匂いのいい花束。ANNEXE。

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台風一過……そしていきなり秋。

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台風一過、カラッと晴れて……と、言いたい所ですが、
何やら変な空模様……と、思ったら、いきなり秋の空です……調子狂っちゃますね。
今回の台風、皆さんの所では何か影響ありましたか?
僕は早々に仕事を収め午後には家に着いていましたから大丈夫でしたけど……。
台風一過、僕は台風の影響でポッカリ平日が丸々一日空きました。
そんな一日、この先の月末の殺人的な忙しさを考えると有効に使わねば……とばかり……。

錦糸町に「江東美術」と言う画材屋さんがあります。
詳しくは書けませんけど、そこのYさんには随分と前……彼が前の職場にいた頃から、
かれこれ20年くらい前からお世話になっています。
人柄が大変に良く、仕事がテキパキと良く出来る人。
知識も豊富で安心して何でもお願い出来ます。
少し前に趣味で落札した70年くらい前の油絵が少し埃っぽかったので、
洗浄と言うのは少し大袈裟だけれど、少し煤払のつもりで色々と材料を見積もって貰いました。
それから仕事で使う道具を少々、仕入れ……。
「江東美術」には今となっては珍しくなった画材や道具が宝物のように置かれています。
教えて貰った通りに洗浄して、綺麗になったら額装をお願いする積もりでいます。


さて、折角、出掛けたのです。ただ行って帰って来るだけでは勿体ないですね。
タイム・テーブルを調べ、観たい作品が皆無なことに驚きつつ、
久し振りの韓国映画「アジョシ」を観て来ました。
韓国映画なんて何年振りでしょうか。「シュリ」とか「カル」「八月のクリスマス」……。
一時期は韓国映画と中国映画を貪るように観た物なんですけどね。
僕、ウォンビンの映画って観たことなかったんですが、
確か深田恭子と共演した「フレンズ」はチラッと見たような気が……。
彼、いい感じに大人になりましたね。僕はそう思います。
映画の出来ですけど、全くの知識なしで観に行った割には面白かったかな。
いつかどこかで見たようなストーリー、二番煎じ的な印象は免れないし、
ウィンビンがなぜ少女をあそこまでして助けなければならないかチョッと動機が弱いですけど。
ただ、作りようによってはもっと感動し、観終わった後の爽快感が残る作品になったのに、
残念かな、物語の節々に挿入される残酷シーンがそれをブツブツぶった切ってしまいます。
あの残虐性って一体何なんでしょうねぇ……。
映画に関しては途上の国の作品って残酷描写が顕著に見られますね。
ハッキリ言っちゃうと、見せ方と言う面で言うと、
日本映画からすると30年は遅れている感じがします。
まだ成熟していないうちにCGとかの高等技術を与えられちゃったみたいな……。
韓国映画を悪く言っているんじゃないし、全ての韓国映画がそうだと言っている訳でもありません。
「アジョシ」に関してはなぜそこまで残酷描写を見せるのか?って思いました。
それが売りならウィンビンなんていらないでしょう?

僕ね、残酷シーンとかスプラッターとか全然平気なんですが、
あれってどこか「作り物」と言うお約束の上に立って見ているじゃないですか。
だからどんなにリアルでも所詮は作り物と思って安心して見ていられる。
それがこの所のCGの技術の革新的な進歩で本物のように見えるようになった……。
だったらもう少し節度を持って表現しないとね。

「アジョシ」は全編まるでウォンビンのプロモーション・ビデオを見ているよう。
初めは考えられないくらいに変な髪型で出て来ますが(笑)
ある決意をしてからググッとショートカットになります。
そう、往年のハリウッド映画で、冴えない女主人公が物語が進むに連れて、
小道具のメガネを外してみると、「実は物凄く美人だった」と分かるように(笑)
でもね、それでいいんだと思います。所謂、スターの映画ってそう言う側面があるから。


所で、全く予期せず、これまた時間が合っただけって言う理由で観に行った、
これまたタイトルのセンスゼロの「世界侵略:ロサンゼルス決戦」……。
これがね、意外や意外、物凄く面白かったのです。
タイトルを見ただけでは絶対に観に行かなかったでしょうね。
宇宙人の侵略?それを迎え撃つ海兵隊?……これまたいつかどこかで見たお話し。
たまたま見ちゃったんです。好きなアーロン・エッカートが出ているからって。
じゃなかったら観に行かなかったと思います。
スピルバーグの激烈に面白くなかった「宇宙大戦争」に較べたら傑作です(笑)
こちらは「アジョシ」とは正反対で表現の節度があったからかな。

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ハァ、もうスグ9月もお仕舞い。何なんでしょう、この忙しさ……。
10月に入ったらチョッとはゆっくり出来るかな?
観たい映画も沢山ありますし、芝居にも行きたい。そうだ、マッサージにも行かないとね!
そうそう、1泊ですけど気の合った仲間と小旅行もあります。
その辺の予定も立てなければいけないし、薔薇もそろそろ咲き始めます。

今日の写真は親友と3人で訪れた数年前の韓国はソウルで撮りました。
まだ街角には「冬のソナタ」のロケ地だったと知らせるポスターが貼ってあり、
日本からも大勢の女性がそれを目当てにソウルを訪れていた頃……第一次韓流ブーム。
韓流ブームも形を変えて来ました。その辺のお話しは何れまた……。


草々

2011年9月29日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2011-09-29 00:00 | 映画館へ行こう。

驚愕の猫劇場……第二幕の開幕です。

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1週間くらい前のことでしょうか。
早めに仕事が終わったので、買い物をして家路につきました。
家から2ブロックほどの角を曲がった時、僕の目の飛び込んで来たのは、
漆黒の小さな影……金色の目が2つキラキラ光っていました。

 「カトリーヌ!」

思わず呼びかけましたがどうやら様子がおかしい……。
僕の姿を見るとささぁ〜っと車の下に隠れてしまいました。
ン?どうしたんだろう……カトリーヌじゃないのかな?
そう言えば少し身体が小さかったような気がする……。



その翌日、家の前のお母さんから報告を受けました。
お母さんの家の玄関先でカトリーヌと、カトリーヌにソックリな仔猫がいて、
カトリーヌは威嚇もせず、仲良く丸くなって寝ていたそうです。

前にお話ししましたよね。
こうちゃんとキクちゃんにはもう一匹兄弟がいるらしいって……。
しかも、その仔猫はカトリーヌにソックリの黒猫だって。
もう疑いようはありませんよね。
チビたちの兄弟の最後の一匹が僕の家の周りをウロつくようになりました。
はたして、件のノミ事件の張本人である家から逃げて来たものか、
はたまた、カトリーヌが誘いここに連れて来たのか……。
非常に綺麗な仔猫でした。尻尾もこうちゃんとキクちゃんと一緒でカリントウ(笑)
全く人慣れしていませんので性別は分かりませんけど。



さて、ここで驚愕の光景を目にしました。
目にしたって言うよりは耳にしたって言う方が正確かな?
僕は朝と夕方の1日2回、カトリーヌにご飯をあげています。
カトリーヌが食べる量キッカリ、決して残さないよう、
他の地域猫が食べに来ないように気を使っています。
余った分はスグに処分、足りなければまた少し足してあげる。
お皿は出しっ放しにはせずスグに下げてしまいます。
その翌日の夕方、カトリーヌにご飯をあげ、お皿を下げた後、
毎日恒例になっているカトリーヌの抱っこタイム(笑)
大人しく抱っこされるカトリーヌを腕に抱きながら薔薇の様子を見ていると、
僕の目の端に小さな黒い影が過りました。
ハハァ〜ン……チビちゃん登場だな(笑)驚かせてはいけないので、
なに食わぬ顔でゆっくりゆっくり脅かさないように歩いていたんですけど、
やっぱり驚かしちゃったのかな?黒い影はササッと垣根を乗り越えて、
僕の所に糞害の苦情を言いに来た病院長夫妻宅の庭に入って行きました……。

 「マズい……。」

咄嗟にそう思った瞬間……。

 「ジジちゃん!♥」

姿は見えないけれど、家の中からまるで鈴を鳴らすかのような、
院長夫人の優しく呼びかける声……耳を疑うとはこの事ですよねぇ……。
もっとも、僕の耳には嘘臭い猫なで声にしか聞こえなかったけれど。
院長夫人は新しくこの近辺にやって来た小さな黒猫のことを承知なんです。
そして、カトリーヌの時と同様、黒猫=ジジちゃんと名付け、
その仔猫のことを優しく慈しむような声で呼びかけてる……。
それって、その仔猫の存在を認めている事になりませんか?
まさか、エサをあげたりして手厚く面倒を見ているとは思えないけれど、
少なくても自分の庭に闖入して来た小さな命に敵意は持っていないって言うこと。
僕が保護したこうちゃん&キクちゃんの時とは明らかに違います。
こうちゃん&キクちゃんには刺々しい声で叱責し、コップで水をかけていましたもんね。

はたして、そのチビ猫が庭で糞をするようになったらどうするんでしょう?
またまた手の平返しして僕の所に苦情を言いに来る?(笑)
まさかねぇ……さすがにそれはないでしょうねぇ……。
だとしたら頭が狂っているとしか言いようがありません。

僕と院長夫妻は今や犬猿の仲(笑)
院長夫人、ごく2〜3メートルに近寄っても挨拶すらしません!驚きでしょう?
実は僕も思い切り無視するのでお相子なんですが……アハハハハハハハ。
ここまで関係がこじれると修復のしようもないと思うのですが、
(もっとも命に対する価値観が全く違うから歩み寄りようがない……。)
僕が心配なのは、そのチビ猫がどうなるかって言うこと。
糞害等で地域から疎まれるようになったら?今の所、性別は分かっていないけれど、
もし、メスだったらこの晩秋にでも出産をはじめるかもしれません。
手を打つなら早急にする必要があります。
猫なで声で「ジジちゃん!♥」と呼んでいたって、
その辺のことを考えているとは思えませんもんね。
さて、どうする?捕まえて病院に連れて行くか……。
連れて行って手術を受けさせることは何でもありません。
手術にかかる費用や手間はなんとも思わないけれど、
全く人慣れしていない様子に、さすがの僕も自信がありません。
こうちゃん&キクちゃんみたいに簡単には行かないと思うけど、
暫く御飯で釣って馴らし、捕まえてみるか……。
捕まえるにしても、NPOの親切な代表の方にケージをお借りしなければいけません。
ハァ……一難去ってまた一難……何だか次から次へと……。

ここ暫く観察していると、カトリーヌ、御飯をワザと残すんです。
そして入れ替わりにチビがやって来てその残りを平らげて行きます。
まだチビには朝夕の御飯のタイミングが分かっていないので、
来たり来なかったりですが、少し量を増やしてみようかな?
頼りになる掛かり付けの猫の病院の院長先生に相談して今後のことを考えています。
今回の一連の事、近くのノミ騒動やチビ2匹を保護して出来るだけの事をしていること、
区役所の生活課に報告しておいた方がいいそうです。
その際に自分の名前を出してくれても構わないとまで言ってくれました。

何れ、苦情を言って来た院長夫妻には、
書面でこうちゃん&キクちゃんの保護のことを報告。
新しくやって来た仔猫のことは一言釘を刺しておかなければいけません。
どうするつもりなのか。捕まえて手術を受けさせる積もりはあるのか。
「責任」が大層お好きな方々ですから、是非ともその「責任」とやらの、
所在をハッキリさせておかなければなりません。

一旦、幕が下りたかのように見えた猫劇場、第二幕の幕開きのようです。
どんでん返しはあるのか?はたして大団円を迎えることが出来るのか……。
どうぞこれ以上、不幸な命が増えませんように……。


草々

2011年9月20日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2011-09-20 00:00 | 猫が行方不明。

一度は行ってみたい……。

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世の中には「見るまでは死ねない街」が幾つかあるそうですね。
水の都ヴェネチアとか……考えもつかない絶景なんでしょうね。
皆さんはどこかありますか?ここだけは行ってみたい街。

僕は今までにそこそこ色々な街を歩いて来ましたが、
是非、一度は行ってみたい街と言うのが幾つかあります。
ヴェネチアは勿論ですが(ムラーノ島でヴェネチアン・グラスを買うの!)
その筆頭がイタリアのラヴェンナ。そう、モザイクの街として有名ですよね。
それから街と言うのではないんですが、ポルトガルのロカ岬とか、
ニュージーランド、アイスランド……自然が沢山残されている所も行ってみたい……。


数週間前のことだったかな。
真夏の暑い昼下がり、ある私鉄を乗り継ぎ自宅へと向かう途中。
ガラガラの座席の僕の真横に20歳前後の男の子が2人座って来ました。
一輌に数名、数えるほどの乗客。席は沢山空いているのに、
何もわざわざ僕の横にくっ付いて座らなくても良さそうなものなのに……。
何気なく、見るとはなしに隣りを観察すると、専門学校生?大学生?
感じの良さそうな2人が何やら膝の上の一冊の本を覗き込み、
ああでもないこうでもない、夢中になって話し込んでいます。
見ちゃいますよね、どんな本を覗き込んでいるのか気になりますもんね(笑)
それ程大きくない写真が中心の本。ムックとも言えないし……。
でね、僕、その写真に暫し目が釘付けになっちゃったんです。
美しい写真の数々は日本、及び、世界のモザイクの写真だったんです。

僕ね、モザイクって好きなのね。
一つの表現方法としてモザイクはとても魅力的です。
写真を撮ったり水彩画や油絵を描くように、
なかなか自分で試すと言う訳には行かないんですが……。
僕がイタリアのラヴェンナに行きたいって言うのもそれが理由です。
数年前、リラがユーロに切り替わった年明けにフィレンツェに1週間いたのにね。
なぜ、足を延ばさなかったのか今でとなっては悔やまれます。
もう二度と来られないかもしれない……だから心残りがないように歩く!
これが僕の旅のモットウなのに、この時は魔が差したのかな?
数年後、友人がラヴェンナを訪れた時、是非にと頼んでモザイクを買って来て貰いました(笑)
淡いラヴェンダーの直径8ミリくらいのモザイクのパーツを。
先日、数を数えたら136個入っていました。
これはいつか額縁を作る時に使ってみたいと思っています。

さて、その男の子たち。矢張り、モザイクに興味があるのかな?
何やら一生懸命に話し込んでいます。僕は僕で、その本が気になって気になって……。
どうしようかと思っちゃいました。直接聞けば親切に教えてくれるでしょうけど、
先ずは見て見ぬ振りをしながら、隣りの男の子の膝の上を凝視します(笑)
そう言うのってなんて言うの?「ガン見」って言うんですってね(爆)
どうにかこうにか分かった単語は、たった1つ「金田一」と言う文字……。

 「金田一って……あの国語の?」

結局、それだけしか分からなかったんですけど、
家に帰って早速、「モザイク 金田一」で検索してみました。
2日後にアマゾンから届いたのが「ゆらぎ モザイク考/粒子の日本美」と言う本でした。
今、ページをパラパラ捲っています。なかなか楽しい一冊です。

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今日の写真は、数年前に訪れたスペインはグラナダ。
アルハンブラ宮殿で撮りました。確かフィルムで撮ったのかな?
アルハンブラ宮殿には昼と夜の都合2回足を運びましたが、
この写真は夜のアルハンブラ、入口を出た所のモザイクです。
ご存知の通り、グラナダのシンボルは柘榴。
街の至る所に柘榴をモチーフとした装飾が見られます。
鉄製の車止めだったり紋章だったり……勿論、個人の家にも沢山の柘榴の樹が植えられています。

モザイクは主に壁面だったり床に施されることが多いです。
なかなか個人の家ではね……是非、時間が出来たら額縁に応用してみたいと思っています。


草々

2011年9月18日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2011-09-18 00:00 | 旅の栞。

猫に関するご報告×2。

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今日は報告でござりまする(笑)
皆さんご心配下さったその後の こうちゃん、キクちゃん、そしてジジちゃんのこと。
1枚目の写真は携帯電話で撮りましたので、不鮮明&低画質でゴメンなさい。
最近はこんな感じで男子チームが群れて遊んでおります(笑)
秀千代は真夜中に僕の足元にやって来ますが……夜、寝るのも3匹一緒。
キクちゃんはまだまだですが、こうちゃんと秀千代はくんずほぐれつ、
ことある毎に取っ組み合いをしてゴロゴロゴロゴロ……なかなかいい感じです。
秀千代も弟分が出来て嬉しいんじゃないでしょうか。
こうちゃん、キクちゃん、2匹とも2回ずつ脱獄しましたが(笑)
こうちゃんにいたっては煮干しに釣られて3分で捕獲される始末……。
チョ、チョ、チョロ過ぎる!(笑)この子達はどっちにせよ掴まるのでいいんですが、
逃げた所から他の子たちが出てしまうのがコワいです……。

さてさて、それを迎え撃つ女子校スケ番チーム(笑)
驚いたことに、いつもはギャァギャァ騒ぐお園ときんが凄く大人しいんです。
勿論、出会い頭でバッタリ面と向かった時なんかは、一応、威嚇しますが……。
その辺が2匹も一遍に増えたのにも関わらず僕が楽な部分。
反面、3つに増えたトイレの掃除と、これまた1つから5つに増えた御飯のお皿の管理。
これは非常に大変な事になっています。
今までは順番にご飯を食べ、トイレも1つで済んでいたのに……。
もう、猫の召使いね。まぁ、そんなことどうでもいいんですけどね(笑)

こうちゃんとキクちゃん、それほど鳴かなくなりました。
もっとも、窓から外を見れば、今まで思い切り走り回っていた風景がそこに。
切ない声で長ぁ〜く鳴きます。でもね、仕方ないですね。
好き勝手に自由に思い切り走り回りたい……分かるんですけどね。
自由って言うと聞こえはいいけれど、悲しいかな、この地球は人間が支配している。
人間の胸先三寸、物差しで全てが決まってしまいます。野良猫は野良猫。
幾ら僕が住む区で、幾ら野良猫が「地域猫」として保護されているとは言え、
たった一件でも苦情が来たら対処しなければなりません。
「可愛いから」じゃ済まない部分が出て来ます。嫌な思いをしている人がいるんですから。
例え、それが謂れのない苦情だとしても、僕が面倒を見ているんです。
可哀想だけれど、こうちゃんとキクちゃんには家の中で我慢して貰うしかありません。

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さて、残るはジジちゃんです。
ここで皆さんに2つ目の報告があります。
ジジちゃん、名前改め「カトリーヌ」になりました(爆)
そう「Catherine de Benoit/カトリーヌ・ドゥ・ブノワ。」です。
僕の新しい薔薇の名前じゃありませんからね!(笑)
色々と考えたんですけどねぇ、遠く北の大地から温かく見守って下さる、
自他共に認める「北のリズ」ことviva jiji姐の猫ちゃんもジジちゃん。
お揃いの名前でご満悦だったので、なんとも後ろ髪引かれる思いなのですが、
苦情を言って来たお宅の奥さんが付けた名前で呼ぶのは、
どう考えたって我慢ならないじゃないですか。そう思いません?
甲高い声で叱りつけたり、コップで水をかけたりする人が付けた名前なんてね!

面白い話しがあって、ジジちゃん、ネズミを捕ってそのお宅の玄関先に置くんだそうです。
ウチには蝉一匹、置いた事はありません。
良く言いますよねぇ、猫は捕らえた獲物を自慢するために、
褒めて貰うために可愛がってくれている人の所に持って行くと。
そこのお宅でも適当に気分が向いた時に可愛がっていた何よりの証拠だと思うんです。
しかも名前まで付けて……そして、僕が飼うと言った途端に手の平返し。
去年の夏は一夏そのお宅のクーラーの室外機の上で寛いでいたジジちゃん。
名前を呼ぶ奥さん、ジジちゃんが寛ぐ姿……僕はてっきりそこのお宅の猫だと思っていた……。

ジジちゃんは本当に可愛いです。
僕が名前を呼ぶとやって来ますし、抱っこされても全然平気。

 「なぁ〜なぁ〜……。」小さな声で鳴きます。

この子1匹だったら凄くいい家猫になるんですけどねぇ……。



そんなこんなで名前を変える事にしました。
ジジちゃん改めカトリーヌ!(笑)ダメですよ「カトちゃん」なんて呼んじゃ!
カトリーヌに「ぺっ!」ってやられても知りませんからね。
2枚目の写真は自分の周りで何が起こっているか全く関知しないカトリーヌ(笑)
精々、美味しいものを沢山、食べて、元気一杯、長生きして欲しいです。

それにしても携帯電話のカメラって本当にお粗末(苦笑)
幾ら何万画素と謳っても、カメラってようはレンズが勝負ですから。
曇りなく明るいレンズ、歪みがないレンズ命ですもん。
あんな豆粒みたいなレンズで何が撮れるのか?特に暗い所は全滅です。

また折りを見てカトリーヌ一家のことはご報告させて下さい。


草々

2011年9月15日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2011-09-15 00:00 | 猫が行方不明。

若さの秘訣って?

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 「これ、少しだけどお子さんにあげてね。」

仕事の打ち合せで伺ったお宅の奥さまが仰言った。
僕にはお子さんはいないのだけど(笑)そんなことをその場で訂正するのもなんだし、
その場で中を改めるのは失礼なので、日本人らしく暫しのやり取り、
つまり、遠慮と辞退の繰り返しの末、ありがたく頂戴して帰宅しました。
早速、中を開けてビックリ!何と箱の中身はアンパンマンの包み紙に包まった、
お菓子の詰め合せでした(笑)僕、そんなに小さな子供がいるように見える?(笑)
そう言えば、街中で貰うチラシは予備校のチラシ(笑)
お客さまとの会話のとっかかりにと、お客さまが大好きな、
「エイリアン」シリーズの話題を振り、暫し歓談ののち、
「え?……1作目をロードショウで観たって……一体お幾つですか?」
実際の年を言うと絶句されることが多いです。
それまではため口で話していた人が、僕の年齢に気付いた途端に敬語になったり(笑)

 「若いですよねぇ……。」

良く皆に言われます。
僕は特別、自分のことを若いとは思わないのですが……。
第一「若いですねぇ……。」って言うことは、
要するに「年齢にしては若いですね……。」と、言うこと。
要するに若くはない言うことなんですもん。
まぁ、実年令よりも老けてジジ臭く見えるよりはいいけれど……。

僕ね、所謂、美容?アンチ・エイジングに関しては興味もないし何もしていません。
顔、洗うだけ(笑)その顔だって朝のシャワーの時に洗うだけ。
あまり洗い過ぎると必要な皮脂が取れちゃうから。大体、皆さん色々とやり過ぎるんですよ。
やり過ぎるからおかしなことになっちゃう。新しい化粧水に乳液、パック、
肌にいいとされることの他にありとあらゆることを試してみる……。
今や、美容院に行って髪を切るような感覚で簡単にプチ整形。
何れもやればやるほど肌が弱くなりますね。保護と言う名の甘やかし。
肌はコンクリートの壁じゃない。生きた新鮮な細胞の集まりなんです。
一年中、口紅やリップクリームを塗りたくっていたら唇だってふやけて軟弱になっちゃう。
常に何か保護してあげなければいられない「モノ」になっちゃうんです。
年配の男性は特にそう。髪の毛を赤く染め、眉を細く整え、
若者に流行のファッションを追ってあれこれ試します。

 「カサカサカサカサカサ……。」

何の音かと振り返ると、僕より年上とおぼしきオヤジが油取り紙で顔押さえてる……。
紙は勿論、油でビチャビチャ(笑)お前、ハンカチで拭けよ、ハンカチで!
気持ち悪くて反吐が出ちゃいますね。僕が一番忌み嫌うもの。
涙ぐましい努力の甲斐無くやればやるほど実年令とのギャップが見え隠れ……。
実はご本人の思惑と反対に年齢を際立たせることになっちゃう。
申し訳ないけど哀れをもよおしちゃいます(笑)
だから僕は必要最低限のことしかしません……って、実は面倒臭いだけなんですけどね(笑)

いつかお話しましたよね。35歳の頃、宮本美智子さんの、
「世にも美しいダイエット」のお陰でアトピー性アレルギーがパタリと影を潜め、
新陳代謝が良くなったって。それを切っ掛けに見掛けが実年令と逆転したみたいです。
新陳代謝……要はこれに尽きるかもしれませんね。



中学の頃、学制服を着て駅で雨宿りしていると、
30歳前後の美しい女性が「途中まで如何ですか?」と、傘を差し掛けてくださいました。
色々お話しながら歩いていると、その女性が「ところでどちらの大学?」って(笑)

またある時、確か23歳の時、行きつけのバーのカウンターで一人バーボンを飲んでいると、
横にいたカップルの男性の方が、「今、お幾つなんですか?」と、尋ねてきました。
丁度、口に物が入っていたので、指を3本出して「23歳です。」とジェスチャー。

 「へぇ、30歳……若く見えますねぇ。」って(笑)

違う違う、もう一回、指を3本出すと「あっ、失礼失礼、33歳ね!」って……。
一事が万事こんな調子でした。

アトピー性アレルギーが治って、つけていたステロイド系の薬のお陰で肌が焼け、
何となく小皺が目立たなくなり(笑)独身貴族だけど猫貧乏のお陰でお気楽な毎日。
天涯孤独、女房子供もいないし好きなことして……これがいいのかもしれません。
あと、姿勢がいいことと歩くのが早い……これも若く見える一因かも……。

食生活には極力、気を付けています。ただ、あまり杓子定規に考えず、
なるべく季節、季節の新鮮なものを口にすることを心がけています。
外食をせず、質素だけど自分で作った手料理を食す……。
食材で言うと、圧倒的に玉葱の消費が多いです。玉葱が切れるとウロたえるものね(笑)
あと、生姜、ニンニク……この3つは我が家のキッチンの必需品。
勿論、日々のアルコール消毒は忘れずに(笑)何事も程々がいいのかもしれません。
そうそう、あと、いつも心にときめきを!(笑)
若さの秘訣とは心のありようだからね。

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写真はパリにあるブールデル美術館のアダム像。
これは館内ではなくて屋上のテラスにあります……僕、大好きなの。
1階の巨大な半身半獣の作品に驚いたあと、この小さなアダム像を見ると何故だかホッとします。
そうそう、薔薇の世界で言うと、世界初めてのティー・ローズの名前が「Adam」なんです。
素敵ですよねぇ……アダム……創世主ヤハウェによって創られた初めて人間の名前を付けるなんて粋。
素晴らしいネーミングの一つだと思っています。


草々

2011年9月9日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2011-09-09 00:00 | 儚いもの。

こうちゃん&キクちゃん。

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皆さん、全回の記事に多数のメッセージ、それから、
個人的に数えきれないほどのメールをありがとうございました。
ムッとして一気に書いちゃった記事ですけど、お陰さまで、
少し落ち着き、前向きに物事を考えられるようになりました。

さて、キクちゃん、こうちゃんに10日遅れること3日(土)に保護しました。
昼ご飯を食べに来たキクちゃんをヒョイっと持ち上げて爪を切り、
一気に抱っこしてケージに入れちゃいました(笑)

仕事を独立して時間が自由になる強みで、キクちゃん保護のために、
3日〜6日まで4日間のお休みを取っていたのです。
先ずはキクちゃんの耳と見えない方の目をそっと拭いてあげました。
眼球がないと言っても、涙や目ヤニは出ます。
今まではジジちゃんが舐めて綺麗にしてあげていたけれど、
今度からはそれは僕の仕事……やっている最中は結構、大人しいです(笑)

キクちゃんが凄いのは、僕の机の横にあるケージから脱出しちゃうんです。
ケージは2.5ミリほどの太い針金で出来ています。
その間隔は4センチ強……そこの隙き間からグイグイッと頭を突っ込み、
スルリと抜け出してしまいます(笑)チョッとしたマジックですよね。
仕方ないので僕の書斎を締め切り、トイレがキチンと出来るようになったら解放です。
初日と2日目は夜泣きをするキクちゃんに付き添って書斎に雑魚寝(苦笑)
こうちゃんと、新入りに全く分け隔てな区、興味津々の秀千代も一緒でした。
キクちゃん、チョッと心配だったのは、水も飲まず御飯も食べないんです。
それに、過呼吸っぽかったんですよ。抱っこすると身体が小刻みにブルブル震えているし……。
あまりヒドかったら再び外に出さなければいけないかも……。
そんなこんな考えながら一晩中抱っこしていました。
お陰さまで物凄い寝不足……でもね、2日目にはきちんとトイレも覚え、
今では晴れて我家の中を自由に歩き廻っています。

このところ急に猫が増え(笑)我家の猫の世話の仕方も変わって来ました。
先ずは御飯のお皿が増えました。今までは一つのお皿で順番に食べていたんですが、
秀千代が来てからと言うもの、チヨちゃん大食漢&お皿独占で(笑)
仕方がないので他に小さなお皿に小分けしたものを3つ用意。
(秀千代は必ず、全部のお皿に鼻を突っ込みます!)
それからトイレ!これも今までは一つだったんですけどねぇ……。
簡単に「増やせばいいじゃん」って友人は言いますけど置き場所がねぇ……。

10日先輩の こうちゃんは既に家猫の面持ち(笑)
猫って順応性が強いですねぇ……早くキクちゃんも慣れてくれないかな。
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写真は昨日撮りたてのキクちゃん&こうちゃん。
ウチのフローリング、キクちゃんや秀千代、きんには不利な色です(笑)
暗くなると全く見えないものね(爆)


草々

2011年9月3日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2011-09-04 00:00 | 猫が行方不明。

久し振りに猫のことなど……巻き紙的怒りの徒然。

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フワリフワフワ…………。
初夏のそよ風に乗ってタンポポの種が大空を舞います。
やがて地面に落ち、発芽し、シッカリと根付き、再び美しい花を咲かせます。

所が!花開いてタンポポがビッックリしちゃうのは(笑)
根付いた所が干涸びたドブの底だったり、はたまた、石垣の隙き間だったり、
夏には灼熱地獄になるアスファルトの割れ目だったり……花、悲喜こもごもです。

都会に住んでいると、野生の動物ってそんなにお目に掛からないけれど、
今、僕が親身になっている野良猫もそんな生き物の中の一つ。
まぁ、野生って言っても人間と共存しているのですけどね。

 「ンにゃぁ!」

と、生まれて来る場所は選べません。
生まれ落ちたその家で、幸せな生涯をおくることが出来る猫がどれだけいることでしょう。
殆どの猫が親から離され里子に出されたりして貰われて行きます。
里子に出されて可愛がられるのなら幸せな方でしょう。
人間の気分次第で可愛がられ、都合が悪くなると捨てられ……そんな猫が後を絶ちません。
僕が今、面倒を見ているジジちゃん一家もそんな猫たちの世界の哀れな縮図の一つ。
自分で言うのもなんですが(笑)毎日〜美味しくてタップリの御飯と温かい寝床。
健康管理して貰って……自由気侭に生きているジジちゃん一家は幸せな方かもしれません。



さてさて、今、僕が頭を悩ませていること……。
穏やかに生きて来た積もりの僕ですが、怒り心頭、怒髪天を突く出来事が起きました。

そう、ジジちゃん一家の面倒を見ること6ヶ月。一網打尽に取っ捕まえ、
寒い最中に大汗掻いて病院に連れて行って避妊と去勢の手術を受けさせ、
幸せに暮らして来たジジちゃん一家と僕の所に降って湧いた難題…………。

玄関前の路地の斜め前が自宅の、
お隣のH医院の院長先生夫妻から苦情が来たのです。

 「ウチの庭でフンをするので何とかして欲しい。」

これは暖かくなる頃から奥さまの方からそれとなく言われていました。

 「庭に遊びに来てくれるのは構わないけど、
  これから暑くなるし、毎日、フンの掃除をするのは私も辛いわぁ。」

早速、玄関周りの薔薇の鉢の奥に簡易的なトイレを作り対処して来ましたが、
どうやらジジちゃんたちは院長先生のお庭の方が宜しかったようで……。

院長先生が2度にわたり僕の家にやって来て苦情を申されました。
ハイハイ、勿論、僕が面倒を見ている猫たちがご迷惑をおかけしているのです。
初めは大変に恐縮して、どうにかしなきゃと試行錯誤…………。
猫が嫌がるグッズをお渡ししたりしましたが効き目なし。
僕が代わってお庭の掃除を申し出ました……それはイヤなんだそうです。
あれこれ考えていたんだけれど、次第に頭に来ちゃったのです。

実はね、僕、仕事柄、平日に家にいることも多いし、
早く仕事が終わって早い午後に在宅のことも多々あります。
2階のトイレの窓から見えるんですよねぇ……。
近所を徘徊する野良猫が他にも3匹、院長先生宅の庭で排泄をするのが。
厳密に言うと、僕のジジちゃん一家だけの仕業じゃないんです。
それにね、院長先生はこうも仰言いました。

 「少し先のKさん宅の近隣で大量のノミ、ダニが発生して大変な事になっている。
  保健所が出て来る騒ぎにまでなって……それもお宅の猫のせいじゃないか?」

……って。

冗談じゃない。そもそもそのKさん宅はジジちゃんが虐待されて逃げ出した家。
今も飼い主たるお母さんは入院で、親類が他の区役所勤めのコネで、
不正に生活保護を受けている息子がいます。
50近くにもなって働かないでプラプラしているらしいです。
話し合いに尋ねて行っても全然出て来ないそう。

ロクに飼い猫の面倒も見ないで(歴然たる虐待)
何匹もいる飼い猫たちが数年前からノミだらけなんだって。
そこにジジちゃんはヒョコヒョコ行くんですよ。当然、ノミを貰ってきますね。
定期的に首筋にフロントラインを一滴……確実に駆虫しています。
この件に関しては、僕とジジちゃん一家に疾しいことは何もありません。
反対に被害者じゃないですか。フロントラインが1本、幾らすると思っているの?
フンのこと、ノミのこと、全てを僕の猫のせいされて怒り心頭です。
クルクルにパーマがかかった髪の毛が怒髪天を突いています(笑)
2回目の最後は話しの途中、あまりに横柄でもの分かりの悪いさまに、
院長先生の鼻っ先で玄関扉をピシャリと閉め、「ガシャッ!」大きな音で鍵かけてやりました。
ショックだったんじゃないかな?今までの人生、先生、先生と煽てられて来たのに、
今回、僕にあからさまな敵意を目前に突きつけられて。



それからね、こうも思います。

 「僕が面倒を見る。手術をして一代限りなのでご理解下さい。」

と、ご近所の皆さんに挨拶をした2月から半年。
その挨拶前は件のフン害は全くなかったのかな?
いやいや、そんな事はないでしょう。だったらどうして今更、苦情を僕に?
僕が面倒を見ると宣言したことで責任の所在がハッキリして苦情を言いやすくなった?
人って責任を取るのは嫌いだけれど、責任を押し付けたり取らせるのは好きだものね。
院長先生とのやり取りで、言いようもなくムカッとした理由の一つは、
先ず、あの人たち独特の特徴、人の言うことを全く聞きませんね(苦笑)
自分が絶対だと思っている。地元の名士?おそらく挫折もなしにここまで生きて来たのでしょう。
あぁだこうだ、一方的に自分達の迷惑を数え上げ、責任を押し付けますます。
責任持って面倒を見るなら排泄まで完璧に責任を持たないと……だそうです。
簡易トイレを玄関脇に作って対処していることを伝えると、

 「だったら、ここでするように首に紐でもつけて縛っておけばいい。」

と、平然と仰言います。また、

 「エサをあげなければどこか他所に行くんじゃないか?」

とも仰せです。僕は言いました。

 「H先生、エサをあげなければひもじくてことある毎に足元に纏わりつきますね。
  鳴いて、鳴いて、纏わりついて……先生はそんな可哀想な姿を見て平気でいられますか?
  仮に、他所へ行ったとして、そこでまた同じことが繰り返されるんじゃないですか?
  他所で同じ被害が出ても、ご自分さえ良ければそれでいいのですか?
  もし、同じ苦情が来たとして、先生はご自分が飼っていらっしゃる犬に同じ事が出来ますか?
  もし、ご自身で仰言ったことがお出来になるならその台詞を言って下さい。
  先生、人も猫も命には変わりありません。小さくても一つの命です。
  僕にはとても命に関わるお仕事をなさっている方の言葉とは思えません!」
 
院長先生は黙っていました。ことある毎に「責任」を強調します。
「責任!」「責任!」……だったら声を大きくして言わせて貰います。
僕がここに引っ越して来たのは去年の4月。
ジジちゃん一家の面倒を見始めたのが今年の2月です。
ジジちゃんを診てくれた病院の先生が仰言いました。

 「ジジちゃんは推定4〜5歳。その間、年に2回の出産を繰り返していただろう。」って。

ザッと軽く数えても、8回は出産している勘定になります。
前の家のお母さんと件の院長夫人が話しているのを聞いた事があります。

 「また生まれちゃったのよねぇ……。」って。

十分、認識はあったのです。
幾ら野良猫だって、近隣の保護なしでは生きられませんよね?
毎日〜ネズミを捕って食べている訳じゃない。
今の僕みたいにキッチリと日々の管理はしなくても、
エサをあげたりあげなかったり、その時々の気まぐれで接していた人は沢山いるハズ。
だとしたら、その間の近隣の皆さんの「責任」はどうなるの?
繰り返し、繰り返し、ジジちゃんが子供を産むがままにして来た近隣の「責任」は?
ジジちゃんの乳首を見てみてよ。普通、猫の乳首って芥子粒ほどの大きさなのに、
何度も繰り返した出産、仔猫に吸われ続けて大きな米粒のような形になっている。
乳首のまわりの毛はハゲちゃって……身体ボロボロじゃない!
現に、チビたちがまだ生まれて半年にもならないのに、
僕が2月に病院に連れて行って避妊手術を受けさせた時、
既にお腹の中には5匹の仔猫がいて、もういつ生まれてもおかしくない状態だった……。

それまでエサをあげておきながら、院長先生に苦情を言われた途端に、
棒切れでジジちゃん一家を追い立てた前の家のお母さん。
僕が手術をしてこれ以上増えることはないと伝えた途端にエサをあげ出しましたよね?
僕と前の家のお母さん以外に、唐揚げや魚のカマなどをジジちゃんたちに放り投げて行く人たち……。
その人たちの無責任な「責任」は一体どうなっちゃうの?
院長先生、脅すように「この先は第三者を間に立てて……。」って。
上等じゃない。受けて立つよ!けっこう毛だらけ猫灰だらけ!
だったら責任がある近隣の皆さん全員揃った暁にお出まししようじゃない。
それに、考えたらコワいのは、その生まれた仔猫たちはどうなったの?!?!
生まれた子が全員、里子に出たとはどんなお気楽な人でも思わないですよね?
って言うことは……何十匹と言う仔猫を……考えるだけでもコワいですね。


閉め切っていても聞こえて来るんですよ。
甲高い声でチビたちを怒鳴りつける一見、お上品な院長夫人の声。
2階から見えるんですよ。窓を開け、チビたちにコップで水をかける院長夫人の姿。
イヤだものねぇ……可愛がっているチビたちがそんな目に遭うのを見るの。

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今日の写真を見て「あらぁっ?」っと思った方、鋭いです(笑)
そんな訳で、今日の写真のような事になりました。
先ずは、僕に慣れている こうちゃんが捕獲されて僕の家の子供になりました(笑)
順次、キクちゃんも折りを見て……と、思っています。ジジちゃんは可哀想だけど、
筋金入りの野良猫ゆえ、他の猫には非常に気性が激しく家に入れる事は出来ません。
ジジちゃん、本当にゴメンね。他の子たちがおかしくなっちゃうから……。
その代わり、ウチの中のどの子よりも手厚く可愛がるから勘弁してね。

さて、写真のこうちゃん…………ほぼ、一日中、鳴いています。

 「外に出して!お母さんとキクちゃんの所に帰りたい!」

こうちゃん、声枯れています……僕、胸が千々に乱れます。
果たしてこれが本当に こうちゃんたちのためになるのだろうか?
保護する、可愛がると言う名目の上に立った体のいい虐待じゃないか……。
人間側から考えた都合のいい理屈……でもね、共存して行くには仕方ないのだよ……。
僕の住む区は条例で野良猫たちの命が守られています。
そうそう、今は野良猫って言わないんですってね。地域猫!
もっと胸を張って毅然と構えていればいいんじゃない?
でも、毎日〜フンで嫌な思いをさせるのも申し訳ないです。
チビ2匹を家に入れれば大分違うでしょう。
主にご迷惑をかけているのはチビたちですから。

こうちゃんのか細い哀れな声を聞く度に、
苦情を言って来た取り澄ましたヤツらに再び怒りがこみ上げて来ます。
怒りと恨み?筋違いでしょう?逆恨みって言うもんだよ……ハイハイ、分かっております。
これは猫を可愛がる僕の意見。フン害にあっている先生ご夫妻のご意見もごもっともです。
でもね、いいの。恨みやつらみは身に覚えのない所で買うものと相場は決まってるんだから(笑)
嘘はつくもの、約束は破るもの、喧嘩は売るもの、恨みは買うものと相場は決まっています(爆)

こうちゃんの肉球……ウチの子たちのよりも硬いんです。
当たり前ですよね、灼熱地獄のコンクリートやアスファルト、
一冬、凍てつく街を歩き回って来たんですから。
保護して2日目にお風呂に一緒に入りました。
石鹸の匂いがした こうちゃんも、今や全く何の匂いもしなくなりました。
ハッキリ言って、まだまだ全然慣れていません。でもね、秀千代とは上手く行っているんですよ。
他の5匹も変に威嚇したり追いかけたりしないんです……そこは凄く気が楽。
僕の顔を見ると逃げますが(笑)フと気付くと僕が座っている椅子の下で丸くなっています。
ゆっくり、そぉっと撫でるとゴロゴロゴロゴロ……咽を鳴らします。

保護して1週間……。
隙あらば逃げ出そうとする こうちゃん……。
今まで外から僕の家の中を覗いて見ていた塀の上やベランダ。
今度はそこに行って部屋の中から外を恨めしそうに見ています。
頭のいい子です。自分が捕われの身になったことを重々承知なんですね。
こうちゃんの鳴き声を外で聞きつけ、僕の家の前を右往左往するキクちゃん……。
そのいたいけな姿を見るとまたしても怒りがこみ上げて来ます(笑)

「責任」…………。
僕に責任?そんなもの考えていないです。そんなご大層な感覚はないです。
そんな、杓子定規じゃなくて、感じたり押し付けたりするものじゃなくて、
僕はね、もっと命の根底で彼等に接しているの。
ただただチビちゃんたちとジジちゃんが可愛いだけ。
手術代も日々のエサ代も……惜しいとも何とも思わない。
この世に縁あって生まれて来たんだもの。彼等をベストの状態に持って行きたいだけ……。
そして長生きして毎日を謳歌して欲しいだけ。

何れ、院長ご夫妻には書面で報告する積もりです。
さぁて、次はキクちゃんかぁ……上手く行くかしらン?
何だか自信ないや…………。


今日は長がぁ〜っ!今までで最長の記事か?(笑)


草々

2011年9月1日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2011-09-01 00:00 | 猫が行方不明。