匂いのいい花束。ANNEXE。

初ロンドンは休む間もない強行軍。

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拝啓

Rさん、その後お元気にお過ごしですか?
今年は未だ一度もお目に掛かっていないんですよ!
もう、新年会って言う時期ではありませんしねぇ……どうしましょう(笑)
ちょっと、当分の間予定が立ちませんので
お約束の写真を速達にてお贈りしますね。大きさは半切で良かったんでしたね。
お友達の結婚祝いに額付きでプレゼントすると聞きましたが、
この写真では暗過ぎやしませんか?まぁ、個人の好みもありますが……。

あれは何年前でしたかねぇ……僕がユーロスターでロンドンに遊びに行ったのは。
チケットはRさんに東京で手配して貰って、ファースト・クラスの旅でした!
車内で簡単な軽食とシャンパンのサービスがあったんですよ。
パリからおよそ3時間でロンドンのウォータールー駅に到着!
なぜかここで「♪チャンチャンチャンチャンチャン……ウォータルぅ!」と、
ABBAの曲を口ずさんでしまうのはご愛嬌として(笑)
Rさんに駅まで迎えに来て貰って2泊3日の強行軍の始まり始まりでした。

基本的に他力本願的な所がある僕は、
たった2泊だし、お金は1万円だけ両替して骨董市に備え、
食事は細かい所はRさんに出して貰い、カードがきく所は僕持ち……。
確かそんな具合でしたね。折角のロンドンなのに、なぜか初日の夕飯は
ホテルのベッドの上で買って来た焼きそばとお惣菜……。
まぁそれはいいとして、翌朝4時起きで向かった骨董市!
辺りは真っ暗闇で、何と皆さん、懐中電灯を持っての買物でした。
戦利品は、蓋がシルバーの香水瓶……思いの外ポンドが高いのにビックリ。
一旦、ホテルに帰って超不味いブレック・ファースト(笑)
なかなかどうして、噂には聞いていましたが、やっぱり英国の食事は不味い?
気を取り直して、朝靄がかかるハイドパークを散策ののち、
先ずは、何を置いてもナショナル・ギャラリーを見学。
当時、まだジェイミー・オリバー君が腕を振るっていたいたレストランでランチ。
彼は今、自分のレストランを持っているんでしたっけか?
午後は、テイト・ギャラリーを観てからお茶、金曜日だったので
午後遅くまで開いているナショナル・ポートレート・ギャラリーを見学……。

ナショナル・ポートレート・ギャラリーの素晴しさはまた今度お話しするとして、
その夜に食べたインド料理!この激マズ具合もまた今度と言う事にして(笑)
まぁ、よくぞ回りましたって言うくらいの超過密スケジュール。
こうして書いてみると、キングス・ロードから少し散歩して川を渡り
それから可愛らしい住宅街をプラプラした事がウソのように感じられます。
この写真を含めて、写真もかなりの枚数を撮って来ましたし、
一日24時間をフルに使ったって言う感じですかね……それにしても疲れた(笑)
この枯れた紫陽花の写真は、住宅街を歩いている時に発見し、
人様の庭に身を乗り出すようにして撮影した物です。怪しい人物?
まさにその通り(笑)この時はまだフィルムカメラを使っていたんでしたね。
何だか懐かしい一枚です。このカットは物凄いオーバー気味だったんですが、
ラボで思い切り露光時間を長くして貰って焼き付けました。
それが却っていい味になっている理由なんじゃないでしょうか?
一見、モノクロ写真に見えますが、冬のロンドンの空気感が素敵です。
ロンドンの写真、まだまだ沢山ありますから今度お見せしますね!
いい額縁が見付かるといいですね……よかったら紹介しましょうか?


敬具

2006年2月4日


ブノワ。


[ABBA (1974~1982)]
[Waterloo/恋のウォータールー (1974)]
[The National Gallery]
[National Portrait Gallery]
[Tate Gallery]
[Jamie Oliver/Jamie Oliver (1975~ )]
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by raindropsonroses | 2006-02-04 00:00 | 旅の栞。 | Comments(19)
Commented by しろたん at 2006-02-04 02:04 x
旅話でベッドの上で焼きそば・・・あぁぁいつもお上品なのに
庶民的な一面をのぞかせて、心わし掴みですねっ
もっと素敵な話期待してます。

Commented by raindropsonroses at 2006-02-04 07:29
しろたんへ。
おはようございます。実は、もう少しマシな物を食べさせて貰えると思ったんですが……右も左も分からないし、随分と抵抗したんですが、Rさん、ケチな物で(笑)でも、決して上品ではありませんからね。少なくとも下品じゃなければいいとは思いますが……仰天エピソードは山程あります。次回をお楽しみに!

ブノワ。
Commented by ダヴィデ at 2006-02-04 11:13 x
パリもいいけど、ロンドンもいいですよね〜なんといっても美術館がただ!!フランスは、どこも高いですし・・まあその分食事が旨いか。ユーロスター一回のってみたいなあ〜ファーストクラスじゃなくていいから(笑)
Commented by Brighton Rock at 2006-02-04 11:22 x
旅先での強行軍は目に浮かびます。私もな~んでこんなに歩けるんだろうってくらい、歩きますね、美術館巡り、骨董市、ストリートマーケット、それからスーパーマーケット(←これは必須)など街中をぐるぐると。一番好きなのは生活している地元民が住んでいる街を歩く(そこまでバスに乗る)ことです。キングスロードちょっと奥に入ったところは綺麗なドアの家がたくさんありますよね。そこでブノワさんは人目を忍んでこの写真を撮ったんですね(笑)。ちょっと想像してしまいました。私もいつもやってますので(爆)。
さて、ユーロスターのファーストクラスと聞いて、私はセカンドしか乗ったことない、とボヤいてしまいました。それに反比例してベッドの上でのヤキソバ。でも、旅先で疲れていると外にでかけて食べるのが億劫なときもあります、私も経験ありますよ、ホテルの部屋でテイクアウトの料理をパクつく・・・。それはそれでオツなものです、あくまでプラス思考で(笑)。今度は不味いインド料理ほかの話題を楽しみにしてます。(イギリスで不味いインド料理って、かなりレアな体験だと思いますよ。)
Commented by Brighton Rock at 2006-02-04 12:07 x
すいませんです、2度目の投稿です。今、何気なくJamie Oliver君の名前のところをクリックしたら、久しぶりの彼は随分大人になりましたね、もうびっくり。それに全く料理のできない若者をプロに育ててレストラン経営するフィフティーン計画も拡張してて、正直偉いなあと思います。このドキュメンタリーを見たことあります、もう子供をあやすように、所謂ニートな若者に根気強く教えていくんですから。改めて彼に興味がわいてきました。
Commented by raindropsonroses at 2006-02-04 12:40
ダヴィデさんへ。
こんにちは。そう、パリもいいけどロンドンもいいです……多分。
何しろこの一回ですからね(笑)今年の薔薇の時期にでもロンドン郊外の庭園巡りが出来れば高ポイント獲得なんだと思いますが(笑)ちょっと感じたのが、フランスよりもイギリスの方が階級制度がハッキリしていると言う事。僕はギリギリ差別と感じる所まで行きましたけど……。ユーロスターのパリ発はまずまずの食事、帰りのロンドン発は激マズでしたよ。これってやっぱり……(笑)

ブノワ。
Commented by raindropsonroses at 2006-02-04 12:48
Brighton Rockさんへ。
こんにちは。お返事一通で勘弁ね!(笑)旅のエピソードは、ボロクソにも称賛にもどちらにも言い換える事が出来ると思うんです。色眼鏡で見ればキリはなし、温かい目で見れば楽しい想い出です。しかぁ〜し!夕飯に食べたインド料理は激マズだったのだ(笑)あとで考えてみれば、他に客もいなかったし……まぁ、自己責任ですね。最初からは無理でしょうけど、二回目だったら地元の人達が生活している所にも足を伸ばしたいですよね。観光スポットばかりじゃ本当に理解した事にはなりませんから。ジェイミー君は大人になりました(笑)昔はマーク・レスターみたいだったものね。そうそう、今、我家には、ロンドンの個人宅の庭から失敬して来た薔薇の実から育った白い薔薇が咲いているんですよ!そうだ、大きい植木鉢に植え替えなくては……スッカリ忘れていました。まだまだロンドン珍道中エピソードは続きます、お楽しみに!

ブノワ。
Commented by pppm_mitsu at 2006-02-04 18:17
今日はCommentありがとうございました。
この写真、素敵ですね。
綺麗に額装してずっと壁にかけておきたい作品だと思います。
モノクロのようにノートリにして縁までプリントしたのが効果的で面白いです。

デジカメもいいけど、フィルムでもどんどん撮ってくださいね。
これからも楽しみにしています。
Commented by raindropsonroses at 2006-02-04 22:38
mitsuさんへ。
こんばんは!早速、遊びに来て戴いちゃって恐縮です。
実はこの写真、額装してPCの所に置いてあります(笑)僕の場合、フィルムで撮った分はいつもシートでベタ焼きして、イイ奴だけプリントするんですが、この写真は本当に真っ白に近いくらいオーバーだったんです。でもちょっと気になって(他にも沢山あったので)念のため露光時間を長くして焼いたらこんなのが出て来ました。カメラのシャッターのグリースが余計な所にくっ付いちゃってシャッターが上手く切れない時があったんですね。そんな訳でちょっと愛着がある一枚なんです。
先週もフィルムで撮ったので出来上がりが楽しみでなりません。
これからも宜しくお願い致しますね!

ブノワ。
Commented by hi-vison_1103 at 2006-02-04 23:17
こんばんは!
私は子どもの時から枯れたものも好きでした。
だから大人になって枯れ蓮を生けるとき、とても楽しいのです。
これも、素敵。byクロエ
Commented by raindropsonroses at 2006-02-04 23:52
クロエさんへ。
こんばんは。僕も枯れた物大好き!(笑)
紫陽花なんか、枯れて死んだ所に新芽が出て来るでしょう?生と死が背中合わせで素敵です。花は咲いているときだけが花じゃない、タイミング良く乾燥させればチューリップだってドライになるし、楽しめる期間は長いですよね……所で、枯れた蓮はどこで手に入れるんですか?

ブノワ。
Commented by nanacy at 2006-02-05 00:00 x
イギリスってなんであんなに物価が高いでしょうね。もっとも、ジャガイモには税金かかってないので大好きなジャケットポテトを食べてればそんなこと忘れてしまいますけど(笑)。その代わり、嗜好品はしっかり税金かかってますからお高いのなんのって。それに、地下鉄も一駅で400円ぐらいかかるんですよねぇ。ブノワさんがベットの上で焼きそばですか?想像すると可笑しい!(爆) でも、その気持ちよーくわかります。パリでは、ありえないでしょう?そういえば、ロンドンで伊勢海老の焼きそばを食べさせてくれるお店があるんですが、これが絶品なんです。ブノワさん、又、ロンドンにいらっしゃる機会があったら是非是非、お試しあれ~!です。
ロンドンの魅力の一つはやっぱりマーケットですね。といっても行った事あるのはコロンビア・ロードの花市場。それが楽しいんですよ。ガーデニング好きにはたまりません。花は日本に持ち帰れないので、アンティークのカフェ・チェアーを買ってきましたけど。いつもはひ弱な私、とっても不思議なんですが、そういうときはすごい力持ちになるんです(笑)。今日の写真もとてもいい雰囲気。色のトーンもシックで素敵です。
Commented by raindropsonroses at 2006-02-05 00:36
nanacyさんへ。
こんばんは。そう、ポンドもユーロも高いですねぇ……。
僕は買物だけが目的じゃないからいいのですが、ショッピング・オンリーの人は大変でしょうねぇ。フランスのシャンパンなんかは日本で買った方がズぅ〜ッと安いですもんね。ちょっとビックリ。ベッドの焼きそばはイヤだったんですよ。だってそうでしょう、考えられませんよねぇまったく(笑)オマケに激マズのインド料理……この敵はいつかきっと、薔薇の時期に再訪したいと思っています(笑)所で、nanacyさんの辞書と僕の辞書では微妙な点が喰い違っているみたいですね……「ひ弱」の所になんて載っていますか?パリから鉄の塊を持ち帰って来るような人を「ひ弱」とは呼ばないのですよ(笑)でも、確かに、どこにこんな力があるの?って自分でも驚く事がありますよね。巨大な額縁や食器の山、ブーツ4足にデキャンタにグラスで一杯の大きなカバン……なぁ〜んだ、買物星人じゃん(笑)伊勢エビの焼き曽我は今度nanacyさんがご馳走して下さい、宜しくお願い致します。

ブノワ。
Commented by gyuopera at 2006-02-05 07:18
ブノワさん、これ、不思議な雰囲気の写真ですねぇ。 私もドライのアジサイとても好きです。ずっと若い頃、友達のバースディーに、自分で作ったドライフラワーのブーケをプレゼントしたら、その頃はまだあまりドライフラワーってそんなに知られていなかったから、「あら、枯れてる~」と言われてショックだったことを思い出しました。
Commented by raindropsonroses at 2006-02-05 09:27
gyuさんへ。
この写真、本当に真っ白くらいにオーバー気味だったんです。
最初は何を写したか分からなかったくらい。でも、この紫陽花は大好きだったので無理を言ってプリントして貰いました。その際、どうしても廻りが被ってしまうんですが、それも味、フィルムの枠の部分を残して貰って焼き付けです。中身だけトリミングして焼くよりいいでしょう?でも、これをやってくれるのは日本のラボくらいじゃないでしょうか。そんな気がしています。
僕も年配の知り合いに露地物のイングリッシュ・ローズをプレゼントしたら、曲がっているはクネクネしているは……「これって、いつ摘んで来たの?」と言われ言葉をなくした事がありました(笑)大事に育てた薔薇をプレゼントする事って殆どない事ですからね。チョッとした一言って大事ですよねぇ……。

ブノワ。
Commented by hi-vison_1103 at 2006-02-05 11:35
ブノワさん、おはよ〜ございます。
枯れ蓮は生け花の教室に通ってるので、取引の花屋さんが「持ってれば」先生が調達してくれます。
ところで、もしよかったらバガテル庭園よりもっとパリ市内に近いところでお勧めの植物園はどこがお勧めですか?byクロエ
Commented by raindropsonroses at 2006-02-05 11:50
クロエさんへ。
おはようございます。猫が手をベロベロ舐めているのでキーボード打ちづらいです(笑)枯れ蓮、分かりました!でもなかなか機会がないのではありませんか?(笑)パリ市内で言うなら、矢張り、5区の植物園かチュイルリー公園、散歩程度なら、公園は詰まらないけどベルシーにも小さな薔薇園がありますし、そう、パレ・ロワイヤルもプラッと行くにはいいかもしれません。でも、バガテルも近いですよ。メトロの1号線ポン・ド・ヌイイーからバスで5〜6分、歩いて5〜6分で天国の入り口です(笑)僕は成形庭園はあまり好かないので、どうしても自然な感じのバガテルに足が向いてしまいます。

ブノワ。
Commented by しん at 2006-02-05 20:37 x
ブノワ。さん
初め何の写真かしらん?って思ったら紫陽花でしたのね・・・
私はイギリスは未体験です。住んでた人から話を聞いてみると食事は
そこそこ美味しいモノもあるよって事ですが、そもそも彼の舌が信用ならないので(笑)、是非一度は自らの舌で判断したいものです。
とても美味しい料理話も面白いですけど、激不味料理も興味があります。思い出したくないかも知れないけれど、今度紹介してみて下さいね!
Commented by raindropsonroses at 2006-02-05 22:07
しんさんへ。
そう、紫陽花でした。これはとても気に入って撮ったんですが、現像してみてガッカリ、真っ白に近かったんです。でも、諦められなくて無理に焼いて貰いました。半切(B3くらい)に伸ばしてPCの前に額に入れて飾ってあります。自分の作品を飾るって事はあまりしないので、どれくらい気に入っているか分かるでしょう?フランスは美食の国、イギリスは食文化がない……そう決めつけるのは危険ですね。だけど、あのインド料理のマズさと来たら!今までのワースト3に見事入ります。もう一つは家の近くの寿司屋(笑)そんな激マズの料理の写真はないけど、近々、アップしますよ。しんさんのためですからね!

ブノワ。