「ほっ」と。キャンペーン

匂いのいい花束。ANNEXE。

カテゴリ:薔薇の名前。( 60 )

スカウトされたらどうしよう!(笑)

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………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

T 「ねぇ、どうしますか?」

B。「ン?何が?」

T 「明日の絵付け教室ですよ。」

B。「絵付け教室の何がどうしたって?」

T 「何がどうって、僕、あけさんのこと何て呼べばいいんですか?」

B。「いいんじゃない、普通で。『あけさん』でいいよ。」

T 「えぇぇぇ……やっぱり教えて貰うんですから……『あけ先生』とか。」

B。「あけ先生?……ぷ、ぷ、ぷ。じょ、じょ、冗談!いいんだよ、『あけ』で。」

T 「えぇぇぇ、呼び捨てぇ?そりゃマズイですよ。」

B。「それとも、『オイっ!』とか?(笑)」

T 「ひぇ……ダメですよ。回し蹴り飛んで来ちゃう!どうしよう。」

B。「そうだ!『おぃコラっ!』でいいんじゃない?(笑)」



2月の初旬にひょんなことから、あけ大先生に、
チャイナ・ペインティング教室を特別に開催して貰いました。
そう、あの自称「ゴージャスなガーデン・ブログ」を運営している、
実は「あけの秘密の肉園」、ブラック・フィンガーのあけ大先生(笑)

あけ大先生はもう10年もの長きに渡ってチャイナ・ペインティングの教室に通っていて、
定期的に作品展もされます。
今では自宅で生徒さんを呼んで教室を開くまでの腕前です。
僕、仲いいのに、なぜか今まで、絵付けを習うなんて露ほども考えたことなかったんですが、
僕の長年の親友、傾城のMちゃんが最近あけ大先生と親しくなり、
一回、絵付けを習いたい……それで話がとんとん拍子に進んじゃったみたいなんです。
それじゃぁねぇ、僕も参加しないとねぇ(笑)参加するとなったら真剣です。
先ずは、手始めに、初心者コースで転写紙を使ったものにする?
いえいえ!男性の読者の皆さんは良くご存知だと思いますが、
男って多かれ少なかれ、子供時代にプラモデルで転写紙を扱った経験があるのね。
プラモデルを組んだ後に転写紙のシールを貼った経験があるハズなんです。
僕は僕で、高校時代は美術部で、「勉強とスポーツは今一だけど、
絵筆を持たせたら右に出る者はない生徒会長」だったブノワ。さん(笑)
生まれ変わったら世界的な美容整形の先生か(物凄く巧いハズ)、
大倉陶園かアウガルテンの絵付け師になりたかった僕だもの……。
転写紙のコースはすっ飛ばして、いきなり絵筆を握ることにしました(笑)

あけ大先生直々にお教え戴くのです。失礼のないように準備は万端にしないとね!
描くお皿のデザイン(形)は決まっていました。
前にあけ大先生が「お願いだからどうしても貰って欲しい。」と、
懇願するので(笑)貰ってやったお皿に描くことにしました。
図柄はどうする?……こんな時、薔薇を描かなくてどうする!
そうなると、勿論、僕のオリジナルの薔薇ですよねぇ……。
迷うことなく「Bella Donna」に決めました。膨大な写真の中から朽ちる寸前の「Bella Donna」を選び、
お皿の大きさに合うように縮小コピーでデザイン画を起こします。
当日はいつも使っている絵筆を持参します。やっぱり慣れている道具って大事じゃない?
男って先ず、お道具から入るのよねぇ(爆)


さてさて、やる気満々な友人4人は駅からタクシーを飛ばしてあけ邸へ……。
挨拶もそこそこに、先ず、始めは筆を持ってストロークの練習です。
筆に絵の具を付け、カーブさせる時の力加減で皿の上に一筆で濃淡を表現します。
あーだこーだ言いながら、20分ほどストロークの練習。
これがなかなか難しい……描く気満々の僕とZネエさんは直接、皿に絵を描き、
最初の会話のTくんと、今回の教室の言いだしっぺのMちゃんが転写紙コースになりました。



だけど凄いでしょう?右も左も分からないのにいきなり絵筆で皿に薔薇を描くって(笑)
その辺の勘違いって言うか、自信満々さって言うか、身のほど知らずさって言うか……。
僕達って……何だか可愛い!(笑) Zネエさんなんか、

 「あたしね、転写紙って言うからズゥ〜っとお断わりしていたのよ。」って(笑)

どんだけぇ〜!でしょう?(笑)
いきなり飛び級で上級者コースで問題なしって思っているところが凄い!(爆)
兎に角、必死に絵筆を走らせました。ハッキリ言って、紙に描くのとは全然違いました。
ツルツルの表面に絵の具をのせ、さらにボカシながら、その筆致を利用しながら立体感を出す……。
難しい反面、溶剤を使って描いたものを綺麗サッパリ後から消せる美点もあります。
僕、仕事でも何でもクセなのね。与えられた時間内でキッチリ形にするって……。
4時間チョッとでなんとか形にしました……。

出来上がってみて思うことは色々あります。
あぁすれば良かった、ここをこうすればもっと良かった。
具体的に言うと、もっと背景をボカして、いつも撮る写真のように幽玄に仕上げたかったです。
でも面白いですねぇ……皆、性格が出るのね。
僕みたいに話しながらでも構わず絵筆が動く人、話すと手がパタッと止まる人(笑)
黙々と一切話さない人、大体、男の方がチマチマと細かく、
意外に女性の方が大胆で豪快なことをします。

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………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

結局、生まれて初めてのチャイナ・ペインティング4時間チョッとで描いたのが今日の写真です。
一番最初の1枚が焼き終わった完成の状態。
2枚目が絵付けを終えた皿と、パレットに使った陶板……これはこれで美しい!
焼き上がりの発色は、ほぼ、思った通りの出来でした。

あけ大先生は初めての僕らに親切に、丁寧に指導してくれました。 教えるの凄く上手なのね。
世話になったからチョッと褒めておいた方がいいと思うんだけど(笑)
あのですね、視線が下からなんです。上から目線じゃない、一緒になって考えてくれるの。

 「あっ!……それ、可愛い!図柄の端っこがこの辺に来るともっといいかも!」とかね。

さりげなく道を示してくれる。 あけ大先生の呼び方に苦労していたTくんは、
知らず知らずの内に「ハイっ!ハイっ!」って模範的な生徒のお返事(笑)彼、都合5枚もお皿作っちゃった(笑)
僕はと言えば、何だか楽しくてね……同じものは2枚と描けないけど、
蕾から朽ちる寸前まで、様々な状態の「Bella Donna」を6枚描いてディナー・プレート・セットとかね。
勿論、僕のオリジナルの薔薇6品種の絵違いディナー・プレート・セットなんて言うのもいいかもしれない。
夢は限りなく広がります。



ここで、新たな事業が閃きました!事業っていうより悪巧み(笑)
きむたくてんちょのオリジナルの薔薇を美しく描いてお皿にし、てんちょに買って貰うの!(笑)
勿論、買ってくれるでしょう?この世でだった1枚の希少な手描きのお皿なんだもの!(笑)
しかも描いたのは親友の僕、ブノワ。さま(爆)
おこずかい足りなくなったら押し売りにいこうかしらン?(笑)
大倉陶園の総手描きのカップが1客……100000円弱だから……。
やっぱり1枚100000円は欲しいですよねぇ(笑)
この手は河合さんにも使えそう……お皿御殿建ったらどうしよう!
1枚ぁ〜い……2枚ぁ〜い……ブノちゃん皿屋敷って!(汗)


その前にどこかからスカウトに来たらどうする!?
えぇぇぇぇっ!どうしよう!何だかドキドキ!変な汗出てきちゃった(笑)
大倉陶園かアウガルテンだったら話くらい聞いてやってもいいかな?マイセンだったらどうする……。
夢?……無謀な妄想は限りなく広がります(笑)


2013年2月16日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-02-16 00:00 | 薔薇の名前。 | Comments(20)

重ぉ〜い腰を上げる。

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まいったまいった……2月も一週間が過ぎてしまいました。
まだ何もやっていないの……冬の薔薇の作業(笑)
何だかんだ理由をくっ付けては先延ばしにして来た薔薇の作業。
1000株あることを考えるとそろそろ始めなければ……。

そんなこんなを考えている時、
関西に住む友人が稀少な薔薇の苗を3本持って上京しました。
ちょっと素敵な会合があって、僕も同席する事になったため、
気を利かせてくれて僕が興味津々な古のハイブリッド・ティーの苗を持って来てくれたのです。

苗は台木の野薔薇に芽を接いだ状態のもの。
まだの野薔薇の上の部分がカットされていません。
根は土のポットには入っておらず、湿った新聞紙に包まれただけ……。
このまま湿らせておけば2週間は大丈夫だって……。
でもそこは小森のおばちゃま並みに心配性の僕のこと(笑)
ポッカリ空いた日曜日を利用して植え込みと洒落込みました。

ホームセンターに一っ走り、ここはそんなに気の利いた店ではないけれど、
何しろ僕を「薔薇の方!」と呼ぶオバさま達がレジを仕切っています(笑)
四角四面で杓子定規なもう一つの巨大ホームセンターと違って、
重たい土なんかはレジで個数を言えば配送の手続きまで済ませてくれます。
四角四面の方は一々レジまで全部持って来て会計をして、
済んだら配送の手続きをサービスカウンターでしなければいけません。
5キロも10キロも入った袋を20袋も30袋も持てませんからね!
アットホームなオバさま達がいるホームセンターの方が気軽でいいのです。

土を素手でブレンドして行きます。
爪は短く切ってあるけれど、スグに真っ黒になってしまいます。
でも、土を素手で触るって気持ちいいですね!
ザッと1時間の作業、去年新苗でお迎えした分も含めて、
30株ほど植え替えと剪定を済ませてしまいました。

一っ風呂浴びて冷たいビールをグビグビ……。
外は寒風吹きすさぶ2月だけれど、汗を掻いた後のビールは美味いですね。
あと3階の日曜日で何とか形にしてしまわなければいけません。


草々

2009年2月9日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2009-02-09 00:00 | 薔薇の名前。 | Comments(40)

高嶺の花。

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薔薇が文字通り高嶺(高値)の花になってしまいました。

以前は1万円もあれば、大苗が4本も買えたのに……。
今では1本買ったらお釣りが少々、ハイ、それでおしまい……。
その内、クリスマス・ローズのようにインターネットでオークションに掛かり、
莫大な値段で取引されるようになるかもしれません。

 「薔薇は高貴な花だ……。」 
 「薔薇は花の女王よ。」……。

薔薇の素晴らしさを褒め讃える言葉は色々とあるけれど、
薔薇がここまで一般に普及し、愛されて来た理由の一つが、
他の植物に比べて比較的安くて何年も楽しめる……これだったのに……。

今では財布の中身と相談しながら苗を選ばなければいけなくなってしまいました。
去年までは、カタログや写真集を見ながらペンを片手に、
バンバン、ジャンジャン、予算を考えずに次から次へと薔薇の名前をリストアップ、
国内の薔薇園や販売店、外国にまでメールやファックスを送っていたのに……。

最新品種だからって何でそんなに高いの?
稀少だから?世界的に本数が少ないから?
そんなことは重々分かっています。
少なくても稀少でも、値段が変わらずに手に入る所が薔薇のいい所だったのに。
それをコントロールして薔薇ファンに安定した価格で供給するのが販売する側の使命じゃないのかな。
薔薇だってビジネスです。売れてなんぼ、売れない薔薇はスグに廃れ生産されなくなる……。
そんなことは百も承知だけれど、それを感じさせない所、どこか世俗から超越した所が薔薇の魅力、
商売の匂いを感じさせない所が薔薇の高貴さをさらに高めていたのに……。

そんな訳で(他にも理由はあるけれど……。)、
新しいシーズン、ブノワ。さんのバルコニーに新しい薔薇の入荷予定はありません(笑)
最近の風潮に対するささやかな抵抗かな……。

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今日の写真は、そんな最新品種第一主義の中、
とうの昔に忘れ去られ、リスト落ちしている「The Yeoman」。
1969年作出、イングリッシュ・ローズの初期の花です。
今をときめくイングリッシュ・ローズの中に、
「The Yeoman」と言う名前の薔薇があることすら知らない人が多いのではないでしょうか。
花の写真だけ見ると綺麗ですが、確かに剛直で刺もけたたましい(笑)
今の流行の薔薇の姿からは遠い存在です。
でも、本当に繰り返し良く咲き、丈夫でほんのり甘いフルーツの匂いがします。
僕の超ズボラ園芸でも病気にも罹らず毎年〜綺麗な花を咲かせてくれます。

 「今、持っている薔薇を大事にしよう!」

それが来シーズンの目標……さてさて、そろそろ冬の作業の始まりです。


草々

2008年12月29日


ブノワ。


[The Yeoman (ER) Austin, 1969]

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by raindropsonroses | 2008-12-29 00:00 | 薔薇の名前。 | Comments(8)

Rose is a rose is a rose……。

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 「 Rose is a rose is a rose is a rose. 」

これはパリに客死したガートルード・スタインの詩です。
彼女はヘミングウェイ達を「You are all a lost generation」、
「Lost Generation」と呼んだことでも有名です。
この名詩、訳もいらないし、薔薇の総て魅力を表し、
薔薇そのもの存在を表現した詩はないでしょう。

薔薇はどの薔薇もそれぞれに美しいです。
人それぞれ薔薇に求めるものは違います。
花そのものにしか興味のない人、刺に異様に執着する人(笑)
匂いに重きを置く人……薔薇にはそれぞれに物語があり、
作り出され名前が付いた時のエピソードがあります。
育てている人の思い入れがあります。

考えてみれば、一年に何回も咲く品種が多い薔薇ですが、
人はいつしかその特質を当たり前に思うようになってしまったのではないでしょうか。
普通の植物は一年に一度しか花咲きませんものね。

では、年に数回咲かない薔薇は薔薇じゃない、
魅力がないかというとそんなことはなく、
例えば一季咲きのオールド・ローズがダメかと言うととんでもない間違いで、
初夏に一度しか咲かない故、他の薔薇を圧倒する存在感を示す薔薇が多いです。
一枚目の写真の「Juno」(右上)と「Great Maiden's Blush」の美しいこと!
この潔い美しさに魅せられている人は数限りありません。
この素晴らしい姿のまま2番花、3番花と繰り返し咲けば申し分ないけれど、
残念ながら世の中そんなに上手い話はありませんね(笑)
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2枚目の写真は「Janet」と「Lady Emma Hamilton」の組み合わせ。
素晴らしきイングリッシュ・ローズの代表的な品種です。
春先と同じ姿で繰り返し咲く品種は稀です。
春と秋の花が極端に違う品種もあります。
また、春よりも秋のほうが数段素晴らしい薔薇もあります。
繰り返し咲いたショボい花に満足するか、
それとも初夏の一度の開花の潔さを取るか、人それぞれです。


草々

2008年12月5日 


ブノワ。


[Gertrude Stein (1874~1946)]

[Juno (C) before 1832]
[Great Maiden's Blush (A) before 1400]
[Janet (ER) Austin, 2003]
[Lady Emma Hamilton (ER) Austin, 2007]

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by raindropsonroses | 2008-12-05 00:00 | 薔薇の名前。 | Comments(14)

貴妃酔酒。

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晩秋の清々しい朝、暖かさに釣られてバルコニーに出てみた。
きんが僕の足元をすり抜けるように、そう、脱兎のごとく一足先にバルコニーへ。
猫にとっても日向ぼっこは健康の大事な一要素なのでしょう。

そう言えば、このところ薔薇に水をあげていませんでした。
ウィンド・ブレーカーを羽織り、長靴を履いて再びバルコニーへ。
晩秋のこの時期でも、朝の陽射しでも顔に当たるとジリジリ感じられます。
太陽って本当に有り難いですよね。
薔薇に水あげ終わる頃、フト目の端っこに七色の鮮やかな虹が……。
もう一度同じように水を撒いてみて、虹がはっきりと目に映るのを確認、
部屋に取って返してカメラを持参、写した写真が今日の1枚です。
美しい虹の軌跡……まるでティンカー・ベルが飛び立った後のようです。
間違ってもエンドラがサマンサの元にやって来た跡ではありません(笑)
僕はこう言う写真をわざわざブログのために撮る事はありません。
そう言う意味でも珍しい1枚かもしれませんね。

光って本当に不思議だし有り難いです。
光がなければ何も見えない訳ですからね。
虹の原理は分かっていても、こうして写真に捕らえてみると
改めて自然界の不思議、光が目に映る仕組みを考えてしまいます。

薔薇は夏以降にシュートを伸ばした「Tipsy Imperial Concubine」。
中国で発見されたティー・ローズ、若しくはチャイナ系の薔薇と言われています。
しかし、ティー(紅茶)の匂いは希薄で、もしかしたらヨーロッパ産の薔薇が、
遥々大陸を渡って中国に根付いたものではないかと想像を廻らせてしまいます。
「皇帝の微酔い気分の寵妾」……何とも色っぽい名前の薔薇です。

百花亭での花見の宴を玄宗皇帝から命じられた楊貴妃は、
愛する皇帝のために万全の支度でもって酒宴を準備します。
しかし、事もあろうか玄宗皇帝は貴妃のライバルの梅妃の元へ……。
一人、皇帝を待ちながら寂しく杯を傾ける貴妃の心内は……。
「貴妃酔酒」……京劇の名優、梅蘭芳(メイ・ランファン)の当たり役の一つです。


草々

2008年11月21日


ブノワ。


[Tipsy Imperial Concubine ( T or China ) Introduced by Hazel le Rougetel in 1982]
[楊貴妃 (719~756)]
[玄宗皇帝 (685~762)]
[梅蘭芳 (1894~1961)]

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by raindropsonroses | 2008-11-21 00:00 | 薔薇の名前。 | Comments(10)

種を蒔く人。

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朝夕、随分と肌寒く感じる9月の最終日曜日。
この5月に交配した薔薇の実を収穫、中から種を採取して蒔きました。
今年は残暑がなかったからか、一気に色付いた実を収穫したのはいいけれど、
9月中に種を蒔いたのは初めてかもしれません……。

薔薇の実は一度に収穫出来ません。
交配した時期の違いや種類による個体差があります。
先ずは10品種、オレンジ色に熟した実から収穫した約60粒の種を蒔きました。
朝から苗床を作り、赤玉土と腐葉土だけのブレンド土を用意して苗床を作ります。
チョッと目を離した瞬間、バルコニーをウロウロしていたきんが、
「トイレ」と間違って苗床の上におしゃがみした瞬間に、

 「ここはトイレじゃないよ!」と一声、お尻を蹴飛ばし撃退(笑)

無事に第一弾の種を蒔き終わりました。
これからは順次熟したものを収穫して播種……12月までこの作業は続きます。
早ければ来年の2月には貝割れ大根のような双葉が出て来て5月には小さな花を咲かせます。
可愛らしい双葉……でも、生意気に薔薇らしく将来の刺を連想させる髭もあったりして……。
それにしても植物は不思議です。勝手にどんどん種が出来る訳ではありません。
どんなに多くても雌蕊の数だけしか種が出来ないのです。
あんなに丁寧に受粉させたのに実を割ってみると種が一粒……なぁ〜ンて言うことも。
小さな一粒一粒に秘められた可能性。それぞれの個性が同花開くか楽しみです。

美しい薔薇が出来ますように、また、健やかに育ちますように!
写真は僕のオリジナルの薔薇。春先は少しピンクがかります。
甘く素晴らしい匂いは誰しもが薔薇に求める匂い……。


草々

2008年9月29日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2008-09-29 00:00 | 薔薇の名前。 | Comments(25)

La Rose du Petit Prince。

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あれは今から24年前(年取るハズだ……。)
僕が映画に目覚めて一人で映画を観るようになった頃、
少しでも沢山映画を観たい、安く映画を観たい僕は、
試写会の応募の葉書をじゃんじゃん出し、
当時、また沢山あった名画座を巡り歩いたものです。
一日2本立て3本立ては当たり前、名画座を梯子して、
朝から晩まで一日に5本観たこともありました。
就職してから数年は年間250本の映画を観ていた記憶があります。

当時、ある映画の鑑賞会に入っていて、ロードショウの前売り券がさらに安く、
今にしては考えられない一枚630円で手に入ったのです。
昼ご飯代を節約、寝ても覚めても映画が観たかった僕……。
ある日、店に立ち寄り、これから公開される映画の前売り券を何枚か纏め買いし、
代金を払って外に出ようとした時にフと目に入ったのが、
床の上に落ちていた紙切れ……ハッとして拾い上げたのが
「星の王子さま」の前売り券だったのです。



「星の王子さま」……スタンリー・ドーネン監督作品、1974年製作。

一般にサン・テグジュペリのファンが思い描くメルヘンの「星の王子さま」ではなく、
可成り濃ゅ〜い、エグぅ〜いコワモテぇ〜な配役のミュージカル仕立て。
クセの強いオジさま俳優が思う存分に怪演した「珍品」と言えるかもしれません(笑)
星の王子さま役の男の子は、いわば、可愛らしいだけの飾りのような存在で、
振り付けも担当したボブ・フォッシー(The Snake)やジーン・ワイルダー(The Fox)や
リチャード・カイリー(The Pilot)などのワンマンショー的な色合いが濃い、
一風変わった作品に仕上がっていました。
多くの「星の王子さま」ファンには違和感タップリ、不満ゴッソリ、非難囂々……。
そんな中、ドンナ・マッケニーが演じる「The Rose」が伸びやかに歌う
「Be Happy」がとても印象的でした。

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1枚目の写真の薔薇は、最近、日本で紹介されたデルバールの「Le Petit Prince」です。
皆さんご存知の通り「星の王子さま」のフランス語の原題です。
カタカナ読みすると「ル・プティ・プランス」……でしょうか。
少しラベンダーがかったライト・ピンク。花弁はそれほど密ではないけれど、
可成りハイ・トーンな強い匂いがします。鼻孔の奧に直接、刺激する素晴らしい匂い。
花付きは抜群で、しかも、花保ちが凄くいいと来ています。
この炎天下でも完全に咲いてから数日間は同じ姿で僕の目を楽しませてくれました。
写真のように黄金色の蕊が見えた方がより一層美しいです。
実はこの「Le Petit Prince」、先日の花フェスタ記念公園を訪れた際に、
京阪園芸の小山内健さんが講演会で使ったあとに僕に下さった新苗。
余程、物欲しげな顔をしていたんでしょうね……「もって行けば!」と一声、
なんとも豪儀で心優しい方です。ウチの猫のきんもきんなら飼い主も飼い主でしょうか(笑)
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2枚目の写真は一足早く紹介された、同じくデルバールの「Saint-Exupery」です。
「サン・テグジュペリ」……こちらは春の一番花。数輪が房になる巨大輪、非常に強い匂いがします。
デルバールには同じ名前のライト・ピンクのハイブリッド・ティー(1961年作出)もあります。

愛らしい「Le Petit Prince」ですが、商標登録の関係で名前が変わるそうですね。
新しい名前は「エモーション・ブルー」……色々と大変なんですね。
でも、僕の中ではこの薔薇はズゥ〜っと「Le Petit Prince」と呼ぶと思います。
秋には「Saint-Exupery」と「Le Petit Prince」を同じフレームに収められるかな……。
薔薇を育てているとそんな楽しみもあります……。


草々

2008年8月1日


ブノワ。


[La Rose du Petit Prince (HT) Delberd, 2008]
[Saint-Exupery (HT) Delberd, 2003]
[Delbard]

[The Little Prince/星の王子さま (1974)]
[Stanley Donen (1924~ )]
[Richard Kiley (1922~1999)]
[Bob Fosse (1927~1987)]
[Gene Wilder (1933~ )]
[Donna McKechinie (1940~ )]

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by raindropsonroses | 2008-08-01 00:00 | 薔薇の名前。 | Comments(14)

薔薇三銃士。

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拝啓

ようやく気温が上がり、初夏らしい陽気になって来ました。
たまにどっと梅雨らしくて鬱陶しいけれど……Aさん、その後、如何お過ごしですか。

さてさて、二番花がチラホラ咲いていますが気分は既に秋の花(笑)
僕なんか冬の剪定や仕立て直し、来シーズンに購入する薔薇のリスト・アップが始まりました(笑)

今年は薔薇の開花時期が非常に短くガッカリした分、
他の方の庭や薔薇園を見る機会に恵まれました。それもまた楽し……なんですが、
雨風に祟られた自分の家の薔薇を撮りそこなったのと違って、
薔薇園はカンカン照り!雲一つないピーカンで困り果ててしまいました……。
花を撮るなら花曇りでなければ。「草ぶえの丘」然り、
先日足を延ばした「花フェスタ記念公園」然り……。

所で、「花フェスタ記念公園」を訪れるのは初めてだったんですよ。
薔薇好きの友人に言うと「嘘でしょう!?」と、絶句されます(笑)
だってねぇ、遠いしウチの薔薇が終わる頃にはドッと疲労困憊だし……。

今回の訪問を決めた最大の理由は、
いつもお世話になっている「薔薇三銃士」の皆さんのレクチャーを聞きに行くこと……。
そう、僕は、有島 薫さん、小山内 健さん、大野耕生さんのお三方を
敬愛の念を込めて「薔薇三銃士」と呼んでいるんです(笑)

それにしても今の薔薇全盛の時代、考えてみればチョッと不思議な感じがしますよね。
僕自身、男だけど薔薇が大好きで可成のめり込んでいます(笑)
園芸は女性がするもの……今時、そんな時代錯誤なことを言う人もいないと思うけど、
矢張り、薔薇を栽培しているのは圧倒的に女性が多いです。それも大人の女性ね。
オールド・ローズに始まり、イングリッシュ・ローズやフランスの薔薇が大人気で、
今の薔薇ブームは今までの薔薇の歴史始まって以来なのではないかと思います。
そして、数少ない例外もあるし、素敵な女性のリーダーもいらっしゃるけれど、
その薔薇の大ブームを作り、流行を決め、大いに盛り上げているのが、
僕が敬愛する「薔薇三銃士」だと思うのです。

面白いのは皆さんそれぞれに個性が違うこと。
年令も程よく離れていて、薔薇に対する愛情の深さは同じなのだけど、
薔薇に関わる立場やスタンスが微妙に違い、それぞれに尊敬しあい認め合い、
敵対せず、協力関係にあることが素晴らしい関係を築いているのでしょう。
毛利元就の三本の矢ではないけれど、お三方の魅力はそれぞれの存在があって
さらに素敵に、引き立て合っているように思います。
それから本当に人気者!「花フェスタ記念公園」のレクチャー初日の夜、
場所をホテルのラウンジに移して懇親パーティがあったのですが、
ハッキリ言ってマダム達は狂乱状態(笑)いいえ、言わせて戴きます。
本当に凄かったんですもん(笑)写真が本当に魂を吸い取る魔法の箱だとしたら、
お三方とも今頃はヘナヘナの脱け殻でしょうね(笑)
間断なく焚かれるフラッシュ、マダム達の嬌声、皆さん娘さんみたいでしたよ(笑)
お三方の共通点は他にもありますね。物凄く薔薇の知識が豊富で冗舌(笑)
薔薇の話しになったらもう立て板に水、油紙に火が点いたかのようにペラペラ……じゃない、
大変によくお話しになります(笑)何回か夕食に同席させて戴いたことがありますが、
僕なんか全く口を挟む余地はありませんものね(笑)
最も初めから無口な僕ですけれど、黙んまりを決め込むしかありません(笑)
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写真は1枚目が、今回、凄く話題になった、大野さん縁の「Lucifer」。
淡いラベンダーに外側の花弁が縮れてグリーンが乗ります。
物凄くいい匂い……早くも苗の争奪戦が始まっています。
2枚目は言わずと知れた「Fragrance of Fragrances」。有島さんの薔薇ですね。
蕾の時はまるで蓮の花みたいなのですが、一晩水を吸うとこの艶やかな姿。
上品な匂いは女性なら誰でも身に着けてみたいと思わせるような匂い。
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そして3枚目は小山内さん作出の「Tropical Sherbet」と僕のオリジナルの薔薇2種。
黄色と赤黒い薔薇の強烈な組み合わせ。小山内さんの薔薇にチョッとお邪魔してみました。
「Tropical Sherbet」……兎に角、強健で良く咲きます。
濁りのない黄色は、時間とともに回りに赤が乗ります。
爽やかなティーの匂い、この写真で中心の花が終わった脇の蕾になります。

これだけ魅力的な水先案内人がいる時代が今までにあったでしょうか……。
薔薇好きにはいい時代だと思いませんか。薔薇栽培が楽しくなりましたものね!
どの方がアトスかポルトスかアラミスか良く分かりませんが(笑)
これからも素晴らしい時代が続きます。


敬具

2008年6月19日


ブノワ。


[Lucifer (S) Kawamoto, 2007]
[Fragrance of Fragrances (HT) 2007]
[Tropical Sherbet (F) Osanai, 2003]
[毛利元就/Motonari Mouri (1497~1571)]

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by raindropsonroses | 2008-06-19 00:00 | 薔薇の名前。 | Comments(24)

庭は心を映す鏡。

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 「今年の薔薇はヒドかった……。」

そこここでそんな会話を聞きます。
我が家のバルコニーも先日の暴風雨で一気に花びらが落ち、
追い打ちをかけるような大雨で一気に終焉……。
まぁ、こんな年もあるでしょう……そう思いたいけれど、
それにしても花が終わった薔薇の園を見るにつけ
何となく悲しい気分になるのも嘘偽りのない事実です。
ほぼ、薔薇だけで纏められたバルコニーですから、
それまで華やかだった花が終わってしまえば、
一抹の寂しさと共に何やら虚しさすら感じてしまうのでしょうけど、
僕は薔薇の花は勿論、葉も刺も大好きですからいいようなものの、
普通の人には何とも物足りない風景に映るでしょうね……。

今年の薔薇の春は短かったことに付け加え、交配を再開しましたから、
その惨状たるや想像を絶する程で(笑)何のために薔薇を育てているのか、
初めてお迎えした薔薇の花と名前が一致しないなんて
当たり前になってしまった余裕のなさが淋しかったりもします。

そんな5月下旬、霧雨が緩やかに舞う午前中、
敬愛する薔薇の先輩と一緒に友人のお庭を見せて戴きました。
初めて降り立つ駅で待ち合わせ、わざわざ車で迎えに来て下さった方のお庭は、
艶やかな色彩の薔薇こそ目を引くものの、よく目を懲らせば、
様々な草花が薔薇に肩を寄せ、僕等が「雑草」と呼び忌み嫌う草花までが、
花の女王、薔薇となんら別け隔てなく肩を並べて植栽された素敵な庭ででした。
植栽と書いたけれど、人の手で植えた感じはまるでしません。
種が風に運ばれ自然に芽吹いた感じ、
昔からそこに生えていたかのような錯覚に陥ります。

 「庭は心を映す鏡である……。」

また、管理する人の人柄や生きて来た全てを映す鏡……霧雨に濡れた土の匂い、
薔薇は勿論、ハーブなどのむせるような匂いに包まれて
濡れるのも構わずシャッターを切りました。

ご本人は「薔薇もある庭」と謙遜しますので、
薔薇だけを紹介したいと思います。
皆、雨に頭を下げジッとしている姿は可憐そのものです。
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1枚目の写真は、家の裏側に大きく育った「Mme, Alfred Carriere」。
僕がリヨンで見たのと同じように自然樹形に育った「Mme, Alfred Carriere」、
矢張り、この薔薇は大きく育ててみたいものです。
2枚目の写真は「Wisley」……なんて可憐なんでしょう。
3枚目の写真は驚異の「Lordly Oberon」……ウチでは一輪しか咲かなかったのに(笑)
この薔薇は一番外の花弁が薄緑になり、茎と同じ色になるのが特徴ですね。
4枚目の写真は遅咲きの「The Ingenious Mr. Fairechild」
5枚目は僕等をお出迎えしてくれた玄関先の「Brother Cadfael」。
どの薔薇も薄物のシルクに真珠を散りばめたような美しさ……。
薔薇は俯く方が美しい……改めてそんな思いを新たにし、
来春に向けて自分のバルコニーの有りようを考えさせられる一日でした……。


草々

2008年6月6日


ブノワ。


[Mme. Alfred Carriere (N) Joseph Schwartz, 1879]
[Wisley (ER) Austin, 2004]
[Lordly Oberon (ER) Austin, 1983]
[The Ingeniouse Mr. Fairchild (ER) Austin, 2004]
[Brother Cadfael (ER) Austin, 1990]

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by raindropsonroses | 2008-06-06 00:00 | 薔薇の名前。 | Comments(12)

何と言う5月……新たな気分で6月。

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5月は記録的な降雨量、6月に入ってスグに梅雨入り……。

薔薇を育てるようになってから十数年、
一年の内で、どの月よりも一番早く過ぎるのが5月になりました。
その早さは年々、加速度を増し、今年に至っては瞬きをする間もないくらい、
大袈裟だけれど記憶がスッポリ抜け落ちるくらいハードで慌ただしい5月になりました。

先ず、通常の薔薇の世話に加え、
写真撮影、再開した交配、薔薇に関するさまざまな行事、
この季節ならではのお付き合い等々……一日の時間は限られているので、
睡眠時間を削って対処するしか方法はありません。
寝るのは午前0時を過ぎてから、起きるのは3時……それでも足りない時間、
加えて日照不足と大雨による皺寄せ、今、思い起こしても
いつ何をやったかスグには思い出せないくらいです。
ほぼ記憶喪失状態(笑)確か、何本か映画を観たハズなんですがタイトルすら思い出せません……。
そんな毎日ですから疲れもピークに達していて、
浴槽の中で熟睡すること2時間だったり(お湯が冷めて目が覚める……)
PCに向かってマウスを持ったまま爆睡しちゃったり……。
きっと後ろから見たら首が取れちゃったのかと思うくらい
カクッと首を90度に折り寝込んでしまったり……。

そんな慌ただしい5月も終わり、6月に入った途端、
ズゥ〜っと雨続きだった日曜日が珍しく晴れました。
先ずは、取る物も取り敢えず優先順位一番のバルコニーの手入れをし、
急に思い立って佐倉の「草ぶえの丘」に薔薇を見に行くことにしました。
PCで検索、昼に家を出て閉園まで2時間30分、
ピーカンだし、それほど、写真も撮れないだろうけれど、
今日から6月、気分一新で再スタートするにはいいじゃない?

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ご存じの通り、「草ぶえの丘」の薔薇は、
数年前にユーカリが丘にあった「ロースガーデン・アルバ」から移植されたもの。
アルバの閉園以来、初めて訪れることとなりました。
最寄りの駅から電車で90分……電車の車窓からは植えたばかりの稲の穂が青々と水面にそよぎ、
夥しい数の布団と洗濯物が流れて行きます。如何に、太陽が不足していたのかがわかりますね。

さて、いよいよ門を入ってスグ右手が薔薇園です。
カバンからカメラを出し戦闘態勢に突入……と、思いきや、
薔薇関係の知り合いに続々と出会い、「ど〜も、ど〜も!」思わず挨拶大会となり(笑)
時間が限られている僕は気が気ではなかったのですが、
皆さん、矢張り大好きな薔薇を目の前に顔が明るい!
中には夢中で薔薇を見て歩いたあまり日焼けしている人も見受けられます。

どうせ、いい写真は無理と諦めつつ持って行ったカメラ、
この日のようにカンカン照りの日は花を撮るには最悪の光線です。
でも、そっちがその気なら(?)僕にだって撮る術はあるのです。
「逆光」と言う最終テクニックがね。それから日陰と日向の併用ね。
そんな写真の中から何枚か添付しますのでお楽しみ下さい。

驚いたのは、薔薇園をウロウロしていると親友にバッタリ出会ったこと……。
矢張り、僕等は可愛い蜜蜂か?薔薇と言う蜜の匂いに誘われて集まって来るようです(笑)
彼とは久し振りでしたが、そんな時間の感覚を感じさせないくらいに話しが弾み、
閉園後も管理する方の大らかな気持ちに甘えて写真撮影をしました。
止めどなく出て来る薔薇の話題、お互いの近況を話すうちにお別れの時が……。

程よく育って来た「草ぶえの丘」の薔薇達。
来年はもっともっと素晴らしい様相になることでしょう。
来年は一度と言わず二度三度、既に薔薇のマダムのお誘いを受けております(笑)
ついつい僕等は薔薇の花の事ばかりに目が行きがちですけれど、
矢張り、植物は「育てるもの」そんな事を漠然と思った午後でした。


草々

2008年6月5日 


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2008-06-05 00:00 | 薔薇の名前。 | Comments(16)