匂いのいい花束。ANNEXE。

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突然、炎の如く……。

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作った薔薇を見るとその人のことが分かるそうです。
薔薇占いと言う意味ではなく、その人の薔薇のルーツと言うか、
その人が薔薇に対してどんなイメージを持っているかが分かる……。
ざっとそんなところだと解釈しました。


ファン垂涎の美しいキャンドルを作られる、
かなめさんに無理を言って特別にキャンドル教室を開いて貰いました。
このお話は、遡ること去年の夏前に端を発します。
縁あって何種類かオリジナルの薔薇をモチーフにしたキャンドルをかなめさんに作って貰うことになり、
そんなこんな、打ち合わせのやり取りをしている時に、
是非、プライベートのキャンドル教室を開いて貰えないかと頼んでみたのです。
勿論、お忙しいかなめさんの仕事の邪魔にならない時に……。
夏は暖房が効いた部屋で鍋を囲むような暑さと聞き、迷うことなく却下(笑)
そうじゃなくても去年の夏は暑かったですもんね。
見るからに暑苦しい奴も行きたがっているし(笑)
そうなると涼しくなる秋から冬に掛けてになりますが、
クリスマス・シーズンはかなめさんが一年で一番お忙しい時期。
それを外して2月の開催となりました。

ベストは4人くらい……なのだそうですが、
アッと言う間に6人のやる気満々の可愛らしい生徒が集まりました。
全員、お誘いメールしたら1時間もしない内に返事が来たんですよ(笑)
早い者勝ちじゃないよ、本当に大事な人にだけに声掛けたんだしね。
皆、本当に美しいものが好きなのね……熱意が伝わってきます。
企画したものの、仲間の皆の物凄い熱意に圧倒されちゃいました。



当日は三々五々、駅のカフェで待ち合わせ、軽く腹拵え。
教えて戴くのにお腹がグゥグゥ鳴らしちゃ失礼だものね(笑)
冒頭で、薔薇を見ればその人が分かる……そう書きましたが、
どうやら待ち合わせた連中……じゃない、
優雅なマダムたちは写真どころか何の資料も用意していない様子(驚)
指摘したら「えぇ?!」って(笑)いいの、それで?大丈夫? キャンドル作りを甘く見ていない?
凄い自信!何も見ないで薔薇のキャンドルを作るつもりなの?(笑)
描くのも大変なのに、キャンドルは立体だよ!3Dなの!
スリー・ディメンションなの!余裕綽々?過信?勘違い?(笑)
ただの物見遊山なのか、自分はなんでもデキると思い込んでいるのか……。
僕は勿論、作りたい薔薇の形が分かる写真を何枚か用意して行きました。
ホラ、何も見ないでニワトリを描いたらラドンになっちゃった……みたいなね。
そんなのイヤだものね。人間の記憶力って物凄く曖昧だし。
おそらく、淡いピンクと白?鑞はその2色だと思ったので、矢張りここは僕のオリジナルの薔薇、
「Benoit Magimel」と未発表の淡いピンクの薔薇の写真を用意しました。

教室……凄く楽しかったです。
何かを自分の手で造り出すって本当に楽しいです。
時間が経つのを忘れてズゥ〜っとやっていたかった(笑)
今日の写真の一番上のピンクの薔薇が一番初めに作ったキャンドル。
写真ではよく分からないけれど、花弁の下の部分を押さえて形作るため、中心がせり上がり気味です。
アジャストして作った(スグに学習するのだ!)少し大きめのピンクの薔薇と、
白はクォーター・ロゼットになった時の「Benoit Magimel」2点。

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かなめさん、色々と親切に教えてくださいました。
僕達、初心者が惑わされそうな点はバッサリと「気にせずの良い」とアドヴァイス。
自分が作った作品を見て、改めてかなめさんの作品と比べると、何だか似て非なるもの?
繊細さとか薔薇の持つふくよかさとかバランス……自分の作品に大きく欠けていることが分かります。
かなめさんのキャンドル……火を灯すものという前提に造形された密で美しいフォルム。
僕たちが作ったのは、ただ鑞で薔薇を形作る粘土細工のようなものかな?
それから裏の処理が甘い、汚いのね(笑)プロとアマチュアの差でしょうか。
表側はそれなりだけど裏は……イオナ、わたしは美しい状態(笑)

それにしても皆それぞれ……性格出ますね(笑)
僕はチャイナ・ペインティングの時もそうだったけど、限られた時間内にキッチリ形にするタイプです。
途中で終わっちゃって残りの作業は家で……出来ないでしょう?
お仕舞いの時間から逆算して作業を段どる。クセがついています。
皆が片付けているのに、さらに新しいキャンドルを作ろうとする「時」という観念のない優雅な方(笑)
さっさと、数個、作ちゃって満足しちゃう人。しかも大それたことに、
自分の作ったキャンドルが てんちょの「Cecile de Volanges」に似ているとのたまった!
あぁ、勘違い、ここに極まれり!(笑)

丹精込めて作ったキャンドルに、早速、帰宅して火を灯す人。
大切に大切に、後生大事に宝物として取っておく人……。
かなめさん曰く、何度、作っても同じ薔薇になっちゃうそうです。
人の作品を見ながら作ると、それと全く同じになってしまうとも仰言っていました。

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最後に、かなめさんのお宅の圧倒的に素敵なインテリアの様子を数枚……。
あまり部屋の様子が分からないよう、意識的に寄って撮りました。
この素敵な空間だから素晴らしい作品が生まれるのか?それとも、
あの素晴らしい作品を生み出す方だから素敵なインテリアになるのか……謎です。
ディスプレイじゃないのね、実際に使う美しさだから目を奪われるのね。
かなめさん、兎に角、トータルで素晴らしいです。


 Mちゃん、一緒に行けなくて残念だったね。
 仕方ないよね、僕たち働く人間は仕事優先だから……。
 そんな仕事を最優先させるあなたが好きですよ。
 また機会があったら今度は一緒に行こうね。
 薔薇専門家のMちゃんがどんな薔薇のキャンドルを作るか見てみたいです……。



2013年2月24日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-02-24 00:00 | 儚いもの。

ある日突然に……。

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年末年始にかけて沢山の映画、舞台を観ました。
忙しければ忙しいほど、マメマメしく劇場に足を運びます。
素晴らしい感動や新しい発見が明日への活力になりますからね……。

今日は師走から新年に観た映画の話を少々……。
批評ではありません、雑感&映画にまつわるあれこれね(笑)
取り上げる作品は、「ホビット 思いがけない冒険」「もうひとりのシェイクスピア」
「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」「レ・ミゼラブル」……大作揃いです。

それぞれにある共通点があります。
その共通点とは……「ある日突然に……。」です。



先ずは「ホビット 思いがけない冒険」から。
僕ね「ロード・オブ・リング」3部作は全部観ています。
3作品楽しんだけれど、オールナイト一挙上映はチョッと尻込みする程度のファン(笑)
トルーキンの原作は読んでいませんが、鳴り物入りでの公開、取り敢えず……、
で、「ホビット」を観に行きましたが、なかなかだったかな。

ある日、突然、魔法使いのガンダルフがビルボの所にやって来るのね(笑)
それから跡を追うように続々と旅の仲間たちがやって来る。
乱れるビルボの平和な生活、 訳が分からぬまま旅に出るビルボ……。
誘った友人は「ロード・オブ・リング、観ていないから……。」そう言って断る人が多かったです。
でも「ホビット」観てから「ロード・オブ・リング」観ても話が繋がるじゃない?
結局、ゴラムと指輪が出てきてから断然、緊張感が出てきて面白くなりました。
しかし、ガラドリエル役のケイト・ブランシェットの美しいことと来たら!
もう全身の毛が総毛立つくらい美しいの。この方、ボッティチェリのビーナスの誕生ですね。
作品的には3部作と言うことで、まだまだ海のものとも山のものとも分からないけど、
「スターウォーズ」シリーズは全6本の内で公開2作目の、
「帝国の逆襲」が一番出来が良かったものね。 残り2本に期待しましょう。



次は「もうひとりのシェイクスピア」
久しぶりに日比谷に行きました。何年ぶり?
僕等、映画、演劇好きには最も馴染みが深い作家がウィリアム・シェイクスピアです。
世界中で彼の作品が上演されていない日はない……とまで言われる人気作家。
勿論、薔薇愛好家にとっても特別な作家です。
数えきれない程の薔薇がシェイクスピアの戯曲やソネットから名付けられています。
シェイクスピアは謎が多い作家です。不明な点が非常に多いです。
年譜に空白の時期があること。手書きの原稿が一切見つかっていないこと(これミステリアスね)……等々。
ただ、この点に付いては、シェイクスピアに限らず
この時代、他の誰に付いても言えることなので、
それだけシェイクスピアが世界中で愛読され注目されている証拠です。
シェイクスピア別人説もまことしやかに囁かれています。
そんな中の一人、第17代オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィアーに焦点を当て、
もう一つのシェイクスピアの物語を紡いだのが「もうひとりのシェイクスピア」です。

ある日突然、ヴィクトリア朝のロンドンの演劇界に彗星のように現われたシェイクスピア。
文字は読めるけれど書くことが出来ない一役者のシェイクスピア。
次々にヒット作品を連発し、アッと言う間に時代の寵児になって行きます。
王位を巡っての愛憎、陰謀渦巻くヴィクトリア朝イングランドを舞台に繰り広げられる、
もう一つのシェイクスピアの物語。 全体の半分くらいまでは人物関係が分かりにくかったかな。
過去、現在、時代を縦横無尽に描くのと、時代によって同じ人物でダブルキャストでしたから。
だけどコスチューム・プレイってどうしてこんなに魅力的なんでしょう?


次は大好きな監督、アン・リーの「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」です。
パイはある日突然、動物を売り払い、動物園を閉園して動物を売り払い、カナダに移住すると父に告げられます。
しかもまたまた突然の嵐で船が難破。救命ボートでシマウマ、ハイエナ、オランウータン、
それから泳いできたベンガルトラと漂流することになります。
少年パイが折れそうな心を奮い立たせ、知恵を絞って生き抜いた227日、
数々の綴られたエピソード、寓話から学ぶことは、人生、決して諦めず……と言うことでしょうか。
最後にパイの口から語られるもう一つの驚愕のストーリー。
これが真実の「ライフ・オブ・パイ」なのね。 嘘も信じて繰り返し語っていれば真実になる……。
これもこの映画から学ぶ一つの教訓。
「もうひとりのシェイクスピア」でシェイクスピアを演ったレイフ・スポール。
パイの物語を聞くカナダ人ライター役で出ていましたが、
驚愕の別人ぶり……これ真面目に凄い(笑)本当にあちらの役者恐るべしです。



最後は「レ・ミゼラブル」……ミュージカルの金字塔なんだそうです。
僕、ダメなんですよねぇ……ミュージカル(笑)
学生の頃、名画座で「シェルブールの雨傘」観て引っ繰り返っちゃった(笑)
台詞が全編、歌、歌、歌……「ウエストサイド物語」なんて全然いいと思わないの(笑)
劇団四季なんて絶対に観に行かない。死んでも行かない。
ミュージカルでも好きな作品はあります。「サウンド・オブ・ミュージック」とか、
「ダウンタウン物語」「ムーランルージュ」とかね……。
「サウンド・オブ・ミュージック」は歌に至る必然があります。劇中で歌うことに無理がないの。
「レ・ミゼラブル」の舞台版は勿論、観ていません。元々、舞台のミュージカルって興味ないし。
唯一、若かりし頃に友人に誘われて劇団四季の「キャッツ」の初演を観たのみ(笑)
芝居好きの知り合い(ブノワ。さん、こいつのこと大嫌いだった!)
そいつが「レミゼ」って省略して得意げに話すのもイヤだった(笑)
ミュージカル苦手な人の殆どがそうなように、いきなり歌いだす不自然さ。
僕もそれがダメで、今回もドキドキしながら劇場に行きました。

 「Look down, look down don't look 'em in the eye.
  Look down, look down, You're here until you die」……あぁ、やっぱり!(笑)

いきなり囚人たちの力強い歌から始まります。
ダンスシーンはほぼゼロ。良く出来ていると思います。楽しかったですよ。
マリウスとエポニーヌのホロリとするシーンもあったし……。
愛や恋は成就すると詰まりませんね。悲しい結末の方がより美しく昇華する(笑)
「レ・ミゼラブル」の突然は、盗んだたった1つのパンで突然、牢獄に繋がれ、
改心した後に突然コゼットを引き取ることになった実り多き男の物語り。
映画版のために新しく「Suddenly」も書き下ろされました。
実は先日、友人2人と2度目の鑑賞をしてきました。だから詰まらなかった訳じゃないの。
なかなか気に入ったから友人にも観て欲しかった……もうね、2人ともボーボーでした(笑)
ツボにハマる箇所はそれぞれだけど、あんなに泣くんだ…….。
例によって泣かないブノワ。さんは鬼畜扱い(笑)血も涙もない人非人なんだそうです。

良く出来たキャスティングは数年前のアカデミー賞、
ヒュー・ジャックマンが歌って踊って司会をしたあの年、
主演女優賞にノミネートされ、最前列のアン・ハサウェイを突然、舞台に上げ、
二人で素晴らしい歌声を披露した時に現実味を帯びたんじゃないかな?そう思います。
あの時、シャーリー・マクレーンがアン・ハサウェイを紹介しながら、

 「素晴らしい歌声よ。歌い続けなさい。」と激励したのが忘れられません。

デビューの頃「ヤング・イーストウッド」と言われたヒュー・ジャックマン。
今、そんなことを言う人は一人もいませんね。
いい役者になりました。堂々たる体躯に長い足……これからが楽しみです。
エディ・レドメインの豊かな歌声、テナルディ夫妻を演った2人に俳優の達者振り。
ラッセル・クロウのジャヴェールの自殺が唯一不可解ではありますが……。
彼ってこれ以上太るとキャシー・ベイツに瓜二つになっちゃう(笑)

実は2回目の鑑賞に大きく心動かされたのは、
この4月から3ヵ月間のロングランをする帝国劇場の「レ・ミゼラブル」に、
親友が招待してくれるって言うんです。だから見比べる上でももう1回鑑賞……です。
でもどうせ観るのなら昔のバージョンが観たかったかなぁ。



人生っていつも突然に何かが起こります。
いいことばかりじゃありません。時には信じられないようなヒドイことも……。
的確な判断、乗り切る気力と胆力、幸運を引き寄せるガッツ……。
いつも笑顔で上を向いて……下向いていたって10円玉拾うくらいが関の山(笑)
映画っていつも色々な事を教えてくれますね。
これから春にかけてアカデミー賞絡みの良質の作品が次々に公開されます。
ジェニファー・ローレンスの「世界でたったひとつのプレイブック」も楽しみ!

今日の写真は「レ・ミゼラブル」に因んで、
フィレンツェの教会の中庭で撮った「Victor Hugo」ハイブリッド・ティーです。


2013年2月21日


ブノワ。


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スカウトされたらどうしよう!(笑)

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T 「ねぇ、どうしますか?」

B。「ン?何が?」

T 「明日の絵付け教室ですよ。」

B。「絵付け教室の何がどうしたって?」

T 「何がどうって、僕、あけさんのこと何て呼べばいいんですか?」

B。「いいんじゃない、普通で。『あけさん』でいいよ。」

T 「えぇぇぇ……やっぱり教えて貰うんですから……『あけ先生』とか。」

B。「あけ先生?……ぷ、ぷ、ぷ。じょ、じょ、冗談!いいんだよ、『あけ』で。」

T 「えぇぇぇ、呼び捨てぇ?そりゃマズイですよ。」

B。「それとも、『オイっ!』とか?(笑)」

T 「ひぇ……ダメですよ。回し蹴り飛んで来ちゃう!どうしよう。」

B。「そうだ!『おぃコラっ!』でいいんじゃない?(笑)」



2月の初旬にひょんなことから、あけ大先生に、
チャイナ・ペインティング教室を特別に開催して貰いました。
そう、あの自称「ゴージャスなガーデン・ブログ」を運営している、
実は「あけの秘密の肉園」、ブラック・フィンガーのあけ大先生(笑)

あけ大先生はもう10年もの長きに渡ってチャイナ・ペインティングの教室に通っていて、
定期的に作品展もされます。
今では自宅で生徒さんを呼んで教室を開くまでの腕前です。
僕、仲いいのに、なぜか今まで、絵付けを習うなんて露ほども考えたことなかったんですが、
僕の長年の親友、傾城のMちゃんが最近あけ大先生と親しくなり、
一回、絵付けを習いたい……それで話がとんとん拍子に進んじゃったみたいなんです。
それじゃぁねぇ、僕も参加しないとねぇ(笑)参加するとなったら真剣です。
先ずは、手始めに、初心者コースで転写紙を使ったものにする?
いえいえ!男性の読者の皆さんは良くご存知だと思いますが、
男って多かれ少なかれ、子供時代にプラモデルで転写紙を扱った経験があるのね。
プラモデルを組んだ後に転写紙のシールを貼った経験があるハズなんです。
僕は僕で、高校時代は美術部で、「勉強とスポーツは今一だけど、
絵筆を持たせたら右に出る者はない生徒会長」だったブノワ。さん(笑)
生まれ変わったら世界的な美容整形の先生か(物凄く巧いハズ)、
大倉陶園かアウガルテンの絵付け師になりたかった僕だもの……。
転写紙のコースはすっ飛ばして、いきなり絵筆を握ることにしました(笑)

あけ大先生直々にお教え戴くのです。失礼のないように準備は万端にしないとね!
描くお皿のデザイン(形)は決まっていました。
前にあけ大先生が「お願いだからどうしても貰って欲しい。」と、
懇願するので(笑)貰ってやったお皿に描くことにしました。
図柄はどうする?……こんな時、薔薇を描かなくてどうする!
そうなると、勿論、僕のオリジナルの薔薇ですよねぇ……。
迷うことなく「Bella Donna」に決めました。膨大な写真の中から朽ちる寸前の「Bella Donna」を選び、
お皿の大きさに合うように縮小コピーでデザイン画を起こします。
当日はいつも使っている絵筆を持参します。やっぱり慣れている道具って大事じゃない?
男って先ず、お道具から入るのよねぇ(爆)


さてさて、やる気満々な友人4人は駅からタクシーを飛ばしてあけ邸へ……。
挨拶もそこそこに、先ず、始めは筆を持ってストロークの練習です。
筆に絵の具を付け、カーブさせる時の力加減で皿の上に一筆で濃淡を表現します。
あーだこーだ言いながら、20分ほどストロークの練習。
これがなかなか難しい……描く気満々の僕とZネエさんは直接、皿に絵を描き、
最初の会話のTくんと、今回の教室の言いだしっぺのMちゃんが転写紙コースになりました。



だけど凄いでしょう?右も左も分からないのにいきなり絵筆で皿に薔薇を描くって(笑)
その辺の勘違いって言うか、自信満々さって言うか、身のほど知らずさって言うか……。
僕達って……何だか可愛い!(笑) Zネエさんなんか、

 「あたしね、転写紙って言うからズゥ〜っとお断わりしていたのよ。」って(笑)

どんだけぇ〜!でしょう?(笑)
いきなり飛び級で上級者コースで問題なしって思っているところが凄い!(爆)
兎に角、必死に絵筆を走らせました。ハッキリ言って、紙に描くのとは全然違いました。
ツルツルの表面に絵の具をのせ、さらにボカシながら、その筆致を利用しながら立体感を出す……。
難しい反面、溶剤を使って描いたものを綺麗サッパリ後から消せる美点もあります。
僕、仕事でも何でもクセなのね。与えられた時間内でキッチリ形にするって……。
4時間チョッとでなんとか形にしました……。

出来上がってみて思うことは色々あります。
あぁすれば良かった、ここをこうすればもっと良かった。
具体的に言うと、もっと背景をボカして、いつも撮る写真のように幽玄に仕上げたかったです。
でも面白いですねぇ……皆、性格が出るのね。
僕みたいに話しながらでも構わず絵筆が動く人、話すと手がパタッと止まる人(笑)
黙々と一切話さない人、大体、男の方がチマチマと細かく、
意外に女性の方が大胆で豪快なことをします。

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結局、生まれて初めてのチャイナ・ペインティング4時間チョッとで描いたのが今日の写真です。
一番最初の1枚が焼き終わった完成の状態。
2枚目が絵付けを終えた皿と、パレットに使った陶板……これはこれで美しい!
焼き上がりの発色は、ほぼ、思った通りの出来でした。

あけ大先生は初めての僕らに親切に、丁寧に指導してくれました。 教えるの凄く上手なのね。
世話になったからチョッと褒めておいた方がいいと思うんだけど(笑)
あのですね、視線が下からなんです。上から目線じゃない、一緒になって考えてくれるの。

 「あっ!……それ、可愛い!図柄の端っこがこの辺に来るともっといいかも!」とかね。

さりげなく道を示してくれる。 あけ大先生の呼び方に苦労していたTくんは、
知らず知らずの内に「ハイっ!ハイっ!」って模範的な生徒のお返事(笑)彼、都合5枚もお皿作っちゃった(笑)
僕はと言えば、何だか楽しくてね……同じものは2枚と描けないけど、
蕾から朽ちる寸前まで、様々な状態の「Bella Donna」を6枚描いてディナー・プレート・セットとかね。
勿論、僕のオリジナルの薔薇6品種の絵違いディナー・プレート・セットなんて言うのもいいかもしれない。
夢は限りなく広がります。



ここで、新たな事業が閃きました!事業っていうより悪巧み(笑)
きむたくてんちょのオリジナルの薔薇を美しく描いてお皿にし、てんちょに買って貰うの!(笑)
勿論、買ってくれるでしょう?この世でだった1枚の希少な手描きのお皿なんだもの!(笑)
しかも描いたのは親友の僕、ブノワ。さま(爆)
おこずかい足りなくなったら押し売りにいこうかしらン?(笑)
大倉陶園の総手描きのカップが1客……100000円弱だから……。
やっぱり1枚100000円は欲しいですよねぇ(笑)
この手は河合さんにも使えそう……お皿御殿建ったらどうしよう!
1枚ぁ〜い……2枚ぁ〜い……ブノちゃん皿屋敷って!(汗)


その前にどこかからスカウトに来たらどうする!?
えぇぇぇぇっ!どうしよう!何だかドキドキ!変な汗出てきちゃった(笑)
大倉陶園かアウガルテンだったら話くらい聞いてやってもいいかな?マイセンだったらどうする……。
夢?……無謀な妄想は限りなく広がります(笑)


2013年2月16日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-02-16 00:00 | 薔薇の名前。

潮時かな?

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夕方、お決まりの時間、5時に玄関ドアを開けると、
カトリーヌがチンマリ座って下から僕を見上げていました。

 「なぁ、なぁ……。」

と、一声。飛び切り美味しい夕飯を御所望です(笑)
今日は取り敢えず夕飯はお預け。頭をそっと撫で、
首の後ろをヒョイっと摘み上げ、僕の膝の上に乗っけて爪を切ります。
カトリーヌの爪は小さいです。鋭く尖った手の爪をパッチンパッチン…….。
少しもグズらず大人しくしているカトリーヌ。
さぁて、準備万端。今日はカトリーヌを病院に連れて行く日なんです。
実は暫らく前からカトリーヌの耳に傷が出来、膿を持っていました。
毎日〜ご飯の時に綺麗に拭きあげ、抗生物質の軟膏を塗ってあげていましたが、
ここ数日、どうも芳しくないのです……チョッと僕の手に余るかなぁ……。

爪を切られたカトリーヌはグズることなく大人しくケージに納まっています。
移動のバスの中で、ケージを覗き込み、声を掛けると、
時折、小さな声で「なぁ、なぁ……。」と鳴くだけ。
バスの中や診察室で「助けてぇぇぇぇっ!」「殺されるぅぅぅぅっ!」と、
絶叫する朝子やきんとは大違い(笑)
中を覗き込むと、クルンクルンの真ん丸な目で僕を見つめています。
爪を切るのはいつも親身に猫の診断をしてくれる先生への礼儀です。
慣れない病院に興奮し、暴れて引っかかれて怪我でもされたら大変ですから。
カトリーヌは4.1キロでした。持ち上げた感じはもう少しあると思っていたんですが……。
診断の結果は、マダニのアレルギーで耳に湿疹が出来、自分で掻き壊して化膿したのだろうとのこと。
綺麗に洗浄して貰い、2週間効力がある化膿止めの注射を一本打って貰い診察終了。

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猫の弱点は、その一番の魅力である目と、大きくて愛らしい耳です。
特に頻繁に手を掛けてあげられない外猫は、目と耳の疾患に悩まされることが多いです。
カトリーヌはいつでも簡単に自由に触れることが出来るからいいのですが、
他の黒豆や、現在、脱走中のキクちゃんは全く触ることが出来ないので心配です。
特にキクちゃんは生れ付き片目がありませんからね。
精々、ご飯を食べている時に、そっと首筋にフロントラインかレボリューションを1滴……。
マダニ、蚤を駆除してあげることしか出来ません。
家の中で面倒を見ている こうちゃんもそう……耳の掃除と爪だけは切りたいのですが……。

診察を終え、会計を待つ間、ケージを少し開けてカトリーヌの頭を撫でてあげます。
気持ち良さそうに小さな声でゴロゴロ喉を鳴らすカトリーヌ。
次第に鼻先と額を僕の手の平にグイグイ押しつけて来ます……。
親愛の印、僕に心を許している証拠かな。

帰宅して玄関先でケージを開けカトリーヌを外に出して上げるんですが、
爪を切り、病院に連れて行って治療をして貰った可愛がっている猫を外に放す違和感……。
下から真ん丸な目で僕を見上げるカトリーヌ……。


そろそろ潮時かもしれません。家猫への道を模索する時が来たように思います。


2013年2月10日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-02-10 00:00 | 猫が行方不明。

鰻!

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皆さんは疲れている時どうしますか?
ひたすら寝る?滋養のあるものを摂る?栄養ドリンク?
それともマッサージに通いますか?気晴らしに楽しいことをする?
ニンニク、ニンニク……一杯食べる?(笑)

僕はそうねぇ……先ずマッサージと……。
無性に食べたくなるのが鰻!う・な・ぎぃぃぃぃっ!(笑)
昔はそんなことなかったんですけどね。寿司?焼肉?やっぱり鰻かな?

1月下旬、今年の仕事始めから初めての休みが取れました。
21連勤、さすがに疲れちゃったのね。
そうしたら親友がそれを察して「鰻、食べに行く?」って。

行く、行く、行くぅぅぅっ!(笑)
親友と行く鰻屋は親友の親の代からのご贔屓……必ず奢りなのね(笑)
もうブノワ。さんお財布持っていかないの(笑)

タクシー飛ばして行きました。スカイツリーがスグ傍に見える「大和田」に。
ここの鰻はいいです。外側がパリッと香ばしく、中が柔らかいの。



今の日本の食文化ってチョッと変でしょう?柔らかいことが総てみたいな風潮。
特にパンね。ふわふわ〜、やわらか〜……。
手に持つとグニャ〜って。歯にくっ付くし(笑)おかしいですよね?
全然、美味しくないのに何であんなもの持て囃されるんだろう……凄く不思議。
だから日本のパンは美味しくないって言われちゃう。
若者の顎が貧弱なことになっちゃう。
最近は飛び切り美味しいパンを焼く店も出てきましたけどね。
昔ながらの大手メーカーのパンは全滅状態。
食物ってそれぞれ適正な固さ、歯応えがあるじゃないですか。

鰻……僕はふわふわである必要はないと思っています。
何回か行った足立区の老舗……ここはいただけませんでした。
長蛇の列に並ばなきゃいけないのもアレですが、ふわふわで何となく生臭い……。
今は「大和田」ラブのブノワ。さんです。
鰻を食べてどのくらいの効果があるか甚だ疑問だけど、
美味しいものを食べて気分をリフレッシュ?それが一番大きいかな……。


2013年2月6日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-02-07 00:00 | バベットの晩餐会。

忘恩男に後ろ足砂かけ女。

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………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

 「ピンポ〜ン!」

 「はぁ〜い!」

 「あ、こんばんは。いつもご苦労さまです。
  あれ……今日は何だろう?」

ご飯を食べ終わり、ゆっくりしていると思いもかけず大きな荷物が届きました。
いつも荷物を届けてくれる宅急便のお兄さん。
心ばかりの小さな飲み物を差出しお礼を言います。
外の気配が無くなるまで暫く待ち、玄関灯を消し、鍵を掛けます。
改めて差出人を見てみると……。


僕の持論に「忘恩男に後ろ足砂掛け女。」と言うのがあります。
そう、男はスグに恩を忘れ、女は忘れるだけじゃなくて後ろ足で砂を掛けて去って行く……。
男って単純でオバカですから(笑)世話になった恩を感じていないのかもしれませんが、
女の方が質(タチ)が悪い。恩を忘れるだけじゃなくて最後に何かやらかしてくれます(笑)
所謂、イタチの最後っ屁……これですね。
これはあくまでも僕の持論、そう言う人が多いって意味ですからね。
まぁ、今までの長い人生、色々ありました。
この子は!と、思った子に随分と世話を焼きましたが、
男は恩を簡単に忘れ、女は恩を忘れてさらに何かしでかす……。
無駄なお金を使ったとは言いません。自分も楽しかったしね。
別に頼まれた訳じゃなく、勝手に世話を焼いただけだし。
でも、そのお金があれば都内に小さいマンションくらい楽々買えたかな……。
後悔はしていません。それもこれも全て引っ括めて僕ですから。


届いた大きな段ボールの中身はと言うと、
親友のマダムが連名で送ってくれた実用的でとても嬉しい贈り物!
8キロの猫のカリカリ2袋と、缶詰、カリカリ……見たこともない様々なキャットフード、
それからいかにも猫が喜びそうなオモチャが幾つか。

 「そうだよねぇ……去年は随分とお世話したし……。」

ブノワ。さん、思わず一人ごちます(笑)
そうそう……あの時、口を酸っぱくして念押ししたもんねぇ。

 「感謝しろよ!とても希少なんだからね!
  恩に着ろよ!恩は幾ら着ても着膨れしないんだからね!」

ざっと見積もって4月くらいまではキャットフードを買わなくて済みそう。
心も温まり、お財布にも優しい素晴らしい贈り物。
送り主は、見目麗しい妙齢の御夫人たちですが、
(ゴリゴリゴリゴリ……こう言う時は徹底的に持ち上げる……。)
是非、この恩を忘れずにいて欲しいものです(笑)


今日の写真はプレゼントのオモチャでフガフガ状態のお園(笑)
興奮の度合いは、チョッと膨らんだ尻尾、濃いピンクの鼻の色を見れば分かります。
猫はオスメス問わず単純でいいです(笑)


2013年2月3日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-02-03 00:00 | いつも心に太陽を。