匂いのいい花束。ANNEXE。

極上の料理とサービス……トラットリア マチ。

e0044929_1955812.jpg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

あれは確か去年の今頃、知り合いに頼まれて薔薇のカタログの翻訳の仕事をした。
しかもフランス語!勿論、僕のフランス語力で翻訳なんて出来る訳もなし、
ハタと思いつき、日本語をはじめ、中国語、英語、ドイツ語、スペイン語に堪能な
フランス人の友人、Wくんに簡単な直訳を頼んだのでした。
それを僕が植物、薔薇の専門用語に置き換えて行く……そんな作業でした。

仕事帰りのWくんを待ったのは、最近ではスッカリご無沙汰で、
最後に来たのは何年前か覚えていないくらい懐かしい東急東横線の学芸大学。
学生時代の大親友が住み、初恋の人が住んでいた街……。
時間通りにやって来たWくんと駅前のカフェに陣取り早速、翻訳に取り掛かって貰う。
さすがに仕事が出来るWくん。アッと言う間に翻訳を終わり、
僕はと言えば後で読めなくなって困らない程度の速記で応戦、
早々に仕事を終わらせ、Wくんがよく通うアジア料理のレストランに夕飯に向かった。

所が!店の前までやって来ると、何と「本日休業」の文字が……。
ガッカリしつつ、学芸大学の街をプラブラして偶然に見つけたのが
1枚目の写真の「トラットリア マチ」だったのです。
入ることに決めた理由は店構え。

 「このレストランは絶対に美味しい!」直感が働きます(笑)

ラベルが素敵なワインや日本酒が美味しいのと一緒で、
入り口が素敵なレストランは絶対に美味しいハズだから(笑)

実は、それまでWくんと僕はお互いの大親友を通じての知り合い程度でしかありませんでした。
当然、二人だけで会うのは初めて(笑)気配りの僕&フランクな性格のWくんなので、
ぎこちなくなる心配はなかったけれど、会話が途中で途切れる心配をしなかったといえば嘘になります。

フラリと立ち寄った「トラットリア マチ」……。
店の雰囲気にすっかりリラックスし、打ち解けて食事と会話を楽しむことが出来ました。
レストランの命は味です。先ず、味がいいことを大前提とすると、
次に重要なのはスタッフの接客態度、感じの良さではないでしょうか。

 「客は店に付くのではなく人に付く」……これが僕の持論です。

さも「食わしてやる」的な気難しくも頑固な親父がいる鮨屋や
「食べさせてやってもいいけど……!」と、言わんばかりに居丈高なラーメン屋……ご免被りたいです(笑)
「トラットリア マチ」は兎に角、料理が絶品なんです。
定番の料理に加えて季節の、旬の素材を使った料理が楽しめるのです。
e0044929_19553389.jpg
e0044929_19554584.jpg
e0044929_19555689.jpg
e0044929_195669.jpg
e0044929_19561821.jpg
e0044929_19562825.jpg
e0044929_19564038.jpg
写真は上から「駿河湾産新もの桜えびとマッシュルームのブルスゲッタ」
「ホワイトアスパラと生ハムのパルメザンチーズ焼き」
「新筍のグリル空豆のソース」それから「イカスミのパスタ」に
名前を控え忘れた極上のピッツァ……ほぼ、瞬時になくなってしまいました(笑)
「和牛頰肉の5時間とろ火煮込みじゃがいものピューレ添え」。
最後の締め括りはコーヒーとともに「苺のババロア」……もう大満足!
素材と料理法がそのまま料理の名前になった辺りがオーナーの人柄を感じさせます。

先日は、そのWくんと僕とWくんの共通の友人のAくんとTくんでテーブルを囲みました。
日本人2人、フランス人2の友人の輪……何とも不思議な取り合わせだけれど、
考えてみれば、2人のフランス人の結婚式に出席しているのです。
Aくんの時は着物と三味線を持ってオルレアンまで足を運び、Wくんは飯田橋の日仏学院での素晴らしい結婚式。
そんな仲間が集うに相応しいサンバな「トラットリア マチ」、
友人が集う時の店選びには真っ先に頭に浮かびます……ギャルソンのキビキビした動き、
気持ちのいいサービス……味と同じくらいに大事なスタッフの質。
粒選りのスタッフが揃った学芸大学の隠れ家的イタリアンです。


草々

2008年4月29日


ブノワ。

[Trattoria MACHI/東京都目黒区鷹番3-3-19 中村ビル1F/03-3710-3984]

★Copyright © 2005~2008 raindropsonroses, All Rights Reserved.
[PR]
by raindropsonroses | 2008-04-29 00:00 | バベットの晩餐会。