匂いのいい花束。ANNEXE。

シャンパニエット!……ベロンベロンの夜(笑)

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拝啓

Hさん、元気ですか。この前はありがとう。スッカリ寛いで長居しちゃいました。
まだまだ沢山、仕事が残っていたのにゴメンなさいね。
あの後、微酔い気分で歩いた夕暮れの恵比寿は凄かったですよ。
銀杏が真っ黄色に色付き、強風で一度に落葉したものだから道路が一面黄金色!
暗がりにまるで歩道が光っているみたいで美しかったです。

微酔いと言えばバルセロナの大酔っ払い事件(笑)あれは凄かった。
別に暴れた訳じゃありませんけどね(笑)今回のバルセロナは3泊でした。
じっくり歩くには十分じゃないけれど、お楽しみはまた次回に……早々に割り切りました。
それでも見たい所は一通り見ましたか。不案内で心細い異国の土地を楽しく
豊かな物にしてくれたのはバルセロナに住むお友達。
お言葉に甘えて3日の内、2日も夕飯を付き合って貰っちゃいました。
矢張り、地元の人ならではの穴場的な美味しい店に案内して貰ったんですが、
その時に大酔っ払いした訳じゃありません。その時は紳士でしたからね(笑)
その話しはまた次回に。問題は一人で夕飯をした晩が凄かったんです(笑)

僕の場合、旅行の時に綿密に分刻みで予定を立てて行く割りには、
食事に関しては日本からあらかじめ予約など、決めて行く事は殆どありません。
大体、何軒か目星い店をピックアップして行くだけ。所が、今回のバルセロナで
どうしても行ってみたいバルがありました。その店の名前は「El Xampanyet」
ガイドブックで見たんですが、なんでもこの店オリジナルの「Xampanyet」なる飲み物、
カタカナで書くと「シャンパニエット」になると思いますが、
白ワインを炭酸で割ったシャンパンのような物が名物らしいのです。
非常に混むと聞き、僕にしては珍しく、7時の開店に合わせて一日の予定を組んだ訳です。
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朝から美術館を堪能、午後は近郊に足を延ばしてガウディの教会を見学。
市内に戻りピカソ美術館をゆっくりと観終わると大体6時50分になろうとしている所。
店の前まで行くと既に黒山の人だかり!兎に角、物凄い人気にビックリでした。
殆どがカップルかグループ客、僕だけ一人だったので、奥床しく一番奥の席に陣取り
飲み始めたおつまみが2枚目の写真。イベリコ豚のハムにラ・マンチャ地方のチーズ、
チーズは随分食べちゃっていますね(笑)写真にはないけれど、
ホッペが落ちんばかりに美味しいバスク産のアンチョビにドライ・トマトなどを頼みました。
全てのオツマミにはバケットにオリーブ・オイルとニンニク、トマトを軽く塗った物が付いています。
そして噂のシャンパニェット。これがまた旨い!白ワインを炭酸で割ったと聞くと、
何だか水っぽく薄まる感じがしますが、黙って目をつぶって飲むと
シャンパンと間違えるほど濃厚な味、グビグビ、ゴクゴクゴックン……。
店の一番奥でいい気になって、気が付くとこのグラスを8杯空けていました(笑)
グラスが空きそうになると店のポール・サイモン似のシニョールが
こっちを見てシャンパニェットのボトルを顔の高さまで上げ、無言で
「もう一杯どう?」とウインクし、首をチョッと傾げて秋波を送って来ます(笑)
調子に乗っての8杯は足腰に来ました。オマケに相当な飲んべえと思われたのか、
サービスで甘い食後酒とお菓子まで出して貰いご機嫌な僕。
ちゃんとホテルに辿り着いたのが不思議なくらい千鳥足でベロンベロン(笑)
酔い覚ましのために入ったバス・タブで滑り、危うく引っ繰り返りそうになり、
根性でこらえましたが、もし転んでいたら尾てい骨を骨折、救急車ものだったでしょうね。
旅先のホテルの風呂場で全裸で発見されるなんて……おぉ、恥ずかしい。
旅先では慎重な僕にしては珍しいエピソード、ブノワ。危機一髪、
危ないところで大怪我でしたよ。次回は友人を連れて行きたいバル、
Hさんも機会があったらどうぞ!百聞は一見にしかずです。
一枚目の写真、手前の長身&ハンサムが僕です……嘘!(笑)


敬具

2006年12月16日


ブノワ。


[El Xampanyet/Montocada 22, Barcelona Spain/9933 197 003]
[Paul Simon (1941~ )]

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by raindropsonroses | 2006-12-16 00:00 | バベットの晩餐会。