匂いのいい花束。ANNEXE。

Bebe。

e0044929_6222860.jpg
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

師走も中旬を過ぎる頃、
いつものカメラ屋に焼き増ししたプリントを受け取りに行った。
僕の趣味は色々あるけれど、写真もその中の一つ、
旅の折々に思い出を、季節の移ろいを美しい薔薇たちをフレームに収めています。

今回、引き伸ばしたのは去年の3月にニューヨークのメトロポリタン美術館で撮った一枚。
この秋にめでたく2人目の赤ちゃんを出産した友人夫婦への贈り物です。
何事であれお祝いは楽しいです。友人の明るく幸せそうな顔は僕の幸せでもあります。

友人宅に招かれた日、プレゼントを渡すその日は、
おそらくクリスマスも兼ねてのパーティ……。
天の邪鬼右衛門の僕もこう言う時は素直に参加します(笑)
しかも、この日はフランスから旦那さん側のご両親がわざわざ孫に会いに来日していました。
(友人夫妻は旦那さまがフランス人、奥さまが日本人の国際結婚。)
ご夫妻には友人の結婚式がフランスで執り行われた時にも随分とお世話になっていて、
久しぶりの再会、変わらぬ姿に、またお元気そうな様子に安心をしました。
それにしても、いつ会っても朗らかで穏やかな人柄には感心してしまいます。
e0044929_623020.jpg
息子夫婦や孫たちへのお土産でスーツケースが重たいでしょうに、
友人と僕にフランスからわざわざプレゼントを持って来てくれていました。
僕の薔薇好きを知っていて、美しい薔薇の写真集とカレンダー、
それに、彼らが住む街の美味しいチョコレート……。
僕好みの紫の小箱の中には、これまた薔薇の花弁をかたどったチョコレート。
こう言う優しい心遣いには頭が下がる思いがします。
おばあさまと呼ぶには美しい友人のお母さまと、
いかにもフランス人っぽいイタズラっ子がそのまま大人になったかのようなお父さま。
孫に「ジジ」「ババ」と呼ばれて嬉しそうでした(笑)
日本的な呼び方も何やらフランス的に聞こえるから不思議です。

友人の叔父が自分で作っていると言う「Cremart de Bourgogne」で乾杯のあとは、
これまたフランスの知人が手作りしたと言うフォアグラのパテと無花果のジャムとソーテルヌ、
赤ちゃんの世話で忙しいでしょうにわざわざ焼いてくれたロースト・ビーフ、
フランス人のお義母さんが作ってくれたポテトのグラタンを添えてサービスされます。
嫁と姑が相談しながら台所に立つ姿を想像すると微笑ましいです。
チーズのあとのデザートはこれまたお義母さんの手作りのチョコレートのムース……。
全て手作りの宴、極上のお酒に色鮮やかで美味しい料理、弾む会話と友人達の笑顔、
可愛らしいべべ、赤ん坊の安らかな寝顔……。
一人が二人に、夫婦から家族に……家族の団欒って本当にいいものですね。


草々

2008年12月22日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2008 raindropsonroses, All Rights Reserved.
[PR]
by raindropsonroses | 2008-12-22 00:00 | バベットの晩餐会。