匂いのいい花束。ANNEXE。

カテゴリ:向き向きの花束。( 107 )

新しい年にふさわしい薔薇。

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皆さまへ。

チョッとドンヨリの年明けになりましたが、
2006年の元旦、いかがお過ごしでしょうか。

年は変わりましたが、僕は年末から始めた薔薇の手入れの続きです。
友人には、「本当、大変なんですよ……」と、愚痴を言いますが、
なかなかどうして、結構、毎日、楽しく作業をしています。
しかし、既に全身打撲のような状態で肩も腰もバッリバリ!
指は剪定鋏を使うため腫れちゃって箸も思うように持てません。
朝9時から夕方の4時頃まで休みなく!終わった後は熱い風呂にドブンです!
春の薔薇の素晴しい事を思えばこれくらい何のその。
それに、冬の剪定は僕が大好きな作業の一つでもありますから。

今年は、思う所あって年賀状は遠慮しました。
皆さん、ご存知の通り、去年の4月に染香が天国に旅立ちましたから……。
写真は6月、パリ郊外のライ・レ・ローズで撮影した一枚です。
アーチに仕立ててありますが、何とも自然な感じになっていて好感が持てます。
手前の明るいピンクの薔薇は「New Dawn」です。
2006年の新しい幕開けにふさわしい薔薇、New Dawn = 新しい夜明け。

今年一年、皆さまにおかれましては素晴しい年になりますように。
拙いブログですが、今年も一つヨロシクお願い致します。


草々

2006年1月1日


ブノワ。


[New Dawn (Cl) Dreer. 1930]
[LA ROSERAIE DU VAL-DE-MARNE/L'Hay les Rose]
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by raindropsonroses | 2006-01-01 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(24)

感謝の気持ちで一杯です。

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拝啓……皆さまへ。

こんにちは。何かと忙しい年の暮れ、如何お過ごしですか。
今年は随分と寒く感じますが、きっとこれが普通なのかもしれません。

さて、8月8日にブログを始めて早、丸5ヶ月を迎えようとしています。
楽な方、楽な方に流れる自分の性格をよく知っていますから(笑)
毎日の更新を自分に課しました。始めはどうなる事かと思いましたが、
皆さんの温かいコメントや、忌憚ない感想に励まされ、
毎日〜随分と楽しくやって来れたように思います。
本当、いつも温かいコメントをありがとうございます。
以前の記事にも少し書きましたが、このブログは、
僕が本当に書きたいと思っている事の半分くらいしか書いていません。
後の仕上げは皆さんと一緒に、コメント欄を通じて完成させる事にしています。
もっとも、最近は記事が少し長過ぎると、僕に苦情を言う強者も(笑)
矢張り、お気に入りの事を書くとなると、どうしても長くなってしまいますし、
薔薇や映画、それぞれ苦労して作っている人達の事を思うとついつい饒舌に。
まぁ、「長いなぁ……」と思ったら写真だけでも見て下さい。
なるべく綺麗な写真を選んでいますが、記事とリンクしなければ何もならず
なかなか難しい問題でもありますが……。

このブログに遊びに来て下さる方の事を少し分析してみると、
アクセスが一番多いのは、深夜0時の更新直後と、朝9時過ぎ……。
多分、会社に行って、先ずPCを立ち上げて一番最初にチェック?
ダメですよぉ、ちゃんと仕事しないと(笑)
僕も習慣化していますが皆さんもそうだったりして……。

写真は、今年の5月、西武ドームで開催された
「国際バラとガーデニングショー」で撮影しました。
僕にしては珍しくカメラを持って行きましたから結構、撮って来ました。
これは、市川惠一さんがお作りになった薔薇で、
恐らく、イヴ・シルバとイヴ・ミオラの「イヴ・シリーズ」かと思われます。
市川さんのお作りになる薔薇はそれは素敵で、一番の特徴は気品がある事。
花束にした時に、えも言われぬニュアンスと動きが出て来る事です。

幸いな事に、まだまだ書きたい事は山のようにあります。
来年も、元旦から張り切って書き進めて行く積りです。
これからも、拙いブログですがヨロシクお願い致しますね。
今年は本当にお世話になりました。来年一年、素敵な年になりますように!


敬具

2005月12月31日


ブノワ。


[Yves Miora (HT) Keiiti Ichikawa, 1998]
[Yves Silva (HT) Keiiti Ichikawa, 1997]
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by raindropsonroses | 2005-12-31 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(32)

麗しき薔薇の聖母。

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拝啓

Nさま、いよいよ今年も残り一週間になりました。
今日はクリスマス・イブ、クリスチャンのNさんには
特製のクリスマス・カードをお送りしますね。

これは4年前の夏、パリのクリニュー美術館で撮影した「薔薇の聖母」です。
どうですか、薔薇がお好きでクリスチャンのNさんにピッタリでしょう?
聖母子像をモチーフにした作品は絵画彫刻と数限りなくあります。
僕は無神論者ですが、キリスト教美術が好きで色々と撮り溜めた中で
一番好きな聖母子像なんです。瓜実顔のマリアさまは慈愛に満ちてどこまでも清楚。
いつもは愛らしくなく表現されている事の多いキリストも魅力的です。
聖母は製作された時代や国、宗派によって表現方法や表情が様々に変わりますが、
キツい顔、優しい顔、憂う顔、何れも、それぞれに美しい事には変わりありません。
しかし、なぜキリストは可愛らしくないのか……僕の長年の疑問であります。

それにしても、この時期の街の狂騒には目を覆いたくなるものがありますね。
クリスマス商戦と言うのも如何なものか……花屋はポインセチア一色、
街角には派手派手しいイルミネーションとクリスマスツリー。
レストランはお高いクリスマス・メニューのみになり時間制……。
僕のような人間にとっては迷惑以外の何物でもありません。

先日の事、新しいローマ教皇、ベネディクト16世が
「蔓延する商業主義がクリスマスの精神を汚している」と、
近年のクリスマスの過ごし方について苦言を呈しましたね。
全くその通り、僕も確かにそう思います。
日本人の悪い所でもあるスグに物に影響される所、
意味もなく右へ倣えするクセのある人なんかには耳が痛かった事でしょうね。
生まれてスグにお宮参り、毎年〜クリスマス&ヴァレンタインを賑々しく祝い、
結婚は神前結婚で、死ねば訳も分からぬまま仏教で送られる(笑)
何とも脳天気な民族です。本当に信仰心がある人には申訳ないけど
おおよそ、信仰と言うものには無縁な国民ですね。
信仰とは各個人の心の中の様相……僕はそう思っています。

2000年以上経ったキリスト教も随分と形を変えて来ました。
この辺で一番最初のキリストの教えをもう一度確かめてみるのもいいでしょうね。
その昔、美輪明宏さんが仰言った「お金が掛かる宗教は全ぇ〜ん部インチキよ」の
言葉が随分と気になっています。確かに言い得て妙ですもん(笑)

Nさま、素敵なクリスマスを過ごして下さい。
このカードは、たった3枚だけ、クリスチャンの友人限定です(笑)


敬具

2005年12月24日


ブノワ。


[Musee National du Moyen Ageクリニュー・国立中世美術館]
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by raindropsonroses | 2005-12-24 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(19)

便りの宛先は?宛名は?……カテゴリーについて。

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拝啓

皆さまお元気ですか。今年もあと残す所2ヶ月……。
さすがに、朝、布団から出るのが辛くなって来ました。
さて、ブログ開設3ヶ月……今日は、皆さんからの質問が多かったので、
ブログのカテゴリーについてちょっとお話ししたいと思います。

先ず、季節にとらわれず、写真を自由に使いたいので書簡形式にしました。
詳しい事は、一番最初の記事を参照して下さいね。


★薔薇の名前。
 現在ベランダで育てている園芸種350本、僕のオリジナル350本、
 合計、薔薇700本を中心に薔薇にまつわる色々なエピソードを紹介しています。
★猫が行方不明。
 我家の駄猫4匹のトンチンカンな日常と旅先で見かけた猫の話し。
 例外はありますが、基本的には日曜日に更新です。
★バベットの晩餐会。
 美味しいと思った物、特に自分では再現不可能な物を書いています。
 今の所、記事はなし……。
★恋におちたシェークスピア。
 薔薇の種類の中でも、特にシェークスピアの作品から名前をとっている品種を
 紹介。結構な数あるんですよ。
★映画館へ行こう。
 映画は映画館で!これをモットウにしていますので、新作にとらわれず
 お気に入りの映画を紹介。また、それに因んだ写真も見て下さいね。
 そう、映画評を書く積りは毛頭ありませんので……あくまで紹介です。
★天井桟敷の人々。
 最近はめっきり舞台を観なくなりました。日時が決められてしまう、
 観劇料が高い、面白くない……そん中で心に残る舞台の想い出です。
★展覧会の絵。
 僕は展覧会へは行く方だと思うのですが、結構、偏っているかもしれません。
 観に行った展覧会にまつわるエピソード、関連する事を紹介します。
★書架の片隅。
 新旧問わず、僕の宝物、本棚に大事に鎮座ましましている本を紹介。
 これまた、書評は出来ませんから、色々なエピソードを絡めて皆さんに紹介です。
★旅の栞。
 今まで行った国々……目からウロコの仰天エピソードや、親切な人々との出会い
 僕のビックリを皆さんにも味わって戴きたくて書いています。
★儚いもの。
 いつまでも永遠にあると思い込んでいたもの……。
 それが、ある日突然になくなってしまう。惜しむ気持をオマージュとともに……。
★女優の時代。
 映画が大好きな僕。長年の映画鑑賞から厳しい目と愛情を持って
 偉大な女優、愛すべきキャラクターを紹介。ちょっと偏っているかも(笑)
★英雄伝説。
 同じく、大好きな男優について書いてあります。女優と違って、
 男優の場合は「あの人みたいになりたい!」と、影響が大きのです……。
★Raindrops on roses。
 「Raindrops on roses」とは、映画「Sound of Music」の中の一曲、
 「My Favorite Things」の出だしの一節です。
 つまり、僕のお気に入りについて熱く語っています(笑)
★Sound of music。
 言わずと知れたミュージカルの傑作。
 ミュージカルが苦手の僕が唯一好きな「Sound of Music」。
 最近はあまり聴かなくなってしまったけど音楽についての記事です。
★いつも心に太陽を。
 今までに出会った大切な人についてのエピソードです。
 彼らに対しての感謝の意味を込めて書いています。
★何処からともなく。
 まわりから隔離された我家のバルコニーに何処からともなくやって来た草花。
 そんな不思議な世界を紹介しています。
★向き向きの花束。
 三島由紀夫原作の「鹿鳴館」。その冒頭の台詞に出て来る一節です。
 客を体よくあしらった影山朝子に大徳寺侯爵夫人季子(すえこ)が言います。
 「まぁ、偽善もあなたの手にかかると匂いのいい花束になってしまうのね」
 朝子は「いいえ、向き向きの花束を差し上げているだけですわ……」と、応酬。
 皆さんへの折々の挨拶が含まれています。


※因に、ブログのタイトル「匂いのいい花束。」もここから拝借。
 単に見た目が綺麗なだけではなく、匂いもいい花束のようなブログ……。
 皆さんにあれこれと色々と行間から想像していただければ幸いです。
 
 記事は思った事の半分しか書いていません。皆さんに戴いたコメントに
 返事をする事で残りの思いを書き足しています。
 ですから、僕と皆さんで記事を完成させているって事になりますね……。

写真は、今年手に入れた薔薇の中でもお気に入りの3本。
イングリッシュ・ローズの「Falstaff」「Benjamin Britten」
そして、近年の中では抜群の黄色、「Charles Darwin」。
どれも、花形、匂い、繰り返し咲き性に優れ、非常に満足しています。
まだまだ書きたい事は沢山あります。これからも一つヨロシクお願い致しますね。


敬具

2005年11月10日


ブノワ。


[Falstaff (ER) Austin, 1999] (Purple)
[Benjamin Britten (ER) Austin, 2001] (Orange Red)
[Charles Darwin (ER) Austin, 2003] (Yellow)
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by raindropsonroses | 2005-11-10 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(17)

季節の変わり目に思うこと。

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拝啓……Kさま。

すっかりご無沙汰していますがお元気ですか?
今朝、早起きしたベランダには30〜40匹のトンボがスゥ〜イスイ。
猫達は「べこ」状態で匍匐前進、30匹を追うもの一匹も獲ず(笑)
まだまだ暑いけど、目で見る「秋」はスグそこです。

さて、東京は立秋以後、大きな地震や局地的な豪雨でビックリしています。
このところ、少し地球がおかしいと思いませんか?
東京はスッカリ熱帯のような気候になってしまいました。
四季の移ろいがないと言うか、4つの季節を太いマーカーで
クッキリと区切ったかのようで、その間の微妙な時期がありません。
地球の地軸が傾いて来ている?勿論、人間も悪いんでしょうね。
クーラーの室外機や車の排気ガスなどで、日中は息をするのも大儀です。
ほんの25年前は、クーラーなんか無くても扇風機で一夏過ごせたのに……。

ベランダの薔薇は、容赦ない太陽光線と、下のコンクリートからの照り返しで
日中は、早く夜になるのをジィ〜っと必死に待っているかのよう……。
可哀相なくらいです。もうスグ、秋の剪定を始めなければなりません。
その他、驚異的に伸びている雑草取り!
雑草は、何と、僕の身長よりも高くなっています(笑)
水が切れてクッタリしている雑草を見ると、とても腹立たしい気分になります。
「お前を育てているんじゃないよ!」ってね。

今日は、バリ島の隣のロンボク島で撮影した赤トンボです。
こちらもうだるような暑さの中、ランチにナシゴレンを食べている時、
レストランのテラスの前の小さな池の草の先にとまった赤トンボをパチリ!
ピンボケですって?仕方ないの、赤トンボは待ってくれないし、
草が風でビョ〜ンビョ〜ン揺れるんだから。
ロンボク島も暑かったけど、バカンスだし、昼間からビールをグビグビ……。
東京で汗を拭き拭き、息も絶え絶え生活しているのとは訳が違います(笑)

敬具


2005年8月20日

ブノワ。


★皆さんご存知の「駒場バラ園」さんが今年一杯で規模を縮小されます。
 現在、近くの新公園予定地に「駒場バラ園」さんの貴重な薔薇を移植する
 署名運動が始まっています。HPを見て趣旨に賛同された方は、
 HP右側の「最新記事」の上から二番目に、是非、コメントを書き込んで下さい。
 ヨロシクお願いいたします。
[新・駒場バラ園を作る会]

ほっとけない 世界のまずしさ

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by raindropsonroses | 2005-08-20 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(11)

向き向きの花束。

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残暑お見舞い申し上げます。

立秋を過ぎたと言うのに暑い日が続きます。お元気にお過ごしですか?
実は、季節の事に疎い僕は、他の方には暑中見舞いを出してしまいました。
ちゃんと残暑見舞いを出せたのは、Eさんを始め、たったの4名です(笑)
お見舞いの葉書用の写真を何にするか……色々と迷ったのですが、
結局、先日、ネガの整理をしていて出て来た綺麗な花壇の写真にしました。
日本人全員が朝顔やひまわり、金魚や花火の図柄にする事はありませんものね。
今年は、それぞれの方に絵柄の違った暑中見舞いを用意しました。
そう、「向き向きの花束」を皆さんに……それでいいのです……。

これは、3年前の7月、パリに一ヶ月滞在した時に、
ブローニュの森の中にある「バガテル庭園」で撮影したものです。
どこでもそうですが、花壇は季節季節で植え替えるもの。
僕が行った時は、丁度、綺麗に咲き揃っていてラッキーでした。
当時のカメラは、まだ、デジタルカメラではなく、ミノルタの「α-9」。
今は、同じくミノルタの「Dimage A1」を使っています。
デジタル・カメラを重用しているからこそ思うんでしょうけど、
こうして見ると、フィルムで撮った写真って何となく味がありますね。
ピントが甘いと言う意味ではなく、何かこう、写真が丸ぁるいですよね。
手焼きの味でも言うのでしょうか……。
焼き増しの時に色々と面倒臭い注文をしましたが、
ラボのオジさんは「いやぁ、最近はこう言う仕事がなくってねぇ……」と、
打ち合わせの電話口で何となく嬉しそうにしていましたっけ……。

花の名前は聞かないで下さい(笑)
そう言う事にはマメじゃないもので……。


2005年8月12日

ブノワ。


「向き向きの花束」……「鹿鳴館」 三島由紀夫著 より。
[Parc de Bagatelle (Bois de Boulogne, route de Sevres a Neuilly, Paris)]
[コニカミノルタ/α-9, Dimage A1]

ほっとけない 世界のまずしさ

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by raindropsonroses | 2005-08-12 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(7)

拝啓……みなさまへ。

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この度、ブログを始める事になりました。
現在、東京のマンションのバルコニーで、
園芸種550本、オリジナル350本、計900本の薔薇を育てています。
それらの写真に加え、趣味で撮りためた旅の写真、
可愛がっている5匹の猫の写真などなど……。

みなさんは、綺麗な花束を貰った時、
思わず匂いを嗅いでしまった経験はありませんか?
写真を見て、文章を読んで……ちょっと未知の世界に思いを馳せる……。
そんなブログになれば……そう思っています。

このブログは、手紙、若しくは、絵葉書の体裁を取っています。
宛先は世界のどこか、受取人は架空の誰か、消印は……。
どなたでも、受け取った方は遠慮なくコメントなさって下さい。
薔薇や旅に関する質問でも何でも結構です。出来る限りの返信を致します。

それでは、気侭な便りにお付き合い下さい……。


2005年8月8日                             

ブノワ。


「匂いのいい花束」……「鹿鳴館」三島由紀夫著 より。
[Lordly Oberon (ER) Austin.1982 & Benjamin Britten (ER) Austin.2001]
[David Austin Roses/David Austin (1926~ )]

ほっとけない 世界のまずしさ

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by raindropsonroses | 2005-08-08 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(16)