匂いのいい花束。ANNEXE。

茶の湯の心。

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珍しくブログの記事のために写真を撮ってみました。
僕がコレクションしている器類の中からこれまた珍しく抹茶茶碗を二客。
僕、古伊万里などの磁器は集めていますが、土物はあまり興味がないのです。

奥の茶碗は、今は袂を分かってしまいましたが、かつての友人が僕に譲ってくれたもの。
友人宅でお茶を戴いた時に茶碗を褒めたら気前良くくれたものです。
一般に「呼び継ぎ」と言われる技法で大きく欠けた部分を修復してあります。
「呼び継ぎ」とは欠けた部分を本来の破片じゃないもので継ぐことを言います。
この場合は、土物の器の欠けの部分を磁器の破片で継いだもの。
茶碗の厚みやアール(円弧)がピッタリで非常に良く出来ています。

それから手前の茶碗はチョッと前にオークションで落とした茶碗。
こちらも珍しく「かすがい継ぎ」と呼ばれる高度な技術で修復されています。
ただ単に漏れないように直してあるだけでなく、
その技術、繊細な美しさにおいて一級品だと思います。
この器、無傷の完品だったら全く興味を持たなかったかもしれません。
本来、傷はそのものの価値を下げるものですが、
傷が価値を高める事もある珍しいケースだと思います。

映画が好きな人なら覚えていらっしゃるかもしれませんが、
チャン・ツィイーのデビュー作「初恋のきた道」の中で、
水餃子を入れた器を転んで割ってしまい、行商の職人が、
かすがい継ぎをして直すシーンがありましたね。少女が焦がれた人の想い出の器……。
映画の中でももっとも印象深いシーンだったように記憶してます。

「利休七則」の ” 花は野にあるように……。" に則って、
近所で拾って来た芙蓉の落ちた花を彩りに撮影です。

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友人達は僕のことを多趣味だと言います……まぁ、確かに(笑)
でも、何れも一つ一つはそんなに深くはありませんし、極めたものもありません。
身体を動かすこと……スポーツ系の趣味は全くありませんが、
三味線、香道、絵画、読書、写真、音楽鑑賞、映画鑑賞、観劇……。
所謂、文科系?それからコレクションする事にかけては筋金入りだと思っています。
そんな僕がこの年になって心残りに思っている事が一つだけあります。
それは茶道と全くいい縁がもてなかったこと。
親友の中には稽古に励み、季節季節の茶事を楽しんでいる人もいます。
日本人の精神文化の基本とも言える茶道……興味は津々です。
僕が茶道に縁がなかった理由……と、言うか、
今日は、チョッと批判的になった理由を書いてみようと思います。


茶の湯の心って一体、何でしょう。
一般的な答え、要約してみれば「人を持て成す心」ですよね?

初めに写真の説明をしましたが、奥の茶碗をくれた友人。
随分と前に止めてしまいましたが、彼はバーを経営していました。
そのカウンターで1人グラスを傾けている時に小耳に挟んだ会話の断片……。

 「宗匠に頼んで箱書きをして貰ったんですよ。◯◯万円お包みしました。」

 「このお軸は◯◯円で買ったんですよ……おほほほほほほ。」
 
 「この茶碗はお高かったのでねぇ……君の給料の2ヶ月分くらいかなぁ。」 

なぁ〜ンだ、何事も金かい……そう思っちゃいました。
持て成しの心どころか、先ずは形や見栄ばかり?
日本の伝統文化は形を重んずるところが往々にしてあります。
先ずは形から入る。その形を何遍も稽古に稽古を重ね自分のものにして行く。
その「形」も決して訳なくあるものではありません。
そうでなければならない理由があっての「形」なのです。
季節、季節の草花、茶碗や掛け軸、出席するにあたっての着物もそう。
決まり事や形は大事です。それなくしては成り立たない部分もあります。
だけど、本質を忘れてその形の上澄みだけを珍重するようになっていやしない?

箱書きして貰うことにより、一見、価値のなかったものが、
物凄い価値を持つようになる(そう見える)
今の世の中、全般に言えることなんですが、
名もなきものは優れていないか?……さにあらず。
名を成したもので下らないもの、価値の無いものは沢山あります。
反対に、名もなき素晴しいもの……それは見る人の目……次第ですね。
まだ名は成していないけれど、そのものの持つ光輝くダイヤモンドの原石の価値。
それを見抜く目、世評に左右されずに本物を見抜く目が必要になります。
美に対する自らの確固たる信念……是非、持ちたいものです。

僕はね、会話を聞いていてその辺の諸々が凄く下らなく思えたんです。
精神よりも既に形骸化した「茶の湯の心」が可笑しくて仕方なかった。
権威主義?上のものにオベッカ使って取り立てて貰って……。
断っておきますが、茶道にいそしむ方、全てではありませんからね。
ごくごく一部の「茶の湯の心」を見失った連中のエピソードです。

それから、これは実際に体験したことなんですが、
僕が習っていた香道の教室。毎回、とてもいい感じで稽古をしていましたが、
年に1回、香道と茶道の普及とお披露目を兼ねて会が催されていたんです。
チケットは香席とお茶席がセットになって1枚5000円でした。
チケットを買った人は漏れなく香席とお茶席に出ることが出来る……そんな気軽な催し。
勿論、正式のものではなかったけれど、そこはご愛嬌、
香道と茶道を広く一般に知って貰って、その人口を増やすのが目的です。
参加者は未知の世界に少しの気後れと不安を胸に抱いて会場に来ていた訳です。
だって、皆、初めての体験です。日本人だって知らない伝統は沢山あるんですから。

僕は香道の方の会の雑事がありますね。準備からお客さまのご案内まで。
そうは言っても友人知人も沢山、呼ぶ訳です。皆に広く知って貰い楽しんで貰いたいから。
香席が終わり、時間を作ってお茶席に友人達を連れて行った時のこと……。
既に前の回のお茶席が始まっていて、茶室の周りには誰もいませんでした。
係とおぼしき男性を見付け、次の回に4人で参加したい旨を伝えようと思ったのですが、
その、係の男性の見下すような態度、視線、小馬鹿にしたような様子に、
二の句がつげませんでした。勿論、大変に混雑しているのは知っていました。
香席もアッと言う間に一日の定員が一杯になってしまっていたくらいですから。

その係の人の態度は茶道の「客を持て成す心」から大きく外れてはいませんか?
「茶の湯の心」の精神から大きく逸脱していませんか?
仮に、既に一日の定員が一杯でも、他にもう少し接しようがあったハズ。
こちらは失礼のないように精一杯、襟を正し、着飾って来ているのですから。
敷居が高く慣れない茶道を経験したい……純粋な好奇心を踏みにじられました。
続けて出て来た、その係の目上の人も物凄く感じ悪かった……。
まるで下々の者を見るかのような上から目線で全く取り合ってくれません。
僕等は正規の代金を払ってお茶席に出席する権利があるのです。
言わば、お客さまなのですよ……少なくともそのお客さまに対する態度ではなかった。


呼び継ぎの茶碗をくれた友人の面白いエピソードがあります。
僕と同じく骨董大好きの彼は、足繁く懇意の骨董店(茶道具の)に日参し、
一目惚れした茶碗を清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入しました。
分割の支払いはキツいけれど、心は羽根が生えて今にも飛び立たんばかり(笑)
後生大事に家に茶碗を持ち帰り、腫れ物にでも触るように包みから取り出し、
そうだ、汚れを落とさなきゃ……と、ばかりに中性洗剤で洗ったところ……。

な、な、な、何と!その茶碗を美しく彩っていた古色が綺麗サッパリ落ち、
まるでその辺のスーパーで買って来たような新品の茶碗になってしまったそう(笑)
結局、返品どころか返金にも応じて貰えず泣き寝入りだったとか……。
古色と汚れは紙一重?聞いていた仲間は大笑いだったけど本人は悲しいですよね。
そんなこんな、僕の茶道に関する印象は物凄く芳しくないのです。
もしかして、きっと素晴らしい出逢いで茶道を楽しむ事が出来ていたならば、
人として尊敬の出来る師匠と出会う事が出来たのなら……。
人生において掛け替えのない経験をし、精神的な成長をしていたかもしれませんが、
こればかりは仕方ありませんね。出逢いがなかったのですから。

ここに書いた僕が経験した茶道の世界に限らず、
今の世の中、人のことを思いやる気持ちが大きく欠如していますね。
自分さえ良ければそれでOK。先ず、自分。I love me !
自分の子供を差し置いても自分……残念かなそんな風潮が蔓延しています。
簡単なことだと思うんです。自分がされてイヤなことは人さまにしない……です。


この茶碗も何れはお茶を楽しんでいる親友に譲ってしまう積もりです。
大酒飲みの彼女……これで茶碗酒など飲まないことを願います(笑)


草々

2011年10月10日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2011-10-10 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(20)
Commented by omemetan at 2011-10-10 00:45
ブノワ。さん、こんばんは。
素敵な茶碗ですね♪
さすが、ブノワ。さん。目のつけどころが違います。
お茶を習ったからと言っても、その心まで学ぶことは
なかなか出来ないんではないですか。
感じられる心、精神がないと。
写真もそうですよね。技術だけではないです。
千利休を心から理解出来ている方もなかなかいないと思います。
着物の世界もそうですよね。
権威、権力にしばられていることは、どの世界もありますね。
義理父は、京都で千宗室さんにお茶を習っていましたが「客を持て成す心」が一番大事なのだから、
お点前に縛られることはないといつも言っています。
私もそれでいいと思っていますが、一通り習うこともまずは大事だと思います。
バレエも基本が大切と森下洋子さんが言っていました。
そのほうが、美しい所作が出来るんだと思います。
Commented by nonnakaori at 2011-10-10 07:05 x
おはようございます。
素敵なお茶碗。
私も茶道には、縁がありませんが、抹茶の味が好きでシャカシャカ我流で飲んでいます。
20代の頃お稽古に通ったんですが、フェアーでない先生が苦手でやめました。
茶道具は買えませんが、見るのが好きです。
今、一番勉強したいのは、茶懐石のお料理です。
かすがい継ぎの茶碗をみると、私も大好きなあの場面が目に浮かび、先生の本を読むまるで歌っているような美し中国語のシーンが思い出されます。
かすがい継ぎの茶碗はもう少し可愛がって手元に置いてあげて下さい。呼び継ぎもご縁がありやってきたので、猫どもと同じように、もう少し愛でて置いてあげて下さい。素敵なものを見せて頂き、気持ちの良い朝です。
久しぶりに、私も50年前、母が萩土産にくれた茶碗を出してお茶を飲みましょう。
Commented by maria at 2011-10-10 14:52 x
お久しぶりです。金木犀の香る季節となり 心も身体も生き生きして参りました。

私、息子と縁あり茶道を嗜んでおります。丁寧な作法や茶を点てている空間がたまらず愛しく思っております。

また 茶花の潔さ、、、眺めていると、自分の厚かましい思いも取れていくようで、、、。

戦国時代、戦いを前にしての茶。覚悟の一服であったのでしょうね。

ブノア。さんに一服の良縁があります様。
Commented by mchouette at 2011-10-11 09:13
ご無沙汰しております。
先日はお気遣いありがとうございました! 相変らず精力的に充実した日々を送られているご様子が文章から感じ取れます。私は相変らずブログに関してはいまだもってへたっておりますが、ブノワさんとこにきて元気もらったみたい。継いだ茶碗いいですねぇ。それだけでぐっと愛着と味がわいてくる。「初恋のきた道」あのシーンで、どれだけ大切に秘めた思いを慈しんでいるかがあのシーンで感じ取れたとても印象的だった場面。私も知人の方から継いだ煎茶茶碗をみせてもらって惚れ惚れと眺め、たしかブログ記事にもしたような…。
「もてなし」に限らず人の世って相手を思いやって相手が動きやすいように心をかけるって事なんですよね。悪気はないんだろうけれど、もう少し気が回らないの?ってカリカリしてしまうことに出会ってそんな自分にちょっと自己嫌悪。阿呆になることもまた難しいですね。ともかくもまたまた美しいものに目を向けて暮らしましょうと、ブノワさんの文章読んで思い新たに。
また遊びに来ますね♪
シュエット

Commented at 2011-10-11 09:18
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by May at 2011-10-11 19:01 x
ブノワ。さまへ
美しいですね~
「呼び継ぎ」というのですか?飲み口のところのカーブと
それから底にかけての縦のカーブと・・両方ぴったりあわないと
こんなに綺麗に出来あがらないでしょうね。難しそう・・・
あと、厚みも揃わないとだめなんですね。
手前の器も素敵。。
もう差し上げることが決まっていて、さようならの記念写真?ですか^^
そんな気もしました。
あの・・・いじわるな人のことですけれど、
いじわるってほとんど羨ましい気持ちや妬みからきていると思います。
この人は高飛車で感じが悪かったんですね。
お茶碗を見てその時を思い出すなんて・・・あんまりですよね。
ブノワ。さま、どうかまたお茶の世界とよいご縁がありますように。
Commented at 2011-10-12 01:29 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by aoi at 2011-10-12 23:42 x
ブノワ。さん、こんばんは。

祖母はお茶の先生でしたが、看板なしでおりました。ある時なぜか聞いてみたら「世界が違っちゃうのよ。私は本当にただお茶を楽しみたい人としかお付き合いしないし、教えないから」とのことでした。この器がいくらで…とかそういうのが大嫌いでした。
「なんちゃって茶道と華道を知っていれば十分」と、教え込もうとはしませんでした。
今となっては、「なんちゃって」でももっと教えてもらえばよかったと思います。
それにしても姿のいい、お茶碗ですね。
「呼び継ぎ」…昔の人は遊び心とお洒落と、大事にする心をもっていましたねぇ。いつからこれらにお金が移るようになっちゃったのでしょうか?
私の周りの茶人のお婆様たち、一番気に入った茶器で朝がゆを召し上がっています。
最初は仰天したものの、何人も見るうちに「私もそんなおばばになりたい」と思うようになりました。
Commented by かな。 at 2011-10-12 23:50 x
ブノワ。さん、おばんです♪
元の姿も手にしっくりと馴染む良いお茶碗だったのでしょうね。
欠けを接ぐことで、別の美しい景色に出来る技術と大切にする心
人の手の仕事って素晴らしいですね。

箱書き、、それで価値を左右するのって、
肩書きでしか人を判断しないのと同じだわね。それでしか判断出来ない人
お茶席、不快な思いをして残念でしたね。
形だけの茶道をされてる方達との出会いでなかったら
ブノワ。さんが茶道にも趣味をもっていたかもしれないのに、、、

お茶碗、お酒も美味しく頂けそうですネ(笑)
私は、抹茶茶碗でお茶漬けを食べるとのが好き~~(爆)怒られそうだけど(汗)
なぜだか?他のお茶碗で食べるよりも美味しいのです。
芙蓉の花、美味しい和菓子のように見えます。
お茶漬けに使ってるお茶碗にも、たまにはお茶を点ててあげたくなりました。

香木、見た眼はただの木、それも年月がたった木が良い香りがするのがとても不思議です。
Commented by unjaku at 2011-10-13 06:42
ブノワ。さん おはよ。
今回の記事は、何度も読みながら、色々と思い出したり
考えたりしていました。
私も昔、お稽古に通っていた時期があります。
でもだんだん気が付くようになって、
居間の茶道は、形骸化して堕落してしまっている、と思うようになったので辞めました。
今は、自分の好きな茶碗で手前流です。

映画、初恋のきた道はきれいすぎて何だか今一つなのですが、乙女の純愛物語と思えば、それはそれで十分楽しめました。
主人公の娘が恋い慕う青年と離れ離れになり、壊れてしまった器を治してもらいながら、母親が「娘の心を持って行ってしまった。せめて思い出だけは奇麗に残してやりたい。」
鎹治しをしてもらうシーンは、やはり印象的でした。
鎹・・子はかすがいなんていいますが、こんなところから
来ていたのですね。
鎹治し、美しいと思います。
Commented by raindropsonroses at 2011-10-16 08:51
おめめさんへ。
おはようございます。お元気ですか?先日はバッタリ……大変に嬉しかったです。
さてさて、おめめさんのお宅は生活の一部に茶道がキチンと取り込まれていて羨ましいです。美しい義姉さまでしたっけ?お手前のお写真、見せて貰いましたよね。僕ね、形って物凄く大事だと思っているんです。形、基本……それらなくして何事も始まらないって。一見、滅茶苦茶に見えるピカソの作品も、その十代の物凄いデッサン力があってこそですもんね。器に限らず、僕って少々壊れているものが好きみたい(笑)経年の美?乱雑に扱われて傷んだものは悲しいけれど、丁寧に大事にされての傷は美しいと思っちゃいます。さらにそこに日本人ならではの感覚で修復が施されて……僕ね、来年こそは金継ぎに挑戦したいと思っているんですよ。権威、権力、制約……けっこう毛だらけ。その中で自由を謳歌すればいいのです。そろそろ好い季節です、着物着たいなぁ……。

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2011-10-16 08:58
nonnakaoriさんへ。
おはようございます。いつもメッセージ恐縮です。
フェアーでない先生……沢山いそうですよね(笑)もっとも、そう言う先生が矢鱈と目だつのかもしれませんが……。人さまにものを習うってなかなかないことだと思うんです。子供じゃないんですから好きで習う、そこで「?」マークが沢山飛んじゃうとキツいですね。一応、門を叩いたからにはあちこち浮気出来ないし……出会いですかね。僕は残念ながらいい出会いはなかったけど、これからもまだまだ期待していいでしょうか?茶碗はもう少し僕の元で可愛がってあげます。譲っちゃう女性は僕よりもチョッとだけ年上ですから、お互いに意地張って根性で長生きしたりして(笑)茶懐石……nonnakaoriさんは料理上手ですからねぇ……イタリアで披露なさるよう頑張ってみて下さい。そうそう、昨日、鎌倉のCHIEさんのお店、時間がなく泣く泣く素通りして参りました……来月には遊びに行きたいなぁ……。

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2011-10-16 09:02
mariaさんへ。
おはようございます。メッセージどうもありがとうございます。
金木犀ですが、匂い立つように咲いてみると、結構、そこここに植えられているんですよねぇ……それもそろそろお仕舞、本格的な秋に突入です。さて、息子さんとお茶を楽しまれているとか……羨ましいです。僕、天の邪鬼でしょう?記事に書いたエピソードの数々を見聞きしているうちに嫌になっちゃいました。オマケにお茶席の無礼……まだ遅くないですかね?いい縁があるといいのですけど……なぁ〜んて言いながら、いざとなったら「茶碗が、お軸がぁ!」って大騒ぎしそう(爆)

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2011-10-16 09:09
chouetteさんへ。
おはようございます。本当、久し振りです。お元気でしたか?
先日は失礼いたしました。ホラ、僕って小森のおばちゃま並に心配性だから(笑)でも、ブログも更新なさったみたいでホッと一安心です。僕ね、傷を直したものって物凄く惹かれるんですよ。何ででしょうね。そこに愛着が感じられるからかな?20代の頃に足繁く通った骨董屋の女主人が「継いだものを見ると◯◯さんを思い出すのよねぇ。」って。これはまたちょっと違う意味合いがあるんですが……ホラ、お金ないから完品のお高いものはなかなか買えなかったのですよ。まぁ、それはそれで失礼な発言と今でも憤慨するのですが(笑)僕等は幸せですね。日々の色々なものを映画に重ね合わせてさらに楽しむことが出来る……映画さまさまです。「持て成し」とか「思い遣り」って、今の世の中、思い切り欠如しているじゃないですか。チョッとその辺の事も考えながら、我が身を振り返って生きて行きたいかなぁ。

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2011-10-16 09:11
記憶を辿ってさんへ。
おはようございます。わざわざメッセージありがとう。
大丈夫、僕、全然気付いていませんでしたから(笑)そんなことよりお元気だったことが何よりです。これからも一つ宜しくお願いいたします。

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2011-10-16 09:18
Mayさんへ。
おはようございます。いつも素敵なメッセージありがとうございます。
そう、「呼び継ぎ」と言います。なかなか条件が合わないので、いいものは少ないと思います。無理矢理、継いだものってどことなく不自然ですから。僕が貰った茶碗は、厚み、カーブ……それはそれはドンピシャでした。これらはまだもう少し僕の元で可愛がる積もりです。何れね、何れ(笑)お茶席で僕等仲間の前に立ちはだかった青年は、つんつるてんの着物で僕等を見下しました。 何か気に入らなかったんでしょうかね?まぁ、大したお教室ではないのでしょう。目上の者も失礼でしたから。いい出会い、あるでしょうか?この年になるとなかなか腰が重たいのですよ(笑)そうそう、昔2回ほど映画化された「千羽鶴」のお茶のお師匠、杉村春子と京マチ子がそれぞれ因業なお茶の師匠を演じていましたっけ(笑)映画で観る分には面白いんですけどね、自分の身に降り掛かると怒ります(笑)どうぞ、いい縁がありますように。

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2011-10-16 09:23
素敵な30才さんへ。
おはよう!メッセージどうもありがとう。
久し振りですね、元気にしていましたか?そろそろ色々な意味でバタバタなんじゃない?出来ることは何でもするから早めに言ってね。さて、素敵な30代のことですが。子供っぽさは素敵ですね。「少女のような、少年のような……。」褒め言葉だと思うけど、無謀さとはチョッと違うから気を付けて。君の場合はただただ無謀なの(笑)痛い思いをしてからじゃ遅いからね。素敵な30代になるチャンスが目の前にあるんです。アンテナをバンバン張って、魅力的な女性になって下さい。口煩い僕を黙らせるくらいにね(笑)
そうそう、このブログ、鍵コメントは不可にしてありますからね、ヨロシク!

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2011-10-16 09:32
aoiさんへ。
おはようございます。いつもメッセージありがとう。
この前、オークションで見ちゃったんですが、結構、大きく欠けた部分を漆で直してあって、そこに蒔絵が施されているの。綺麗だったなぁ……勿論、落とせませんでした……って、言うより最初から諦めていました。茶碗はお高いのです。手が出ません。かすがい継ぎのは根性で落としましたけどね(笑)おばあさま、お茶の先生でしたか。正式な作法とかではなくても、日々の生活から色々と学んでいるのではありませんか?僕は年長の先輩からそうやって色々と盗んで大きくなりました。人として間違ったこと……なるべくしたくないですから。抹茶茶碗で朝がゆ……いい習慣かもしれませんね。今度試してみようっと!そろそろ観劇のお誘いがあります。心しておいて下さいまし。

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2011-10-16 09:39
かな。さま。
おはようございます。メッセージ恐縮です。
そうなのね、諸々のことがなく、いい先生に出会えていたら、きっとお茶にゾッコン惚れていたでしょうね。自分でも心配なのは、偉そうなこと言っているクセに「この茶碗は、このお軸は……。」蘊蓄抜かしていそう(笑)箱書きの下りは大いに笑わせて貰いました。その宗匠って、一体、何者?ただの金の亡者じゃありませんか。そんなモノありがたがる方もありがたがる方です。無礼なお茶席の若者、「はぁ?」と、こっちを見下したあと、「フゥン」と鼻息荒く奥歯をギュゥ〜っと噛み締めました。おそらく面白くない事があったんでしょうね(笑)僕等は運が悪かったのでしょう。いい出会いってなかなか無いものだと実感した次第です。中島誠之助さんがよく「いい景色していますねぇ。」って仰言るでしょう?あれって最近ようやく分かって来たような気がするんです。景色……言い得て妙ですね。芙蓉が和菓子……かな。さまらしい!(笑)丁度いいしなび具合でしょう?スグにダメになってしまいますからね。

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2011-10-16 09:48
unjakuさんへ。
おはようございます。メッセージどうもありがとうございます。
結構な豪雨から一転、晴れて来ましたね。日曜日、如何お過ごしですか?
さて、骨董品は全く興味のない人間にはタダのガラクタなんですよね。悪友は「だって、それって人が使ったモノでしょう?」って(笑)このかすがい継ぎを見たもう一人の友人は「何だかフランケンシュタインみたい……。」って(笑)確かに両方ともその通りなんですが、どこかに嵌るスイッチって隠されているんですね。僕は可成り若い頃にスイッチが入ってしまった……いい趣味に出会えたと思っています。僕ね、来年こそ金継ぎに挑戦する積もりなんです。教材の欠けた器は沢山持っているのですよ。いつか必ず……そう思って後生大事に取っておきましたから(笑)来年の夏過ぎには作品をこのブログでお見せ出来るかも……絶対に上手いハズなんです(笑)自信家じゃない僕が言うんですから本当です(爆)「初恋のきた道」ですが、役者のデビュー作品って物凄く大事なのね。オードリー然り、いい役者はデビュー作が絶対にいいハズなんです。チャン・ツィイー……結構、好きなんですよ。

ブノワ。