匂いのいい花束。ANNEXE。

カテゴリ:旅の栞。( 62 )

那須は茄子色ヨン。

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お園がまんまと脱獄を決めた金曜日(笑)
召使のあけとMayのオネエさまと那須に避暑と洒落込んで参りました。
朝夕、このところ拍子抜けするくらいに過ごしやすくなりましたが、
お盆の1週間は猛烈に暑かったですからね。
僕、よく言うんですが、気温が高いのは構わないんです。
湿度がねぇ……もう有り得ないくらいに高い(苦笑)
サランラップでグルグル巻きにされて蒸籠で蒸されたような……。
息しても酸素が肺に入って行かない感じ。
折角の8連休。前半は野暮用で予定がビッシリだったけど、
こりゃぁ、避暑に行くしかないじゃん!?(笑)

召使のあけに、

 「余をどこか涼しいところに連れていくように!」

王さま命令出してみました(笑)

出てきた案が「ひやりひんやり鍾乳洞」とか
「軽井沢の千住博美術館」とか「日帰り温泉ツアー」とか……。
軽井沢はチョッとアレだし(笑)鍾乳洞?八つ墓村ごっこじゃないんだからさぁ(苦笑)
ダメだこりゃ!あけは旅行会社の企画は勤まらないな(笑)
そんな折、いつも楽しみに読ませて貰っている、野良……じゃない、
Nora 景子さんのブログに遊びに行ってみると……。
何やら素敵なガーデンが載っているではありませんか!
なになに……「GARDEN SHOP LEAF HOUSE」?HPも載っています。
早速、確認してみると……素敵、素敵!これこれ!これぞ避暑地のイメージ!(笑)
場所を見ると那須……な、な、な、那須、那須、那須高原!
ほほほほほほほほほほほほほ ♪ これぞホンマモンの避暑地じゃないかいなぁ。
美しい庭と聞けばどこでも出没する景子さん直伝……これは確かかも!
早速、あけに連絡して段取りをするように命令しました(笑)

那須高原……長い人生で初めて訪れます。高原……何ともハイソな響き……。
何だかドキドキ、はやる思いは着ていく衣裳も気になります(笑)もしかしてヒンヤリ?

 「そうだ!折角、那須に避暑に行くんだから、
      ダナ・キャランの茄子色の開襟シャツをおろそう!」

肌寒かったらどうしよう……首に巻くストールとか?あれこれ考えたけど、
結局、下はアバクロンビー&フィッチのショートパンツ。

ウキウキドキドキルンルンランラン、小走りスキップで訪れた那須高原は…………。
酷暑でしたぁぁぁぁぁぁ!(涙) あぁぁぁぁぁぁぁぁ……暑い!(笑)
折角のダナ・キャランが汗ビッショリだよぉ〜ん(苦笑)
Tシャツと違って、素肌に着た麻混の綿は肌にピッチリ貼りつくようで気持ち悪い……。
そうだよねぇ、暑苦しさ満点、不快指数な面子でお出ましだもの、
気温も上がろうと言うもの。 ま、いっか。先ずは、腹が減っては戦はできぬ……。
ボリュームたっぷりのブランチを摂り、いざ「GARDEN SHOP LEAF HOUSE」に出陣です。


渋滞を抜けると別天地が待っていました。 おぉぉぉぉぉぉ、素敵、素敵、素敵!
3人はいきなり暑さも渋滞のイライラも忘れてミツバチに変ぇ〜ん身!
あっ!僕は愛らしいミツバチだけど、Mayのオネエさまはみなしごハッチのママで、
あけは狂暴なスズメバチかな(笑)

若いご夫妻がやっている「GARDEN SHOP LEAF HOUSE」は、
苗やガーデン雑貨も充実した素敵な店でした。
実際に広い庭で育てて植栽を見せてくれ、色々なアイデアが満載。
ポイント、ポイントはとてもセンスが良く、とてもフォトジェニック!
汗ビッショリになって必死で撮った写真、御覧になってくださいね。
今日も枚数……多いです。55枚ですよ、覚悟の程を!(笑)
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如何でしたか。素敵ですよねぇ……。
1枚目の写真、大好き!Mayのオネエさまがお買い上げになった赤いバケツってこれ?
しかし山吹色が美しいですね。黄色は夏の色ですが秋に繋がる色でもあります。
こちらのお庭は四季を通して見せて戴くことにしました! 勝手に決定!(笑)
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最後の1枚、何かいるのが見えますか?中央の下の方……。
小さいので目を凝らさないと分かりませんよ!(笑)
もうこれ以上は無理、50ミリ単焦点の限界でごザいます。
正解の方には豪華プレゼントを用意……してありません!あははははは!(爆)


2013年8月29日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-08-29 00:00 | 旅の栞。 | Comments(13)

2013夏、北海道珍道中……番外編。

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さて、北海道のレポートもいよいよ最後になりました。
最後に相応しく番外編として、大暴露大会などをチョッと(笑)

今回の旅、当初は後輩のHくんと2人旅の予定だったですが、
食いしん坊のあけを帯広は北の屋台村の「プチ・プレジール」に連れて行きたい……。
声掛けしてみました。僕の旅は軍隊並み、分刻みの強行軍のことが多いです。
あけだったら取り扱いも全く気を遣わずにラクチンだしね(笑)
旅先でお互いに気を遣わないってポイント大きいです。
まぁ、珍道中は必至、ドタバタは必定の旅になることは分かっていましたが……。
先ず、一番最初に問題になったのが早朝の待ち合わせの羽田で何を食べるか……。
軽くカフェでサンドイッチ?それともカレー?……なの。やっぱり食べ物(笑)
飛行機に乗ればまるで子供のようにズゥ〜っと窓にへばりつくあけ。
外を飛んでいる鳥から飛行機を眺めたらさぞかしコワい光景だったことでしょう(笑)
海から北海道の大地が見えはじめた時に驚愕のセリフを聞くことになります。

 「あぁ……海ぃぃぃぃっ!(ウットリ)あそこにシシャモが泳いでるのよねぇ……。」

シ、シ、シ、シシャモって!信じられませんでした。海=シシャモ。厚岸=牡蠣……。
また車で走っていると辺りに牛が放牧されています。

 「あぁ……牛ぃぃぃぃっ!美味しそぉぉぉぉっ!」って。
 
 「まぁ……ジャガイモの花、綺麗!……茹でて塩とバターがいいのよねぇ……。」

因みにその牛は乳牛だったりします(笑)
まぁ、一事が万事その調子。全てのことを食物と絡めて考える女(笑)
食物に絡めて物事を記憶する女……それがガーデン評論家あけ大先生です(笑)

僕は後輩のHくんと久し振りに会い楽しい時間を過ごし、
あけはハンサム2人に挟まれご満悦の様子。しかも、食物も空気も旨いと来ています。
人も親切、廻ったガーデンも個人の皆さんのガーデンも素晴らしい……。
私設「食べログ」の管理者、自称ガーデン評論家のあけさま、言うことなしだったようです。
「プチ・プレジール」でメニューをウットリ眺めるオトメのあけ……。
あんな嬉しそうな顔、今迄見たことないものね。
薔薇を見るより輝いていて微笑ましかったですよ(笑)



さてさてさて!ここで一つ皆さんに暴露しちゃいます!

あけ、旭川で男の子をナンパしましたぁぁぁぁっ!(笑)
先生!言い付けます!理解ある優しい旦那がいるのに若い男の子をナンパでぇ〜す!(爆)


前に僕は食べるために並ぶことが有り得ないくらい嫌いと書きました。
ところが、あけの段取りの悪さで旭川のジンギスカン屋で1時間も並ばされる羽目に(怒)
一日中、あけの子守と世話焼きでクッタクタなのに、1時間も行列。しかも立ちっぱなし!(呆)
当然ご機嫌斜めのブノワ。さま(笑)この貸しをどうやって取り戻すか?恨みは倍がえし?(笑)
イヤイヤ、10倍返しの刑だな……そんなこんなムンムンしながら並んでいると、
僕らの1人前にキャップを被った若いお兄ちゃんが並んでいることに気が付きました。
どうやらその晩の宿を検索してホテルに予約の電話をしているようです。
実は僕は僕でそのお兄ちゃんが気になっていたんです。
そのお兄ちゃん、僕が前から欲しいと思っていたアディダスの黒いスニーカーを履いていたから(笑)
いつもはししゃもとか牛とか牡蠣とかじゃがいもとか喰いもの系のあけ。
やっぱり気になっていたんでしょう。やおら隣の僕を飛び越してお兄さんに声を掛けました!

 「お兄さん、割引クーポンとか持ってるの?」

って!おいおい!やっぱり食い物で釣るかい!(爆)
お兄さん、年の頃は26歳くらい?真っ黒に日焼けしてなかなかハンサムです。
Tシャツの襟周りからは日に焼けて剥けて来た肌が見えています。
突如、話し掛けてきた肉食系の脂ぎったオバチャン猛獣に物怖じすることなく、
朗らかに笑顔で対応します。早めの夏休み、一人旅で明日は釧路からニセコに廻るとか。
結局、あけが後生大事に持っていたクーポン2種類
(たかがジンギスカンで2種類も持っているところが凄い)は、
1人客は使えないようで、残念無念、 あけさま撃沈!
北海道で若い男を釣りそびれる結果と相なりました(笑)

一人で黙々とジンギスカンを食べる若者。あけはまだ未練があるらしく、

 「アタシの分のお酒、お兄さん飲まないかしら?」って。

ジンギスカン定食にドリンク1杯、ついていたんです。
ここで若い男に入れ揚げ、帰京してから家庭騒動になっても困るので、

 「もういいから!」

止めましたよ、ブノワ。さん(笑)


帰り際、青年は肉に食らい付くあけと、優雅にビールを嗜む僕にニッコリ笑顔で一言。

 「ありがとうございました。よい旅をお続けください!」

なかなかこの台詞は言えないのね。僕ね、思うんです。
今時の、つるまなきゃ、群れなきゃ何も出来ない若者たちと違って頼もしいと思うの。
一人で旅に出る……見知らぬ他人とも上手くやり取りできる……。
これから先、行手に何かが立ちはだかってもきっと上手くやりおおせると思うんです。
将来が頼もしいです。立川に住んでいるそうです。何の仕事をしているのかな?
廻りの人に気遣い出来る心優しい青年。大成して欲しいです。

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結局、色気ムンムンなクセにホテルで汗まみれのTシャツの洗濯をする、
色気の欠片もないあけ大先生(笑)やっぱり旅はズッコケでしたねぇ。

今日の写真は肉を焼く前の赤く熱された鍋。ラードが食欲をそそります。
そして一度も冷凍されずに提供される新鮮なラムの肉!
旭川の「大黒屋」……物凄く美味しかったです。また行きたいかも!
この後、皆さんのご想像の通り、壮絶な肉の奪い合いになったのでした(笑)
本当はこの記事に使いたい写真があったのですが、
(それも2枚も!見てみたい皆さぁ〜ん!個人的に言ってね!)
その写真を公表するとあけが園芸界でデカい顔が出来なくなるからボツ(爆)

だけどビックリしちゃったのは、何枚かあけの写真撮ってあげたのね。
僕、旅先で人の記念写真を撮る趣味ないんだけど、ま、サービス、サービス、いっかって。

 「綺麗に撮ってねぇ!」

 「細く撮ってねぇ!」

無理!不可能!そんなの絶対に出来ませんから!(キッパリ!)
レンズに歪曲フィルター付けなきゃ!それかフォトショップだよ(爆)
細くて綺麗なあけを撮る?????そんなの青い薔薇を作るよりも不可能じゃん!
最新記事でも往生際の悪いこと書いているし……(苦笑)
生意気に「僕に撮って貰うと横に広がって写る」とかのたまいます……ムッとするでしょう?(笑)
有り得ません、デジタルだからいいけど、フィルムだったら1枚だって撮るのは拒否!

さぁて、長々と北海道のレポートに付き合って下さってありがとうございました。
「銀河庭園」「ノーザンホース・パーク」……実はもう少しあるのですけど、
他が滞るので、一先ずこれでお仕舞い。
それらは何れかの折にでも紹介出来れば……そう思います。
残暑厳しいです。皆さんも身体には気を付けて下さいね!


2013年8月17日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-08-16 07:00 | 旅の栞。 | Comments(14)

神々しい……イコロの森。

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去年は時間の関係で訪れることが出来ませんでした。
新千歳空港のスグ傍ということで、もし時間があったら……と、
「銀河庭園」と「イコロの森」を親友に勧められていたんですが、
決め手になったのは「庭園」と「森」……この単語の差かなぁ。
「庭園」……僕、この言葉に弱いのね(笑)

今回の北海道旅行の最終日。あちこち精力的に歩き回り、
物凄い睡眠不足&強い陽射し+歩き過ぎでクッタクタ(笑)
飛行機の時間がありますから、お尻が決まっていて何となく落ち着かない最終日の夕方。
チョッと緊張感もなくなりつつあり、家のことが気になりはじめた時……。

もう入った瞬間、憑き物が落ちたみたいに力が抜けちゃいました。
素晴らしいです!最後の最後に北海道に来て良かったとしみじみ思っちゃいました。
園内は僕とあけ、ターシャさんの他には若いカップルが一組だけ……。
殆ど貸し切り状態の中、向かって右側の森のコーナーを歩き、
クルリと回って左側の世にも美しい芝生のボーダーへ。
最後に中央部のローズ・ガーデンに足を踏み入れます。
陽が落ちてきて、殆ど真横からの強烈な光の中、夢中でシャッターを切りました。
いつもは匙を投げてしまう光線なんですが、却ってそれが良かったのかも。
あまりいい写真はないかもしれませんが、どうぞお付き合いくださいね。

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如何でしたか?あまりの素晴らしさに言葉もありません。
はぁ、この芝生に思い切りダイブしてみたい(笑)
近くに自衛隊の基地があるのか、澄みきった空を行く戦闘機の轟音さえも、
何だか素晴らしく耳に響く不思議(笑)
こちらはなんと冬も開いているそう……雪の頃はどんな感じなんでしょう……。
また悪巧みの芽がムクムクと頭をもたげてきました(笑)
「イコロの森」は「十勝千年の森」もそうですが、
遥か遠く飛行機代を出してまで、観に来る価値がある場所だと思います。
「イコロの森」一ヶ所だけでもその価値あり!

さぁて、これで北海道レポートもお仕舞い。
残るは驚愕の事実が発覚?イヤイヤ、大暴露となる番外編を残すのみ!
皆々様、乞うご期待です(笑)


2013年8月13日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-08-13 00:00 | 旅の栞。 | Comments(15)

靴とカメラは……。

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 「靴とカメラは重たい方がいい……。」

僕の持論です。

なぜなら靴は重たい方が綺麗に歩けるから。
カメラは重たい方がブレずにいい写真が撮れるから……です。
勿論、ある程度って言う意味ですけどね。
世の中、靴とカメラに限らず何でも軽量化、軽量化と,
メーカーをあげてしのぎを削っていますが、それってチョッと違うと思うのね。

僕、スニーカーは別ですが、革靴、特にブーツはパリでしか買いません。
ほほほほほほほほほ ♪ 別に気取っている訳ではないんです。
「Jean-Baptiste Rautureau」の木型が僕の足にピッタリだから。これもイヤミに聞こえるかな。
「Jean-Baptiste Rautureau」の靴は買ったその日に一日中歩いても何ともありません。
これ非常に大事ね。 パリに着くと取る物も取り敢えず、
鞄を借りたアパルトマンに放り投げて4区の店に走ります。
店が開いていれば暫しウットリと見せて貰い、
閉まっている時はガラスにへばり付いて店内を観察(笑)
スニーカーはアディダス、ナイキ、パトリック……たまにコンバース。
今はスッカリ影を潜めましたが、所謂、ハイテク・スニーカーは苦手。
スラリと細身の形が好きです。 色はやっぱり白と黒かなぁ……あと赤とか。
先が丸く潰れたハンバーグみたいなヤツは死んでも履きません(笑)
あと穴がボコボコ開いたプラスチックのサンダルもイヤ。
あれ履いて電車に乗れる人の神経が分からない……。
僕、ハンバーグみたいな靴しかなかったら家を一歩も出られないかな(笑)
パトリックはチョッと無理して一番大きなサイズでギリギリ入るのですが、
矢張りあのスラリとした形には勝てません。


カメラに限らず、僕、機械にはそんなに興味ないのね。
単純に何かをするための道具だと思っているから、
最低限の機能が付いていればいいし、要はそれを如何に使いこなすかだと思うから。
従って次々に出る新製品には全く興味がありません。
第一、使いこなせない機能が盛り沢山だし(笑)
買う時は、その時に買える一番いいものを買って大事に大事に使います。
よく薔薇のマダムたちが僕のカメラを触りたがりますが、持たせてみると開口一番、

 「重ぉ〜い!」

そうなんですよ。フィルム・カメラもデジタル・カメラも、
ボディが金属で出来ていますからね!
その割りには皆さん、長玉(長いレンズ)を付けた、
ゴツいカメラ持っていますよねぇ……不思議。


写真は去年の北海道旅行の時の写真。
慣れないオリンパスのカメラ……知らない内にシャッター押しちゃったんでしょうね。
車の中で偶然、何故か撮れていた1枚。お気に入りのアディダスのスニーカーです。
この時はまだ何でもなかったのですが、
キクちゃんとこうちゃんにバリバリにされちゃいました(涙)
迷ったんですけどね……今回の北海道、ボロボロを履いていくか、
それとも新しいものを買って履いていくか……。
結局、履き慣れたボロボロを選びました。北海道では歩きますし、
新しいスニーカーでマメでも作ったら厄介だし、
どうせ旅の道連れはあけと後輩だし……気取っても仕方ないですもんね(笑)


2013年7月25日


ブノワ。


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千年後を見てみたい……十勝千年の森。

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東京から遥か遠く離れ、そう簡単に足を運べなくても、やり繰りして時間を作り、
飛行機代をかけても見に行く価値があるのが「十勝千年の森」だと思います。
去年の7月と11月のオープン最終日、そして今回の連続3回。
迷うことなく旅程に組み込まれ、しかも毎回〜旅のメインの目的たりえるのは、
「十勝千年の森」の一番奥にあるメドウガーデンの入り口に立った時に覚える感動、
また、ボーダーの中央まで歩を進め、広大な敷地内をぐるりと見渡した時に感じる爽快感、
また、両サイドの小道に分け入り草花の美しい表情を眺める時、頬に感じる風……。
その総ての瞬間が貴重で、大地と一体になる感覚を楽しみたくて足を運ぶのだと思います。

あけが最新記事で珍しく真っ当なことを言っています(笑)
感動しなくてもあけはデカい地蔵ですが(笑)真面目にここにお金を払わずしてどこに払う?
薔薇がボコボコ咲いているのがガーデンじゃないです。
このメドウガーデンにはルゴサ系の薔薇しかないんじゃないかな?
「風のガーデン」にはピンクのセミダブルの薔薇しか見掛けなかったし……。
「十勝千年の森」の身体が打ち震える美しさ……堪能してきました。
今回も我を忘れて撮影してきました。夢中で撮影した写真、御覧くださいね。
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ハァ……ここはどこにカメラを向けても絵になります。
それから秋がまたいいんですよねぇ……また行きたくなっちゃった(笑)
グラス類が多いので小麦色になって風にそよぐ姿に風情があります。
去年は最終日に行ったので、刈り込み作業がたけなわで……。

 「あぁぁぁぁぁ!お姉さんたち!刈らないでっ!」ってなもんです(笑)

今年はもう少し早めに行きたいと思っていますが、福岡に行くので無理かなぁ……。
実はこのメドウガーデンの奥に作られた薔薇園があるのですが、
それはまた何れの機会に「Under the Rose。」で紹介したいと思います。

最後の1枚は帰り際に駐車場に出てから振り返ってパチリ!
あけはこう言うの全然見ていないんですよねぇ……(苦笑)
これを撮らずして何を撮る?大声で呼び戻して暫し撮影大会と相成りました。
カメラもカメラを構える位置(高さ)も全然違うのに、奇跡的に全く同じショット。
こういう事もあるんですねぇ……。


2013年7月21日


ブノワ。


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水映す……。

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今回の北海道は色々と考えた末、帯広から入ることにしました。
先ず何をおいても名前とは裏腹、大きな喜びの「プチ・プレジール」に行かないといけないし(笑)
欲張りな僕と、あれもこれもの強欲あけが計画を立てるのです(笑)
一粒で何度も美味しい旅に……スケジュールは常にギッシリ、分刻みの旅程が詰まっています。
僕の旅に対する姿勢は「もう二度と来られなくても悔いが残らないように。」ですしね。
今回は飛行機の時間、食事するレストラン、ホテル……大まかな予定をザックリ僕が決め、
あとはあけに丸投げして細かい時間等を決めて貰ったのですが……。
出発の前日、念のため送られて来たスケジュール表を何気なくチェックすると……。

 「・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!」

先ず、何と初日に有り得ないくらい予定がギッシリ詰まっていました(笑)
さすが、クイーン・オブ・強欲、欲の皮が突っ張ったあけ……ここまで詰め込んで来るとは!
帯広周辺と言ってもそこは北海道です。移動にかかる時間を考えると、
まぁ幾ら何でもどこか一ヶ所、削らないといけない……。
そんな訳で、初日は「大森カントリーガーデン」をパスし、「六花の森」「十勝ヒルズ」、
そしてランチのあとに「十勝千年の森」に決まりました。
今日はその最初の2つのガーデン「六花の森」と「十勝ヒルズ」の様子です。
先ず初めは「六花の森」です。写真、少なめですからね、安心してね。
そうそう、最後の1枚は珍しい1枚。水を飲みに来たマンモスの写真(笑)
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次は去年、時間の関係で見に行けなかった「十勝ヒルズ」。
今年出来たイングリッシュ・ローズ・ガーデンはまだまだな感じかなぁ。
来年以降のお楽しみというところでしょうか。
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両方とも水が清々しくいかにも涼しげでした。透き通る水に映える青々とした水草。
僕、超重たいカナヅチだけど水に飛び込んでみたかった(笑)

古のアルハンブラの王が財を投じて庭園に水を引いたように、
矢張り、庭園には「水」がなくてはならないような気がします。
「六花の森」では水面に靄がかかり幽玄そのもの。
「十勝ヒルズ」の池には夥しい数のイトトンボが乱舞していました。
一瞬、ジヴェルニーのモネの睡蓮の池を彷彿とさせる風景。
北海道は東京に負けないくらいの暑さでしたが、
暫しそのことを忘れさせる光景が広がっていました。


2013年7月15日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-07-15 00:00 | 旅の栞。 | Comments(8)

ありがとう!

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前略

Hくん、その後、如何お過ごしですか?元気にしていますか?

週末はお付き合いしてくれて本当にありがとうございました。

今年の夏のバカンス、去年に続いて「北海道ガーデン街道」廻り、

Hくんのお陰で和気藹々と楽しいものになりました。

とかち帯広空港で待ち合わせていきなりのズッコケもありましたが(笑)

道中、的確なサジェスチョンと、北海道在住ならではのアドバイス。

お陰さまで時間の無駄もなく有意義な旅となりました。

日曜の夕方でお別れは寂しかったけれど、僕達はその後も珍道中(笑)

最終日は岩見沢のお友達に1日、お付き合いして貰ったんですよ。


君は相変わらず全く写真には興味ないようだったけど、

ちょっと貸したオリンパスのカメラが気に入ったみたいでしたね。

約束した旅の写真、今、色々と調整しているので、

全部仕上がったらディスクにして送りますね。

年賀状にするなりパソコンや携帯電話の待ち受けにするなり、

何なりと好きに使ってくれて大丈夫です。

今日は1枚だけ君が面白がっていた写真を同封しますね。

ホラ、「風のガーデン」のオープンを待っている時に撮った1枚。

まるでミニチュアのオモチャみたいで面白言って言っていたでしょう?


さぁて、東京はこれから夏本番です。

ジィ〜っとして息を殺し、秋までバテないように頑張ります。

出来たらこの秋にでも、また北の屋台村で会いましょう!

そちら北海道も近年は暑い夏になると聞きました。

呉々も身体には気を付けて新しい仕事頑張って下さいね。

また便りしますね。本当にありがとう!



草々


ブノワ。

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皆さんお元気ですか?関東も梅雨が明けたようですね。
僕は一足早く夏のバカンスで北海道に行って来ました。
去年に引き続いて「北海道ガーデン街道」巡りと美食の旅。
それからターシャさんのご尽力で個人の素敵な庭を見せて戴きました。

今回の旅のお供は、僕の私設秘書、召使いのあけ。
今回は運転手と荷物持ち?あはははははは。
それから帯広から旭川まで週末付き合ってくれた僕の親友で北海道在住のHくん。
最終日の月曜日は岩見沢在住のグリーン・フィンガーで素敵な女性、
いつもお世話になっているターシャさんが1日お付き合いして下さいました。
勿論、あけが一緒です。何をどう気取っても珍道中(笑)
一生懸命取り澄ましてもドタバタです。突っ込みどころ満載、
暴飲暴食、ひっちゃかめっちゃか暑苦しい、ガジャガジャと賑々しい旅となりました。

道中お世話になった皆さん、親切にお庭を見せて下さった皆さん、
本当にありがとうございました。お陰さまで素敵な旅になりました。
旅のズッコケの様子は追々こちらと「Under the Rose。」にて、
写真の整理がつき次第、レポートしたいと思っています。

いやぁ……しかし北海道も暑かった!
出発前日の東京の息も出来ない暑さ……明日から清々しい北海道の空気を!
東京の皆さんサヨウナラ!こっちは涼しい北海道でバカンスよぉ〜ん!
・・・・・・大きな間違いでした(苦笑)北海道の方が暑いくらい……。
暑苦しい僕らが熱気を運んで行ったという噂もありますが、
シッカリ日焼けし、黒光りする人形焼き(?)に変身して帰宅しました(笑)


2013年7月8日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-07-09 00:00 | 旅の栞。 | Comments(16)

夢にまで見た三水館。

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 「そこのモデルみたいに綺麗なおねえさん!」

千本桜祭りで賑わう上田城址公園に若い男の声が響き渡った。
ここで振り向くと、まるで僕に向かって言われたと勘違いされても困るので(笑)
その声から想像するだけなのだが、お好み焼き、金魚すくい、綿飴……。
出店の若い威勢のいいテキ屋のお兄さんだろうか……。
その掛け声に、一瞬、僕ら一行の時間が止まる……僅か1/2秒ほど、
息を飲んだり眉がピクリと上がったり、分かる人にしか分からないほんの一瞬の出来事……。



チラリと横目でBMを伺う……。
しっかりと耳に響いたその台詞に形のいい小鼻がピクリと膨らむ。
彼女は名家のお嬢……タクシーを拾い、住んでいる街と名字を告げると、
ピタリと玄関先に車が横付けになるほどの名家だ。
お茶、ヴァイオリンを嗜み、社交ダンス界の華と謳われ、
居並ぶジジイを転がしまくったとか転がさなかったとか(笑)
かの国の喜び組の面々が、束になって掛かって来ても敵わない美貌です。
このパリで知り合ったBM、知らない内に「Gメン75」の藤田美保子か中島はるみばりの、
ツバ広の黒い帽子を冠り、全身黒づくめの衣裳で満開の桜と妍を競っています。
薄墨と黒……完璧に計算され尽くしたファッション。


そっと前を歩いていたKFの後ろ姿を観察する……。
勿論、その台詞が自分に向けられたことは重々承知の上で完全無視(笑)だっていつものことだから。
いつもピンとしている背筋が、若干、さらに伸びたような気がする……。
後ろ姿で確認は出来ないものの、向かって右側の眉がピクリと上がっていたハズだ。
彼女とは長い付き合いだ。かれこれ25年以上にもなるだろうか。
ミレニアムのパリにも一緒に行ったし、いつどこに行くにもいつも一緒。
スラリと背が高く、雰囲気のある美貌は、外国でも日本でも常に男性陣の注目の的。
彼女を見る男たちの釘づけの視線……まるで「エクソシスト」の悪魔に取り憑かれた、
リーガンになったのではないかと思うほど彼女を追って首だけ回る(笑)
期待に満ちた視線、そして、隣にいる僕を見ると熱いガン見の眼差しが一気に冷め、
萎んでいくのを見るのはなかなか楽しいものです(笑)


2人は何事もなかったように歩を進めます。

 「ホラ、2人のことを言っているんじゃない?」僕の問い掛けにも、

 「えぇ〜何のことですかぁ?あぁ、さっきの?イヤだ、違いますよ!
  きっとBMさんのことよ!」
 「違いますよ、KFさんのことに決まってますよ!」
 「それとも他の方のことじゃありませんか?」

当然、自分達のことと意識しつつもお決まりの会話を楽しんでみる(笑)
隣には僕の他、28年来の大親友、恵比寿で美容室を経営するTTが、
一連の出来事を面白そうに観察している。お互いに全く気を遣わない大事な友達です。
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美女2人と大親友、そして僕の4人で信州は鹿教湯温泉の「三水館」を訪れました……。
パリで知り合っただとか、25年も一緒と書くと、何やら曰くありげな関係に聞こえますが、
何のことはない、何でも言える気のおけない大親友なのです。
ただ、傍から見ると2組の仲睦まじい夫婦にしか見えないかもしれません(笑)

憧れだった「三水館」、夢にまで見た「三水館」……。
ご主人にいつのことか確かめたのですが、かれこれ11年前の旅番組を偶然に見た僕は、
宿の佇まいと料理に大感激して携帯電話に名前と電話番号を控えたのでした。

 「三水館に行きたい三水館に行きたい……。」

呪文のように唱えること11年(笑)漸く念願叶っての旅でした。
上田まで新幹線、そこからはレンタカーを借り、
BMがレーサー並のハンドルさばきで早春の信州を飛ばします。
先ずは丁度、見頃の上田城の千本桜を見学に……。
そこで、常日頃、これ以上ないほど舞い上がっている彼女達の、
自尊心をさらに満足させるテキ屋のお兄さんの台詞になる訳です(笑)
それぞれ自分のことと頑なに信じ込み、ウキウキの彼女達と僕&TTを乗せた車は、
昼食の蕎麦屋を探しながら一路、三水館へ。
途中、一か八か入ってみた蕎麦屋「車屋」で美味しい蕎麦を堪能。
さすが信州、蕎麦どころ。青木村の農産物を扱う道の駅で、
クレソン、山葵、長葱、ドライトマト、行者にんにく醤油……。
それから猫へのお土産の高級煮干しを買います。
新鮮な野菜と、美しさを讃えられ、自尊心が満たされた女子2名&僕らを乗せた車は、
喜びでパンパンに膨らみ山間のクネクネ道を抜けて宿に到着です。
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少し早い到着だったにもかかわらず通して戴いた離れの「蔵」の部屋……。
松本の古い蔵を移築したお部屋だそうですが、1階が居間、2階が寝室に改装されています。
古き良き日本家屋とモダンな意匠が微妙にマッチした素敵な部屋でした。
ハァ……11年間、思い続けて良かったぁ(笑)
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暖かな日ざしを浴びて鹿教湯温泉郷を散策し、
それぞれ一風呂浴びた後は冷たく冷えたビールで乾杯です。
夕飯の少し前にロビーに下り、小布施ワイナリーのキンキンに冷えた白ワインでさらに乾杯。
程よく酔いが回った頃、待望の夕飯の時間になりました。
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11年前に偶然見たテレビ番組で一目惚れした理由の内の一つは、
宿の佇まいと書きましたが、もう一つの理由がこれ、春の草鍋なんです。
芹、行者にんにく、韮、片栗、分葱、クレソン、三ッ葉……。
数えきれない程の野の山菜や新鮮な地の野菜。豆腐と一緒に鶏鍋をしてくださいます。
つみれを丸く作って鍋に入れるのは僕の役目。総合鍋奉行はいつもマメマメしいTTの役目です。
お料理はどれも薄味で素材の味を生かした調理法、
草鍋でお腹一杯と溜め息をつきますが、さらに、ミモザ・サラダ、
信濃雪鱒のお造りや焼き物、季節の揚げ物、最後は雑炊……立ち上がれない程沢山出てきます。
食後はロビーでデザートを戴きます。部屋に戻ると日頃の疲れが出たのかバタンキュー(笑)

翌朝は5時に起き、宿の周りを散策、一風呂浴びた後は朝食の時間です。
ご飯を4杯おかわりし(笑)後ろ髪を引かれる思いで宿を後にします。
車を飛ばして玉村豊男さんのヴィラ・デストへ。
庭を散策、ランチを戴いて帰りの新幹線へと車を走らせるのでした。
信州の春は遅いです。まだまだ桜が残る山間はとても素敵でした。
次は秋?秋の名物はキノコの鍋だそうです……。
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最後の写真は超美猫のポートレート。三水館には可愛い猫が3匹います。
柱の傷……いい味を出しています(笑)


2013年4月21日


ブノワ。


 鹿教湯 三水館
 〒386−0322 長野県上田市西内1866-2(信州 鹿教湯温泉)
 Tel:0268(44)2731 Fax:0268(44)2733


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いい湯だな!

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助三郎 「お!八兵衛……どうだ、ご隠居は?」

 仙石原から塔ノ沢へと、助三郎、うっかり八兵衛、
 そして、かげろうのお銀の一行が早籠でやって来た。
 一足先に小田原を目指す水戸光圀、格之進と分かれ、
 仙石原の保浦さまのお屋敷で素晴らしい掛け軸と焼き物のコレクションを見せて貰った一行。
 早籠で後を追ったものの、どうやら光圀を見失ってしまったようだ……。
 今夜の宿、福住楼に落ち着いたものの、一向に光圀の姿は見えない。

八兵衛 「へ、それが皆目、行き先が分からないんで……。」
助三郎 「・・・・・おかしいな。小さな温泉町なのに。」
八兵衛 「助さん、そこの団子屋、美味でしたぜ!」
助三郎 「バカ者!」
八兵衛 「っと!あっしだって食い気ばかりじゃないんですぜぃ。
     庄屋さんと米問屋にも聞き込みしましたし、
     チョッとお湯に浸かって湯治客の噂話しにも耳を傾け……。」
助三郎 「お前は本当に呑気でいいな。ところで、お銀はどうした?」

 そこへ浴衣姿のかげろうのお銀 登場。
 ほんのりと頬を赤く染め、如何にも湯上がりと言った風情。
 後れ毛に手を添える姿が何とも艶っぽい。

お銀  「あら、2人ともお揃いで。」
助三郎 「お銀!お、お前もお湯に浸かっていたか。」
お銀  「ここ、福住楼はいいお湯ですよ……助さんも如何?」
助三郎 「お銀!それどころじゃないのだ。ご隠居が……。」
お銀  「あら、ご隠居さま?いらっしゃいましたよ。」
八兵衛 「あっ!やっぱり?ホラ、心配ご無用って!」
助三郎 「八兵衛!で、ご隠居はどこに?」
お銀  「あたしね、さっき女湯に行ったんですよ。
     ここ、福住楼は時間で男湯と女湯が入れ替わるじゃないですか。
     そしたらね、女湯に可愛らしいおじいちゃんが先に入っていたんです。」
八兵衛 「うへぇ〜!お銀、混浴?」
お銀  「バカだねぇ!そしたらそのおじいちゃん、前を手ぬぐいで隠したんです。」
助三郎 「お銀、ご隠居は変装しているのだぞ。」
お銀  「知ってますよ!でも、そのおじいちゃん、
     恥ずかしがって後ろを向いて、あたしにお尻を見せましたから……。」
八兵衛 「お尻を見せたから黄門さまってか!」
助三郎 「八!」
お銀  「それにね、おじいちゃん、『かぁ〜っかっかっかっかっ!』って笑っていたし。」
助三郎 「そりゃぁ、ご隠居さまだ……こら!お銀もお銀だぞ!」  



正月3日に恒例、吉例の箱根に1泊で行って来ました。
ここ数年のお決まり、年明けをゆっくりお湯に浸かって過ごそうっていう寸法です。
宿はこれまた常宿の塔ノ沢は「福住楼」です。
いいんですよ、静かで余計な事は全くしてくれなくて。
メンバーは、うっかり八兵衛こと、大親友のTくん。
それから、かげろうのお銀こと、傾城の美女Mちゃんとぼくの3人です。
Mちゃんは真面目にかげろうのお銀に似ているんです(笑)
電車の前に座った小学生2人が、

 「ホラ、前のお姉さん、水戸黄門でお風呂に入っている人に似ている!」って(笑)

2人とはかれこれ四半世紀の付き合いになります。歴史ですよねぇ。
ティーンの頃からの付き合と言うことになるのかな……3人とも全く変わりません。
一応、箱根ですから行きはロマンスカーで(笑)
帰りは勿論、疲れちゃいますから小田原から新幹線ね。
到着したその足で強羅に向い、蕎麦屋で腹ごしらえ。
施設巡りバスにて仙石原の「ポーラ美術館」へ。
素晴らしいコレクションを堪能した後は登山鉄道で塔ノ沢まで下り、
3時にはチェックインでした。日が高い内にチェックインする1番の理由は、
ここの素晴らしい丸風呂に入るためです。目の前の早川越しに、
向いの山々の樹々が湯船に映ってそれはそれは綺麗なんです。


桜の貳……今回はチョッと贅沢をして、宿で一番いい部屋を取りました。
吉川英治や里見弴が好んで泊まった部屋……ブノワ。さん、気分は平成の大文豪(笑)
次から次へと湧いて出て来る名文、美文、三島由起夫ばりの華麗なる修飾語……。
ハァ、一ヶ月くらい長逗留して執筆に専念してみたい。
その部屋には内風呂が付いているんです。勿論、源泉かけ流し。
お湯を楽しんだ後は、ビールを飲みながらチョッと年賀状書き(笑)
3人とも三々五々、好きなことをして時間を過ごします。
夕飯と朝食は、未だ松の内ということで、お節料理を中心に、
伊勢海老、蚫、めでたいで 鯛、数の子、それから足柄牛の陶板焼き……。
紅白の餅を使った雑煮……新年、目出度く縁起のいい食材が並びます。
朝食なんて夕食並みのボリュームと華やかさでした。
特に「福住楼」は御飯が美味しいんですよねぇ……どこの米?どうやって炊いている?

気の置けない親友との旅はいいです。気を使って無理に喋らなくていいし、
お互いの顔色を盗み見ることもありません。3人が3人とも自然体。
次回は長野の鹿教湯温泉に行く予定になっています。

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今日の写真は、先ず、「福住楼」の部屋の庭で撮った1枚。
枯れて色がなくなった庭に山茶花の赤が鮮やかでした。
それから、ポーラ美術館で撮った可愛らしい人形。
これ、何所にあるか分かる人は、可成りの観察眼の持ち主とお見受けします。
それから宿自慢の丸風呂に、帰宅前に寄った「彫刻の森美術館」のヴァンジの作品。
実は、年末に電池切れになった僕同様、何と、カメラもスイッチを入れたら電池の残り僅か!
騙し騙し撮った30枚の中からの写真でした。

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正月明けの箱根で「第63回紅白歌合戦」の話題になりました。
実は僕、大晦日に友人が遊びに来て食事をしたので、
見るとはなしに紅白のスイッチは入れてありました。ほぼ、見ていませんが、
相変わらずジャニーズとアルファベット&数字の女の子たちのまがまがしい騒乱。
双方、清潔感0。およそ「芸」とは程遠い、学芸会的な出し物が……。
年々ヒドくなって行きますね。ハイハイ、見なければいいんでしょう?(笑)
ある歌手が、「何故、紅白に出場することが「おめでとう」か分からない」
と、発言してチョッと話題になりましたが、
何も不思議がることはないのです。歌謡曲&演歌全盛の時代は、
光り輝くスター歌手が沢山いて、年間を通じて2〜3曲の新曲を出し、
ヒットさせしのぎを削っていたのです。大ヒットがあればまぁまぁ安泰。
コンスタントにスマッシュヒットを出し、国民に愛され、
それでもなお、強力なライバルたちがいたので安心出来ない……。
そんな中での紅白出場……だから「おめでとう」なの。
紅白を止める勇気もなく、ただただ視聴率を稼ぐためだけの出場歌手選考の今と、
素晴らしい歌手たちがしのぎを削った昔では紅白出場の価値が違う……。
しかも、今は、圧倒的に出場に値する歌手がいない。
今年はさすがに一組もいませんでしたが、訳の分からない韓流タレントや、
ヒット曲が一曲もないのに昔の名前(曲)で出ている歌手……。
昔はちょこっと売れただけじゃそう簡単に紅白には出られなかったのです。
業界にいればそんなこと考えずとも明白なハズなのに。
チョッと反骨精神見せてみたかったかな?

さて、今年の紅白の前半戦を見ていて何となく連想したのは……。
皆さん、想像してくださいね。パチンコ玉が一杯入った箱を2階に運ぶ途中、
階段に足が躓いて、パチンコ玉を全部引っ繰り返してしまいました。

 「バラバラバラバラバラバラ……。」

小さくて鈍い光のパチンコ玉が騒々しい音を立てながら階段を落ちていきます……。
今の紅白、芸能界はこんな感じです。小粒で偽物のタレント(才能)のオンパレード。
昔は一粒一粒が大きかった。他の飾りなしで、それだけのまばゆい光だけで十分だった……。



君は「ヨイトマケの唄」を聴いたか!

美輪明宏の「ヨイトマケの唄」……ビックリしちゃいました。
勿論、美輪さんの舞台もリサイタルも観ていますが、改めてという意味です。
ベッドで、うつらうつらしていたんですが、偶然、全曲聴くことができました。
圧倒的な存在感。飾りを一切捨て、己が才能一つで、
会場とお茶の間、放映する全世界に対峙する度胸と誇り……。
見事でした。父ちゃん、母ちゃん、子供、いじめっ子、成長した子供……。
声色を少しだけ変えることにより見事に何役も演じ分ける巧み。
いやぁ……年の瀬に素晴らしいステージを見せて戴きました。
紅白出場歌手、全員束になってかかって来ても、美輪明宏の眩い輝きには適いません。
巨大なダイヤモンドかサファイヤか。本物の「芸」とは斯くあるべし。
美輪明宏オンステージ、究極の美輪劇場。禍々しい紅白のステージが、
極上の舞台へ一瞬の内に早変わり……イヤぁ、本物を観せて戴きました。


2013年1月12日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-01-12 00:00 | 旅の栞。 | Comments(16)

美瑛ふたたび。

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僕が肩から下げたカメラを見ると、
チャーターしたハイヤーの運転手も、その夜の宿のオーベルジュのオーナーも、
いかにも残念そうに口を揃えてこう言いました……。

 「あぁ……晴れていたら正面に○○岳が見えたのに……。」

降り立った旭川空港は生憎の雨でした……一応、行楽的にはね(笑)
滑走路に降り立ってから少し手間取り、定刻より遅れてロビーに着きました。
時間は9時少し前……よし!これなら行けるかも!
美瑛のハイヤー会社に電話を入れます。可能なら1本前のバスで美瑛入りするので、
ハイヤーの予約時間を変更して貰えないだろうか……。

旅先では綿密な計画立てとフレキシブルな対応が必要です。
僕はいつも分刻みのスケジュールを立てて旅に臨みますが、
予定が狂った時の代案も幾つか用意しておきます。
飛行機は何があるかわからないので、丁度いいバスから1本後、
1時間30分余裕を見てバスの時間を設定していました。
慌ててバスに駆け込み美瑛に向かいます。


この7月に続いて11月上旬に2度目の美瑛訪問です。
そう、凄く気に入っちゃったんです(笑)
帰宅してからスグに次の旅のプランを立て始めました。
本当は雪の美瑛を訪れたいのですが、先ずは紅葉の美瑛をこの目で見たい!
カメラと簡単な着替えをカバンに突っ込んで身軽な出で立ちで出発です。
美瑛で使用したカメラは殆ど「ORYMPUS XZ-1」でした。
まるで美瑛訪問のために買ったようなカメラですが、
存分に使い倒し、遊んできましたので、選んだ写真を御覧くださいね。
ハイヤーの中の暖かさと外気の寒暖の差でレンズは曇り、
雨粒が付着したりで思わぬ効果が得られたりして(笑)
僕の性格を良く知っている人は大きくうなずいているハズ。
僕、レンズは滅多なことでもない限り拭かないの(笑)

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如何でしたか、雨の美瑛……。
例年に比べ9月になってから気温が高くなったため、
美しい紅葉がまだ沢山残っていました。僕としては、雪の次に嬉しい雨の美瑛。
靴がビショビショ、ドロドロになるまで、手がかじかんで動かなくなるまで歩いてきました。
白樺の白い幹と黒い模様、黄色く色付いた葉。カラマツの銅色の葉が山全体を染めます。
黄金色のシャーベット状態になったギボウシ。雨で鏡のようになった道路に映る紅葉や樹々。
葉が落ちた樹には宿り木の丸い塊が幾つも幾つもくっ付いています。
一瞬、春かと思うような光景もありました。辛子菜が丘全体に満開だったのです。
これは収穫せずにそのまま朽ちさせ、肥料として活用するそうです。
雨、紅葉……これ以上は望めない好条件の美瑛。
今日はハイヤーを5時間チャーターしたて撮った丘の写真だけ選んでみました。
フィルターの悪戯で嵐の前、恐ろしく悪天候に見える美瑛をお楽しみ戴けましたか。
北海道再訪のもう一つの、そして最大の理由はまた近々、
時間をおいてアップしてみたいと思います。是非、お付き合い下さいね!


2012年11月29日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2012-11-29 00:00 | 旅の栞。 | Comments(12)