匂いのいい花束。ANNEXE。

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友が集う……Cafe des Musees。

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拝啓

Yくん、厳しい夏も終わろうとしています。
そちらの秋は一気にやって来るんでしょうね。
ご存じの通り、東京は9月一杯は残暑が厳しいです。

さて、パリでは大変にお世話になりました。今回はフランスに薔薇を見に行く旅でしたから、
あまり時間がなくて一回しかご飯を一緒に出来ませんでしたね。
でも、久しぶりに元気そうな顔を見られて大変に嬉しかったです。
今回は僕達も大人数、Yくん達も大人数、ワイワイガヤガヤ、
たまには大きなテーブルを囲むのもいいものですね(笑)

所で、あのレストランなかなか良かったでしょう。
最近のお気に入りなんですよ。パリに行くと必ず足を運んでパリの地元の雰囲気を味わいます。
店の名前は「Cafe des Musees」。「カフェ」と付いていますがバカにするなかれ、
一皿一皿の料理はその辺のビストロやブラッセリーに引けを取りません。
うかうかしていると足元を掬われるくらいに美味です。ギャルソンもテキパキ、
額に汗して早足で店内を歩き回る様子は見ていて気持ちがいいです。

僕が頼んだのは、前菜に、季節の終わりかけだけれど春の名物、
ボイルしたホワイトアスパラ、フェンネルの匂いが程よくクリームソースとマッチ、
お皿がピカピカになるくらい綺麗に平らげました。
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メインは鯛のグリル。そちらの鯛は非常に大きいですね。チョッとビックリしてしまいます。
もう一つ驚いたのは、見えませんがこの鯛の下には何とコリアンダーが敷かれていたんです。
コリアンダーと言えば好き嫌いがハッキリ別れる香草ですよね。
僕は大盛りサラダで食べたいくらいに大好物なんですよ。
フランスでは実を細かく挽いて使うものとばかり思っていましたから非常に驚いた覚えがあります。
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デザートに頼んだのは旬のイチゴ。
そちらのイチゴは小粒だけど中まで赤くてとても濃い味がしますね。
上には同じくイチゴのソースと大葉くらいある巨大なミント(笑)粉砂糖の白が赤に眩しいです。

お互いにパリと東京に住んでいる訳だから、頻繁に会うことは出来ないし、
この前みたいに大人数らさ4人以上になるとなかなか話しも出来ないけれど、
気心の知れた仲間とテーブルを囲むのは楽しいものですね。
またいつか、どちらかがパリに行った時か東京に帰って来た時にでも!

パリの夏はもうお仕舞いでしょう。でも素晴らしい枯れ葉の秋が待っています。
たまには連絡でも下さい。楽しみにしていますから。


敬具

2007年8月29日


ブノワ。


[Cafe des Musees/49, rue de Turenne 75003/01 42 72 96 17]

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by raindropsonroses | 2007-08-29 00:00 | バベットの晩餐会。 | Comments(8)

テクニックに弱いのです。

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拝啓

Bさん、夏らしい毎日です。その後、如何お過ごしですか。
でも8月中旬に入ったら急に秋の気配ですね。蝉の声がそう感じさせるのでしょうか。

さて、先日は二人していい買い物をしましたね。
Bさんは小振りの掛け軸、僕は染め付けのお皿を何枚か。
いやいや、久しぶりに買いました骨董品(笑)真面目に、何年振りでしょうか……。
骨董に興味のない人に言わせると値段は決して安いものではないし、
僕の悪友に言わせると「そんな人の使った物に大枚叩いて!」との名言(笑)
まぁ、確かに!でも僕は人が使ったものでも反対に安いと思っちゃうんですよ。
だって、こんなに薄手の磁器が250年以上も割れずに完全な形で残っているんですから。
その間には大きな政変や大戦が2回もあったんですからね。
ここで出会ったのが100年目(笑)今度は僕が大事に大事に守らなくてはいけません。
それから技術のこともあります。例えばこの染め付けのお皿を作るには、
先ず、土で形どった物を素焼きします。そこに呉須(鉱物質の顔料)で絵付け。
細い面相筆で下書きもせずに描き上げて行きます。まさに職人業ですよね。
そこに今度は釉薬をかけて本焼きに入る訳です。絵付けで失敗する可能性が大きく、
さらに焼き上がりで窯の蓋を開けてみたら割れていたり歪んでいたりでビックリと言うこともある訳です。
一枚の皿が出来るまでには沢山の工程があり、和食器で5枚、洋食器で6枚と
絵柄や大きさを揃えなければならない。そう考えると安い買い物だと思うんです。

それから、絵付けの技術ね。僕はテクニックに弱いんですよ。
自分には出来ない高い技術にはお金を払う。何でもそうです。
趣味で集めている絵画や写真もそう、自分に出来ない物にお金を払う。
レストランもそう、自分には作れない料理にお金を払う。音楽や映画、何でもそうですね。

僕はこれらの食器はバンバン使っちゃいます。中には1枚10万円以上もするお皿もあるけれど、
使ってナンボですから。皆は値段を聞いて驚くけど、高い食器の方が大事にしますから長持ちするんですよ。
結局はいつまでも使って元を取る。下手な料理も美味しく見える。
一挙両得……なかなかいいでしょう(笑)
今度この食器を使って夕飯でもどうですか。ワインでも持って来て下さい。
ムラノ製の素敵なデキャンタとグラスもありますから……えっ?そうですよ、
デキャンタージュするくらいのいいワインをお持ち下さいね(笑)
僕もたまには腕を奮いましょう。また連絡しますね。暑さ本番です、ご自愛下さい。


敬具

2007年8月22日


ブノワ。


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さぁさぁ、さぁさぁ、ハッキリ片をつけてよぉ(笑)

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拝啓

8月も下旬になろうとしています。お互い、多忙を極めた夏も終わろうとしていますね。
Yくん、その後、如何お過ごしですか。先日は海に行ったとか。
この日差しです、真っ黒になったんじゃありませんか。
僕も一時期は意図的に真っ黒に日焼けしていたんですが、
ある日、ショーウインドウに映った自分の姿を見て止めちゃいました。
だって真っ黒けっけで国籍不明、謎の外国人、何人だか分からないんだもの(笑)

さて、Yくんが自分で作ったアイスクリーム、
アイスクリームにはチョイとウルサイ僕の感想を聞きたいと
2種類ほど送ってくれましたが、そんなに言うのなら感想を書いて送りますね(笑)

先ず、意外な組み合わせが面白かった「キャラメル&パイナップル」。
これはいいですね!市販のメーカーでは出していない味じゃないですか。
僕はこの組み合わせを聞いて、もう少しパイナップルの果肉が入っているものと想像していました。
所が、全く果肉は感じられないのね。それでいてシッカリとパイナップルの風味が残っている。
驚いたのは、最初の一口で、アプリコットのジャム(敢えてコンフィチュールとは書きません)をのせた、
焼いたチーズ・ケーキの味がしたんです。チョッピリ芳ばしいような懐かしい味。
その辺はキャラメリゼしてある事が原因なのかな。
舌触りもねっとりと非常にクリーミー、意外性と共に絶妙の味でした。

2つ目、奧の淡い方のアイスクリーム。
こちらは僕がやいのやいのリクエストした「桃のアイスクリーム」。
こちらもソルベじゃないところが意表を付く点ですね。
桃って果肉は勿論だけれど、一番、桃の匂いがするのは果肉と皮の間、
普通は剥いてしまう箇所が一番風味があって美味しいのだけれど、
この桃のアイスクリームは淡い色に似合わずしっかりとした桃本来の味がして絶品でした。

所で、意見を伺いたい、それから、出来れば綺麗な写真を撮って貰いたいと、
同封のメモに書いてありましたが、実はなかなか写真を撮る時間が取れないまま、
日に日に目減りするアイスクリーム(笑)「パイナップル&キャラメル」の方は何とか足りましたが、
「桃」の方は如何せん最初から量が少ないです。アッと言う間に最後の一口になってしまいました。
Yくん、もしかしてタッパの大きさ間違わなかった?何だかとても小さかったんですけど……。
それから、ご意見がどうのとか、写真がどうのとか、そんな事はどうでも良くて(笑)
もはや普通のアイスクリームじゃどうにもならなくなってしまった僕の身体は一体どうなるの?
もうやすさんのアイスクリームじゃないとダメな僕になってしまいました。
さぁさぁ、さぁさぁ……ハッキリ片を付けて貰おうじゃないの(笑)
奇数月だけじゃ足りないので毎月送ってくれますか?試作品でもOKですよ。
そっちの方がご意見を言いやすいじゃない、完成品は言葉が見付からない程美味しいんだから。
悪いけど写真を撮る分、もう一度、作って送って貰えますか?ヨロシクお願いしますね。(笑)

今日の写真は試し撮り(笑)Yくんと一緒に行った恵比寿の「Monna Liza」で、
10周年記念に配られた楕円形の不思議な形をしたボール、そこに入れて撮ってみました。
ノリタケで特別に焼いて貰った器には、ローズマリー、ミント、タイム、オレガノ、カモミール……。
何種類かのハーブが金彩で描かれています。色々と活用出来そうなボールです。
ではでは、日焼けの後はキチンとケアしないとダメですからね。
残暑が厳しいです。また連絡します、お元気で!


敬具

2007年8月20日


ブノワ。


[Monna Lisa]
[ノリタケ]

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by raindropsonroses | 2007-08-20 00:00 | バベットの晩餐会。 | Comments(32)

お金……尊いもの。

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前略

Yちゃん、元気ですか。それにしても毎日暑いですね。
お盆週間なんかは人も車も少ないし、カァ〜っと照って蝉がミ〜ンミン。
その鳴き声を聞いているだけで暑さが一層際立ちます(笑)

さて、先日は僕まで美味しいランチをご相伴にあずかってしまい大変に恐縮でした。
Yちゃんがどうしても付いて来てって言うから二人のデートにノコノコくっついて行ったけど、
あの男は止めた方がいいですね。ハッキリ言ってくれって言うから思った事を書かせて貰いますよ。
確かに、背は高いしハンサムだし新築で買ったマンションも豪華だった。
大きな壺一杯、一抱えもあるテッポウユリを生けたコーナーも素敵だったけど、
彼は止めたほうがいいです。その訳は……。

あのランチの時の代金の払い方を見たでしょう。
レジの所で札と硬貨をバァーって!撒いたんですよ!バラ撒くように!
僕はお金をあんな風に粗雑に扱う人、大切にしない人は嫌いです。
絶対に大物にはなれませんね。今はカード払いが全盛だけど、
現金の場合は払う方も受け取る方も、また、釣り銭を渡す時も手渡しが基本です。
最近では「こちらへどうぞ!」と、トレイを差し出す人もいるけど、
あれはマナー違反です。「汚いのであなたからはお金は受け取りたくない」これが僕の解釈。
手で受け取るまで支払いません。無言でトレーを差し出す無礼者もいますからね。
兎に角、お金を大事にしない人は最低、一事が万事、他の事も想像が付くと言う物です。
今はラブラブだからアバタも笑窪で何も見えなくなっているんだろうけど、
きっと、その内、熱が冷めれば一気ですよ。恋愛なんてそんなもんです。
背の高さ、ハンサムな顔、壷一杯のテッポウユリに騙されちゃダメ!(笑)

お金の話をする事は決して恥ずかしい事ではないです。
金持ちほどケチとか色々やっかまれるけど、ケチなんじゃなくて、
きっと、一円を大事にする精神の事を言うのでしょう。
一円を粗末にする者は一円に泣くんですよ。僕がいい例です(笑)
「支払いは後で考える、先ずは先に買う!」を座右の銘に(笑)
ジャンジャン使っちゃうもんだからいつも金欠で首が回らないの(笑)これ、永遠の持病ね。
Yちゃんの恋人選びでは可成の割合を「将来困らないこと」と言うのが占めているんでしょう?
別に恥ずかしがる事ないです。霞を食っちゃ生きていけませんからね。

まぁ、僕の意見を聞きたいって殊勝な事を言ったって、
既に決心は付いているんだろうけどね。結果だけは報告してよ。
折角、恥をかき捨てノコノコとアナタの男の品定めに行ったんだから(笑)


草々

2007年8月18日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2007-08-18 00:00 | いつも心に太陽を。 | Comments(24)

3年目を始める前に……。

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皆さまへ。

暑い毎日が続きます。お元気にお過ごしですか。
早いものでこのブログを始めて丸2年が経ちました。
今日から3年目に入ります。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
僕がこのブログを始めるにあたって決めたことが幾つかあります。

先ず、世界のどこかの架空の誰か宛の手紙形式にすること。
これは非常に気に入っていますし、お陰で毎日〜苦もなく記事を書く事が出来ました。
それから、美しいものに関して書いて行こう、なるべく悪口、ネガティブなことは書かないこと。
映画に関してはたまには愛情を持っているからこその厳しいことも書きましたが、
これもある程度は守れたと思っています。最後に、これが一番肝心なんですが、
書きたい事があっても、文章に相応しい写真がない場合には記事にしないこと。
文章は出来ているのに写真がない!幾つかボツにした事もあります。
これが一番大変でした。写真と文章が一つになって、始めて僕のブログが出来上がる訳です。

…………………………………………………………………………………………………………………………………………………

沢山の温かいメッセージを戴いておきながら、
こんな事を書くのは心苦しいのですが、ここで皆さんにお願いがあります。

楽しいハズのブログも最近では苦痛になって来ました。
その原因は、写真を無断でコピーする人が後を絶たないのです。
7月の終わり頃から改めて、そのことに関して
右側に但し書きをするようになったのをお気付きの方もいるかと思います。
どんなに平凡な写真、スナップ写真でも、ブログで公開している写真は僕の財産です。
無断でコピーして使用されては困ってしまうのです。

 「写真と記事の無断使用、無断転載、無断コピーはお止め下さい」

わざわざ早起きして撮った1枚、フランスの果てまで行って撮った1枚、
果たして、他の誰かが同じ条件で撮ったとしても全く同じ写真は撮れないのです。
そこには多少なりとも僕なりの工夫やアイデアが盛り込まれている。
これは僕の知的財産、著作権はこの僕にあります。
毎記事の最後に但し書きをしても後を絶たない不法コピー……。
無断でコピーする人は、どうせ分からないだろうと高を括っているけれど、
意外にバレるものなのですよ。コピーして個人的に楽しむのならまだ可愛らしいけれど、
自分のブログ等で公開したり記事にそのまま使用したり……。
モラルは一体どこへ行ってしまったのでしょう。分からなければ何をやってもいいのでしょうか。
中には短期間に40枚以上の写真を無断でコピーして記事に使用していた人もいます!
ここまで来ると悪質以外の何ものでもないし、ハッキリ言って盗人猛々しいです。
削除をお願いしたり抗議をしたり。その無駄な労力と時間たるや……どうか想像してみて下さい。
明らかにコピーを目的に検索して来るケースも沢山あります(検索ワードで分かります)。
人の撮った写真や文章を無断でコピーしてそんなに楽しいですか?
コソコソとコピーした写真、見る度に嫌な思いがしないでしょうか?

一時期は、写真を使わずに文章だけで記事を書くことも考ましたが、
それでは、一番はじめに決めたことに反してしまいます。
自分で作った決まりだけれど、これは絶対なんです。稚拙な文章を良く理解して貰うために、
なるべく大きなサイズの写真でアップするようにしたのはこの5月から。
そんな写真を楽しみにして下さった方も多いのではないでしょうか。
小さいサイズの写真を使う事も考えましたが、矢張り、写真は大きい方がいい……。

 「写真がないのなら文章は書くまい」……初めにそう決めました。

お気付きの方もいらっしゃいますが、既に、過去の記事は半分位を非公開とさせて戴いています。
旅行で留守にしたとき以外ほぼ毎日、2年間で丁度700記事、
どれも愛着ある文章に写真ですが、特に気に入ったものだけ残しました。
折角、検索をかけて戴いても非公開の記事は見る事が出来ません。
それから、個人的にどうしてもコピーされては困る写真を使った記事を非公開にし
あとは公開にさせて戴きました。勿論、皆さんから見えないだけ、
データは大事に保存してありますので、たまに戴いたメッセージを読み返したりしています。
今後は1ヶ月を目処に、過去の記事は順次必要に応じて非公開にさせて戴きます。

もし、お気に入りの写真があるのであれば、
左側の「Cher Benoit。」、エキサイトのアドレス宛にご一報下さい。
個人で楽しむ事、それから写真を勝手に加工しない事を条件にお分けしています。
呉々もお願い申し上げます。相手が見えないインターネットの社会です。
ルールを守って、お互いに気持ち良く、そして正しく使おうではありませんか。


皆さまへ。

2007年8月8日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2007-08-08 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(42)

祝2周年、700記事!

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前略

夏らしい天気が続きますが、皆様、お元気でいらっしゃいますか。
バカンスで日本を留守にしている方も多いのでしょうねぇ……。

さて、そんな中、今日をもちまして、ブログを開設して以来、
無事に満2周年を迎える事が出来ました。
祝2周年、700記事!本当にありがとうございます。
この熱しやすく冷めやすい僕、楽な方楽な方に簡単に流れる僕、
面倒臭い事が大嫌いな僕がここまで続けて来られたのも、
ひとえに、皆様の温かいメッセージと周りの人の理解の賜物です。
驚くなかれ、700記事全部にメッセージをくれた暇人……じゃない、
奇特な方……じゃなくて、ええっと……北の傾城の美女もいます(笑)
それから、病気もせずに健康でやって来られた事も一因でしょうか。
病気知らずの身体に生んでくれた母に心から感謝したいと思います。
忘れてはならないのは、毎日ズッコケの話題を提供してくれた猫達(笑)
猫も飼い主も元気で2年間やって来られました。

1周年の時に悪友にあれだけ釘を刺された「文章は短く!」なんですが(笑)
短くなるどころか、内容は充実せずにさらに長く、表現力も伴わないまま巻き紙的長文に……。
大きくなった分、粗が目立つ写真とともに(笑)3年目に突入です。
ダメなんですよ、お節介なものでついつい説明的になってしまいます(笑)

皆さん、ご存知の通り、僕のブログは写真と文章が一緒になって初めて形になります。
それに加えて、皆さんが参加してくれるメッセージも重要な要素になっています。
僕は記事には書きたい事の半分くらいしか書いていませんので、
皆さんが感じられた事をメッセージで戴き、それにお答えする事によって完結します。
今まで以上の御贔屓&沢山のメッセージをお願い致しますね。

  宛先は世界のどこか、受取人は架空の誰か、消印は……。
  701通目の ” 匂いのいい花束。” をあなたに。

2年目の締め括りの写真は、まだデジタル・カメラを持っていなかった頃、
バルコニーに染香を探しに行った夕方にコンパクトカメラで撮りました。
普段は99,9%空の写真は撮らない僕ですが、唯一の空の写真がこの虹の写真です。
まだまだ暑い日が続きます。皆さんも健康に留意して素敵な夏になりますように。
これからも、ブノワ。&天国の染香、下界の(笑)朝子、お園、小芳、きん……。
駄猫5匹と凡飼い主一人……ヨロシクお願いいたします。


草々

2007年8月7日 


ブノワ。


[染香・Someka (1997~2005) Domestic Short Hair,
    Brown Mackeral Tabby and White]
[朝子・Asako (1998~ ) Domestic Short Hair, Black and White Bicolor]
[お園・Osono (2002~ ) Domestic Short Hair, White]
[小芳・Koyoshi (2004~ ) Domestic Short Hair, Red Tabby]
[きん・Kin (2005~ ) Domestic Short Hair, Tortoiseshell]

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by raindropsonroses | 2007-08-07 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(95)

A型+魚座+……それが何か?(笑)

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前略

Dくん、先日は珈琲をご馳走さま!今度は是非、ケーキなども戴きたいかな(笑)
それ位の価値はあるでしょう。この年になって恋愛相談には乗りたくないものね(笑)
まぁ、要は常に相手に誠実に、嘘はつかずにと言うことじゃないですか?
僕はDくんが言うような血液型や星座に頼る方法はあまり感心しません。
少なくとも僕はそう思います。統計を取ればある程度の形は見えて来るとは思うけどね。

そうそう、Dくんが言っていた僕の性格判断は全くハズレですよ。
A型で魚座と言うだけで何が分かるって言うの?何年付き合っているのか忘れたけど、
僕の場合はそれらの条件に加えて、我儘、自分勝手、負けず嫌い、傲慢、皮肉屋、天の邪鬼(笑)
これらの要素が絶妙な割合で素敵にブレンドされてこんなに魅力的な僕が出来ているんだもの。
一口に血液型と星座で括られるのはあまり好きじゃないかな。

例えば、普段はボンヤリと浮き世離れしてどっち付かずのA型の血も(統計を信じれば)、
何かの切っ掛けで俄然、闘志を剥き出しにすることもあるしね(そうなると手強い)。
最近やっているブログもそう、やるからにはいい文章を書きたい、
綺麗で印象に残る写真を皆さんに見て戴きたい。いきなり頑張っちゃう訳です(笑)
もしも順位があるものなら、一時期のジュリーじゃないけれど「一等賞」を狙ってみたい。
それって数字じゃなくて質の問題ですけど。順位が上だからって内容が濃いとは限らないでしょう。
人より少しでも上に、皆に認めて貰いたい……それが人情じゃない?
ある日いきなりスイッチが入っちゃうんですよ(笑)物凄く負けず嫌いな性格。
あと「こいつだけには負けたくない」とかね、人一倍、意地っ張りだし、
目的達成のためなら可成の頑張りも出来る。それって、所謂、A型の血と魚座の
はんなり芸術家タイプのアウトラインから大きく外れると思うんだけど(笑)
Dくんだって全然A型には見えないじゃない……その・・・な性格、
ついこの前までB型かと思っていたし(笑)

兎に角、人間なんてそんなに簡単に色分け出来るもんじゃないってことですよ。
そんな色眼鏡をかけて単純な見方をしているから彼女にフラれちゃうんです。
しっかり相手を見極めて、譲歩出来るところは快く譲る、負けるが勝ちって言うじゃない?(笑)
今度は違う話題の時に会いましょう、恋愛相談以外でね(笑)
恋愛相談はもういいです。どうせ答えは決まっているんだし……そうでしょう?

今日のカードに使った写真は僕オリジナルの薔薇。
これもある事から俄然、頑張っちゃって作った薔薇なんです(笑)
何で、俄然、頑張っちゃったかは秘密……笑われるから教えてやんない!


草々

2007年8月4日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2007-08-04 00:00 | いつも心に太陽を。 | Comments(35)

Charlotte Rampling という名の薔薇。

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拝啓

我慢、我慢の梅雨が終わりました。Oさん、その後お変わりありませんか。
矢張り夏はいいですね。カラッと晴れて気持ちがいいです。

さて、今日はチョッと驚いちゃった写真を同封しますね。
この薔薇は、前にお話ししたパリ最後の夜にディナーを食べに行ったレストラン
隣の花屋の店先で撮影した「Charlotte Rampling」です。鉢植えで売っていました。
どうです、Oさんもビックリでしょう……僕も実物を見るのは初めて。
以前、薔薇の図鑑では見たことがあるですけどね……。

Oさんもご存じの通り、僕は趣味で薔薇の交配をしています。
何種類かお気に入りの薔薇も出来、今はバックアップの意味も含めて
専門家に接いで貰って増やしているところです。
何故、僕が交配までして自分の薔薇を作りたいかと思ったのかと言うと、
矢張り、薔薇に名前を付けられる。これが一番の理由でしょうか。
色々と空想をめぐらせ、想像力の限りを尽くして名前を考える訳ですが、
実現するかしないかは別にして、シャーロット・ランプリングの名前は常にリストにあったんです。
そう言う夢って必要ですからね。だから、面倒臭い浮き世を乗り切れる(笑)

所が!何年か前にオーストラリアのランダムハウスから出ている
「Botanica's Roses」をパラパラ捲っていてひっくり返っちゃったんです(笑)
何とシャーロット・ランプリングの名前が付いた薔薇が載っているではありませんか!
もうショック、唖然、呆然、愕然、卒倒、気絶もんでした(笑)
先を越されたって言うか、相手は歴史あるメイヤンです。
勝つも負けるも僕なんか最初から相手にならないんですが、
兎に角、ショック、目の前が真っ暗、暫くはご飯も喉を通りませんでした。
その図鑑の大きな写真、ちっとも素敵に見えなかったんですが(笑)
今回、実物を目の当りにして改めてビックリ……なかなかいいのですよ。
なかなかなんてもんじゃなくて、結構、素晴らしいかもしれません。
プラム色の花弁がビッシリと匂いも芳しい「Charlotte Rampling」。
僕の彼女のイメージは紫かラベンダーだったのでそれ程かけ離れてもいません。
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パリではこんな薔薇が鉢植えで売っているんですよね……。
一鉢32ユーロ、約5000円。結構、いいお値段だけど真面目に買って帰りたかったです。
数年前のバガテルで花壇の中のラベルだけは見たことがあるんですけど、
苗自体は枯れてなくなっていましたので、漸く念願が叶いました。
ただ、図鑑の薔薇と花屋で売っていた薔薇、どうしても同じ薔薇には見えないんですよ。
果たして同じ薔薇か?それくらい違います。チョッと消化不良、謎は残ったままです。

シャーロット・ランプリング、1946年生まれ。
フランスの女優と思われがちですが、実はモデル出身のイギリス人。
2000年には大英帝国勲章OBE、デイムの称号を受けています。

ティーンの多感期に「愛の嵐」を観てショックを受けてからの大ファンです。
一時期は低迷していましたが、最近、質のいい作品が目白押しで復活の兆し。
元々あまり出演作品には頓着しないタチなのかもしれませんが……。
この写真は今回の旅で撮影した写真の中で一番嬉しかった一枚かもしれません(笑)
女優の名前が付いた薔薇ってなかなかイメージ通りの薔薇がありませんが、
「Charlotte Rampling」はなかなかシックリ来ていると思います。

Oさんもシャーロット・ランプリングのファンですよね?
どうですかこの薔薇、彼女のイメージだと思いませんか?


敬具

2007年8月3日


ブノワ。


[Charlotte Rampling (1946~ )]
[Charlotte Rampling (HT) Meilland, 1988]
[The Night Porter/愛の嵐 (1974)]
[Meilland Richardier Meilland International]

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by raindropsonroses | 2007-08-03 00:00 | 薔薇の名前。 | Comments(34)

房になぁれ、房になぁれ!

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前略

Kさん、梅雨明けと同時に厳しい暑さが続きます。その後如何お過ごしですか。
昨日ですか、やっと梅雨が明けたみたいですね。これでようやく夏到来ですね。
今日は次にお目にかかるまで少し時間がありますのでペンを取ってみました。

僕のオリジナルの薔薇ですが、過日、Kさんに親切に教えて戴いた通りに管理していましたら、
随分と大きくなって来ました。5月の連休明けに7号のスリット鉢に植えかえて極上の肥料を与え、
日当りと風通し、一番条件がいい場所に置き、上がってくる蕾を次々に摘蕾していましたら、
今では7号の鉢が小さく見えるくらいに大きく育ちました。

今日同封した薔薇は僕の厳しいチェックの目をかいくぐって咲いちゃったオリジナルの薔薇。
気が付いた時には可成り蕾が膨らみ、中の花弁が色付いていましたから
摘まずに咲かせてしまいました。そこまで大きくなっちゃうと可哀想になっちゃうんですよ。
この薔薇、新苗のクセに生意気に3輪〜5輪の房咲きになります。
さすがに樹が成熟していませんから、花形は本来の物に比べるとチョッピリ貧弱ですけど、
それでも小さいながらこれだけ房になれば大したものです。
前にリヨンにギヨーさんを尋ねた時のエピソードをお話しましたけど、
僕も先ず、花の形と匂い、それから育て易さや繰り返し咲き性、
病虫害に強い事の他に、房咲きの性質を上手く出せればなぁと思っています。
中輪で房咲き、いつも花が咲いていて匂いが良ければ言うことなしです。

お陰さまで、大分、樹も大きくなってきました。
この調子ですと夏の終わりに軽く剪定をして秋には花を咲かせてみようと思っています。
丁度いい頃、花が咲いた頃に見にいらっしゃいませんか。
是非、Kさんの忌憚ない感想をお聞かせ下さい。楽しみにしております。

これから暑さ本番です、呉々も無理はなさらないように。
近々、お目にかかれる事を楽しみにしています。

草々

2007年8月2日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2007-08-02 00:00 | 薔薇の名前。 | Comments(16)

王の菜園からの手紙。

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前略

梅雨ももうスグ明けようとしています。Mさん、その後、如何お過ごしですか。
あまり調子が良くないって風の便りで聞きましたが無理は禁物ですからね。
僕は毎日バタバタだけど、そろそろ秋の剪定に向けてあれこれと考えている所です。
いつもは春の後は放ったらかしなんですけどけ……今年はチョッと真面目なんです(笑)

さて、昨日のこと、出掛けのポストにMさんからの絵葉書を発見!
しかもフランスからじゃありませんか。もうビックリしちゃいましたよ。
オマケに何処かで見慣れた図柄だと思ったらヴェルサイユの「王の菜園」からじゃないですか。
いつかお教えしたのを覚えていて下さったんですね。Mさんならきっといらっしゃると思っていましたが、
いやいや、僕はここ暫らく行っていませんので嬉しいやら懐かしいやら。

所で、感想が少しだけ書いてありましたが、片隅の小さな薔薇園はどんな感じだったのでしょう。
まだ薔薇は咲いていましたか。今年はフランスも暖かな春だったと聞きます。
あそこの菜園はルイ14世に一年中新鮮な野菜や果物を食べさせるために、
温暖な環境を確保するため周りの土地よりも一段低くなっていますから、
薔薇も早く終わってしまったのではないかと心配しています。
そうそう、結構、手入れが行き届いていなくて雑草が生えていたんですってね(笑)
まぁ、どこそこの庭園じゃありませんからね。それほどムキになる必要もないのかもしれません。
あそこの菜園は国立の園芸学校の生徒によって管理されているハズです。
そこここに生徒による色々な遊びが仕掛けてありませんでしたか。
今日は僕が最後に行った時の写真を何枚か同封しておきますね。
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そうそう、一枚目の写真!僕が今までの生涯で見た一番怪しい花、
危険な匂いのする芥子の写真です。色は綺麗なラヴェンダーですが、まさに禁断のラヴェンダー。
何とも危ない匂いが漂っています(笑)思わず撮る時に周りを見回しちゃいましたもんね(笑)
まぁ、ここは国立の菜園です、あらゆる植物が植えられていてもおかしくないです。
そうだ、日本産の茄子もありましたっけ(笑)

兎に角、ルイ14世はナルシストの大食漢だったそうですね。
戦場にまでお抱えの宮廷画家を連れて行っていたそうです。
王様のお口に入るものに虫食いの穴なんてもってのほかだし、
形も寸分の違いなく揃っていなければならない。不揃いの果物なんか出したら首が飛びます(笑)
まんべんなく太陽光線を浴びさせるため、果樹はとんでもない形に誘引され、
オレンジは夏は外に、冬場は室内に移されるために鉢植えにされ、しかも移動しやすいように
車輪付きの飾り箱に入れられる。そして、巨大な温室オランジェリーが建てられる。
食べるだけではなくて、もしもの時のために薬草が所狭しと植えられていたのでしょう。
海は遥か遠く、現在のように冷凍の技術も無かった当時は膨大な量の氷を使って決死の運搬……。
王の魚と言えば、料理人ヴァテールもそれが原因で自殺したようなものですしね。
現在のフランス料理の基礎を作った人達の苦労=移り気で我が侭勝手な
王侯貴族の胃袋を満足させる料理を作るのが目的だったのでしょう。
僕等が現在、フランス料理と言って美味しいものを食べて喜んでいる陰に、
色々なエピソード、色に関する悲喜交々の逸話があるんですよね。

今度ゆっくりフランス旅行の話を聞かせて下さいね。
楽しみにしています。これから暑さ本番です、呉ぐれもご慈愛下さいね。


草々

2007年8月1日


ブノワ。


[Louis XIV de France (1638~1715)]
[Francois Vatel (1631~1671)]

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by raindropsonroses | 2007-08-01 00:00 | 旅の栞。 | Comments(28)