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匂いのいい花束。ANNEXE。

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恒例、吉例……冬の風物詩。

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暖かい秋がズゥ〜っと続き、一体この冬はどうなるんだろうと思ったら、
ここ数日、この季節本来の寒さがやって来ました。
ボンヤリなまった身体には寒さがキツいですねぇ……。

さて、気温が下がって来た所で、恒例、吉例、我家の冬の風物詩。
猫のブノワ。さん争奪戦、ベッドの場所取り合戦が始まりました(笑)
例年だと10月の声を聞くやいなや、全員がこぞって僕の布団に入って来たものなのですが、
今年のこの暖かさでつれない猫たち、僅かにお園ときんがベッドに乗って来るくらいでしたが、
ここ1週間前くらいから……凄いですよぉ……電気を消して瞬間だものね(笑)
僕ね、早くて9時、遅くても10時には寝ちゃうんです。
だって、そんなに夜更かしする年でもないし、疲れは取らないと翌日に差し支えるし、
その分、気持ちの好い朝に色々やった方がいいし……。

大きな欠伸を一つ……さぁて、そろそろ寝るかな……。
フと、聞き耳を立ててみると、さっきまでドタバタやっていた猫たちが静まり返っています。
スッカリ疲れて爆睡か……と、思うでしょう?とんでもない!
良ぉ〜く周りを見回すと、小芳が物陰からこっちをジィ〜っと見ています(笑)
真面目にね、物陰に身体を隠すようにして顔だけ出してこっちをジィ〜っと。
家政婦の市原悦子状態ね(笑)真ん丸で真っ黒な小芳の真剣な瞳。
お園がロフトの猫専用ふとんの上に丸くなり、
鼻から上だけ出して下にいる僕をジィ〜っと見つめています。
きんは僕の横に置いてある段ボールの中で丸くなっていますが、
目はシッカリ薄目を開けていて僕を凝視しています(笑)
秀千代は僕の足元で軽く僕に触れ、朝子は僕の背後の段ボールの山の上……。
皆、僕の様子を窺っているんです。すっくと立ち上がり、
部屋の電気を消して階下のベッドの所に下りて行くと……。

 「どどどどどどどどどどどどどどっ!」

6匹全員、階段を我先に駆け下り、僕のベッドの上に乗って来ます。
先ず、小芳が「ミィミィキィキィ!」鳴いて布団に入れろとせがみます。
次にきんが反対側にやって来て自分から鼻を押し付け勝手に布団の中へ。
秀千代は初めから両脇は諦めて股間の間に(笑)
おっとりお園はスッカリ出遅れて、僕の脇腹の当たりに陣取ります。
一番ゆっくりは朝子。辺りを見回して空いている僕の脇にピッタリくっ付きます。
朝子はどこでもいいんです。僕にくっ付いてさえいれば。
さて、6匹と書きましたが、キクちゃんはまだまだ独り寝です。
以前お話しした、洋服と段ボールで足の踏み場もない、
ウォークイン出来ないウォークイン・クローゼットで寝ているようです(笑)
残る1匹は こうちゃん。僕ね、ハタと思い当たって、
ベッドの横に座布団を4枚重ねたものを置いてみたんです。
そうしたら、その翌日には こうちゃんがソッとやって来て寝るようになりました。
僕が目を覚ますまで、そこでジィ〜っと寝ているようです。

こうして、ブノワ。さん=ガリバーの図式の出来上がり!
両脇に2匹ずつ、股間に1匹、隣りの座布団に牢名主の こうちゃん(笑)
朝まで全く身動き取れません(爆)
決して温度が下がらない湯たんぽならぬ猫たんぽ、
経済的だし丁度いい温度だし軟らかいし……。
アッと言う間に眠りに落ちるのは言うまでもありません。

今日の写真は秀千代と こうちゃん。
2匹はこうして一緒にいることが多いです。
丸くなっているか取っ組み合いの喧嘩をしているか……。
男の子ですねぇ……初め手の男の子たち、驚くことの多いことと来たら!


草々

2011年11月27日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2011-11-27 00:00 | 猫が行方不明。 | Comments(8)

外食のすすめ。

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このところ何だか変な天気が続きますが、そろそろ今年も先が見えて来ましたね。
何に関しても後手、後手に回る僕(笑)今年は既に年賀状の作成をはじめています。
さぁて、今年はどんな年賀状にするかなぁ……新年のお祝いの言葉は止めようかな?
そう、今年は色々な事がありましたもんね……そんな気分じゃない。
あの日以降、僕達はそれぞれの立場で「考える」ことを強いられました。
考え、そして、それぞれに行動する……忘れたいけど忘れてはいけない教訓……。

今まではごくごく気軽に付き合って来た友人が、
あの日をキッカケに全く違う考えを持つ事に気付かされたり、
また、強い連帯を感じたり……本当、今年はある意味、しんどかったです。

震災後の復興に関して、また、原子力発電の問題に関しても、
それぞれに意見があり、声高に叫んだり行動を起こしている人もいます。
ただ思うのは、反対意見を述べるだけではダメなんですよ。
例えば、「原子力発電はいらない!」……だったら、その代替えの電力はどうするのか?
どんな方法だったら原子力に頼らずに今の生活を維持出来るか……。
そこまで深く考えているのならまだしも、ただ反対を唱えるのはナンセンス。
そんなの誰にでも出来ることです。志のある人は黙って行動しています。
ウルサく騒いでいるのは何もしていない人……だと僕は思います。

今の政治もそう。あれ、一体何なんでしょうね?
この大事な時期に、人の足を引っ張ることだけに終始している政治家たち……。
国会中継の虚しいことと来たら……まるで茶番です。
菅さん、僕は良くやったと思います。あれだけ周りに足を引っ張られてね。
国家の一大事に政治家と国民が一丸となってかからなければいけないのに、
重箱の隅を突くようにして欠点をあげつらう。
下っ端の議員たちが一国の元首に向かって「辞めろ!辞めろ!」の大コール。
ねぇねぇ、菅さんはアナタ達の長なんですよ?一体、何考えてんの?(苦笑)
テレビカメラの前で下らないコメント垂れるヒマがあったら何故、協力して大事に掛からない?
普通の会社だったら社長のこと悪く言ったらクビですよねぇ。

新しい野田さんに変わっても全く同じことの繰り返し。
ねぇねぇ、先ずは黙って仕事をさせましょうよ!
挙党一致?大連立?そんなのどうでもいいから力合わせなさいよ!
それでダメだったら何か方策を考えればいいじゃない。
まだ何もしていないうちに足を引っ張れたら誰だって仕事出来ないよ。
何しろ本来は力を貸してくれるべき身内が足を引っ張っているんだものね。
頭に来るでしょうねぇ……まるで出来の悪い喜劇を見ているようです。
野党だって震災後に首相から要請がある前に、
「何か出来ることは?」と、こちらからお伺いを立てるのが筋ってもんだ。
小粒でケツの穴の小さな政治家が雁首揃えて、己の保身と党の存続だけ考えて……。
いけない、ここは上品で美しいものに関するなブログだった(笑)
ダメな自民党、それも小生意気な二世議員が何の実績もないクセに、
口だけは達者なもんだから舌鋒鋭く切り込んでいるかのようなパフォーマンス。
溺れた時に水面で人の頭を押さえつけて自分が浮かび上がる構図そのもの。
元々は自民党の政治がダメだったから今の世の中になっているんじゃないの?



おっと!……ここで政治のことを語るつもりは毛頭ないので(笑)
話しを元に……と、言うより今日のお題を語りたいのですが……。
最近は「おウチ御飯」なる言葉も流行っているみたいで、
外食を控えて家で食事を作って食べましょう……みたいな感じでしょうか?
いいことですよね。家族の団欒も大切だし、料理の腕は上がるしね。

ただね、3月の震災後、この目で見て来て感じるのは、
飲食店が非常に厳しい状況になっていると言うことなんです。
ただでさえお金を使うことを控える風潮があありますよね?
そこに来て、原発事故によって食材が以前のように思うように仕入れ出来なくなっています。
今までは当たり前のように手に入っていたものが手に入らなくなったりしています。
手に入っても法外な値段だったり……今年を越せるか……そんな寂しい言葉も聞きます。
そう言う僕も、震災後はなかなか外で御飯を食べる機会がなくて、
久し振りに懇意な店に行って驚いちゃったりする訳なんです。
先ず、一皿の盛りが極端に少なくなっていたり、
いつもは予約も簡単に取れない店がガラガラだったり……。
親しい店では現状を聞いちゃいます……聞くの、勇気いりますよ(笑)
やっぱり大変なんだそうです。何だか悲しくなっちゃいます……。
「半額セール!」や「期間限定〜」みたいなことが出来る全国展開のチェーン店はまだいいです。
個人で頑張っている昔ながらの店が大変な事になっています。

皆さん、外でご飯を食べましょう!好きな店があったら足繁く通いましょう!
そんなに大枚叩く必要はありません。顔を見せ、賑わいを作ってあげようじゃありませんか。
人が人を呼ぶって言う事もあります。店には活気が必要ですもん。
長年、培われて来た味は、一旦、なくなったら再生出来ませんよ。
食は文化です。その火を消さないようにチョッと気を遣ってみませんか?
お気に入りの店があったら友人を連れて行きましょう。



今日は僕が大好きな店の極上の料理を並べてみようと思います。
紹介する店は幸いなことに相変わらずの大繁盛です……良かった(笑)
一々、料理の名前は書きませんが、どれも最高に美味しい一皿。
さぁさぁ、貼りますよ、貼りますよ!垂涎のデータ貼りますよ!
準備はいいですか?エッ?何がって、ホラ、涎を拭くハンカチ!(笑)

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先ずは笹塚の「老大房」……。
ここはいいです。安い、旨い、健康に良し……兎に角、通ってみて下さい。
お見せする料理は正月のみのものが多いのだけれど、
注文しておけば通年、食べる事が出来ます。豚肉のステーキ丼!ピータンのお粥……。
それから写真にはありませんが、鴨を丸々ローストもしてくれます。
最後のゴマ団子なんか「3個食べたい!」と、目を♥にしている食い意地の張ったヤツも(笑)
僕の仲間内のお気に入りの店。何だろうなぁ……味が優しいのね。
しかも、自分ではなかなか再現出来ない味と来たもんだ(笑)
ブノワ。さん、今年はお節を予約しちゃった!
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次は四谷荒木町の「スクレ・サレ」……はぁ、フランスを思い出す!
肩肘張らず、色々な場面で活躍するお店です。
恋人と一緒に、誕生日や何かの記念日に、家族総出で……どのシーンにもピッタリ。
どのお皿も美味です。ボリューム満点、満足すること必定です。
今はチョッと諸般の事情でメニューから消えていますが、
こちらのタルタル・ステーキは絶品!僕が今まで食べた中で最高峰かな。
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さて、お次はたまに足を延ばす下街の小さなピザ屋さん「カトリカ」です。
ピザは配達もしてくれますが、出来ればお店に行って楽しみたいです。
色々なピザの他に前菜やパスタも充実。季節のフリットもいいなぁ……。
ビネガーの使い方が絶妙なのかな?テーブルがたった3つの愛らしい店です。
訪れる時は是非、予約して下さいね。
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最後は武蔵小山の「ビストロ プティ ハナ」です。
かつての渋谷の「ビストロ ハナ」と言えばご存知の方も多いと思いますし、
今日の1枚目のロール・キャベツの写真を見て膝を打った人も多いと思います。
「ビストロ ハナ」と言えばこのロール・キャベツ……定番です。
店を畳んだあと、暖簾わけ?武蔵小山に居を移して営業しています。
親切で優しいマスターと、絶妙なサービスをして下さるマダムが店を切り盛りしています。
どの一皿も安心して頼めるアベレージの高いお店。
僕はお気に入りの友人を必ず連れて行くんですよ。
料理も恋しいけれど、お2人に会いに行くって言うのが正直な所かな?
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どうでしたか?それぞれに美味しそうな一皿でしょう?
ね、皆さん、外食しましょう!店を、そして、美味しい味を守りましょう!
いつでもそこにお気に入りの店があると思ったら大間違いですよ。


草々


★「老大房」
  東京都渋谷区笹塚2−4−1 パールハイツ笹塚102/03−5350−30099
  <月~木、日>11:30~14:00 17:30~24:00 (L.O.22:30)
  <金、土、祝前>11:30~14:00 17:30~24:00 (L.O.23:30)
  (中国の旧正月以外は無休)

★「スクレ・サレ」
  東京都新宿区荒木町9−7 ナオビル1F/03−3351−8741
  12:00~14:00 19:00~翌0:30(火曜日定休)

★「カトリカ」
  東京都墨田区東向島5−29−6/03−3618−6747
  <月~金> 11:30~14:00 17:00~21:00 <土・日・祝>11:30~21:00(月曜日定休)

★「ビストロ プティ ハナ」
  東京都品川区荏原3−3−12 サンウインズ荻野1F/03−3787−9222
  ランチ 11:30~14:00  ディナー 18:00~22:00(火曜日定休)



2011年11月22日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2011-11-22 00:00 | バベットの晩餐会。 | Comments(20)

猫に関するエトセトラ……どんだけぇ?そんなにぃ?あぁ〜うぅ〜あぁ〜うぅ〜!(笑)

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ねぇねぇ、君たち!もう少し大人しくしようね。
病気知らず、元気一杯はとても嬉しいんだけど、早朝3時から明け方までに繰り広げられる、
君たちの大運動会には辟易だよ(笑)一番、気持ち良く寝ている時間なんだからね。
ドッタン、バッタン、くんずほぐれつ取っ組み合い……どどどどどどどど階段を駆け下り!
幾ら何でも目が覚めちゃう。君たちの旺盛な食欲を満たすため、
猫貧乏にならないために頑張って働いているんだもん。少しはゆっくり寝かせてね!
さすがに猫7匹と一緒に暮らすと「平穏」と言う言葉が懐かしくなります(苦笑)



ある日の僕の行動をここに書いてみます。

その日は朝から立川で打ち合わせ。
立川からさらにバス……家から2時間以上は掛かるので4時起き、
6時には家を出ていました。昼前に打ち合わせを終わらせ、
昼も摂らずにその足で武蔵溝ノ口へ。ここでお客さんに「どうしても!」と、
懇願された仕事を一つやっつけ時計を見ると3時でした。

 「どうしよう……夕方まで時間を潰す?それとも……。」

実は、夕方から大事な用事があったんです。
小走りで駅に向かい、電車に飛び乗って家に1回帰りました。
その日はチョッと荷物が多かったので置きに帰りたかった事もあるんだけれど、
一番の目的はカトリーヌたちにご飯をあげること。
朝、少し多めに出して来たけれど、新鮮な猫缶と水に取り替えるために帰りました。
僕、凄くイヤなんです。大盛りの御飯を出しっ放しにするのって。
ハエやアリも集るし、夜はナメクジも一杯!他の野良猫もウロウロしています。
出来れば新しい御飯を決まった時間にあげたい……そう思うんです。
4時に戻り、カトリーヌたちにご飯をあげて食べるのを待ち、食器を下げて家を飛び出します。
その晩は親友たちと笹塚の中華で夕飯をする約束だったのです。
もし、外の猫の面倒を見ていなければ、溝ノ口で仕事を終え、
どこかで時間を潰して笹塚なんですが、カトリーヌたちのことを思って、
一旦、帰宅しました。こんなに外猫に優しい飼い主いませんよねぇ……。

明け方、外でカトリーヌが唸っています。
近所の他の野良猫がやって来て縄張りを脅かしていたのです。
どんなに熟睡していても、パッと飛び起きて外に出て、棒を持って野良猫を撃退です。
ハッキリ言って、親バカ?でも、喧嘩して怪我されちゃ困るし……。

そんなこんな、一日の多くの時間が猫に費やされています。
いいんです、好きで可愛いから面倒を見ているんだし、
猫たちのお陰で日々の疲れを忘れ、楽しい毎日を送っているのですから。

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2枚目の写真のキクちゃん。
ただいま、脱走中です(苦笑)保護してからかれこれ7回目の脱走。
ある日、帰宅してみると、玄関先に黒い影が3つ……何だかドンヨリしちゃいます。
慌てて家の中に入り、一階から二回まで隈無く隙き間をチェック。
他の子たちが出ていないかを確認。こうちゃんは爆睡中でした(笑)
さぁて、どこから脱出?驚くのは、キクちゃんったら二階のトイレの窓、
ほんの5センチあるかないかの隙き間から逃げていたのです。
その前、6回目は、2階の高い所にある窓の網戸を爪で破って脱出。
それだって地面から4メートル以上はある、下には何もない所にダイブです。

 「…………………………。」

そんなに外がいいの?そりゃぁそうだよねぇ。
IKKOさんじゃないけれど、「どんだけぇ〜!」って感じ。
家の中にいても、一日中鳴いています。
御飯を食べているか寝ているか鳴いているか……。

 「あぁ〜うぅ〜!あぁ〜うぅ〜!…………。」

「あぁ〜」より「うぅ〜!」の方が音程が高いんです。
僕、絶対音感なんて持っていないから、♪ ドレミファソラ……口ずさんで確かめました。
「あぁ〜うぅ〜!」は「ソォ〜ドォ〜!」なんですよ(笑)
僕だってそれが可能なら外で自由気侭に暮らせるのが一番だと思うけど、
カトリーヌの3匹目の子供のチビ・カトリーヌが現れた今、
この狭い路地界隈に黒猫が3匹ウロウロするのか可成り威圧的。
しかも、近所には自分勝手な院長夫妻もいる……また苦情言われちゃうもんね。
キクちゃん、君は外がいいんだろうけど、僕から御飯を貰って生きているんだよ。
やっぱり家の中に入って貰わなくっちゃ!

だけど、逃げてから捕まえるまでのインターバルが段々長くなりつつあります。
初めの頃はスグに掴まっていたんですが、最近は警戒心強くなっちゃって……。
7回目の脱出から1週間以上経っています(苦笑)

こうちゃんはスッカリ家猫になったようです。
まだまだ警戒心が強いし、チョッと大きく動くと逃げてしまいます。
でも、ヒョンなことから捕まえて膝の上で撫でてあげると、
ジィ〜っとして咽をゴロゴロ言わせたりして……凄く可愛いです。
こうちゃんが慣れて来たのには秀千代の力が大きいかな?
2匹、凄く仲がいいんですよ(笑)丸く団子になって寝ていたり、
お互いに毛繕いしていたり……見ていると何だか和んじゃう。
いつも1枚目の写真のような瞳で僕を見上げている こうちゃん。
友人から「キョロキョロちゃん」の渾名を頂戴しました(笑)

猫に関するエトセトラ……。
まだまだ前途多難ですね……早くキクちゃんを取っ捕まえて、
チビ・カトリーヌを保護&手術しなければ!


草々

2011年11月20日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2011-11-20 00:00 | 猫が行方不明。 | Comments(8)

もう……これっきりですか?

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どんな大スターもデビューからそのキャリアの最後まで、
澱みなく順風満帆に歩を進める人は稀です。必ずどの人にも浮き沈みがあり、
転機となる作品、ターニング・ポイントがあります。
マドンナの場合、「ホリデー」で火が点き、ブレイクしたのは「ライク・ア・バージン」です。
そして、今に至る盤石の人気を獲得した起死回生の作品は「ヴォーグ」でしょう。

山口百恵の場合、火が点いたのは「ひと夏の経験」です。
そして、その後の山口百恵のキャラクターを決定付けたのが「横須賀ストーリー」。
この作品から歌唱力も格段にアップしました。
笑わない、大人に媚びない、およそ少女らしからぬ不遜な眼差し……。
アイドルの方程式から大きく外れた山口百恵の個性を決定付けた作品です。
現に、シングル32曲中、笑顔で歌ったのは「乙女座宮」と「しなやかに歌って」のみ。
(33曲目「惜春通り」は音源のみ。)



 「♪ これっきり、これっきり、もう……これっきりですかぁ?」

今、僕の頭の中でこのフレーズが谺しています(笑)
一大事が起こったのです……5日(土)に携帯電話なくしちゃいました!!!!!
かれこれ20年近く携帯電話を使っていて、こんな事初めて……。
落とした所は可成りの精度で特定出来ます……ドコモがGPSで調べてくれましたから。
でも、出て来ないんですよねぇ……いつまでも出て来るのを待ってはいられません。
そう、仕事のスケジュール等、全てを携帯電話で管理していましたから。
当座の仕事はギッシリと詰まっていて支障ないんですが、細かい打ち合わせもあります。
取り敢えず、新しい携帯電話(前と同じ機種)が届くのが明日、水曜日。
それから暇を見つけてコツコツとデータの復旧に取りかかります。
復旧って言ったって、仕事、友人、その他店関係……。
1000件全てのデータはとても元には戻らないかな?
まぁ、この際、全く疎遠になっていた人たちとはいい機会だからサヨウナラして(笑)
なかなか自分では踏ん切りが付かない諸々も綺麗サッパリです。
それでいいんだと思います。ただ、本当の友達、仕事の関係はキッチリしておかないと……。

で!僕の心もとない記憶、いい加減な脳細胞は頼りないです(笑)
皆さん、こぞって連絡して戴けますか?電話番号&メールのアドレス&住所……。
個人情報満載でお願いいたします(笑)住所はね、もうスグ間近に迫った年賀状のため。
ね?ブノワ。さんの年賀状、欲しいでしょう?今年はゴージャスだよぉ(笑)
9日以降、携帯電話でもいいし、パソコンのメールアドレスでもいいし、
そうだ、このブログのメッセージ欄に鍵をかけて送ってくれてもいいです。
一つ宜しくお願いいたしますね。皆の力を借りないととても無理だもの。

反対に、「これはいい機会!これでやっと!」とばかり、
ブノワ。さんと縁を切りたい人はそのままで結構です(笑)



 「♪ これっきり、これっきり、もう………これっきりですかぁ?」

いい機会だから、人生、全て放り投げて失踪しようかしらン?(笑)
そんな夢みたいなことも考えたりしますが、僕って現実的だから(笑)
そんな事にならないよう、全1000件のデータが無事に復旧出来ますように……。



草々

2011年11月8日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2011-11-08 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(26)

やっちまったぜぃ!(笑)

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 「ありゃりゃりゃりゃ……やっちまったぜぃ!」

思わず一人ごちました(笑)そう、踏んじゃったんです……地雷。
このところ物凄く忙しかった割には、自分でも褒めてあげたいぐらいにマメマメしく、
暇を見つけては、時間を作っては映画館に足を運んでいました。
僕、思うに、却って時間がない時の方が計画的にテキパキ事が運ぶのかもしれません……。

ここ一月の間に観た映画は……。

「キッズ・オールライト」「ジュリエットからの手紙」
「猿の惑星:ジェネシス・創世記」「127時間」「ザ・ファイター」

名画座とロードショーを駆け足でなかなかいい出来の映画を連続して観ました。
そう言う時ってご機嫌なんですよねぇ……立て続けにいい作品に出会える時って。
でもね、いつかその絶好調にも終わりが来る……。
そして、問題の地雷、ついにやって来た大コケの作品の名誉に輝いたのは……。

「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」!!!!!

これはヒドかったぁ……別に期待して観に行った訳じゃないんですよ。
ただ、これしか空いた時間に観られる作品がなかっただけ……。
もうね、ブノワ。さん、絶句。ドンヨリしちゃいました(笑)
始まってスグに「こりゃぁヤバいかも……。」って(笑)
だってね、フランスのエスプリもデュマのエッセンスも全く感じられないんだもの。
僕、自慢じゃないんですが、1973年の「三銃士」と、
好評につき作られた1974年の「四銃士」を劇場で観ているのね。
しかもきちんとロードショウで……自分が一体幾つなのか大いに疑問なんですが(笑)
他にもごく最近のハリウッド版やフランス版もあるみたいですが未見。
およそ40年前のこちらはね、今、ザッと見渡すと……。
オリバー・リード、チャールトン・ヘストン、リチャード・チェンバレン、
マイケル・ヨーク、フランク・フィンレイ……。
華を添えるのが、ラクェル・ウェルチに絶頂だったフェイ・ダナウェイ。
オジさんオバさん俳優が勢揃いの、ドッコイショ感タップリの、
如何にも往年のハリウッドのフランス物なんだけど、
そこはそれ、キチンとツボを押さえて楽しめる娯楽作になっていました。
確か、この2作品は、出演者が知らないままに2作品分撮ってあって後で2作品に編集。
後で出演料とかの問題でチョッともめた記憶があります……。
だけど、さすが職人リチャード・レスター監督の手腕で、
傑作とは行かないまでも、娯楽作に仕上がり、当時の興行界の目玉でした。
ロードショウ館は往年の大劇場、日比谷の有楽座だったものね。
この2作品、最も強烈だったのは、悪の最相リシュリュー卿を演じたチャールトン・ヘストンと、
(容姿が現在残っているリシュリュー卿の肖像画にソックリ!)
稀代の悪女、ミラディー・ドゥ・ウィンターを演じたフェイ・ダナウェイ。
この2人の憎々し気な悪役の様子がハイライトだった記憶があります。
特にフェイ・ダナウェイが毒が仕込まれた華奢なガラス製のナイフで大立ち回りする様は、
それはそれは優雅でコワくて冷血で……正しく稀代の悪女=ダナウェイ。
子供だった僕に強烈な印象を残したほど……。

それに較べて今回の「三銃士」……これ、ラスト見る限り続編出来るのよねぇ?
何だろう、悪い意味でハリウッド製のフランス宮廷劇の全てのエッセンスが詰まっています(笑)
悪い意味でマンガ、そう、ヘタクソなマンガを見ているようでした。
いいんですよ、フランスが舞台で英語を喋っても。「危険な関係」と言う傑作もありますから。
しかし、役者がことごとく小粒(苦笑)特撮&3Dもヘタクソ!
ミラディーを演じたミラ・ジョヴォビッチ……フェイ・ダナウェイ版を観て勉強すべし。
稀代の悪女を演じるには100年早いです。まだまだ小娘。
大体、監督が自分の女(男)を使って映画を撮るとロクな事ないのね。
今や大御所のイーストウッドだって、その昔は自分の女を必ず主演に迎えて撮っていた。
まぁ、そこそこ娯楽作にはなっていたけど出来は想像つきますよね(笑)
そうそう、上映前に来年3月公開の「アイアン・レディー」の予告を見ました。
メリル・ストリープがマーガレット・サッチャーを演じ、
早くも今年度のアカデミー賞、受賞は決定的と噂されている作品です。
1本の映画よりたった2分にも満たない予告編の方がドキドキするって一体(笑)



僕ね、最近、自分の勘を疑っているんですが、
役者には「売れる名前」ってあるのね。何でしょう、語呂?耳に入った時に感じる音の心地よさ?
売れる役者って必ずいい名前の持ち主……これ、僕の持論なのね。
往年の大スターを例にとるまでもなく、唯一無二、大スターの条件でもあると思っていました。
所が!この所、僕が「この人は!」と、思った俳優が伸び悩んでいます。
その一人が大駄作「三銃士・王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」のオーランド・ブルーム。
いい名前ですよねぇ……ハンサムだし演技もそこそこ上手い。
いえいえ、勿論、彼はスターですよ。でも、大スターではない。
何だろう、そう、主役を張って1人で映画を2時間保たせることは出来ない。
「トロイ」でしくじったかな?気弱なパリスはやらない方が良かった?
スターが成熟しないうちに、地位を築く前に、悪役、小心者を上手にやっちゃうと、
キャリアが伸びないと言うジンクスがあります……これも僕の持論。
もう一人がジュード・ロウ……彼もいい名前ですよねぇ。ハンサムだし演技は抜群だし。
2人とも僕の薔薇にお名前を頂戴したくらいです(笑)
「コールド・マウンテン」の時に、これでジュード・ロウの時代がやって来るかな?
そう思ったんですけどねぇ……何でしょう、2人とも欲がない?
順調に行っていたら彼がシャーロック・ホームズを演っているハズです。
いつまで助演に甘んじているんだろうか……。

反対に、その名前じゃダメでしょう……そう思っていたのがジェームズ・フランコ。
彼もハンサムで演技も上手い。でも、名前がダメじゃん?そう思っていたんですが、
最近、いいですねぇ……ジェームズ・フランコ。
「127時間」と「猿の惑星/創世記・ジェネシス」を立て続けに観ました。
「127時間」なんか彼のオン・ステージだものね。ほぼ一人芝居。
今年のアカデミー賞の司会は散々の評判だったみたいですが(僕、未見)
彼は役者なんですね、しかも、役者バカ。台本を読んで、読んで、読み倒してナンボ。
幾ら台本があるとは言っても、即興性を求められる司会は無理。彼、チョッと暗いものね。
しかも、毎年、話術に長け、歌って踊れるそうそうたるメンバーが司会をやっているんだもの。
ジェームズ・フランコ……役者としては潰しがきくんでしょうね。チョッと化けるかも。

ハァ、他の映画について書く時間なくなっちゃった(笑)

最後に、「愛するひと」で存在感を再確認したアネット・ベニングを見たくて駆け付けた、
彼女が頑なレズビアンを演じた「キッズ・オールライト」と、
風光明媚「ジュリエットからの手紙」のヴァネッサ・レッドグレーヴ……。
矢張り女性は年齢じゃないです。シワ?たるみ?全然関係ありません。
才能豊かで上品な人は美しい!瞳に自信が溢れていますもんね。
自信に漲った女性は綺麗……そう思います。

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今日の写真は数年前に訪れたフィレンツェは、
ピッティ宮から望んだトスカーナの丘陵地帯……いつか行ってみたいのね。
「ジュリエットからの手紙」を観ながら心は遥かトスカーナでした。

お口直しに観た「ミッション:8ミニッツ」「ヤコブへの手紙」「ビューテフル」は、
また今度の機会に……さて辛口になるか、手放しで絶賛か?!(笑)


草々

2011年11月4日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2011-11-04 00:00 | 映画館へ行こう。 | Comments(10)

基本のキ。

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ある日の午後、仕事から帰ると1枚のファックスが届いていました。

日にちはハッキリ決まっていないけれど、少し先の仕事の依頼のファックス。
今の仕事をはじめた時からのお客さま、Gさんからのものでした。
いつもと違ってチョッと目を引いたのは、差出人の所が知らない名前と連名になっていたこと。
それから、タイプされた文章の下に、達筆でメッセージが添えられていたことです。

 「あれ、これはGさんの文字じゃないな……。」

とても良くしてくれているGさんは、僕の息子と言うにはチョッとアレですが(笑)
いつも温度が変わらない、とても感じのいいハンサムな青年です。
何時どこで会っても感じよく、笑った時の白い歯が印象的です。
元気のいい彼の書き文字は良く知っていますから、
その達筆の主はもう一人の連名の方と言う事になりますね。

暫くして、仕事の当日がやって来ました。
その場所にやって来たのは、相変わらず快活なGさんと、
それから初めてお目に掛かるGさんよりももっと若い一人の青年でした。
色々と話しをしているうちに、驚いちゃったんですが、
そのファックスの美しい書き文字はその若者のものだったのです。
ハッキリ言ってね、ブノワ。さん、ビックリ仰天しちゃったんです。
だってね、その美しい文字はどう見ても僕よりも年配の人の書く文字。
キチンと教育を受け、書道を習った人の書く文字だったからです。
きっと、年配の営業の人かなにかだと勝手に決め込んでいました。
今の時代の受験勉強一辺倒じゃなく、教育にゆとりがある時代に学んだ人の文字。
僕はそう勝手に思い込んでいたんです。
聞くと、その青年は、昔、書道を習った事があるとのことでした。

その青年も、きっと親御さんに真っ直ぐ大切に育てられたのでしょう。
爽やかで感じが良くて、しかも美しい文字を書く……。
何でしょう……久し振りに感激し、とてもいい気持ちになりました。



前にお話ししましたが、僕は去年の夏に仕事を独立しました。
何一つ以前と変わらずやって来ましたが、一番大きく変わったのが、
領収書を貰う機会が物凄く増えたと言うことです。
コンビニエンスストアのチョッとした買い物でも何でも、
貰えるものは貰っておかないとダメって友人達が言うからです。
そして、改めて驚いたのが、皆、ペンをまともに持てないと言うこと。
不器用そうにペンを握りしめる指先からは、小さくてバランスの悪い文字が溢れ出ます。
書き順もメチャクチャ……これでは美しい文字は書けませんよね。
ペンもですが、箸の持ち方もそうです。まるで握りしめるかのような持ち方。
これでは優雅で美しい食べ方は出来ませんね。
肉にかぶりついたり、芋を突き刺す訳じゃないんだから(笑)
米の最後の一粒は食べられない。豆粒一つ拾えず、
軟らかい豆腐を綺麗に食べることは出来ない……。

学校で教えるとか言うことの前に、家庭でキチンと教えていないのでしょう。
もっとも、その教える立場の親ですら、キチンとペンも箸も持てない世代になって来た。
いつの頃からなんでしょうね……これでは美しい日本の文化がなくなってしまいますね。
美しい日本の文化って言うのは大袈裟ですか?僕はそうでもないと思うのだけれど……。
美しい日本語の大きな部分を占める「文字」。
それから美しい日本の食文化の基本である「箸の持ち方」。
両方とも消してなくては成り立たないものだと思っています。



今、思い出しても微笑ましく思い出されるエピソードがあります。
今はチョッと無理ですが、数年前、年に2回、1ヶ月ずつパリに滞在していた時のこと。
僕、郷に入っては郷に従えで、外国で食べるものには困らない方なんですが、
それでも、時たま和食が恋しくなったりします。パリのまともな和食屋さんはお高いです。
キッコーマンの醤油がテーブルに置いてあるだけの「なんちゃって和食」、
鮨も焼き鳥もワンプレートで出て来る「あらたまげた鮨屋」は行きたくないし……。
そう言う時には、「韓林」という韓国料理でプルコギ定食を食べるか(絶品!)、
皆さんもご存知、僕のオリジナルの薔薇に名前を貰ったレミ・チャン。
彼がまだ独立せずに義理のお兄さんと一緒にやっていた中華「恒興酒家」に足繁く通いました。
その店はマレ地区の市庁舎側にあり、安くて美味しい物に対する嗅覚が鋭い、
ゲイの人々で常に満員の大盛況、でも、僕みたいに一人でプラリと入っても、
何の抵抗もないフレンドリーな店でした。凄く居心地のいい店。
勿論、レミがちょくちょく僕のテーブルにやって来ては、

 「どう?美味しい?」
 
 「今日はどこに行ったの?」
 
 「この前はお友達とワイン6本空けたんだよ!」

気を遣ってくれるから旅先の1人囲むテーブルの寂しさを感じなかったのです。

ある日のこと……例によって、一人で前菜に注文した春巻きを食べていると、
隣のテーブルから何だかもの凄く視線を感じたんです(笑)お隣は若いゲイのカップル。
暫く黙って食べていましたが、あまりにもこちらを見ているので、
箸を置いて隣のカップルの方を見ました。2人はニッコリすると、僕の手元を見て、
親指を1本立ててニッコリ(笑)そう、僕の箸使いを見て、
驚きとも感嘆とも言えない笑顔を向けていたのです。僕等、日本人には当たり前なんだけれど、
彼等、外国人にとっては上手に箸を操り、油で滑りやすい春巻きを、
いとも簡単に食べていることが驚きだったようです。
確かに彼等のお皿を見ると、そこには無惨な姿になった春巻きが……。

さぁさぁ、どうする。彼等は変な箸の持ち方をしています(笑)
ご存知の通り、僕のフランス語は挨拶と買い物だけしか用を足しません(爆)
でも、教えてあげました。片言のフランス語と英語を駆使し、
身振り手振り、ジェスチャーを交えて箸の持ち方、使い方。

ハイ、先ず、両手を仰向けに開いて親指以外の4本の指をくっ付けましょう。
そうしたら箸を親指と人差し指の間にそっと置くようにし、力は入れず、
2本の箸の先端は、それぞれ、人差し指、中指、薬指の間に置くようにする。
そうしたら親指をそぉ〜っと箸に添えるようにして、
箸を動かす時は人差し指1本のみを動かす……。
ホラ!出来た!トレ・ビアン!……ってなもんです(笑)
上手に箸を使えるようになった2人の笑顔が今でも忘れられません。


箸の持ち方もペンの持ち方も基本的には一緒ですよね。
使いこなすのって何もとてつもなく難しい訳じゃない。
書き文字はその人の個性が出てもいいと思います。
ただ、基本はキチンと習っておいた方がいいと思うんです。
普段、ゆらゆら風になびくような文字を書く僕だって、
実は、毛筆、ペン、習字を習っていましたし。四角い文字、丸文字……。
時と場合によって5種類の書き文字(書体)を使い分けています。
ブロック体3種類、筆記体2種類……欧文を入れると、全、10種類の書き文字を使い分けます。
絵画のスタイル、ファッション、何でもそうです。
自由に崩して個性を出すには、先ず、基礎がしっかりしていないとダメなんです。
皆さんはピカソの10代の頃のデッサンを見たことありますか?
それはそれは物の形や光をキッチリ捉えた見事なデッサンを描いています。
今の若者は着物に興味を持ち、普段から着ることが多いと聞きます。
彼等なりに着物を着崩して楽しんでいますが、それは着崩しているのではなく滅茶苦茶な着方。
着物の基本を知らずして「着崩す」ことは不可能じゃないでしょうか。
キッチリ着こなすことが「粋」。着物の「粋」は寝乱れた浴衣じゃないんだから(笑)


微分積分なんかどうでもいいから、先ずは箸の持ち方、ペンの持ち方を教えましょうよ(笑)
小型ナイフは危ないからって鉛筆を削ることを教えなくてどうします?
いざと言う時に恥をかくのはあなたのお子さんなんですよ。
もしも何かが起こった時、ナイフ使えない、火を起こせない、水を調達出来ない……。
命に関わる事もありえますもんね。


年取ったのかなぁ……チョッとこの所、気になることが多過ぎます(笑)


草々

2011年11月2日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2011-11-02 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(10)