匂いのいい花束。ANNEXE。

大失敗転じて福となす。

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仕事がデキる男は、才能と知識、それを充分に生かせるテクニック、
トラブルにあった時の機転、それに加えて段取りの良さが必要……。
これ、僕の持論です。

特に段取りは凄く大事だと思うのね。
テキパキと時間を無駄にしない作業効率。
サッサと山のような仕事をこなすのは見ていて格好いいです。

さてさて、自称「デキる男」のブノワ。さん(笑)
新年、恒例&吉例の年賀状書きで大ハッスル!
「デキる男は段取りザンスぅ〜!」ってなもんで、
山のような年賀状を前に襟を正します。
僕の年賀状の表面はお気に入りの写真が一面に入ります。
宛名面は全て手書き。一人一人におよそ200文字のメッセージを認めます。
これを一枚、一枚、仕上げていてはただただ時間を喰うだけ……。
「デキる男」は同じ作業を纏めてこなし効率アップを図ります。
先ず、宛名を書く上の部分とメッセージ欄を区切る罫線をダァ〜っと300枚引いちゃいます。
次に切手を貼る部分の下に朱で「年賀」とダァ〜っと書いちゃいます。
そして、去年は太変な一年だったので、
何となく祝う言葉、おめでたい言葉は控えたくて、
考えた末に「笑門来福」のタイトル文字を、
太いマジックでダァ〜っと300枚一気に書いちゃいます……。


穏やかな新年になる事を願いつつ、まだ陽が昇らないウチに一風呂浴び、

 「ポンっ!」

元旦だもの……と、勝手に理由付け、朝からシャンパンを開けます。
調子に乗って年賀状書きを進めていたんですが……。
きんがこっちをジィ〜っと見ている視線が切っ掛けで、
ハッと気付いちゃったんです……。

…………「笑門来福」じゃなくって「笑角来福」になってる!
「ガガガガガガァ〜ん!」ってなもんで、
新年早々100枚の年賀状を書き損じちゃいました……ショックぅ(笑)
下書きのときはちゃんと書いていたのにね。魔が差した?

でもね、「デキる男」はチョッとやそっとの事じゃへこたれないの!

 「機転、機転、機転が大事ザンス!」

いいよね、これで笑って貰えれれば、正に「笑門来福」じゃない。
第一、書き直したんじゃ葉書が勿体ないし、エコ、エコ、エコぉぉぉぉ〜!
それにね、もしもですよ、もしもこのブノワ。さんが、
川端康成級の大文豪にでもなったら価値上がるじゃん!
ノーベル文学賞でも受賞して見なさい!(笑)

勿論、そのまま出しちゃいました(笑)
ハァ〜……新年早々ビックリ。

「デキる男」の常として、原因を分析してみると……。
前日まで書き方の練習をしている時にズゥ〜っと思っていたのね。
「門」は間が取りにくいなぁ……「角」だったらまとまりいいのにって。
それからね、骨董大好き人間のブノワ。さんとしては、
こだわりポイントとして「笑門来福」の「福」の字を凝りたかったの。
古い伊万里焼きの裏の銘にあるんです。
「大明成化年製」とか「富貴長春」とか、四角い二重線の中に、
一文字「福」の文字が入っているもの……など。
今年はこの「福」の字の「田」の部分が渦巻き状になっていて、
一般に「渦福」と呼ばれている、縁起のいいものにしたい、
そのために何度も何度も渦を書く練習をしていて気もそぞろだった……。

原因はそんなところかな……。
まぁ、何れにせよ山のようにあった年賀状は綺麗サッパリなくなりました。
いいの、もう全部、投函しちゃったんだから!(笑)
清々しい新年を迎えたのは言うまでもありません。

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皆さんの正月はどんな感じでしたか?
実家に帰られた?それとも家でゆっくり過ごされました?
全く動かず暴飲暴食で体重倍増?(笑)
何れにせよ、新しい年が健やかで実り多い年になりますように。

今年も「匂いのいい花束。」を、
隅から隅までズズズゥ〜いと宜しくお願いいたします!


草々

2012年1月9日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2012-01-09 00:00 | 向き向きの花束。