匂いのいい花束。ANNEXE。

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おぐし(笑)

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 「あら……おぐしが……。」

お、お、お……おぐしって!!(笑)
先日、駅前に出来た出張八百屋の後藤みどりさん似の美人さんに言われました(笑)
おぐしねぇ……その場は吹き出しこそしなかったけど、何だか可笑しくて可笑しくて。
今や死語じゃないですかね……おぐし、漢字で書くと御髪ですもんね。
おぐしのイメージは着物を着た女性……かもじ、付け毛、アップ、行方不明、
二百三高地、丸髷……しかも年配の女性を連想させます。
そんな単語を妙齢の女性が男の僕に対して使うものだから可笑しくて。

ハイ、久しぶりに髪の毛を切りました。
1年ぶり?そんなことはないか……でも最後が記憶にないくらい曖昧です。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
僕の28年来の大親友は恵比寿で美容院を経営しています。
当然、当たり前のように、何のためらいもなく……料金はタダですよねぇ(笑)
でも、いくら図々しい僕でもタダとなると営業時間中に行くのはチョッと憚られます。
友人は「営業時間が終わった頃に来れば?」と、言ってくれますが、
一回、言葉に甘えてのこのこカットしに行ったんですが、
友人の疲れた顔を見たらそうチョクチョク行けなくなっちゃったし……。
結局、生来の面倒臭がりの性格も手伝って、
髪の毛を切るのは年に1回……そんな感じのこの頃でした。

うぅ〜む、サッパリ!評判も上々、さらに若返ったとのお言葉も(笑)

 「えっ?10才も?……どうしよう、35才になっちゃう(笑)」

件の八百屋の女性には「チョッとカツラを取ってみました!」って言っておきましたけど(笑)
僕、元々はショートカットでしたが(男は髪が短い方が格好いいと思っている)
髪が短いとセットする時に整髪料を付けなきゃいけないじゃないですか。
アレがどうにもイヤなんですよねぇ……気持ち悪いし毛も抜ける(笑)

今日の写真はその時に髪型を誉められて上機嫌になって買った茸類で作った和風のパスタ。
えのき茸、舞茸、しめじ、東京産の寺島茄子が入っています。
この茄子は初めて食べましたが、しっとりしていてなかなか美味でした。
味付けは塩、醤油(香り付け程度、あくまでも塩味)胡麻油、昆布茶、ピリリと一味唐辛子……。
パスタは少し早めにあげてあらかじめ取っておいた出汁で具と一緒に少し煮るようにします。
しっかりとお出汁の味を染み込ませてね!
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器は染め付けの最上手。裏に「金」に見える印があることから「金銘」と言われています。
それからまたの名を、印の形が人間に見えることから「古人・いにしえびと」とも呼ばれています。
古人……なんて優雅な呼び方でしょう。
図柄は一見、竹尽くしのように見えますが、
良く見ると小さく梅と松が描かれていて松竹梅になっています。
日本の器はおめでたい縁起物の図柄が多いです。
髪の毛ほども細い線で描かれたアウトラインは驚きの技術です。
一定の線が引けるペンじゃありませんからね、筆でこの細い線は驚愕!
器の縁には「口紅」と呼ばれる紅のラインが入ることが多いです。
これは器が華やかになると共に、1本、釉薬が入ることにより、
器の縁の強度が増し、欠けにくくなる効果があります。


短いおぐし……何だか気に入っちゃいました。もっと短くしようかしらン?(笑)


2013年6月26日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-06-26 00:00 | バベットの晩餐会。 | Comments(18)

素のままで。

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先日のこと、28年来の大親友と、僕ら2人のお気に入りの美女の3人で、
大好きなのになかなか行けない茅場町の「徳竹」に行ってきました。
3人だけで会うのは考えたら初めて?それくらい珍しいし、
ご飯するのは久しぶりだったかな。 いつもは仲間内の何人かで集まりますからね。

面白いものです。
美女とは、勿論、友人宅でのパーティで紹介されたのですが、
普通なら僕ら一般人とは住む世界が違う人なので、一生、会わずに終わったかもしれないの。
大嫌いな言葉だけれど、彼女は、所謂、セレブ……おぉぉぉぉっ!イヤな言葉!(笑)
きちんとセレブリティですね。僕と友人は平々凡々、ごくごく普通の一般市民です。
でもね、凄く気が合うんです。セレブリティな美女と(笑)
何て言うのかな……素のままで付き合える関係とでも言うのかな。

僕ね、自分で分析するに、自分の最大の美点って、
肩書きって全然、気にしないところだと思うの。全く頓着しない。
超ド近眼&超乱視でキツい眼鏡はかけているけど色眼鏡は持ち合わせてない。
相手のそのままの姿を見ることが出来るのが唯一の才能かも……なぁ〜んて思います。
友人もそう、どんなにおエライ先生でも芸能人でも一緒……。
そんなところが気が合うんじゃないかな……そう思います。
別れた後でさっきの人がどこかの社長だったり会長だったり、
おエライいプロデューサーだったり……「フゥ〜ん……そうなんだ。」で終わっちゃう(笑)
勿論、ごくごく普通の興味は持ちますけどね。

友人の有名なエピソードがあります。
仕事でお付き合いのあるクラッシック界の重鎮(指揮者)に、

 「僕はバイエルまで弾けるけど、○○さんはピアノ弾けるの?」と、質問しちゃったり、

世界的な女流チェリストに、

 「○○さん、バッハ弾けるの?」って聞いちゃったり(笑)

チェリストがバッハの無伴奏を弾けなきゃねぇ……。
この質問は最初、「○○さん、バッハ弾けるのかなぁ?」と、僕にしてきたので、
それは面白いから、是非、本人に聞いてみなって言ったのね。
そうしたら本当に聞いちゃった(笑)聞かれたご本人は破顔一笑、
凄く嬉しそうにしていましたっけ。そんな質問、人生で初めてだったでしょうね。
まかり間違ってもそんな質問して来るヤツいないものね(笑)
僕も友人も(彼の場合は多少……いやいや多分に物を知らないって言うのもあるけれど。)
普通なら失礼に当たることも天然&損得勘定なしの天然でズルくないところが失礼を帳消しにし、
気に入られている理由なのかもしれません。
僕らの交友関係……芸能人やどこかのおエライさん……多いです。
名前を出すと皆、驚くようなんですが、
僕と友人にとってはただ仕事が違うだけの同じ人間なんです。

「徳竹」にご一緒した美人さんも、いつもは本意じゃない肩書きで周りに紹介されることばかりだそう。
曰く、「○○の奥さん」とか、「○○夫人」……とか。人間は肩書きじゃないものね。
僕らにとっては「ふぅ〜ん……そうなんだ。」で終わっちゃうところがいいんじゃないかな。
肩書きを見た途端に手の平返しのおべんちゃら……多いですもんね(苦笑)
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久しぶりの「徳竹」……非常に堪能しました。
ここは本当にいいです。季節を感じる献立……折々に行きたいです。
随分前なんですが、こちらの名物「焼き大根」を注文したのね。
季節は夏だったかな……そうしたら「あれは冬のメニューですので……。」と、
これまた美人の奥さまに言われちゃったの。
そうなんです、如何に季節感がなくなっているかね。
大根なんか一年中、八百屋に並んでいる……その時イヤというほど思い知らされました。
季節、季節の新鮮な食材で作られる逸品……楽しんできました。
以前の春の記事と較べてね。写真が全く違うから(ここに焼き大根載っています)
今日は写真チョッとだけね。1枚目は涼しげなワインクーラー。
1本目はカバを頼みました(結局、3人で白3本)
シンプルに焼き若筍、新玉葱とつみれの鍋、カマンベールのフライ、
サービスで出してくださった生で食べられる玉蜀黍! 定番の油揚げのピザ、
若鶏の塩焼き、穴子の醤油焼き、ふっくら出し巻きタマゴ、新生姜の肉巻き揚げ!
そして〆は仲良く稲庭うどんでお腹ポンポン!

お連れした友達も大層喜んでくれました。めでたしめでたし。
次は真夏のメニューを楽しみに行きましょう!


2013年6月23日


ブノワ。


「徳竹」
〒104−0033 東京都中央区新川 1-25-1 / TEL 03-3551-2633
昼 月~金 am11:30~pm1:30
夜 月~金 pm6:00~pm11:30(pm10:30 L.O)
   土    pm6:00~pm9:00(pm8:30L.O)
休み、日曜、祝日、第一土曜日


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by raindropsonroses | 2013-06-23 00:00 | いつも心に太陽を。 | Comments(9)

映画の日にロードショウの梯子よン。

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な、な、な、なんと!5月は1本も映画を観ませんでした(苦笑)
テレビがそのままスクリーンになっただけの邦画や、
あまり観たいと思う作品がなかったこともあるけれど、
やっぱり5月の最優先課題は薔薇だから……ね?そうですよね?
でも映画を長いこと観ていないと禁断症状が出てきます。無性に暗やみに座りたくなる(笑)
6月1日……大ぁ〜い変!映画の日じゃん!……ってな訳で、
ロードショウの梯子をして参りました(笑)
今日はそんなこんな映画に関するお話をチョッと……。
この日、観たのは朝一番で「オブリビオン」45分開けて「グランド・マスター」でした。


「オブリビオン」……全く観る気はなかったんですが、映画の日だものね(笑)
僕、トム・クルーズには全く興味がありません。ただ、エライと思うのね。
前にもチョッと書いたけれど、50才の坂を越して若々しく背筋がピィ〜んと伸びて、
容色だって衰えていない……エライと思うの。スターだなぁって。
ちょっと無理しちゃってる?そんな風に思う時もあるのだけれど……。
ハリウッドのスターって見られてナンボ、有り余る金も時間もあって、
美容には最新の技術でもって臨んでいるのに、
どうして皆、あんなに早くにボロボロになっちゃうの?
しっかりメイクしている映画やスチール写真の時はいいのだけれど、
コワいのはパーティーの時なんかにフラッシュ焚かれて撮られちゃうこと。
鼻に入れたプラスチックや整形の痕跡がバッチリ写っちゃう(笑)
整形手術はやっても無駄。だって人の皮膚が木材や金属じゃないんだもの。
修復した基本の下地(肌)支持体(骨)が崩れたらその上にくっつけたものは?
考えれば分かるのに……仕方ないですよね。
この辺の整形手術の楽しいお話は次回に取って置いて(笑)
兎に角、トム・クルーズはスターの鏡と思うブノワ。さん、
「オブリビオン」楽しんできました。ありがちな近未来ものだけど、
お話の辻褄も合うし、オルガ・キュリレンコ……女優も綺麗で好みだったし……。
ただ、トム・クルーズって何を演じてもトム・クルーズ……一緒なのね。
まぁ、そこがスターたる所以でもあるのだけど……。

だけど「タップス」の時に主役だったのは彗星の如く登場したティモシー・ハットン。
誰が脇でコロコロしていたトム・クルーズの方が売れると思いました?
「トップガン」で一番最初にオファーされたのは才能豊かで女性ファンが多いマシュー・モディン。
彼が下りてトムが配役され、ここまで大スターになるなんて……。
映画界の運、不運って本当によく分かりません。


お次、ウォン・カーウェイの「グランド・マスター」……これ宣伝ヘタクソ!
担当者は宣伝の一から勉強し直した方がいいです。
あれじゃ、引退するクンフー・マスターの跡目争いで、
トニー・レオン、チャン・ツィイー、チャン・チェンが争うように見えるじゃない。
宣伝に偽りあり。ウォン・カーウァイの作品のテーマ……これは初期の作品から一貫して、

 「スレ違う恋人たち」

これなんですよ!切なくも思いを遂げられなかった恋人たちの物語……。
これを売らなくてどうするの!(笑)予告だけだったら何の食指も動かなかったし、
映画の日でもなければ観に行ってなかったと思います。

全編、これスローモーションの映像……90%以上か?(笑)
その是非は兎も角として、僕は非常に楽しんだのね。
チャン・ツィイーがトニー・レオンに一目惚れした次のシーンから薄ら化粧をしたりね(笑)
とても分かり易くウォン・カーウァイのテーマも見事に再現されていたし……。
疑問もあります。大好きなチャン・チェンの「カミソリ」は一体全体、物語にどう絡んだの?
あれじゃスレ違いすぎ!(苦笑)お話がバラバラじゃない?耄碌したかウォン・カーウァイ?
「欲望の翼」「天使の涙」「恋する惑星」「ブエノスアイレス」「楽園の瑕」、
そして傑作の「花様年華」……あの頃は良かったですよねぇ。
特に「花様年華」のラストの虚しさと哀しさ。あの作品にはスタイルと美学がある!
「グランド・マスター」……映像は綺麗だけど、
どこぞの歌手のミュージック・ビデオかプロモーション・ビデオ的なニュアンスも……。
観終わった後に一体何が残る?甚だ疑問な部分もあるのですが……。
久しぶりにウォン・カーウァイのスレ違う恋人たちの世界を堪能。
ただ、残念だけど監督としてのピークは過ぎたかな?


さて、チョッと時間が出来たので、観てきました「新・午前10時の映画祭」
作品は往年のハリウッドの大メロドラマ「慕情」です。
まさかね、何度も何度も子供の頃にテレビの洋画劇場で見た作品をスクリーンで観るとは!
僕、ウィリアム・ホールデン好きなんです。
何か凄くまっとうな感じがするの。目を見張るハンサムじゃないし、
ハリウッドの歴史に燦然と輝く……って言うほどでもないのだけれど、
普通のアメリカ人、アメリカ人の良心を演じられる人だって。
「サンセット大通り」「悲愁」「タワーリング・インフェルノ」……好きな作品ばかり。
一方のジェニファー・ジョーンズ……。
今やジェニファーと言えば、ロペスでもなくガーナーでもなくアニストンでもなく、
本年度アカデミー賞を見事受賞したジェニファー・ローレンスなのだけど、
ハリウッド全盛時に一時代を築いたジェニファー・ジョーンズ。
因みにアカデミー賞は5回ノミネート(慕情でも)1回受賞しています。
小学校の頃の同級生の女の子がジェニファー・ジョーンズが好きでねぇ……。
僕はソフィア・ローレン・ラブだったからいつも大喧嘩!(笑)
「慕情」も勿論、喧嘩の種になりました。

 「ジェニファー・ジョーンズ……全然、中国人に見えない!」と、僕。
 「いいの!あれはイギリス人とのハーフの設定なんだから!」と、彼女。
 「ジェニファー・ジョーンズって顎がない!」と、僕。
 「何よ!口と胸がデカけりゃぁいいってもんじゃないわ!」と、彼女。

懐かしいなぁ……彼女、元気にしているかな?
ジェニファー・ジョーンズは美術品の収集でも有名でした。
ヘンリー・フォンダが晩年にチャリティーのために描いた油絵「熟れる」。
これは窓辺に置かれたトマトを細密描写したものなのですが、
23000ドルで落札したのは彼女とノートン・サイモン夫妻でした。

「慕情」……物語は今ならチョットどうかと思うメロドラマだけれど、
当時はあんなものだったんでしょうね……。
CGなんて勿論なく、スクリーンプロセスと言う俳優と背景を合成する技術のみ。

 「♪ Love is a many-splendored thing……。」

当時の映画は必ずと言ってほど美しいメロディの主題歌(テーマ音楽)がありました。
70年代までかな、その後は映画音楽の流れも変わっちゃいましたね。
「新・午前10時の映画祭」……1000円だったらいいですよね?
チョッと上映リストをチェックしてみようかな?

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今日の写真は2007年の3月に訪れたニューヨークのエンパイヤ・ステート・ビルディング。
このビルは美しいですね……あまり言われませんが、アール・デコの意匠を持っています。
何だか懐かしいのは、この頃って普通にフィルムで撮っていたんですよねぇ……。
エンパイヤ・ステート・ビルディングは、キング・コングがよじ登り、「サンダーバード」では、
再開発のためにビルごと移動、そして倒壊……映画史に燦然たる足跡を残しています。

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「オブリビオン」の2人はこの展望台の望遠鏡の前でラブシーンでしたね。


2013年6月20日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-06-20 00:00 | 映画館へ行こう。 | Comments(8)

キク。

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玄関の扉を少し開けておきました。
黒い小さな影が恐る恐る入ってきます……キクです。
1月に脱走してから非常に警戒心が強くなり、なかなか捕まらないところに来て、
2月にはカトリーヌの通院に伴う保護……。
すっかりキクちゃんのことを構えなくなってしまいました。


キクちゃん……失踪してから丸々2週間が経ちました。
玄関に入って来て僕のスニーカーや色々なものの匂いを暫らく嗅いでいた姿を見たのが最後、
出しなに僕の顔を一瞬見て、それから姿が見えなくなりました。
初めはご飯のタイミングが悪くて姿を見かけないのかと思いましたが、
2日、3日、4日……段々、不安になってきます。
ウチはナメクジやアリがたかるのがイヤだし、他の猫が来ても困るので、
ご飯の器は一定の時間が過ぎると下げてしまいます。
と、言うことは、キクちゃんはウチのご飯を食べていないって言うことになります。
だとしたら他の家でご飯をあげている?……可能性は少ないです。
僕は毎日毎日欠かさず誤差1時間の内にタップリの美味しいご飯をあげていたから。
では、一番心配なのは、矢張り交通事故……なのだけど、
僕の家は所謂、下町です。勿論、車は通るけど、
猫が簡単に轢かれる交通量はありません。大通りに面している訳でもないし。
可能性としては駐車場に止めてある車の下で寝ていて……。
でも、人が来れば足音で気付くハズ……仮に気付かなかったとしても、
エンジンかければイヤでも目が覚めるハズ……野良猫はそれくらい敏感ですから。
では誘拐は?飼い猫が飼い主の元から姿を消す一番の理由が誘拐だそうです。
でも、まったく人に慣れていないキクちゃん……。
人に捕まって連れ去られる……可能性は限りなく低いです。

近隣の病院や動物愛護センター、保健所……全部当たってみましたが情報なし。
一番恐れていた清掃局にも該当する事案はありませんでした。
どこにもキクの形跡なし……と、言うことは、どこかで元気で暮らしている?
そう思いたのだけれど、矢張り一抹の不安は拭えません……。

男の子はいつか独り立ちしてどこかに旅立つ……。
猫の雄はそういうものだと聞きます。ウチにはもう1匹、黒豆がいますしね。
でも、黒豆とは兄弟でとても仲良く一緒に暮らしていたから……。
どの可能性を考えても否定しては考え直しの繰り返し。
もう帰ってこないのかな?玄関に暫らくいたのが最後なのかな?
カトリーヌに続き、キクちゃんまで訳の分からないことになりチョッと困惑、心配しています……。


2013年6月16日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-06-16 00:00 | 猫が行方不明。 | Comments(21)

本末転倒……大事なものを見失っていませんか?

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前にチョッとお話しましたけど、仕事の都合、
浮き世の義理、どうしても断れない大人の事情……そんなこんな、
諸般の事情で Facebook に入らなければならない危機にさらされているブノワ。さん(笑)

いやぁ……返事を延ばしに延ばしてはいるのですが、
さらに強まる疑念をどうしても払拭することが出来ないでいます(笑)
勿論、時間がないのが一番の理由なんですがね……。
カトリーヌがお星さまになってから、看病にどれだけ時間を割いていたかに愕然とし、
改めて時間の大切さを実感しているからかもしれませんが……。

所謂、SNSについては、僕が非常に懐疑的なのは皆さんもご存じだと思います。
mixi なんて、ありゃぁ、ただの無法地帯だしね(苦笑)
機能的に言ってしまえばどのSNSも五十歩百歩。
So-net のブログなんか、早々に「nice !」の機能を備えて、今のSNSに近かったですよね。
人の仲間意識を募り「繋がり」をそそるところなんかはね。

さて、何に懐疑的かと言えば、例えば「フォロワー」とか「いいね!」の機能。
有名人ならいざ知らず、たかが一般の人間が日常を細々とアップし、
知りたくもない個人の私生活、個人情報を自らだだ漏れさせる神経って一体……。
ツイッターや Facebook をやっていなくても、色々な所からイヤでも目に入って来る個人情報。
曰く、今日、誰と会った、何を食べた、旦那が、女房が、子供がどうした……。
皆さんが思っている以上につぶやきは皆の目に触れています。
言わば、世界中に向かって自分の丸裸を晒しているようなもの。
知らない人が自分の私生活を知っている不思議な状態……イヤじゃないのかなぁ。
本人が自慢げにご本人さまの情報を世界に漏らすのは勝手として、
例えば、全く関係のない僕が、どこそこで見掛けた……と、書かれたり、
誰それとあそこに来ていた……と、つぶやかれたり。
迷惑千万ですよね。僕の個人情報を勝手に流さないで欲しい。
盗撮した写真を勝手にアップするなんざぁ言語道断、犯罪に等しいじゃないですか。
「あたしゃぁ許さないよ!」by 光代浅香(笑)
僕のブログを勝手に貼付けて紹介するのも同じこと。
僕のブログは、僕のブログを読みたくて、自分の意思で来て下さる方との大事なサロンです。
パチンコ屋の開店のチラシを街角でバラ撒くようなマネはしないで欲しいです。


毎日のつぶやき……それに対し、心底、共感した訳でもなく、
押しておかなきゃ後々面倒だから……とか、メッセージ入れるのが面倒臭いからと、
取り敢えず足跡を残す意味で「いいね!」をしておく……。
それに一体何の意味があるのでしょう?
大して知らない人間とバーチャルな世界で見せ掛けだけの繋がりを持つ、
その数を自慢に思い、皆と繋がっていると思い込む錯覚……いやいや、そう思い込みたい願望?
そう、願望と言った方が正しいのかな。そうでもしないと自分の存在価値を確認できない悲しさ。
しかも、確認した存在意味は何の実態もなく、架空の世界に築かれた砂上の楼閣……。
文字通り絵に描いた餅……「絵空事」の他なりません。

それから怖いのは、ブログもそうですが、発信する側は1対何百、1対何千でも、
受け取る方にしてみれば、1対1、そこに特別な感情が生まれてくるのではないでしょうか?
少なくともその人に興味を持ち、繋がりを求めて日々、観察している状態……。
何かしらの特別な感情が生まれやすい土壌ではないでしょうか。
変にこじれたり、特殊な感情が湧いて来たり……分かりますよね、
皆さんも大人ですからハッキリ書きませんが、特殊で変な感情(笑)


さて、例えばメールをしても何日も何日も返事してこない人がいます。
でも、その間、知らず知らず入ってくるその人の膨大な数の「つぶやき」……。
一体いつ仕事しているの?常に携帯電話を弄ってる?それ位の頻度(笑)
その数の多さにビックリすると同時に、つぶやく暇があるなら返信しろ!
……と、呆れる気持ち半分、怒り半分、複雑な心境になります。
あの人には返事する必要ない、価値がない……そう思われても仕方ないです。
そんな見も知らぬ相手に発信するどうでもいい日常のあれこれより、
もっと大事なことがあるんじゃないの?優先順位が間違っていない?(苦笑)
次第に「どうせあの人は……。」そう思うようになりますよね?仕方ないです。
こっちだってバカじゃない。何度も同じイヤな思いはしたくないです。
その「どうせあの人は……。」って凄く危険です。
友人関係で期待されなくなることは一番避けたいこと。
繋がりや関係を持ちたくてツィッターや Facebook を始めたのに、
一見、楽しくて簡単な関係に終始するあまり、
いつのまにか本当の繋がりを無くしてしまっていることに気付いていない……。
本末転倒とはこのこと、いつの間にか自分を見失ってしまっている哀れ。
人と人との関係を築くのは並大抵のことではありません。
一つ一つ思いやりと、面と向かって会話を重ね、確かなものにしていく自分の評価。
評価や信頼は一朝一夕では出来ません。コツコツと積み上げ、確固たるものにしていくものです。
そして、その評価はアッと言う間に脆くも崩れ去ります。
嘘、ドタキャン、思いやりの欠如……本人が気付かない内に手の平から滑り落ちていく評価。
大変だからこそ、実り多いし、一生の信頼と友情が生まれるのです。

LINE って言うのもありましたっけ。アレって一体なに?
アレって親会社は韓国でしょう?もうそれだけでイヤなんだけど、
友人がボヤいていました。1行2行のどうでもいい情報が、
分刻みで怒濤のように押し寄せて来るって……だったら止めりゃぁいい。
ヒマなんですよ、要するにね。貴重な人生の限りある時間を無駄遣い。

しかし、皆、楽しそうですよね(笑)
友人達の会話を聞いていても、誰が◯◯したみたいよ……とか、
◯◯さんと◯◯さんが◯◯に行ったみたい……とか、軽くてどうでもいい噂話の井戸端会議。
そんなに簡単に繋がりや絆なんて出来るものじゃないです。
人は楽なもの、簡単なものに流れる傾向があります。
そして、幻の関係に安穏とし、真の大事な関係を見失っている……僕はそう思います。
天の邪鬼な僕は「繋がる」とか「絆」とかの言葉が大嫌い。
その言葉がって言うよりは、その言葉を簡単に使っている人たちが大嫌い。
「繋がり」も「絆」も簡単には出来ないのだよ。
震災以来、簡単に大事な言葉を使い過ぎです。

さてさて、一体どうしますかね……。
もう時間的に削るものは何も残っていないし、もう十分に素晴らしい仲間との繋がりがあるし……。
入ったら入ったで水面から鼻の穴しか出ない程にドップリ浸かっちゃったりして(苦笑)


書き忘れです。今日の写真はバルセロナのサグラダファミリアの螺旋階段。
物凄い人でねぇ……諦めかけていたら意外とすんなり入れて……。
行ったのですよ、エレベーターで一番上まで。兎に角、不思議な体験でした。
こうやってグルグルと、どこまで何が繋がっているか……それが問題。


2013年6月11日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-06-11 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(37)

驚愕の技巧……アントニオ・ロペス展。

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今年は随分と早く梅雨入りしたようです。
皆さん、如何お過ごしですか?元気にしていらっしゃいますか?

僕は例年の如く薔薇でバタバタの5月を過ごしました。
何だか1ヵ月、記憶喪失状態(笑)まぁ、いつものことなんですけどね。
さて、このブログ、当初の頃の書簡形式から随分と形が変わりました。
綺麗なものに関して上っ面の、そして通り一辺の賛辞や美辞麗句を並べるだけのブログから、
僕のダークな部分、毒のあるシニカルな性格の部分が表に出るようになりましたが(笑)
美しいものを皆さんと共有したい、僕がいいと思ったものを皆さんにも知って貰いたい……。
その気持ちは昔も今も全く変わっていません。

良く皆さんに言われるのが、
展覧会や映画、演劇に関しては、なるべく早く紹介して貰いたい……と、いうものです。
確かにそうですよね。感動した気持ちの高鳴りや、震える胸の内を、
ない才能を駆使し、貧困なボキャブラリーを引っ掻き回して、
いくら言葉巧みに素晴らしさを並べても、その展覧会や映画、
芝居が既に終わっていたら皆さんと感動を共有できませんものね。

と、言うことで、今日は5月のバタバタでスッカリ書き損ねていた、
素晴らしい展覧会に付いて書いてみようと思います。


ある日偶然、山手線の車内刷りのポスターで渋谷文化村のミュージアムで開催されている、
「アントニオ・ロペス展」
のポスターを見たんです。

 「アントニオ・ロペス?あのファッション・イラストの?」

知らないって怖いですね……メインの絵を見て愕然としました。
余程ビックリしたんでしょう。いつもは「その内に、その内に……。」言っている間に、
アッと言う間に展覧会が終わってしまっている……毎度のことなんですが、
今回は翌日、渋谷に向かっていました。貪るように観て参りました「アントニオ・ロペス展」。

前にも書きましたが、僕は技巧、テクニックに非常に弱いのです。
アントニオ・ロペスの技巧には舌を巻きます。
ただ細密に街や人物を捉えるだけではなく、流れる空気や匂い、
移ろう「時」がキャンバスに刻まれています。
実はスグに2回目の鑑賞と相なりました(笑)
シアター・コクーンに友人が出る芝居を観に行くついでにもう1回、足を運んだのです。

実はの実は(笑)会期中にもう1回、時間を作って渋谷に足を運ぶ積もりにしています。
同じ展覧会に3回も足を運ぶのは稀です。
皆さんも是非、お時間を作って渋谷に足を運んでくださいね。
何をもって素晴らしいと思うかは人それぞれですが、
僕が感嘆したアントニオ・ロペスの世界、テクニック、
感激を共有出来たら嬉しいと思います。


写真は感激して茫然と出口に向かった僕の目に飛び込んで来た白薔薇。
文化村の入り口にある花屋で売っていた薔薇をアントニオ・ロペス風に静物画にしてみました。

制作方法から寡作な画家と聞きました。
日本でこれだけの作品を観られるのはこれが最初で最後?
6月16日までやっています。皆さんも是非、渋谷まで足を運んでみてくださいね!


2013年6月5日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-06-05 00:00 | 展覧会の絵。 | Comments(19)

あなたの原動力はなんですか?

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関東の麗しの薔薇のシーズンも一段落。
蜜蜂たちは薔薇を求めて日本国中に散らばりはじめました(笑)
皆さん、如何お過ごしですか?元気にしていらっしゃいますか?

今日はこのまえ友人と話していた時のエピソードをチョッと……。


いきなりですけど、アナタの生きる原動力は何ですか?
いえいえ……友人と酒を飲んでいてそんな話になったのです。
僕の長年の友人の生きる原動力は家族。
紆余曲折あって漸く結ばれた大切な奥さんと、
この前、生まれたばかりの一粒だね……。
家族のためなら何でも出来るそうです。
大変な仕事、キツい残業……なんのそのだそうです。


僕の原動力は何だろう……チョッと考えてみました。
内容は言えないんですが、今、一生懸命になってやっていることがあります。
それをする切っ掛けは……そう、怒りかもしれません(笑)
怒りといっても何かに激怒したり激昂した訳じゃないんです。
あることにチョッとムッとしたのね(笑)
僕の場合、この「ムッとする」のが大事なの(笑)

僕、今までの人生、何かをひっちゃきに頑張っちゃうとか、
前後、見境なくひたすら目標目指して突っ走るってことがなかったのね。
部活動も美術部でボンヤリだったし、勉強を頑張って大学受験に燃えた訳じゃないし、
仕事も自分の実力のみが頼りだから誰かと争うこともなかったし……。
ただ、何となく生きて来た……非常に平凡で穏やかな今までの人生。

そんな平々凡々な人生なんだけど、
折々にチョッと発奮する原動力が怒りなの(笑)

鳥が翼を広げ空を滑空しています。
時折、数回はばたいて少し身体を上昇させる……。
僕の「ムッとする」は、そんな鳥のはばたきのようなもの(笑)

この所、そのムッとすることが沢山ありました(笑)
頭に来ちゃうのね、だから頑張って、いつかはきっと実を結ぶと信じて、
黙々とあることをしている真っ最中です(笑)


2013年6月1日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-06-01 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(19)