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匂いのいい花束。ANNEXE。

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クレソンが絶滅?

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ブノワ。さん、最近、青虫になっています。
決して美しい蝶に羽化しない青虫(笑)アッ!毛虫じゃないからね(笑)
一見、食が細いように見えて、意外に肉大好き人間なんですが、
実はもっと好きなのは野菜なんです。

少し前に最寄りの駅近くにある使えない2つのスーパーの話は書きました。
何れも帯に短かし襷に長し……これも随分、オマケした言い方ですけどね。
その時にチョッと触れた、駅前の小さな小さな出張八百屋……。
ここが意外に良くて、最近、毎日のように買い物をしては料理を楽しんでいます。
その日、店先に並んでいる野菜を見て献立を考える……いいですよねぇ。アイデア増えるし。
特に嬉しかったのは、クレソンやコリアンダー、ズッキーニが普通に買えること。

 「なぁ〜んだ、そんなこと!」って言わないでくださいね。

他でも扱っていないスーパーは結構あるけれど、
ここに引っ越して来てから約3年、クレソンなんて殆ど目にしなかったんですから(笑)
わざわざクレソンを買いに遠方のスーパーまで足を延ばすのも何だしね。
一時期は真面目に「もしかしたらクレソンが絶滅?」……そんなことも思っちゃいました。
それ程、入手困難。このところの水質汚染、大気汚染はヒドイものがありますから。

今日の写真は大好きなクレソンのパスタ。簡単で美味しい一皿です。
作り方はいたってシンプル。先ず、タップリのお湯でパスタを茹でます。
フライパンにオリーブオイルとバターを溶かし、
鷹のツメとニンニクを熱して匂いをオイルに移したらエノキ茸をさっと炒めておきます。
クレソン(1人前2把)は3等分にし、固い茎の方は、
パスタが茹で上がる20秒くらい前に鍋に入れ、
さっと湯がき、パスタと一緒にあげます。
クレソンの葉の部分はそのままフライパンに入れ、
上から茹で上がったパスタを乗せて熱でしんなりさせます。
ささっとパスタをオイルと絡めたら、鶏ガラの顆粒を少々、
ブラックペッパーをガリガリと、隠し味に醤油数滴垂らして風味を付けお仕舞い!
あくまでも塩味ですからね、お間違いなく!
お皿に盛り付けつけて、レモンをギュ〜っと絞ったら完成です。
レモンは必須ね。だから塩気は要調整です。
エノキ茸はパスタと違う面白い食感が楽しめるので好んで入れますが、
舞茸でもしめじでもOKです。また、クレソンだけでも一向に構いません。
ただし、何を入れてもいいけれど、クレソンの風味を消してしまうもの、
個性が強いものはやめた方がいいです。主役はあくまでもクレソンですから。
1枚目の写真は気取った撮影用です。撮影が終わったらこの3倍は盛り付け、
ペロリと平らげてしまったのは言うまでもありません(笑)

器は僕のコレクションから白抜きのタコ唐草の中皿。
タコ唐草には筆で一筆描きのシンプルなものや、
その唐草の線の周りを丁寧に濃いめの極細の線でアウトラインを取ったもの、
同じ図柄で、陰陽逆にした白抜きバージョンもあります。
それからこの写真のように、唐草を白抜きに太く描いたものなどがあります。
一筆描きのものは、その昔は雑器として扱われていましたが、
今はなかなかの人気者、骨董の器の花形です。
白抜きやアウトラインの意匠のものはそれらよりチョッとグレードが高いかな。
何れも気が遠くなるような緻密な作業なんですが、
渦を巻く唐草の大きさで随分と表情が変わります。

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さて、この小さな八百屋が楽しいのは、綺麗な女性が店番をしていること(笑)
お互いに色々な野菜の調理方法についてレシピの情報交換したりします(笑)
このクレソンも、付け合わせ以外に、いつもこんなに沢山何に使うか尋ねられ、
このパスタのレシピを教えたんですが、
次回、行った時には、既に教えたレシピを試していたようで、
その辺の上っ面だけの対応じゃないところも好感が持てます。
彼女、瞳が日本人には珍しいヘーズル、はしばみ色なんですよ。
ズゥ〜っと誰かに似ている誰かに似ていると思っていたんですが、
ハタと思い当たってみると、彼女、コマツガーデンのみどり社長にそっくりなの!
瓜二つね。双子の姉妹って紹介されても納得です。
そう思ってみると、声まで似ているではありませんか。

もう一枚の写真はある日僕が食べた野菜の山。
クレソン5把、トマト、アスパラガス、コリアンダー両手に一抱え(これサービスでした!)
クレソンのパスタと山盛りサラダ、コリアンダーのサラダ……ね、青虫でしょ?(笑)
小さな八百屋が食生活を変えることもあります。面白いものです。


2013年3月22日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-03-22 00:00 | Raindrops on roses。 | Comments(24)

僕のチューリップ熱。

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先日のこと、久しぶりの休みを利用して日比谷に映画を観に行きました。
朝一番で「マリー・ゴールドホテルで会いましょう」、
30分開けて「世界でひとつのプレイブック」です。
豪華ロードショウ連続鑑賞(笑)時間は有効に使わなきゃね!
今日は映画の感想ではなくて、映画にまつわるあれこれ、
花……特にチューリップについてのお話です。

帰宅して映画に関して色々と調べました。僕は先入観なしに観たいので、
なるべく情報は少なく、白紙の状態で映画館に通います。
帰って来て「マリー・ゴールドホテルで会いましょう」のことを調べていたら、
何と、原作、脚色が「チューリップ熱の」のデボラ・モガーではありませんか!
もうビックリ!「チューリップ熱」は数年前に楽しく読みましたし、
その後、何度も話が出てはたち消える映画化の話も気になっていましたから。

男優はジュード・ロウ、コリン・ファース……甲乙付けがたし。
女優は大嫌いな、もっさりスカーレット・ヨハンソン……絶対にイヤかも。
もっと苦手な、のっぺりキーラ・ナイトレイ……絶対に有り得ない!(笑)
今だったらジェニファー・ローレンスなんかいいかも!彼女、クラシカルだし。
同時期に「真珠の首飾りの少女」があったことも映画化が遅れている一因?
早く映画化されないかな……あの時代のチューリップ・バブルを廻る、
愛憎入り組んだ陰謀のあれこれ、球根1個で人生が狂っちゃうなんて!
コスチューム等、絵的にもいいだろうし、凄く楽しみなんですけどね……。

さらに偶然は、1月にカントリーハーベストに注文してあった、
チューリップが約30本、家にあったんです。
このチューリップは、女優の結城美栄子さんに戴いた、
自作の大きな大きなテラコッタの鉢カバーに何か入れて撮影したかったので、
色が白か淡いピンクの卵形の巨大輪、若しくは、白か黒、紫系のパロット咲き……。
幾つか希望を伝えて市場から取って貰ったんです。
何故なら、随分前にパリのパレ・ロワイヤルで撮った1枚の写真が忘れられなかったから。

届いたのが「ネグレッタ・パロット」……なかなかいい色合いです。
暖房の効かない寒い玄関先に置いて管理し、一番いい状態になるまで2週間。
ようやく撮影したのが今日の一連の写真です。
チューリップ……やっぱりパロット咲きが一番美しい!
それも枯れる間際の美しい姿と来た日には!
ただ、美しいと言うよりは、何やら壮絶なものを感じます。
年を重ね、美しさと凄味を増した往年の大女優……そんな感じ。
例えれば、ヘルムート・ニュートン撮影の最晩年の煙草をくわえたエヴァ・ガードナー、
晩年のヴィスコンティ作品の貴婦人シルヴァーナ・マンガーノ……。
グロリア・スワンソン渾身の「サンセット大通り」のノーマ・デズモンド!

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どのアングルも美しいけれど、1枚目の首筋の、
ゾクゾクするようなカーブと複雑な切れ込み!
矢張り、チューリップはパロット、ガーベラはスパイダーです(笑)

結局、テラコッタに入ったチューリップはいい写真が撮れませんでしたが、
チューリップは花保ちもいいし、長く楽しめる花ですね。
大好きです……茎と葉がキュッキュッっとする以外はね(笑)
沢山のチューリップ、今はドライになるべく吊るされています。


2013年3月18日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-03-18 00:00 | Raindrops on roses。 | Comments(14)

水、温み、年、重ね、友、集う……。

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春は大好きな季節です。特に三月、弥生。
水、温み、木々の新芽が吹き出します。新しい生命の兆しがそこここに……。
そして、ブノワ。さんも一つお年を召しました(笑)
死んだ母みたいにある年齢から若返ろうかしらン?
母が死んだ時は確か20代だったかな?50才を期に一つずつ若返っていましたから(笑)
若しくは「才」表記じゃなくて「カラット」表記にしようかしらン…….
カラットだったら数字が大きい方がいいものね?(笑)

さてさて、いつもいつも食事会、観劇、旅行……全ての行事の段取り星人のブノワ。さん、
別名「ヒマな主婦救済委員会会長」の僕は、日々、マメマメしく、
ヒマを持て余し怠惰な生活をしている主婦に人生の張り合いと生き甲斐を提供しています(笑)
そんなこんなが評価されたのか、彼女たちが感謝の気持ちを込めて、
僕の誕生日に食事会を開いてくださることに相なりました。

 「身体一つでやって来て!」

フムフム、いい心掛けですよね!(笑)
お財布はウチに置き、空のデカいトートバッグ一つで出掛けました(笑)
だって、プレゼント攻勢、贈り物の嵐でしょうからね。


当日は、一人、最近の僕のお気に入りの若者を連れて行きました。
彼はこの2月に三軒茶屋で新しく串焼き屋をオープンした頑張り屋さん。
お金を持て余しているオバ……じゃなかった、ヒマでヒマで困っているヤツ……じゃない。
えぇ〜っと、えぇ〜っと……上品で優雅で美しくて麗しい薔薇のマダムたちに紹介し、
(スリスリゴリゴリスリスリゴリゴリ……。)
可愛がって貰って店を大繁盛させたいから。

とてもとても楽しい一時でした。
「ビストロ・プティ・ハナ」の美味しい食事、感じのいいサービス。
(写真は今イチですけど「食べログ」で存分にご覧になって下さいね!)
仲間の笑顔、絶えない明るい笑い声……何物にも代えられない僕の宝物。
一緒に行った青年も、若者に飢えたオバ……じゃなかった、
青年を応援する慈愛に満ちた優雅なマダムたちに物怖じせず、
自分の魅力を存分にアピール、売り上げザックザク(笑)
お店の繁盛、支店の出店が約束されたのでした。
シャンパン、希少なワイン、素晴らしい画集、美しい花束、使い勝手が良さそうな椅子……。
カバンには入り切らないプレゼントを抱えての帰宅となりました。

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写真は親友が僕のためにカントリーハーベストに頼んでくれた花束……。
いいですよねぇ。 勿論、深野俊幸さんのアレンジです。
清々しい僕をイメージした、ピッタリの色味、
華奢で繊細で若々しい雰囲気の僕に相応しい小花の花束(笑)
深野さんに敬意を表してあれこれ写真に撮ってみました。
グリーンと茶の陶製、グリーンの金属製の花器は、
勿論、カントリーハーベストで譲って貰ったもの。


この中に、テーブルを囲んだ皆の注目を一身に浴びた花がありました。
その驚くべき花に付いてはまた後日……。

ハァ……誕生日は本当にいいわぁ……。
来月から祥月誕生日を制定しなければ!(笑)


2013年3月15日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-03-15 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(33)

書かれた嘘、書かれない真実。

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 「篤也さんも逃げて!」

彼女はたった一言、そうメールをして来ると何処かへ避難して行きました。
丁度2年前の東日本大震災のあと、
福島の原子力発電所が大変なことになったスグ後だったように記憶しています。

逃げてって言われてもねぇ……。
東京で独立して仕事を頑張っている親友からも連絡がありました。

 「ねぇ……連絡あった?逃げてって言われてもねぇ。
  あの人、一体どんな仕事の仕方をしているんだか……。」

彼も同じことを思い、疑問を感じたようです。
そうなんですよね、僕も彼も個人で仕事をしていますから、
年度末の3月はパッツンパッツンに仕事の予定が入っています。
お客さまの都合でキャンセルにでもならない限り、
雨が降ろうが、槍が降ろうが、風邪を引こうが、極端なことを言えば、
親に何かあっても現場には這ってでも行かなければなりません。
震災当日のことは前に記事にしました。
結局、帰宅出来ずに地方都市のカプセルホテルで一夜を明かし、
翌朝、ようやく動きだした電車で一旦帰宅、取るものも取り敢えず、
メチャクチャなダイヤ、ギュウギュウ詰めの電車に乗って、
その日の仕事先に行って打ち合せに入った時、
テレビの巨大なモニターに映し出された、
初めて見る東北地方の惨状に言葉を無くしたのを覚えています。

身の危険を感じて避難した彼女のことを兎や角、言う積りはありません。
それは彼女のスタイル、それが可能だったから早々に避難したのでしょう。
でも、普通は避難するのは簡単じゃありません。僕は今、ここで生活しています。
仕事に責任があるし、猫もいるし薔薇もあります。一人で生きている訳じゃありません。
庭に大判小判がギッシリ詰まった壺が幾つも埋まっているか、
スイスに隠し口座でもあって(笑)巨万の富を持っていて、
仕事をしなくていいご身分なら別だけれど……。
今、ここでコツコツ仕事をしている。ここが生きる場所……逃げる訳には行かないのです。
逃げて戻って来た暁には、仕事なんか一つもなくなって、
猫共々、路頭に迷うことになっちゃうもの……。

インターネットのニュースや掲示板などで書かれていることは重々承知です。
自分の身体のこと、将来に不安がないと言えば嘘になります。
でも逃げる訳には行かない……責任ある社会人ですから。
僕、既に家族もいませんしね。天涯孤独……ここで踏張るしかないのです。

件の逃げた彼女が何を切っ掛けに、何を安全と判断して東京に戻って来たか知りません。
どこか、例えば、若い頃に留学していた外国の町にでも逃げたのかな?と、思っていましたが、
どうやら実家がある九州に避難していたと風の便りに聞きました。
不思議なもので、何となくそれが切っ掛けで疎遠になってしまいました。
震災以降、人も人と人の関係も、取り巻く世界も一変してしまいました……。

3月11日がやって来ると、この友人の事を思い出します。
今はどこで何をしているのか……調べれば分かるけど、
それもしようとは思いません。この日をキッカケにそれぞれ右と左に道を違えました。
チョッと寂しくて物悲しい想い出。



今日のお題「書かれた嘘、書かれない真実」ですが、
怖いのは、インターネット上に書かれた嘘です。
インターネット上に書かれたこと、全てが真実ではありません。
コピーされ、何件も何件もペーストされることにより、
それはいつしか真実になる……少なくとも真実に見えるようになる。
反対に決して書かれない真実もあります。
書かれないからと言って、そこに真実が存在していない訳ではない。
何が事実で何が間違っているかを見極めることは難しいけれど、
下手をするととんでもない間違った判断をする羽目になってしまうかもしれません。
例えば、ブログやSNSのようなものだけを見てその人を判断するのは危険ですよね。
そこに一体どれだけの真実が書かれているのか……。

このブログを見ている友人によく言われます。

 「いいねぇ。いつも楽しそうで。
  美味しいもの食べ歩いて、あちこち遊びに行って!」

何も心配事がなく、猫に塗れてお気楽に見えるようです(苦笑)
そんな事はないのですけどね……この年になっての悩みは多いです。
気楽に見える?そりゃそうです。しかつめらしい顔していたって何も問題解決しないし、
僕のブログは美しいことと薔薇に関するブログです。
人生の悩みや苦渋をつらつら書いたってしょうがないものね。読む人もイヤだろうし……。
それを望む人は他のその手のブログに行けばいい……僕はそう思います。

旅に出るのは日頃、頑張っている自分へのご褒美。
美しいものを沢山見ることで生活が豊かになり、
仕事へのヒント、明日への活力にもなります。
何も贅沢に外食三昧している訳ではありません。殆どは自炊です。
ただ、新しくオープンしたてで頑張っている若者の店や、
チョッと経営が苦しいお気に入りの店に友人を集って食べに行きます。
僕なりの頑張っている人への応援です。

 「えぇ?またあのお店?」

でも、付き合ってくれる友人は理解してくれていると思います。


応援ということで、なかなか思うように進んでいないのが、
震災後の復興ですね。遅々として進んでいません。支援の仕方もそれぞれですね。
一番大事なのは、自分の身の丈にあった支援の方法を考えることじゃないでしょうか。
身の丈に合った……大事なことだと思います。
無理して大枚叩いて大金を寄付するより、コツコツ息の長い支援が必要です。
それからじゃんじゃん働いてお金を稼ぎ、使って回す、
経済を活性化することも必要じゃないかな。
今、何らかの理由で具体的に支援できなくても、
いつも困っている人たちのことを気に掛けているだけでもいいと思うの。
何れ、何か出来るようになった時、その時に繋がるじゃないですか。
あと、支援したくても、現在の自分の生活が大変で出来ない人もいます。
何もしていないように見えるからと言って一概に攻めるのもお門違い。
自分の考えに染まない人を責め、見下し、目の敵にする風潮がありますもんね。

書かれた嘘、書かれない真実……。
ブログなどで書かなくてもコツコツと支援している人は沢山います。
人はそれぞれです。考え方、発信の仕方、行動の仕方も十人十色。
優しい心根を表現するのに道は一つではありません。


2年前の3月11日以降、日本の全ての人の生活が一変してしまいました。
直接、甚大な被害にあった方々は勿論、
直接ではないにせよ、目に見えない形で様々な影響を受けた人々。
自分を含めてですが、人も変わりました。人も人と人の関係も変わってしまった……。
今までは共通の趣味などで繋がっていて、仲が良いと思っていた人の、今までとまた違った姿。
それも元々はその人が持っていたものなのだから、僕が気が付かなかっただけかもしれないけど、
それはそれ、悲しいけれど、それぞれが一番と思う道を歩むしかないのでしょう。
これからは流言蜚語に惑わされず、真実を見極める目を持って、
自分の考えをしっかり持って過ごしていこうと思います。


2013年3月11日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-03-11 00:00 | いつも心に太陽を。 | Comments(27)

カトリーヌ・ドゥ・ブノワ。

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先週の水曜日、外のカトリーヌ&黒豆&キクちゃんにご飯をあげようと、
玄関ポーチにお皿を並べた時、チョッとおかしな点に気付きました……。
黒豆とキクちゃんは飛び付くようにお皿にやってきましたが、
カトリーヌがお皿を目の前に、ピクリとも動かず、食欲もなさそうだったんです。

 「あれ……まぁ、いいや。取り敢えず、耳の掃除をしてから……。」

耳を見てビックリしちゃいました……。
カトリーヌの耳の付け根を軽く押すと膿がジワァ〜っと出てくるではありませんか。
5分後には取るものも取り敢えず家を出ていました。
タクシーは捕まらない、バスの時間も合わない……結局、早足で病院へ急行。
途中、いつもお世話になっている院長が休みだっていうことに気付きましたが、
そんなことを言っている場合じゃありません(院長は野良猫に理解が深い。)
病院は院長が休みのせいでしょうか、空いていてスグに診察を受けることが出来ました。

耳の傷、一進一退でなかなか治らなかったようです。
瘡蓋(かさぶた)を取ると血が吹きだしたため、
2週間、効き目がある化膿止めの注射と、止血剤を投与して貰いました。
結局、なかなか治らなかった理由は、気にして傷を足で掻いてしまったためのようです。
なかなか止まらない血を気にして首を振るので辺りに血が飛び散ります。

カトリーヌ……エリザベスカラー装着と相成りました(笑)
危険過ぎてカラーをしたまま外に放す訳には行きません。
カトリーヌ、現在、僕の部屋のケージに入れられて療養中です。



カトリーヌ・ドゥ・ブノワ。……。
テューダー朝の麗しき貴婦人の誕生です(笑)
傷は乾いて出血は止まりました。どうやらトイレも覚えたよう。
膝に乗せるとグルグルグルグル……僕の胸にしがみ付いてきます(笑)
2日目、布団に入れてあげるとお腹を上にしてゴロゴロゴロゴロ、リラックスです。
もう少ししたらお風呂に入れてあげましょう。
カトリーヌ、生まれて初めてで最後の入浴(笑)
早く他の子と慣れるといいな……。


カトリーヌも戦いました。
生まれ育った家で虐待にあいながらも人懐っこさを忘れず、
脱走して僕の家の前のお母さんのところに住み着いてからは、
お母さんの気紛れな餌やりにも耐え、 次々とやってくる野良猫から、
死に物狂いで生活の場所を守り、キクちゃんと こうちゃんを産み育てました。
寝ぐらにしていた物置の隙間からお母さんに箒の棒で追い出されても、
決してこの場所から離れなかった……。

カトリーヌ……満身創痍です。
無責任な地域の人たちのお陰で繰り返し出産し、
おそらく実際の年齢よりも体はガタが来ているかもしれません。
避妊手術の時に悪くなってグラグラしている歯を数本抜きました。
可愛らしい芥子粒のような前歯もありません。
背中の左の肩甲骨の辺りには小指の先程のハゲがあります。
それも、丁度、噛み付かれた牙の跡のように離れて2つ。
おそらく他の外猫と争って噛み付かれのでしょう。
二度と毛が生えてこないようなヒドい傷……。
よくぞ命に別状なく生き延びてくれました。
きっと、僕の家に入るべく運命は決まっていたのでしょう。


カトリーヌ・ドゥ・ブノワ。……ようやくお迎えできました。
末長く幸せに暮らして貰いましょう。
皆さんも温かく見守ってくださいね!


2013年3月3日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-03-03 00:00 | 猫が行方不明。 | Comments(18)

自らの禁を破って……。

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 「自らの禁を破って……。」

この言葉は、去年、僕がある作家に特別に、
オリジナルの作品制作をお願いした時のやり取りのメールの中に出て来た言葉です。
幾つか試作品を送って下さいました。僕はそれで大満足だったのですが、
ご本人はどうも気に入らないらしく、満足行く作品が出来るよう、
常日頃、習慣になっている作り方を止め、特別なやり方で製作して下さいました。
その時の言葉が「自らの禁を破って……。」だったんです。
僕、凄く気に入っちゃったのね……自らの禁を破って、自らの禁を破って……。

ハァ、なんて素敵な言葉なんだろう……。

三島由紀夫の大傑作戯曲「鹿鳴館」の中で、
影山朝子は自らの禁を破って鹿鳴館の夜会に出席します。
芸妓上がりの身、二度と、決して公の場には出るまい……。
自らに課した決まりごと、その禁を破って夜会に出たのです。
愛する男のため、幼くして手放した愛おしい息子のために。
愛する男とは、現在の夫ではなく、その昔愛し合った清原永之輔、
自由民権運動の党首で、その夜、影山伯爵を討つために鹿鳴館に乱入する計画だったのです。
その晩の夜会は夫の影山伯爵が開催する夜会でした。
その夜会に、妻が出席するということは、すなわち、妻、影山朝子の夜会になると言うこと。
その朝子の主催の夜会に愛する男が引きいる壮士の乱入はない……。
女主人の自分の顔に泥は塗るまい……朝子はそう踏んだのです。
だけど壮士の乱入はあった……そこは策略家の影山伯爵の謀です。
物語りは一気に佳境に入ります。そして一発の銃声……。

自らの禁を破る事は、決心のいる一大事なのです。



僕もチョッとだけ自らの禁を破ってみました(笑)
僕の禁とは、自宅では、ビデオ、DVD、テレビ……。
いかなる方法でも映画館以外では映画を観ないと言うもの。
映画は映画館で!常日頃そう思って行動していますが、
家で映画を観ない最大の理由は、気が散ること夥しいからです。
豪華なホームシアターの設備がある訳じゃありません。
もし観るとしたらパソコンにDVDを入れて再生する方法しかありません。
猫が来ます、トイレに行きたくなります、咽が渇きます……全く落ち着きません。
だから映画は映画館で、気合いを入れて一気に観たい……そう思うのです。

僕が禁を破った理由は、昨秋に観た「ハンガー・ゲーム」で、
カットニス・エバディーンを演じたジェニファー・ローレンスにぞっこんになったから。
彼女はいいです。弱冠23歳のごくごく普通の女の子なんですが、
圧倒的な存在感と演技力。作品ごとに全く異なる容姿。久し振りに出て来た正統派っていう感じです。
やや少女らしさが残る丸みを帯びた顔付きは、カメラに愛されるべく頬骨が高いです。
その彼女の過去の作品「あの日、欲望の大地で」と「ウィンターズ・ボーン」。
何となくロードショーを逃し、名画座でも時間が合わなくてスルーしてしまった……。
インターネットでDVDを買い、届いたその日に一気に観てしまいました。
ハイ、一気に2本(笑)そんなこと今までに決してあり得なかった(笑)
家でDVDを観る、一気に2本連続で……それだけ気に入っちゃったのね。

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皆さんは何を基準に映画を見ますか?
好きな監督?それともアメリカ映画とかフランス映画とかの国別?
それともジャンル別?憧れのハンサムな俳優さん?

僕は女優で映画を観ます。
これは小さい頃にソフィア・ローレンに憧れて以来、
バーグマン、リズ、ダナウェイ、ランプリング、マンガーノ……。
そして今、最愛のメリル・ストリープやケイト・ブランシェット、
最近のお気に入りのエミリー・ブラント、それから未来の大女優、ジェニファー・ローレンス!
監督なんて二の次三の次(笑)勿論、才能ある監督の作品ならもっともっと彼女たちが輝くし、
出来れば好きな男優と共演ならさらにいいのだけれど、兎に角、映画は女優です!銀幕の華は女優!
日本の芸能界みたいに、才能もないのにゴジャゴジャいるタレントよろしく、
海外の映画界にも沢山いますね、ゴシップ欄を賑わすパパラッチ女優。
ロクに演技も出来ないのに本業以外でニュース欄を騒がす女優。
僕が好きな女優はその辺とは全く無関係、正統派でございます(笑)

その麗しのジェニファー・ローレンスが見事今年のアカデミー賞の、
主演女優賞を獲得しました!勿論、「世界でひとつのプレイブック」は2日目に観ました。
その感想などはまた日を改めて書いてみたいと思います。


2013年3月2日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-03-02 00:00 | 映画館へ行こう。 | Comments(8)