匂いのいい花束。ANNEXE。

クレマチス絡まる終の棲み家。

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拝啓……T・Tさんへ。

随分、涼しくなりましたがお元気ですか?
ウチの駄猫達は一日中ベランダで過ごすようになりました。
暑い盛りは一歩も外に出なかったのに現金な物です。

さて、先日は、素敵なお菓子をどうもありがとうございました。
「凮月堂」のゴーフレット!あれ、大好きなんです。
入れ物がまた素敵でした。クレマチスの缶に入っていたんですよ。

実を言いますと、クレマチスは、薔薇、クリスマスローズとともに
僕が大好きな3大花なんです。今はベランダで薔薇を育てていますが、
行く行く、パリ郊外に庭付きの一軒家でも持ったら
そこに手に入るだけのクレマチスを植えたいんです。
クレマチスは、根を痛めるのを極端に嫌がります。
ですから、なるべく植え替えをしたくないんです。
クレマチスの本も買ってありますよ。写真がとても綺麗な本なんですが、
あまり見ないようにしているんです……欲しくなっちゃいますからね(笑)
あぁ、クレマチス、手に入るだけ全種類欲しい!

この写真は6月のバガテル庭園で撮影した「Prince Charles」と言う種類です。
名前はチョッと……なんですけど(笑)どうです、綺麗でしょう?
よく、薔薇と相性がいい植物の代表にあげられるクレマチス。
所謂、「コンパニオン·プランツ」って言うんでしたっけ?
でも、ちゃんと勉強して、開花期を会わせないと悲惨な事になりますね(笑)
一緒に咲いていないと意味ありませんものね。
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上の写真は、ディエップから車で10分の所にある
「Varengeville-sur-Mer ヴァランジュヴィル·シュル·メール」と言う
世にも美しい村にある庭園、「Parc Floral des Bois de Moutiers」で撮影した
薔薇「Buff」Beauty」とクレマチス「Tartu」の組み合わせ。
「Buff Beauty」は、天高く4メートルくらいまで生い茂り、
下半分にクレマチスが絡みます。ブルーとイエローのコントラストが綺麗です。
この庭園ですが、フランスの庭園を採点したガイドブックで、
歴史面と植物面の両方で★★★★はここだけだそうです!本当に見事な庭園でした。
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もう一枚は、バガテル庭園の薔薇園に向かう途中の、
季節の花や、野菜などを植えてあるコーナーの
日当たりのいい壁面に仕立てれた「Margot Koster」と
赤い薔薇の組み合わせ。薔薇の名前は分かりませんでした。
暖かい壁面に薔薇が優美に絡み付き、
矢張り、下半分くらいにクレマチスが絡みます。少しオレンジがかった赤い薔薇と、
明るい赤紫色の組み合わせが意表をついて綺麗です。

友人がオルレアン出身なんですが、彼の実家のスグそばに、
何と、クレマチス園があります!彼の美貌お母さまから聞きました。
もし買う時は、そこの苗を全部買い占める積りです(笑)


敬具

2005年9月6日


ブノワ。


[Buff Beauty (S) Bentall, 1939]
[Parc Floral des Bois de Moutiers]

★皆さんご存知の「駒場バラ園」さんが今年一杯で規模を縮小されます。
 現在、近くの新公園予定地に「駒場バラ園」さんの貴重な薔薇を移植する
 署名運動が始まっています。HPを見て趣旨に賛同された方は、
 HP右側の「最新記事」の上から二番目に、是非、コメントを書き込んで下さい。
 ヨロシクお願いいたします。
[新·駒場バラ園を作る会]

ほっとけない 世界のまずしさ

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by raindropsonroses | 2005-09-06 00:00 | 旅の栞。