「ほっ」と。キャンペーン

匂いのいい花束。ANNEXE。

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連休突入!

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清々しい朝になりました。
連休に突入で、いよいよ薔薇のシーズンに突入ですね!
今年の4月は低温&雨も多く、何となく一抹の不安もありますが、
それでも薔薇は咲く!多少のウドン粉病には目をつぶりましょう。

連休と言っても僕の場合は暦通りの休みになります。
来週の1日、2日にはシッカリ仕事が入っています。
それにしても忙しかった……かれこれ2月以来の休みです……。
一昨日なんか早めの午後に帰宅。チョッとパソコンを弄って仮眠をとりました。
3時頃に横になって熟睡……パッと目が覚めたら朝の5時!
当たりは薄明るくなって来ていて、一瞬、焦っちゃいました。

 「大変!仕事に遅れちゃう!」

慌てて飛び起きて、良く良く考えてみれば、
朝の5時ではなくその日の夕方の5時だったんですね……。
それくらい疲れています。疲労困憊、ヘトヘト(苦笑)



でもね、何なんでしょうね……貧乏性なのかしらン?
パッチリ4時に目が覚めます(笑)カトリーヌと黒豆にご飯をあげることもあるんですが、
僕って明るくなると目が覚めるニワトリ系なんですね(笑)
薔薇に水をやり、おクレマチスの誘引をします。
おクレマチスを本格的に育て始めたのは今年が初めてです。
沢山の種類を買う僕を見て友人が言います。

 「今度はクレマチスの交配するんですか?」って(笑)

まぁ、その可能性は全くないのですが、チョッとおクレマチスと付き合ってみたいのです。
薔薇とおクレマチスの手入れを終え、カトリーヌと黒豆にご飯をあげます。
薔薇の手入れの時から僕の足元にチョロチョロ纏わり着くカトリーヌ。
可愛いですね。今朝は久し振りにブラッシングしてあげました(笑)
ブラッシングしたり爪を切ったり、耳の掃除をしたり……家の猫と何ら変わりません。

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今日の写真は先日撮ったカトリーヌ近影。玄関先で撮りました。
カトリーヌは目が綺麗なのでなかなかの写真写りになります。
さぁて!今日はこれからてんちょの「バラの家」に遊びに行きます。
浅草から「りょうもう」に乗るの……超特急とか特急とか嬉しくなっちゃうのね(笑)
昔、日光に行く時に乗った「けごん」……素晴らしい造形でしたもんね。

久し振りの「バラ塾」何でも「New Roses」最新刊をテキストにするそうです。
お勧めの最新品種の紹介もあるって……キチンとチェックして来なくちゃね!
何を?って!僕の薔薇をお勧めしてくれるかに決まっているじゃないですか!(笑)


草々

2012年4月29日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2012-04-29 00:00 | Raindrops on roses。 | Comments(10)

したくないのね……。

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この年になると……絶対にしたくないことが沢山あります(笑)

先ずね、列に並びたくないのね(笑)
今の若い人たちは知らないでしょうけど(この言い方、凄く自分が年取った気分……。)
映画館で言うと、シネマコンプレックスなんかなかった時代、
ロードショーの劇場は一般席と指定席に別れていました。
しかも、大ヒットして混んだ場合は詰めるだけ詰めてお立ち見も可。
今は考えられませんよね。消防法で変わったのかな?
全席、同一料金の指定席、定員制でしょう?いい時代になりました。
座席を確保しておけばその時間にいけばいいんだものね。
昔はヒット作ともなると何時間も並んで思った席に座れなかったりして……。
僕、久し振りのリバイバルだった「風と共に去りぬ」を立ち見した覚えがあります。
ギリギリで入ったル・シネマの「インドシナ」で最前列とか(苦笑)
変な現象もあったんですよ。一般席は満席で指定席の白いカバーの席だけがガラガラだったりね(笑)
確かラジオで聴いたんだと記憶しているんだけど、
映画評論家のおすぎさんが、開映ギリギリで劇場に到着。
チケット売り場で「混んでる?」と、聞いた時の女性の反応が、
「・・・・うぅ〜ん。」だったので指定席を買ったのね。
そうして場内に入ったらガラガラだったって(笑)
「あの女!」って仰言っていましたっけ。
確か、一般席が1500円で指定席が2500円だったかな?
それから平日の第1回目だけ全席、自由席のサービスとかね。
皆、開場するとダァ〜って2階席や中央の白いカバーの席に押し寄せる訳(苦笑)

列に並びたくないって言うことで言うと、
食事するのに並びたくはないかなぁ……。
人気の店?テレビで取り上げられちゃったりすると行列が凄いですよね。
特にラーメン屋……ラーメンなんか取り立てて好きじゃないからいいのですが、
何時間も並んでラーメン1杯食べる人の気が知れない……です。
大体、いかにも「食べさせてやる」的な感じの悪いラーメン店が多いでしょう?
たかがラーメンなのに、ご大層に勿体振っちゃって変なパフォーマンスして……。
気難しいオヤジがいる鮨屋と何だかこだわっているラーメン屋は敬遠したいです。
僕は近所の中華のラーメンでいいや。定食屋のラーメンも基本でまた良し。

それからね、仕事で結構、長い距離を移動する時、
JRのグリーン車が付いている時は、必ずグリーン車に乗ります。
新幹線も勿論、指定席。席取りで並ぶのはまっぴらゴメンだし、
イヤだものね、座れなくて長時間立っているなんて。
仕事の場合、行きはまだいいです。ほぼ100%座れるから(荷物重いのヨン)
でも、帰りは下手をすると座れないことも多々あります。
一生懸命仕事して疲れているんだもの、グリーン車?いいですよね、そのくらい。
グリーン料金なんて精々550円〜950円くらいでしょう?可愛いものです(笑)
余計な所に体力を使わなければ、明日への活力、快適な作業に繋がるじゃない?

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今日の写真は東京駅で買った駅弁「東京弁当」です。
弁当のどデカいアップでゴメンなさいね(笑)

でもね、グリーン車と来たら駅弁でしょう(笑)
さすがに普通の車両じゃ駅弁広げられないけど、
早く終わって昼時だったら駅弁とビールね。日々の楽しみだったりします。
駅弁……いいですよねぇ。その土地、土地の名産が入った駅弁……結構、好きです。
でもね、デパートの「全国駅弁祭」みたいな人集りにはいかないの。
ブノワ。さん、人混みと並ぶの大嫌いだから(笑)
これ、味はなかなかでした。浅草、日本橋、人形町、築地……各街の老舗の品が入っています。
お米は「有機認証米」って言うんですって……秋田県産あきたこまち。
一つだけ大きな疑問は、ど真ん中に鎮座ましましているヨモギ餅……。
これ、物凄く違和感があります。食後の甘いもの……気持ちは良く分かります。
(僕、スイーツって言う言葉大嫌い!何じゃい、猫も杓子もスイーツって!・笑)
何故、ど真ん中にヨモギ餅?(笑)ここはもう一品、肉系を入れ、
(思いの外、肉が少ないのよねぇ、この弁当……。)
甘味は干し杏とかでいいんじゃない?僕はそう思いました。


草々

2012年4月28日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2012-04-28 00:00 | いつも心に太陽を。 | Comments(10)

モノクローム・ブラザース。

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皆さん、想像してみてくださいね。
夏の太陽をタップリ浴びて丸々と熟したグレープフルーツ……。
それを頭の高さまで持ち上げて、力一杯、床に叩きつけた時の鈍い音……。

 「どん……。」

秀千代が高い所から飛び降りた時にそう言う音がします(笑)

僕ね、猫ってしなやかでそろりそろり音も立てずに獲物に……。
凄く静かな動物だと思っていたのね。まぁ、その勝手な思い込みは一番最初の猫、
自分のことを猫だと思っていなかった染香によって見事に打ち砕かれたのだけど(笑)

僕の猫への決まりごと、女の子しか飼わないと言う決まりが秀千代によって破られ、
(飼うか飼わないか随分と迷いました……。)
その後に相次いで保護をした野良猫の こうちゃんとキクちゃんも男の子……。

あれよあれよと言う間に男の子が3匹、怒濤のようなやんちゃ振りに、
女の子と男の子の違いをまざまざと見せ付けられ……。

こうちゃんとキクちゃんが思いの外、先住猫の女子チームと仲がいい……って言うより、
家の中の7匹の猫が何事もないように普通に暮らしているのは大変に有り難いです。
不仲な猫たちの仲裁をして疲れたり、気を揉んであらぬ心配をするよりマシです。
不機嫌な唸り声を聞きながら生活するより数段いいです。

ビックリするのは、女子チームと男子チームがハッキリ別れて生活していること(笑)
言わば、モノクローム・ブラザース!(笑)
ここに「モノクローム?だったらアタシも!」と、
たまに白猫のお園か加わっていたりして……(笑)
斑茶のきんと茶トラの小芳はすっかりマイノリティーです(笑)

男の子たちは3匹で丸くなり、毛繕いしながら日々、穏やかに過ごしています。
たった一点、考えられない程、騒々しいことを抜かしては……。

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写真は少し前に撮ったモノクローム・ブラザース(笑)
可愛いですね。何れも1才半〜2才のやんちゃ盛りです。


草々

2012年4月22日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2012-04-22 00:00 | 猫が行方不明。 | Comments(28)

心に染み入る……アーチスト。

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都内、某日、某アート・ギャラリーでのこと。
その日はある大作家の展覧会のオープニング・パーティが開かれていました。
会場は作家ご本人をお迎えして盛大、且つ、和気靄々とした雰囲気……。

僕は親友(ヘアメイク・アーチスト)とお世話になっている先輩(医者さま)と出席です。
素晴らしい作品を見せて戴き、美味しいワインとオードブルに舌鼓を打ち、
楽しい一時でした……友人は珍しく初めて会う人たちに囲まれて歓談中。
どうやら彼の仕事の話し、美容の話題に花が咲いているようです。

その内、一人の女性が輪を離れ、顔を輝かせて僕に近寄って来ました……。
僕の目の前に立つと小首を傾げ、開口一番、

 「アーチスト!あなたアーチスト?!」

僕の友人がいらないことを吹き込んだに違いありません(笑)
嬉々として僕に質問して来る女性の顔を見ていると、何だか気持ちが暗澹として来ます。
何と答えればいいのでしょう?「はい、アーチストです!」?


僕の仕事はどちらかと言うと、その女性が僕に答えを求めて来た「アーチスト」なんだと思います。
勿論、常日頃、そんなことを考えながら仕事している訳でもないし、
自分のことを一々「アーチスト」などと思ったこともないし、
また、初めて会う人に「アーチスト」と自己紹介したこともありません(笑)
ただ、人には絶対に出来ない、僕にしか出来ない技術でもって物を創りあげ、
お客さまに満足を戴き、また、驚きを持って感嘆される部分については、
胸を張って「アーチスト」なのかもしれませんし、
この細腕1本、知識、経験、想像力でご飯を食べているのも事実です(笑)


さて、その女性の問いに対する僕の答えは……。

 「僕ですか?アーチスト?……。
  いえいえとんでもない。僕は一介の会社員ですよ。」

ハイハイ、嘘つきました。
だって「はい。」なんて答えたら面倒臭いものね(笑)
見ず知らずの女性の好奇心を満足させてあげるほど僕はお人好しじゃありません。
僕の答えを聞くと、その女性の顔からはみるみる内に輝きが失せ、
昨日摘んだヒナギクのようになってしまいました(笑)
一体、僕に何を期待したんでしょうね?
「アーチスト」と答えていたら次はどうしたんでしょうね。



日本人に限らず人間って何故、こうも肩書きが好きなんでしょう?
まるで肩書きがその人物の全て、評価すべき唯一のポイントであるかのように……。
プロはまだいいです。それでご飯を食べているんだから。
いますよね、タダの素人なのに何だかんだ自分に肩書きを付けたがる人。
周りの人々の評価が定まって肩書きが付くならいいのだけれど、
中には恥ずかし気もなくご大層な肩書きを自分で自分に進呈する人もいます(苦笑)
そうそう、一昨年、結城美栄子さんの個展で大阪の画廊に行った時、
生まれて初めて「先生」と呼ばれました(笑)僕、薔薇を作っている「先生」なのだそうです。
「先生」と呼ばれた時、満座の視線を感じて思わず後ろを振り返ってしまいました。
後ろにいる誰かかな?そう思ったんです。
でもね、そこには僕しかいなくて僕が「薔薇の先生」だった訳(笑)

先生と言えば、亡くなられた杉村春子さんのことを、
人々は愛情と尊敬と、ほんのチョッピリ畏怖の念を込めて「杉村先生」と呼びました。
演劇界、一般のファン……関係なく杉村さんに接した事がある人は漏れなく「杉村先生」でした。
僕、一番最初に友人に杉村さんを紹介された時、
友人が「杉村先生!杉村先生!」と連発するので不思議に思っていたんです。
全然、関係ない一般の演劇ファンが「杉村先生」はないんじゃない?って。
でもね、杉村さんに接しているうちに「あぁ……やっぱり杉村先生なんだ……。」って。
教職員、医師……本当の先生もいますね。
先生、師匠、社長……下手をすると相手を侮辱する言葉になりかねません。

肩書き……それは周りの人の長年の評価が作るものだと思います。


僕は名刺に敢えて肩書きは入れません。
そんなもので評価されたりするのはイヤだから。
肩書き「LOVE」の人に格好のエサを与えるなんてまっぴらゴメンだもの。
自分が何者であるか簡単に教えてあげる必要もないじゃない?(笑)
いますよね、名刺の肩書きを見た瞬間に態度が変わる人(笑)
凄くハッキリしていますね。分かり易いと言えば分かり易いけど……。
肩書き、名声、富……そんなものに惑わされない目を持ちたいです。
人に対する時、曇りのない心で接したいし、また、自分もそう接して欲しいです。

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「アーチスト」……早々に観て来ました。
今年のアカデミー賞の主要部門を独占した作品です。
サイレントからトーキーに移行するハリウッドの黄金期の物語。
落ちぶれていく無声映画の大スターと、トーキーの波に乗って伸し上がる新進女優の物語……。
今までに幾度となく繰り返されて来た新鮮味のないストーリーですが、
何でしょう?この不思議な感覚……身体中に温かいものが駆け巡る感覚。
非常に愛らしくて胸を打つ小品……しかもフランス映画!(笑)
3Dに走り映画の本懐を忘れた耄碌のスコセッシとは大違い、
しかもスコセッシはフランスのメリエスを描いている……明暗がハッキリ別れました。


飛ぶ鳥を落とす勢い、新進スター女優の肩書き、
名声に溺れず、己の心に忠実に愛する人を求めるペピー。

 「あなたのお役に立ちたかったの……。」

これほど心に染みる台詞があるでしょうか。
今の世の中、僕が、私が、自分が、自分が……己のことしか考えぬ輩が多い中、
これほど自分を滅して相手を思い遣る気持ちがあるでしょうか。

大スターが名もなき新進女優に心奪われる時、
男の心は曇り一つない鏡のようだったに違いありません。
その澄んだ心で相手の本質、魅力を見抜く……。
大スターだった頃の誇りと自尊心を捨て、
純真な新進女優が差し出した真心に素直に手を引かれる男……。

「アーチスト」……いい映画でした。まだ観てない方は是非!


草々

2012年4月18日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2012-04-17 00:00 | 映画館へ行こう。 | Comments(12)

花の薄墨、萼の紅、葉の蒼、幹の漆黒……そして花吹雪。

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この春は大きな嵐が2回もありました……。
嵐は陰鬱な冬の空気を、そして、鉛色の空を吹き飛ばしてくれます。
サッと一刷毛、春色の絵の具をキャンバスに塗ったように世界が違って見えるから不思議です。

 ♪ 桜の花は もう6分咲き 見上げることなく あなたは急ぐ……。

僕が大好きな「春おぼろ」の冒頭の部分です。
桜の花はそのどの時期も美しいですが、
僕はやっぱり満開を過ぎて少し経った時が一番美しいと思います。
花の薄墨、萼の紅、葉の蒼、幹の漆黒……そして花吹雪。
先日の和食の記事ではないけれど、日本人に生まれて良かったと思える瞬間。

さて、今年ほど桜の花が長保ちしている年も珍しいですね。
早い年では3月中に散り出してしまう事もあると言うのに、
今年はもう今日で4月14日……それだけこの冬が寒かったと言うことなのでしょう。
薔薇も早いもので蕾を立ち上げて来ていますが、
矢張り、例年に較べて2週間ほど遅い生育振り。
5月の「第14回 国際バラとガーデニングショウ」の関係者の方々、
特に薔薇を管理されている方々の苦労が偲ばれます。
温室に取り込んだり、温度をかけたり……開花調整って簡単に言うけれど、
並々ならぬ苦労と労力、そして知識!本当に頭が下がる思いです。


さて、今日の写真……。
我家の満開になった桜の樹です……そう、これで満開(笑)
実はこの桜……今を遡ること12年前の冬。
当時はまだ都心のマンションの3階の大きなバルコニー付きのマンションに住んでいました。
バルコニーには大小20本のオリーブが、そこここに配置されていました。
人間がスッポリ入れるような一抱えもあるようなテラコッタが8個。
その中に今は天国にいる猫の染香が好んでひなたぼっこしていた、
直径80センチほどもある大きなテラコッタがありました。
薔薇も全て葉を落とし、常緑のオリーブだけが青々としているバルコニー。
染ちゃんは天気がいいと朝から夕方までそのテラコッタの上で丸くなり日光浴。
土は程良く苔むして、ふかふかのベッドみたいだったのでしょう。

ある日、陽も傾き、染香を探してバルコニーに出てみると、
いつもの決まった場所に染香が丸くなっています。

 「染ちゃん!もう家に入りなさい!」

よく目を凝らして見ると、染香が丸くなったお腹の当たりから、
何やら1本棒が突き出ていました。近付いて行ってさらに目を凝らしてみると……。
その棒はどうやら葉は落ちているけれど、何かの樹のようでした。
枝分かれもせずにピィ〜んと1本だけ垂直に……。
こぼれ種?オリーブの樹かな?以前、そう言う事がありましたからね。
僕が近付くと、染香がサッとテラコッタから下り、僕の足元に纏わり付きます。
全体がよく見えるようになり、木肌が手に取るように分かるようになると……。

 「・・・・・・桜?」

そう、桜の樹だったのです。
太さがまだたった5ミリあるかないかの桜の樹だったけれど。
その木肌は桜そのもの……見紛うハズがありません。
翌日、早速掘り上げてお気に入りのテラコッタに移植し、
大事に大事に……でもないんですけど(笑)纏足栽培で息も絶え絶え、
毎年、毎年、いつになったら花が咲くのか気を揉んで来た桜の樹が初開花です。

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初開花……たった5輪でした。
でも、凄く愛しいです。嵐の晩には玄関内に取り込んでみました。
だって、折角、綻びかけた桜の花、キチンと写真に撮って記録しておきたいものね。

おそらく鳥がしたフンの中にあった桜の種が発芽したものでしょうか。
僕はてっきりお隣の家に植えてあった八重桜かと勝手に思い込んでいましたが、
普通の桜だったようです。種類は良く分かりません。


しかし、植物、自然の世界って不思議ですねぇ……。
僕は気が短いので、種を蒔いてその生育を観察、楽しむと言う趣味はないのですが、
こうして種から育った桜の初開花を見るにつけ、大自然の驚異、
生命の不思議に触れて感慨深いものもあります。薔薇の交配もそうですもんね……。
来年は何輪咲いてくれるかな?まだまだ当分は数えるほどだと思いますが、
自分の家に桜の樹があるって本当に素敵だと思いますし、
種から育った桜の樹、これからも大事にして行きたいと思います。


草々

2012年4月14日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2012-04-14 00:00 | 何処からともなく。 | Comments(10)

Apres 誕生日強化月間!

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ハァ……スッカリ風邪引いちまったがね ← って、どこの方言?(笑)
風邪って言うより、切っ掛けはランチに食べた餃子のタレなの。
タレって言うより、大好きなラー油が原因なの(笑)
珍しく昼ご飯を仕事仲間と摂り、炒飯と餃子を頼んだのね。
ハッキリ言って、マズくて口に出来るような代物じゃないんだけど、
(おぉ〜い!そこの中華系のチェーン店だよ!)
餃子を頬張った瞬間に、友人が変なことを言うもんだから、
たっぷりラー油が入ったタレが、ブノワ。さんの喉◯◯◯の裏側を直撃(爆)
思い切りむせて、咳き込んで、咽を痛めて……とうとう風邪っぴき(涙)

まぁ、年度末が無事に終わろうとしていて気も緩んでいたのかもしれないけれど、
いつかこのブログでも書きましたよね?僕ね、物凄く咽が弱いんです。
声がスグに出なくなっちゃう。別に病気がある訳じゃないんですが、
お酒飲んで喋っているとスグに声が出なくなる。
そう言った類いの咽の弱さ……もしもいい声の持ち主だったら役者になってますって!
だから咽は結構、ウィーク・ポイントなの。気を許しているとスグ風邪っぴき。

僕って◯◯だから、年に一度、風邪を引くかどうか程度。所謂、健康優良児ってヤツ?
参っちゃったのね……年度末が終わったからって4月に入ってもまだ忙しいし……。


31日はどうにか仕事をこなし、さてさて4月1日、日曜日です。
本来なら家でゆっくり身体を休めて週明けに備える所なんでしょうけど、
フと気が付いたら映画の日じゃない!昔は1日の日曜は振り替えていたのに。
別に常日頃、映画の日を虎子眈々狙っている訳じゃないけれど、
滅多に映画の日に映画館に行けることはないじゃない?
迷うこともなくPCで映画を検索……朝一で映画館に!決まり!
その前に、大事な、大事な請求書書きをしてっと(笑)
ブノワ。さん、請求書書くの大好き!だって、それで生活しているんだものね。

さてさて、出掛ける支度はいいのかな?ンンン?風邪?
だって家にジッとしていても治るって言う保証はないじゃない?
ぐだぐだしていても一日は一日、時間は有効に使わないとね。
近所のシネマコンプレックスに行って来ました。作品は「ドライヴ」。
これね、予告編を見ていたのね。予告編って若い頃は毛嫌いしていたけれど、
最近は有効に作品選びの判断材料にしています。
ライアン・ゴスリングって「きみに読む物語」以来じゃないかなぁ……。
なんか縁ないのね……好き嫌いで言うとどちらでもない中間の役者だったんだけど……。
と・こ・ろ・が・!これ、傑作ね!未だ観ていない人は劇場に走るべし!
CGてんこ盛り、CGの出来映え品評会と化した最近の映画界。
こう言う余分をスッキリ削ぎ落としたいい作品もあるのね。
最近のグジャグジャ説明ばかり長くて、実は大した内容じゃない映画の山からすると、大傑作!
先ずね、何の説明もないのね。男がどこから来てどんなヤツなのか。
最小限のことしか語られないの。女がどんな生い立ちでどんな夢を持っているのか?
役名もようやくあるかないか、シンプルな筋立て、小気味いい音楽、
これこれ!これなのだよ!ライアン・ゴスリングとキャリー・マリガンが目で語ります。
目で語れる役者っていないですよぉ。彼の過去の作品をチェックしなきゃいけません。
本当に切ない物語り……今時の軽薄で阿呆な若者に見せてやりたいです。


劇場を出たのはまだお昼前なんですよ……。
これって僕にしてみたら物凄く贅沢な感じがするのね。
高校生の頃は起きたら夕方だったなぁ〜ンて言うことも多々あったけれど(笑)
今は時間が勿体なくて仕方ないです。よく友人に冗談めかして、

 「もう人生半分来ちゃった!」

って言うけれど、
今の健康状態のまま残り半分を生きられる訳じゃないんものね。
人間、一生、同じ部品を使って生きるんです。どこかしらガタが来るだろうし、
いくら医療が発達しても、年を取れば取るほど身体は自由が効かなくなるじゃない?
だから、最近は、思い立ったが吉日とばかり、迷うことがなくなって来ました。
サッと決めてサッと行動する。時間だけが万人に平等って言うけれど、
それは使い方次第だものね。決して平等じゃない。
過ぎた時間は元に戻らないから……。

劇場を出てお気に入りの古着屋に行きます。ここのお兄さんとは気が合うのね(笑)
古着を嫌がる人いるけれど、僕は全然平気。平気って言うより大好きかもしれません。
春に着るブルゾンを買って画材屋へ。昔ながらの画材屋さん。
ここで仕事の道具と、趣味でやっている油絵の修復のための材料を買います。
そろそろ仕事も一段落。時間も出来ることだし、
本を読んだり趣味のあれこれをしたいじゃないですか。
この春はオークションで落とした油絵を修復して額縁を作ります。
先ずは埃塗れになっている表面を洗浄します。絵の具が剥離しやすくなっているので、
柔らかいコットンにテレピン油を湿してそっとそっと小さく円を描くように指を動かします……。
2時間くらい作業したでしょうか。随分と画面が明るく鮮明になったような気がします。
この作業についてはまた今度ゆっくりと……。

集まって来ていた猫たちと遊び、外に出てクレマチスの誘引をします。
このところの暖かさで植物の新芽がグングン伸びて来ましたね!


そうだ!今日から4月なのだ!「Apres 誕生日強化月間」と言うことで、
見ている皆さんに大きくアピールするために写真撮影です(笑)
3月の誕生日に貰った花束をドライにしたものとプレゼントの数々……。
本を貰うって本当に嬉しいものですね。マイケル・ケンナとアニー・リーボヴィッツの写真集は、
今月が誕生日の友人を、既に用意してあるプレゼントで脅し&釣ったら早速届きました(笑)
今は簡単ですよねぇ……家にいてポチポチっとすれば相手に届いちゃうんですから。
両方とも素晴らしい写真集でした。それから薔薇の名前に関する本!
編纂するの大変だったでしょうね……英語なので時間をかけてゆっくり読みたいです。

記録的な暴風雨が去り、一気に春になりました。
空気中の汚れたものが吹き飛び、何と空気の美味しいことよ!
こんな都会の真ん中で深呼吸したのはいつ以来のことでしょう……。


「Apres 誕生日強化月間」………。
薔薇の大先輩、フレグランスさまのブログで僕の薔薇を素敵に紹介して下さいました。
(このスキンは強調色にならないので上の行をクリックしてね!)
自分で作っておいてなんなんですが、接いで増やされて皆さんの手元に行くと、
何だかもう自分の薔薇じゃないみたい……成人して旅だった我が子を見るようです。
薔薇の人気は儚いです。誌面を飾る人気の薔薇でも精々、保って一年とか……。
でも、こうして手厚くして戴き、皆さんに可愛がって貰っているのは本当に有り難いです。
流行に流されない絶対的な薔薇、僕にしか作れない薔薇……。
そんな薔薇を作って行きたいと言う決意を新たにしました。

今月も映画、演劇、朗読会、可愛がっている俳優くんの日舞の発表会、
外国の赴任する大親友の送別会……等々。
行事が目白押しです。その前に早く風邪を治さないとね。
リストアップされたブログの記事のお題目もズラズラぁ〜っと溜まっています。
滋養と強壮……そんな訳で、今日は鰻を食べに行きます!


メッセージを下さった皆さん、お返事はもう少し待って下さいね。
咳が止まらないのです。落ち着いてPCに向かえません……。
時間をかけてゆっくりと、今週末くらいには返事を書けると思います。



草々

2012年4月6日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2012-04-07 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(14)