の山間をうろつきましたからね、何となく、空気感みたいなものが分かるような分からないような……きっと、もっとディープなんだと思いますが……。千秋楽にもう一回観に行って来ますね。

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2009-10-13 19:43
nonnakaoriさんへ。
こんばんは。メッセージどうもありがとうございます。
返事が遅くなったこと、本当にゴメンなさいね。
さて、ミュージカルが苦手なんですか?僕と同じですね(笑)パソコンも壊れたんですね?何だか僕と同じような近況じゃないですか(笑)さて「血の婚礼」堪能して来ました。毎回〜面白くなって行くような気がします。有名な戯曲ですからストーリーは敢えて書きませんでしたが、矢張り、どこかお節介な僕、どんどん記事が長くなって説明だらけ(苦笑)素晴らしい舞台の雰囲気だけでも伝わればと思います。tptの「血の婚礼」……歌が随所に入って来ましたが、とても効果的で素晴らしかったですよ。ダメなミュージカルとの差はなんでしょうね……。

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2009-10-13 19:50
chouetteさんへ。
こんばんは。いつもメッセージどうもありがとうございます。
そうそうそうそう!プラスチックは汚くなるの(笑)オマケに家電や台所用品は掃除をすることを念頭に置いていないから掃除しにくくてさらに汚くなる(笑)プラスチック嫌いです。この金盥いいですよねぇ……この中に水が張ってありガラスの破片が入っていて照明をキラキラ反射します。アンダルシアのオリーブ、戯曲の中に出て来るアザミなどが効果的に使われていました。役者たちはその水をサッと被ったり手で頭にかけたりしてその場その場の効果を出すんです。ガデスの「血の婚礼」……本場モンには負けない気迫がありました。僕は千秋楽に最後の観納めです。chouetteさん、いつかご一緒したいですね!

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2009-10-13 19:54
あけさんへ。
こんばんは。メッセージどうもありがとうございます。
あと10日?ダメダメ、食い倒れの記事で埋まっちゃうじゃない(笑)
そうそう、あけさんのブログで紹介してくれたんですね、本当にありがとうございます。文章の差?いいんですよ、どっちがいいとは言えません。写真も然り、その人が出ていることが大事なんですから……某友人が「あけさん、血の婚礼なのにキュウリと豚肉の写真!」と、絶句していたことを付け加えさせて戴きますね(笑)

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2009-10-14 06:51
aoiさんへ。
おはようございます。メッセージどうもありがとう。
それからトラックバックも!僕も試みたんですがなぜか出来ないの……こんな事は初めて、何でだか良く分からないのですが再チャレンジしてみますね。さて、専門家のaoiさんの目に tptの「血の婚礼」はどんな風に映ったでしょうか。決して猿真似でスペインを表現するのではなく、いい意味で彼等なりに咀嚼して表現出来ていたように思うのですけど。先日はあまり話せませんでしたね。今度ゆっくり、美味しい物を食べながらお話しを聞きたいと思っています。グラナダの街の目抜き通り……そろそろ綺麗になったかな?(笑)

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2009-10-14 14:11
フローラさんへ。
こんにちは。メッセージどうもありがとうございます。
記事を読んで観に言って下さったとか……どうでしたか、記事ではチンプンカンプンの部分も鮮明に見えて来たのではありませんか?小谷くんの役、可成り難しいハズです。花嫁が全てを捨てて逃避行に至るまでの説得力が必要ですから。それだけの魅力がなければ出来ませんものね。格好いいだけでもダメですから。世の中には光を受けて光る人と、彼のように自ら光を放つ人がいますね。ダイヤモンドかぁ……そうそう、巨大なパールを見たばかりです(笑)

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2009-10-14 14:15
施基さんへ。
こんにちは。メッセージどうもありがとう!
ご覧になったのですね?良かったでしょう?
武田優子さんは本当に達者。あの役は美味しいですからね。でも、そう簡単には出来ない役。柄と言う事もあるのでしょうけど、水を得た魚のように生き生きと演じていました。真っ赤な糸玉ですけど、赤い糸の因縁って日本的な考え方なんでしょうかね?外国にもあるのかな?僕も耳から離れず、気が付くと口ずさんでいたりします(笑)劇中のオリジナルの歌も非常に効果的でした。なかなかこうは行かないものです。

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2009-10-14 14:23
Brighton Rockさんへ。
こんにちは。メッセージどうもありがとうございます。
舞台、観に行ってくれたんですね。良かった、記事にして(笑)
真っ赤な人魂?????(笑)まぁ、そう聞こえないこともないけれど、非常にいい感じに仕上がっていましたね。後から付け足した歌なのに芝居のテーマ、本質をズバリ歌い上げたいい曲だと思います。ホラ、ヒット映画のエンディングに詰まらない日本の歌がくっ付いて大顰蹙を買う事があるじゃないですか(笑)アレとは正反対でしたね。女優に歌える人が多かったのも一因かな?小谷くんはバンビですね(笑)そう、バンビ。そのバンビがムンムンの暗い魅力で花嫁を奪うんですから、並大抵の役作りじゃなかったと思います。幾ら名戯曲で、台詞が練られていても、また、どんなに大役者でも、自分にない引き出しは出せませんものね。いい経験になったんじゃないでしょうか。これからの活躍が楽しみでなりません。所で、赤煉瓦って会場の対岸ですか?まだ行った事ないのですよ……。

ブノワ。
Commented by shiki_cappa_m at 2009-10-15 09:22
再びおはようございます。
遅れましたが、TBさせて下さいね。
あの空気、感覚、忘れないようにと思いつつも、言葉にするのが難しい…。
千秋楽、楽しんで来て下さいね。

施基
Commented by raindropsonroses at 2009-10-15 17:20
施基さんへ。
こんにちは。メッセージとトラックバックどうもありがとう。
芝居を観終わった後のメッセージ、本当に嬉しいです。
しかも、可成りお気に召したようで何よりです。
施基さんの文章を読んで、僕も改めて気付いたことも沢山あったり……こうしてブログをやっていると面白い事があるいい例ですね。そう、もうスグ千秋楽なのね。舞台っていつか終わっちゃうじゃないですか。だからいいのかもしれませんが、何だか寂しい気がします。思い残すことがないように楽しんで来ますね!

ブノワ。
Commented by Coucou at 2009-10-23 20:34 x
ブノワ。さま、こんばんわ。ワタクシもこの舞台、観てきました。
皆様の仰るように、俳優陣、とくに小谷真一さんが魅力的であることはもちろん、音楽が効果的、衣装含め、舞台、小物などの芸術が作り出した会場にいたらなんだか不思議な感覚になり、非日常、スペインのまさに演じられている時代に舞台に迷い込んでのぞいているような気持ちになりました。いわゆる劇場で観る舞台と違って、とても面白かったです。

で、ワタクシ・・・、レオナルドにさらわれたいです(殴)アイタタ
Commented by raindropsonroses at 2009-10-25 07:40
Coucouさんへ。
おはようございます。メッセージどうもありがとう!
Coucouさんもご覧になった?良かったですよねぇ。
公演が終わって日が経つに連れて記憶が鮮明になります。出演者が多めの芝居ですが、適材適所、要になる所にいい俳優を配して引き締まった感じになっていましたね。「血の婚礼」はどの役がコケても話しが成り立ちませんから。tptの舞台はいつも衣装が抜群に素晴らしいのですよ。役を演じるにあたって衣装は非常に大事なもの、贅沢だと思います。音楽もねぇ……「真っ赤な糸玉」=「赤い糸」の日本的な発想がスペインの大地に驚くほどマッチしていたように思います。あちらにも赤い糸で結ばれる……なぁ〜ンて考えあるのかな?Coucouさん、レオナルドにさらわれたい?曾ジイさんを転がしましょう!(笑)

ブノワ。
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1000本の薔薇と猫8匹。   宛先は世界のどこか、     受取人は架空の誰か、     そして消印は………。    「匂いのいい花束。」を    あなたに………。          


by raindropsonroses
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