匂いのいい花束。ANNEXE。

<   2013年 07月 ( 9 )   > この月の画像一覧

THE SALOON……薔薇とオペラの夕べ。

e0044929_14592541.jpg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

 「このテープ聴いてみて!」

親友が思い出したようにカバンからソニーの録音時間10分の、
カセット・テープを取出して僕に寄越した。今を遡ること20年くらい前の懐かしい思い出。
彼は僕と同い年、一流大学卒で非常に頭が良く、僕とは違っていいところのぼんぼんだ。
良く言えば個性的、実は物凄い変り者で……心優しいゲイのオネエさん。
家に帰りテープをカセット・デッキに入れ再生ボタンを押す。
スクラッチ・ノイズに続いてピアノの伴奏が聞こえてきた。

 「あ……これは夜の女王のアリア……。」

いくらオペラに疎い僕でも「魔笛」の中のこの有名なアリアくらいは知っている。
ソプラノの曲の中で最も難しいと言われているアリアです。
何だろう……訝しく思いながら聴いていると、いよいよ歌が始まりました。

 「ン?……誰?プロの歌手じゃないみたいだけど……。」

なかなかいい調子で歌いはじめた歌い手。でも、ハッキリと素人と分かる迷調子だ(笑)
いよいよ、アリア最大の聴かせ場所、最初の高音部分に差し掛かると……。
それまではピアノとテンポも合い、素人ながらいい感じで歌っていた歌手の、
調子と音程が俄かに崩れてきた。 大きく上下に乱れる音程、極端に遅くなるテンポ……。

 「アッ!これ、アイツじゃん!」

なんと、僕の心優しいゲイの大親友がピアノの伴奏に合わせて、
自分で歌った物を録音したテープだったのです(笑)
ハハァ〜ン、彼女、いやいや、彼が大好きなエディタ・グルベローヴァに影響されたな?
アリアはさらに超絶技巧の一番の聴かせどころに差し掛かります。
世界の名ソプラノが喉を競った華麗な旋律……の、ハズでしたが、
愛すべき大親友のそれは、一音、一音、恐る恐る音を置くように、しかも物凄い調子っ外れ(爆)
テンポは極端に乱れ、遅くなり、最後の方は息も絶え絶えです(笑)
間奏に入るといきなりテンポが速くなるピアノ。
いやいや、速くなったのではなく、元来の正しいテンポに戻ったと言った方がいいかもしれません。
さすがプロ、大親友の乱れに乱れたテンポに合わせてゆっくり伴奏していたようです。
うろ覚えのドイツ語、狂いに狂った音程とテンポ(笑)
聴いているこちらまで息も絶え絶え、最後は絶叫に近いアリアがどうにか終わると、
ピアノ奏者とも大親友とも、どっちともつかない片方がクスクス笑いだし、
最後には大爆笑する二人の笑い声でテープは終わるのでした……。

そのオペラ好きの愛すべき大親友のゲイの友人が僕に言いました。

 「ねぇ、チェロなんか聴いてちゃダメよ。クラッシックの真髄はピアノと声楽よ!」

ハイハイ、声楽ね。分かりました分かりました。
しかし、それにしても自分で「夜の女王のアリア」を歌おうと思い立ち、
スタジオを借りてピアノ伴奏を頼んで録音をする……本当に変な奴だと思います。

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

さて、そのオペラ苦手な僕が、
親友の音頭取りで実現したオペラのコンサートに行ってきました。

そのコンサートは恵比寿で美容院を経営している親友のT.T.が、
友達でお客さんの市村柾美さんに相談されたのが始まりでした。
開催が決まっているガラ・コンサートと薔薇を上手くコラボレーションできないか……。
お人好しで世話好きのT.T. があれこれ駆け回り、根回しして素敵なコンサートが実現しました。
僕は常々、薔薇が芸術に与えてきた影響、関係を話してきましたが、
こうして実際に薔薇をモチーフに素晴らしい歌声を聴けるのは本当に素晴らしい経験でした。
2部の冒頭では花結い師のTAKAYAくんのパフォーマンスもあり、
初めてTAKAYAくんの実演を見る方々はウットリ夢見心地。
T.T. の提案に薔薇関係の皆さんの助力を戴き、
お陰さまで欝陶しい梅雨空を暫し忘れる宵になりました。
e0044929_1451975.jpg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

さて、親友のためにと、大勢の仲間に声掛けして集まったのは総勢12人。
万年幹事の僕は終演後の段取りもしなければなりません。
美しい薔薇と優雅なオペラのあとに、タバコの紫煙が立ちこめ、
ガヤガヤとサラリーマンで五月蝿い居酒屋と言う訳にも行きません(笑)
でもね、心配はいりません。とっておきの店があるんです。
代々木上原駅近くの「THE SALOON」です。 若い女性2人で切り盛りしている個性的な店……。
1回行ってすっかりファンになってしまいました。 インテリアも凄く素敵です。
オリジナリティ溢れる料理の数々と飲み物! 美味しいもの大好きな皆の気に入るハズ……。
名前は聞いていましたが、実際に飲むのは初めての、
フランシス・フォード・コッポラのワイナリーのワインを中心に、
酒飲みは微酔い気分に、飲めない仲間はオリジナルのドリンクに舌鼓。
何より嬉しいのは美味しい料理に輝く皆の顔を見ることです。
なかなか集まることができない友人たち、初めて会う人も、年代が違う人も、
薔薇とオペラと美味しい料理で一つになれた宵でした。

オリジナリティー溢れる料理ってロクなことがないのが世の常ですが、
「THE SALOON」の料理とドリンクはどれを取っても一級品です。
どれも意表をつくのだけれど、キチンと一皿として纏まった味になっています。
ビーツのサラダ、西瓜のサラダ!レモンのリゾット、僕お気に入りのコッテージ・パイ!
何枚か写真を撮って来たのでご覧になってみて下さい。
e0044929_14273285.jpg
e0044929_1427441.jpg
e0044929_14273375.jpg
e0044929_14254986.jpg
e0044929_14255999.jpg
e0044929_14261585.jpg
e0044929_14252085.jpg
e0044929_14255069.jpg
e0044929_14244778.jpg
e0044929_14244046.jpg
e0044929_14251876.jpg


最後に一つ……。
テーブルを囲んだ14名の内、男は僕を含めて3人。
お店には半端な時間に大人数で予約をお願いした訳だし、
スタッフ2人で切り盛りは大変だろうと、 僕はお皿を下げる手伝いとかをする訳です。
ところがマメマメしく動くのは僕と隣に座ったSさん(男性)の2人。
料理を取り分けたり、お皿を片付けたり、料理を注文したり、ワインを注いで回ったり……。
おいおい、女子たち!そんな気が付かないことで大丈夫?(笑)
ワイン・グラスが空いても黙った注がれるのを待っているだけ。
君たち男たちが恭しくかしずくマダムとも違うし、スカーレット・オハラでもないんだよ。
ドカンと腰を下ろしたままじゃん!マメマメしくしなきゃいけないのは君たちじゃない?
僕は男はこうあるべきとか、女はこうじゃなきゃいけないとは言わないけれど、
あまりにも気が付かなさ過ぎじゃない?(笑)何だか心配になってきますねぇ。
旦那の不満が頂点に達していない?いきなり三行半突き付けられちゃうかもよ(笑)
おぉ〜い、婚活に必死な君!君ぃ、そんなんじゃ王子さまなんか金輪際現われないよ(苦笑)
目が合った途端、グラスを持ち上げて僕にお代わりを頼むように目で合図したお姉さん、
それって男のすることですよ!(笑)もうオジサン化してきちゃったかな?(爆)
世の中変わったものです。男の方が気が付いてマメマメしいなんてね!


2013年7月28日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2013 raindropsonroses, All Rights Reserved.
[PR]
by raindropsonroses | 2013-07-28 00:00 | バベットの晩餐会。 | Comments(25)

靴とカメラは……。

e0044929_15152310.jpg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

 「靴とカメラは重たい方がいい……。」

僕の持論です。

なぜなら靴は重たい方が綺麗に歩けるから。
カメラは重たい方がブレずにいい写真が撮れるから……です。
勿論、ある程度って言う意味ですけどね。
世の中、靴とカメラに限らず何でも軽量化、軽量化と,
メーカーをあげてしのぎを削っていますが、それってチョッと違うと思うのね。

僕、スニーカーは別ですが、革靴、特にブーツはパリでしか買いません。
ほほほほほほほほほ ♪ 別に気取っている訳ではないんです。
「Jean-Baptiste Rautureau」の木型が僕の足にピッタリだから。これもイヤミに聞こえるかな。
「Jean-Baptiste Rautureau」の靴は買ったその日に一日中歩いても何ともありません。
これ非常に大事ね。 パリに着くと取る物も取り敢えず、
鞄を借りたアパルトマンに放り投げて4区の店に走ります。
店が開いていれば暫しウットリと見せて貰い、
閉まっている時はガラスにへばり付いて店内を観察(笑)
スニーカーはアディダス、ナイキ、パトリック……たまにコンバース。
今はスッカリ影を潜めましたが、所謂、ハイテク・スニーカーは苦手。
スラリと細身の形が好きです。 色はやっぱり白と黒かなぁ……あと赤とか。
先が丸く潰れたハンバーグみたいなヤツは死んでも履きません(笑)
あと穴がボコボコ開いたプラスチックのサンダルもイヤ。
あれ履いて電車に乗れる人の神経が分からない……。
僕、ハンバーグみたいな靴しかなかったら家を一歩も出られないかな(笑)
パトリックはチョッと無理して一番大きなサイズでギリギリ入るのですが、
矢張りあのスラリとした形には勝てません。


カメラに限らず、僕、機械にはそんなに興味ないのね。
単純に何かをするための道具だと思っているから、
最低限の機能が付いていればいいし、要はそれを如何に使いこなすかだと思うから。
従って次々に出る新製品には全く興味がありません。
第一、使いこなせない機能が盛り沢山だし(笑)
買う時は、その時に買える一番いいものを買って大事に大事に使います。
よく薔薇のマダムたちが僕のカメラを触りたがりますが、持たせてみると開口一番、

 「重ぉ〜い!」

そうなんですよ。フィルム・カメラもデジタル・カメラも、
ボディが金属で出来ていますからね!
その割りには皆さん、長玉(長いレンズ)を付けた、
ゴツいカメラ持っていますよねぇ……不思議。


写真は去年の北海道旅行の時の写真。
慣れないオリンパスのカメラ……知らない内にシャッター押しちゃったんでしょうね。
車の中で偶然、何故か撮れていた1枚。お気に入りのアディダスのスニーカーです。
この時はまだ何でもなかったのですが、
キクちゃんとこうちゃんにバリバリにされちゃいました(涙)
迷ったんですけどね……今回の北海道、ボロボロを履いていくか、
それとも新しいものを買って履いていくか……。
結局、履き慣れたボロボロを選びました。北海道では歩きますし、
新しいスニーカーでマメでも作ったら厄介だし、
どうせ旅の道連れはあけと後輩だし……気取っても仕方ないですもんね(笑)


2013年7月25日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2013 raindropsonroses, All Rights Reserved.
[PR]
by raindropsonroses | 2013-07-25 00:00 | 旅の栞。 | Comments(14)

大地の恵み……北海道を食す。

e0044929_2118422.jpg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

 「ブノワ。さんはグルメねぇ……。」

よく言われますが、僕は決してグルメじゃありません。
適正価格で美味しいものを食べているだけです。勿論、安くて美味しい方がいい。
わざわざ噂の店をお目当てに遠くまで足を運んで……有り得ません。
もう真夜中なのに高級フレンチが食べたい……我儘も言いません。
○○じゃなきゃイヤ!……無理も言いいません(笑)
その場にあるものの中から一番美味しいものを食べているだけです。
例えば旅に出て降り立った駅前に蕎麦屋とマクドナルドしかなかったら……。
その日の気分、選択の問題です。蕎麦屋しかなかったらメニューの中から何を選ぶか……です。

一人旅のフランス。足を延ばしたアミアンは日曜日でした。
店は軒並み休み……たった一軒、開いていたマクドナルドで食べた「マック・グラン」……。
まるでステーキみたいな肉厚のパテ……今まで食べたハンバーガーで一番美味しかったです。
僕の親友の友達が就職したての頃(バブルの終焉期)、
帝国ホテルに泊まってみたくて泊まってみたくて……。
大枚叩いて予約をし、夕飯はお金がないから牛丼を買って部屋で食べたそう……。
僕、そういう事はしません(笑)何事もバランスですからね。

お金を出せばそれなりにいいものは食べられます。
でも、財布の中身は決まっていますしね(笑)使っても減らないマジック財布じゃない。
ただ、絶対にイヤなことがあります。 それは何かを食べるために並ぶこと……。
これだけは死んでもしたくない。待つのは死んでもイヤなのね(笑)
それからラーメン一杯や丼だけで夕飯はお仕舞い……これもイヤだなぁ。

今回、疲労困憊、クッタクタにもかかわらず、
あけの段取りの悪さのせいで無理矢理並ばされましたけど……。
この話は北海道旅行の記事の最後に番外編で書いてみようと思います(笑)
今日は北海道で食べた美味しいものあれこれをチョッとね。

e0044929_21213542.jpg
e0044929_21201996.jpg
e0044929_21195718.jpg
e0044929_21193025.jpg
e0044929_21191574.jpg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

さて、その僕が珍しく飛行機を飛ばしても通っているのが、
帯広の北の屋台村にある「プチ・プレジール」です。
ここは本当に素敵!奥さまの手料理とワインが美味しいのは当たり前として、
オーナーご夫妻の人柄ね……凄く好き。いきなりリラックスしちゃう。
店のお客さんたちもとてもフレンドリーです。 アッと言う間に話の輪が広がります。
複数人で行くとカウンターのあっちとこっちに話し掛けられて別々に盛り上がっちゃう(笑)
この日も僕は専門の薔薇の話から青い薔薇について盛り上がり、
あけはあけで昔の職業柄、プロレスの話で盛り上がり……(笑)
そうそう、あけの熱ぅ〜いジットリとした脅迫の視線で、
隣のお兄さんがピザをお裾分けしてくれました。
あけのそういう恐喝……じゃない、恫喝……じゃない、おねだりの才能って凄いです。
今回は名物のラクレットはポテトで。ほっけのスティック、紅豚(レットン)のステーキなど。
秋は難しいかも知れませんがまた来年の夏再び!

e0044929_21214114.jpg
e0044929_21212690.jpg
e0044929_21212440.jpg
e0044929_2121104.jpg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

その日のランチをしたのが「十勝ヒルズ」の中にある「レストラン・ヴィーズ」。
ここは有り得ないほどリーズナブル&美味!
メインを1品選んで、前菜は取り放題のビュッフェ・スタイルでした。
取り放題……ウゥ〜む、危険な響き(笑)
デザートは全て食べ尽くすあけみたいなヤツがいるから1人3つまで。
メインは僕が山芋のグラタンを、あけはビーフシチューだったかな?
山芋のグラタンは思いの外、チーズのコクがあって濃厚でした。
やっぱりこう言う時ってお里が知れちゃうのね。
あけも僕も決してお上品なグルメじゃないの(笑)
まぁ、持つところが見えないくらいに料理を皿に盛り(笑)
食べ終わった時に積まれた皿の山、山、山……。
勿論、僕の周りは綺麗サッパリで、あけの方に空いたお皿を積みましたけど……。
ほほほほほほほほほ♪ ホラ、僕っていつも綺麗、綺麗でいたいから。

e0044929_21233267.jpg
e0044929_21231021.jpg
e0044929_2123456.jpg
e0044929_21233793.jpg
e0044929_21233222.jpg
e0044929_2122304.jpg
e0044929_21215850.jpg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

2日目のランチは去年のディナーで大感激した美瑛の「レストラン・アスペルジュ」……。
兎に角、野菜が美味しいの!僕、肉も好きだけど野菜にはウルサイ(笑)
そして見た目も美しく、値段もリーズナブル。
綺麗に磨き上げられたガラスの向こうはアルケミラモリスが美しく咲き、
芝の上を小鳥がチョコチョコ歩き、蝶が飛び回ります。
地の野菜をタップリと使った料理は味付けが控えめで野菜の甘みがタップリ。
サラダもボーリュームあるし茹でたアスパラガスと皮を使ったソースの妙。
アスパラガスは一人2本。茹であげられた太いアスパラガスがグラスに入ってきます。
メインは鶏にお米を詰めたものと玉ねぎの付け合わせ。
付け合わせが色鮮やかな鍋に入って別々に出て来るって見た目も楽しいですよね。
デザートは甘いものをスッカリ食べなくなった僕には好ましい一皿。
但し、マッシュポテトのカプチーノ仕立て……。
このカプチーノ仕立てってどうもダメなんです。
流行って何年も経ちますが、何となく汚く感じるのは僕だけでしょうか。


なんだかね、飛行機飛ばして北海道に来て良かったって思っちゃうの。
地産地食……地元で獲れた食材を地元で食べる贅沢。
共通して言えるのはそれぞれの料理がとても薄味なのね。
素材の味そのまま……丁度いい歯応えに甘い甘い素材の味。
スグまた来たいと思っちゃいます(笑)
この秋はチョッと福岡かもしれないので無理ですが、
来年の夏は既に計画が着々と進行しています(笑)
それとも「プチ・プレジール」のためにだけ一泊で行くか……。

この3つの素敵なレストランが僕のプロデュース。
最後の晩のディナーは真のグルメでいらっしゃる、
あけ大先生さまさまのプロデュースでございます(笑)
その辺のドタバタは矢張り番外編にて……驚愕の事実発覚です(笑)請うご期待!


2013年7月22日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2013 raindropsonroses, All Rights Reserved.
[PR]
by raindropsonroses | 2013-07-22 00:00 | バベットの晩餐会。 | Comments(4)

千年後を見てみたい……十勝千年の森。

e0044929_15213055.jpg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

東京から遥か遠く離れ、そう簡単に足を運べなくても、やり繰りして時間を作り、
飛行機代をかけても見に行く価値があるのが「十勝千年の森」だと思います。
去年の7月と11月のオープン最終日、そして今回の連続3回。
迷うことなく旅程に組み込まれ、しかも毎回〜旅のメインの目的たりえるのは、
「十勝千年の森」の一番奥にあるメドウガーデンの入り口に立った時に覚える感動、
また、ボーダーの中央まで歩を進め、広大な敷地内をぐるりと見渡した時に感じる爽快感、
また、両サイドの小道に分け入り草花の美しい表情を眺める時、頬に感じる風……。
その総ての瞬間が貴重で、大地と一体になる感覚を楽しみたくて足を運ぶのだと思います。

あけが最新記事で珍しく真っ当なことを言っています(笑)
感動しなくてもあけはデカい地蔵ですが(笑)真面目にここにお金を払わずしてどこに払う?
薔薇がボコボコ咲いているのがガーデンじゃないです。
このメドウガーデンにはルゴサ系の薔薇しかないんじゃないかな?
「風のガーデン」にはピンクのセミダブルの薔薇しか見掛けなかったし……。
「十勝千年の森」の身体が打ち震える美しさ……堪能してきました。
今回も我を忘れて撮影してきました。夢中で撮影した写真、御覧くださいね。
e0044929_1534865.jpg
e0044929_1534446.jpg
e0044929_15333360.jpg
e0044929_15323426.jpg
e0044929_15321316.jpg
e0044929_15315456.jpg
e0044929_15313716.jpg
e0044929_15321283.jpg
e0044929_1531267.jpg
e0044929_15304292.jpg
e0044929_15312392.jpg
e0044929_15301055.jpg
e0044929_15292329.jpg
e0044929_1529816.jpg
e0044929_15282415.jpg
e0044929_1528778.jpg
e0044929_15274546.jpg
e0044929_15273971.jpg
e0044929_15271763.jpg
e0044929_1527292.jpg
e0044929_15262513.jpg
e0044929_15261480.jpg
e0044929_15255463.jpg
e0044929_15253616.jpg
e0044929_15261860.jpg
e0044929_1525432.jpg
e0044929_15244325.jpg
e0044929_15242257.jpg
e0044929_1525103.jpg
e0044929_1540369.jpg
e0044929_1524563.jpg
e0044929_15234222.jpg
e0044929_1524123.jpg
e0044929_1524933.jpg
e0044929_15234041.jpg
e0044929_15223411.jpg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

ハァ……ここはどこにカメラを向けても絵になります。
それから秋がまたいいんですよねぇ……また行きたくなっちゃった(笑)
グラス類が多いので小麦色になって風にそよぐ姿に風情があります。
去年は最終日に行ったので、刈り込み作業がたけなわで……。

 「あぁぁぁぁぁ!お姉さんたち!刈らないでっ!」ってなもんです(笑)

今年はもう少し早めに行きたいと思っていますが、福岡に行くので無理かなぁ……。
実はこのメドウガーデンの奥に作られた薔薇園があるのですが、
それはまた何れの機会に「Under the Rose。」で紹介したいと思います。

最後の1枚は帰り際に駐車場に出てから振り返ってパチリ!
あけはこう言うの全然見ていないんですよねぇ……(苦笑)
これを撮らずして何を撮る?大声で呼び戻して暫し撮影大会と相成りました。
カメラもカメラを構える位置(高さ)も全然違うのに、奇跡的に全く同じショット。
こういう事もあるんですねぇ……。


2013年7月21日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2013 raindropsonroses, All Rights Reserved.
[PR]
by raindropsonroses | 2013-07-21 00:00 | 旅の栞。 | Comments(17)

水映す……。

e0044929_858398.jpg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

今回の北海道は色々と考えた末、帯広から入ることにしました。
先ず何をおいても名前とは裏腹、大きな喜びの「プチ・プレジール」に行かないといけないし(笑)
欲張りな僕と、あれもこれもの強欲あけが計画を立てるのです(笑)
一粒で何度も美味しい旅に……スケジュールは常にギッシリ、分刻みの旅程が詰まっています。
僕の旅に対する姿勢は「もう二度と来られなくても悔いが残らないように。」ですしね。
今回は飛行機の時間、食事するレストラン、ホテル……大まかな予定をザックリ僕が決め、
あとはあけに丸投げして細かい時間等を決めて貰ったのですが……。
出発の前日、念のため送られて来たスケジュール表を何気なくチェックすると……。

 「・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!」

先ず、何と初日に有り得ないくらい予定がギッシリ詰まっていました(笑)
さすが、クイーン・オブ・強欲、欲の皮が突っ張ったあけ……ここまで詰め込んで来るとは!
帯広周辺と言ってもそこは北海道です。移動にかかる時間を考えると、
まぁ幾ら何でもどこか一ヶ所、削らないといけない……。
そんな訳で、初日は「大森カントリーガーデン」をパスし、「六花の森」「十勝ヒルズ」、
そしてランチのあとに「十勝千年の森」に決まりました。
今日はその最初の2つのガーデン「六花の森」と「十勝ヒルズ」の様子です。
先ず初めは「六花の森」です。写真、少なめですからね、安心してね。
そうそう、最後の1枚は珍しい1枚。水を飲みに来たマンモスの写真(笑)
e0044929_905355.jpg
e0044929_903230.jpg
e0044929_90046.jpg
e0044929_8595816.jpg
e0044929_8591221.jpg
e0044929_8585953.jpg
e0044929_8585165.jpg
次は去年、時間の関係で見に行けなかった「十勝ヒルズ」。
今年出来たイングリッシュ・ローズ・ガーデンはまだまだな感じかなぁ。
来年以降のお楽しみというところでしょうか。
e0044929_974012.jpg
e0044929_973915.jpg
e0044929_972225.jpg
e0044929_965779.jpg
e0044929_965039.jpg
e0044929_962420.jpg
e0044929_961885.jpg
e0044929_96043.jpg
e0044929_952553.jpg
e0044929_951361.jpg
e0044929_945475.jpg
e0044929_944582.jpg
e0044929_941495.jpg
e0044929_935522.jpg
e0044929_933271.jpg
e0044929_932550.jpg
e0044929_925744.jpg
e0044929_923372.jpg
e0044929_921376.jpg
e0044929_92117.jpg
e0044929_915155.jpg
e0044929_913120.jpg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

両方とも水が清々しくいかにも涼しげでした。透き通る水に映える青々とした水草。
僕、超重たいカナヅチだけど水に飛び込んでみたかった(笑)

古のアルハンブラの王が財を投じて庭園に水を引いたように、
矢張り、庭園には「水」がなくてはならないような気がします。
「六花の森」では水面に靄がかかり幽玄そのもの。
「十勝ヒルズ」の池には夥しい数のイトトンボが乱舞していました。
一瞬、ジヴェルニーのモネの睡蓮の池を彷彿とさせる風景。
北海道は東京に負けないくらいの暑さでしたが、
暫しそのことを忘れさせる光景が広がっていました。


2013年7月15日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2013 raindropsonroses, All Rights Reserved.
[PR]
by raindropsonroses | 2013-07-15 00:00 | 旅の栞。 | Comments(8)

進化か退化か。

e0044929_1335448.jpg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

随分前の話を持ち出して恐縮ですが、
1988年、六本木のディスコ「トゥーリア」の天上に取り付けられた巨大照明が落下。
下にいた方々が多数被害にあう事件がありました。

その時の新聞の社説に「人間はいつから本能をなくしたのか?」と、言うものがありました。
曰く、グルグル回る何トンもある巨大な照明の下で、
何の危険も感じず踊り続ける感覚を指したものです。
普通は巨大な荷物を吊り上げているクレーンの真下は歩かないし、
階段など平坦じゃない所を歩く時は気を遣うもの。
それって本能ですよね?そこに危険が隠されていることを察知するのって。
今、街を歩いているとその社説を思い出さずにはいられません。
特にスマートフォンが全盛になった今日この頃は……。

チョッと前までは、通勤時に電車待ちの駅のホームの反対側を見ると面白い光景が見られました。
ほぼ全員が前を見ずに携帯電話を覗き込むという不思議な光景(笑)
車内もそう、携帯電話を弄っている人、ゲームに興じる人が殆どですね。
昔は本や新聞を読む人が主流だったのに……時代は変わりました。
今は下を向きながら器用に歩く人たちが増えて来ているようです。


さて、今日のお題。人間の本能は進化したのでしょうか?
歩きながら全く前も見ずメールを打つ人、階段をスマートフォン見ながら上り下りする人、
自転車を片手で漕ぎながらスマートフォンを見ている人、
電車が入って来ているのにホームの端ぎりぎりをスマートフォンを弄りながら歩く人……。
昔ながらの携帯電話ではないんです、ほぼ100%全ての人がスマートフォンを操作している。
人はいつから特別な超能力を身に付けたのでしょうか?
ちっとも危険を感じない?自分の世界に閉じこもって周りは見なくても大丈夫?
しかも、殆どの人がもれなく音楽を聴いています。

聴覚は非常に大事な感覚です。
僕が初めてウォークマンを買った時、音楽を聴きながら家の玄関から出て、
数メートルのところで車に轢かれそうになりました。
走ってくる車の音が聞こえなかったのです。これ初日のエピソード(笑)
朧げに聞こえたクラクションでようやく我に返り、事なきを得ましたが……。
見ない、聞かない……日光東照宮の猿じゃないんだから、
2つの感覚を放棄して危険が一杯の街を歩く……。
凄いと思います。頭に目に見えない触角でも生えたんでしょうか?
それとも猫の髭みたいな役割のものが生えた?(苦笑)
それともコウモリみたいに超音波をどこからか出している?
前を見なかろうが耳を塞ごうが、自分だけコケる分には一向に構いません。
もしあなたがそんな超能力者に巻き込まれたら?ぶつかられてホームから転落でもしたら?
ぶつかられて相手がホームから落っこちて責任を取らされるかもしれない……。
最近駅のホームから人が転落する事故が増えていますよね?
普通はホームから転落なんかしません……ポロポロそう簡単には落ちない。
一体、原因は何?車内でも安全に対するアナウンスがされるようになりました。

 「携帯電話のながら歩きは危険ですからお止め下さい」って。

ついこの前まで、テレビで docomo のCMが流れていました。
サウンド&メッセージと題されたそのCMは、旅に出る息子に母親が便りを所望。
画像に音が添付され、旅先の息子を母親が忍ぶと言うもの。
母親は歩きながらスマートフォンを操作しています……。
テロップに小さく「スマホのながら歩きは危ないのでやめましょう」と出ます。
但し書きを入れればいいってものではありません。
しかも「スマホ」って……「スマートフォン」と書きましょうよ(苦笑)
メーカーがこの程度の認識なんですから仕方ないといえば仕方ないのかもしれません。

それにしても、ながら歩きをしている人を避けながら歩くのもアホみたいだし、
ぶつかりそうになって「チッ!」っと舌打ちされたんじゃたまらんわ(苦笑)
睨みつけられちゃったりした日にゃぁ殴ってやろうかと思うものね(爆)
ながら歩きをしている人が怪我をして痛い思いをするのは自己責任で全く構わないけど、
こっちが巻き込まれたり、反対に何か責任を負わされたりしたらかなわないもの。
通勤時間にバカのお陰で電車が止まったり遅れたり……冗談じゃないです。
何か自己防衛策を講じないとね……危なくて仕方ない。

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

今日の写真はミレニアムのフィレンツェで撮った1枚。
懐かしいです。この頃はまだフィルムの一眼レフを持って街を歩いていました。
冬のフィレンツェは石造りの街のせいかどこか冷たく旅人にはよそよそしく感じられたものです。
カメラを持っていますし、どう見ても観光客(笑)散策にはそれなりの気も遣いました。
初めて訪れる街、どこに危険が隠れているか分かりませんから。
自分が気を付けていても、他人の悪意が向けられたらどうにもなりませんものね。
危険な所には近付かない、アンテナをシッカリ張って周りを観察する。
キョロキョロしない、人前で地図は開かない……結構、神経ピリピリ。
それだってプロのスリや強盗にかかったらひとたまりもない……。

この無数に停められた自転車のどこに惹かれたのでしょう。
暗がりにそこだけポツリと赤く鮮やかな自転車一台……。
貴重なフィルム1枚で撮影したいと判断した切っ掛けは今となっては記憶の彼方です。


2013年7月13日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2013 raindropsonroses, All Rights Reserved.
[PR]
by raindropsonroses | 2013-07-13 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(12)

ありがとう!

e0044929_11423270.jpg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

前略

Hくん、その後、如何お過ごしですか?元気にしていますか?

週末はお付き合いしてくれて本当にありがとうございました。

今年の夏のバカンス、去年に続いて「北海道ガーデン街道」廻り、

Hくんのお陰で和気藹々と楽しいものになりました。

とかち帯広空港で待ち合わせていきなりのズッコケもありましたが(笑)

道中、的確なサジェスチョンと、北海道在住ならではのアドバイス。

お陰さまで時間の無駄もなく有意義な旅となりました。

日曜の夕方でお別れは寂しかったけれど、僕達はその後も珍道中(笑)

最終日は岩見沢のお友達に1日、お付き合いして貰ったんですよ。


君は相変わらず全く写真には興味ないようだったけど、

ちょっと貸したオリンパスのカメラが気に入ったみたいでしたね。

約束した旅の写真、今、色々と調整しているので、

全部仕上がったらディスクにして送りますね。

年賀状にするなりパソコンや携帯電話の待ち受けにするなり、

何なりと好きに使ってくれて大丈夫です。

今日は1枚だけ君が面白がっていた写真を同封しますね。

ホラ、「風のガーデン」のオープンを待っている時に撮った1枚。

まるでミニチュアのオモチャみたいで面白言って言っていたでしょう?


さぁて、東京はこれから夏本番です。

ジィ〜っとして息を殺し、秋までバテないように頑張ります。

出来たらこの秋にでも、また北の屋台村で会いましょう!

そちら北海道も近年は暑い夏になると聞きました。

呉々も身体には気を付けて新しい仕事頑張って下さいね。

また便りしますね。本当にありがとう!



草々


ブノワ。

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

皆さんお元気ですか?関東も梅雨が明けたようですね。
僕は一足早く夏のバカンスで北海道に行って来ました。
去年に引き続いて「北海道ガーデン街道」巡りと美食の旅。
それからターシャさんのご尽力で個人の素敵な庭を見せて戴きました。

今回の旅のお供は、僕の私設秘書、召使いのあけ。
今回は運転手と荷物持ち?あはははははは。
それから帯広から旭川まで週末付き合ってくれた僕の親友で北海道在住のHくん。
最終日の月曜日は岩見沢在住のグリーン・フィンガーで素敵な女性、
いつもお世話になっているターシャさんが1日お付き合いして下さいました。
勿論、あけが一緒です。何をどう気取っても珍道中(笑)
一生懸命取り澄ましてもドタバタです。突っ込みどころ満載、
暴飲暴食、ひっちゃかめっちゃか暑苦しい、ガジャガジャと賑々しい旅となりました。

道中お世話になった皆さん、親切にお庭を見せて下さった皆さん、
本当にありがとうございました。お陰さまで素敵な旅になりました。
旅のズッコケの様子は追々こちらと「Under the Rose。」にて、
写真の整理がつき次第、レポートしたいと思っています。

いやぁ……しかし北海道も暑かった!
出発前日の東京の息も出来ない暑さ……明日から清々しい北海道の空気を!
東京の皆さんサヨウナラ!こっちは涼しい北海道でバカンスよぉ〜ん!
・・・・・・大きな間違いでした(苦笑)北海道の方が暑いくらい……。
暑苦しい僕らが熱気を運んで行ったという噂もありますが、
シッカリ日焼けし、黒光りする人形焼き(?)に変身して帰宅しました(笑)


2013年7月8日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2013 raindropsonroses, All Rights Reserved.
[PR]
by raindropsonroses | 2013-07-09 00:00 | 旅の栞。 | Comments(16)

結城美栄子展 三つ子の魂。

e0044929_7264193.jpg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

鬱陶しい梅雨の中休み。昨日から結城美栄子さんの陶彫展が、
僕のブログにもリンクさせて戴いている六本木の「SAVOIR VIVRE」で開催されています。
とるものも取り敢えず初日に遊びに行ってきました。
だって、初日に行かないと欲しい作品が売れちゃうし……(笑)
一点物ですしその辺は結構、必死の形相。最後は小走りね(爆)
今日は撮影してきた何点かの作品を御覧くださいね。

e0044929_7335076.jpg
e0044929_7335931.jpg
e0044929_734515.jpg
e0044929_7334948.jpg
e0044929_7333555.jpg
e0044929_7325472.jpg
e0044929_7321150.jpg
e0044929_7324952.jpg
e0044929_7321062.jpg
e0044929_7315556.jpg
e0044929_732130.jpg
e0044929_7305197.jpg
e0044929_7312298.jpg
e0044929_7304333.jpg
e0044929_729587.jpg
e0044929_7301150.jpg
e0044929_7292517.jpg
e0044929_7294184.jpg
e0044929_7292268.jpg
e0044929_72968.jpg
e0044929_7285163.jpg
e0044929_7283689.jpg
e0044929_7281890.jpg
e0044929_72757100.jpg
e0044929_7275997.jpg

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

結城さんの作品、特に子供たちがモチーフになった作品は異色です。
普通、子供たちって可愛い、愛らしいと表現されることが多いですが、
結城さんの子供たちはどこか懐かしいような、郷愁に駆られる表情をしています。
僕達がとっくの昔になくしてしまった大事なもの……何とはハッキリ言えないのだけれど、
心の奥に仕舞ったダイヤモンド……そんなものを感じさせてくれます。
子供の無邪気さ、反対に邪気。可愛らしさと残酷さ……。
見る角度でまったく違った表情を見せる子供たち……とても興味深いです。
懐かしい風景、食事を知らせる母の声、子供たちの歓声、
夕暮れに聞こえるカラスの泣き声までもがきっと聞こえてくるハズです。
慈しむように、ポートレートを撮るように撮影してきました。

1枚目、2枚目。そして最後の写真は走った甲斐あって、
僕のコレクションに加わった作品。展覧会のタイトルにもなっている「三つ子の魂」。
右のポッケには何が入っているんでしょうね?
友達と分け合った飴玉?さっきまで遊んだビー玉?
それともジィ〜ット見据える先に投げつける石ころ?
子供のクセにどこか分け知り、根性が座った表情が気に入りました。

他にも硬く焼きしめた陶器なのに、
柔らかな上気した子供の頬や、セーター、麦わら帽子、洋服の綿、サスペンダーの革……。
変幻自在な釉薬の妙と質感を楽しめる作品が一杯です。

今回は可愛らしい子供たちの人形、小品を中心に展示されています。
会期は7月10日までの開催です。
「SAVOIR VIVRE」は日本の現代作家の作品を扱う店です。
陶磁器やガラス、普段使いのものから趣味のもの、贈答品まで。
何か必ず素敵な物が見付かる場所……展覧会と一緒に見られますのでお楽しみに!
どうぞ皆さん、六本木まで足を伸ばしてみて下さいね!

最後に、結城さんから僕のブログに遊びに来て下さっている皆さんに、
特別ににメッセージを頂戴しました。

 岩下さんのブログをご覧の皆さん、
 鬱陶しい梅雨が続きますが如何お過ごしですか。
 この度、六本木の「SAVOIR VIVRE」で個展をすることになりました。
 この前の展覧会では初めてドローイングに挑戦したり、
 今までテーマを掲げて色々なことに挑戦してきましたが、
 今回は初心に返って?昔を少し思い出しながら、
 可愛い孫をモチーフにして作品を作ってみました。
 なかなかいい作品が出来たと自負しています。
 どうぞ友達とお誘い合わせて遊びにいらして下さいね。
 会期中は会場に詰めていますので、感想など聞かせて戴けると嬉しいです。
 是非、声を掛けて下さいね。皆さんの感想、お聞きしたいです。
 お目に掛かるのを楽しみにしております。

                    結城美栄子



結城美栄子展「三つ子の魂」
 7月3(水)〜10日(水)11時〜19時、最終日17時まで。

SAVOIR VIVRE
〒106-0032 東京都港区六本木 5-17-1 AXIS ビル 3F/03-3487-0318


2013年7月4日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2013 raindropsonroses, All Rights Reserved.
[PR]
by raindropsonroses | 2013-07-04 00:00 | 展覧会の絵。 | Comments(8)

陰謀。

e0044929_9132795.jpg
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

親友のTが携帯電話をスマートフォンに替えました。
理由は知りません、どうしても替えなきゃいけない理由があったとは到底思えません。
どちらかと言うと簡単に使いこなせるタイプの人間じゃないし(笑)
案の定、操作に手間取っている様子……思った通りです。

スマートフォンに替えた切っ掛けは、
おそらくオマケに iPad mini が付いてくるから……僕はそう睨んでいます。
スマートフォンに替えてから友人の行動がガラリと変わりました。
常にスマートフォンと iPad mini を傍らに置いています。
そして僕が目を離すと必ずと言っていいほどこの2つを弄っています。

こうやってスマートフォン中毒になって行くんですよねぇ(笑)
初めは操作方法が分からないから必死になって弄るんだけど、
それがいつしか普通のことになり当たり前になる。触っていないと不安になる。
これを一般に、中毒、依存症と言います。

一緒に食事している時、着信音が鳴るとスグに携帯電話を手にしようとします。
話していて何か分からないことがあるとスグに iPad mini で検索しようとします。

 「いいから!」

勿論、止めます。僕、怒ります。
そんなに急いで調べたり電話に出なきゃいけない用事なんてないものね。

僕ね、思うのね。全ては電話会社の陰謀だって……。
皆さん携帯電話がない頃、家の固定電話の電話料金が幾らだったか覚えていますか?
家族3人〜5人で使って今の携帯電話の料金一台分にもならなかったでしょう?
携帯電話本体を物凄く安くし、通話料金、パケット代で稼いでいるんですよ。
知らない内に公衆電話をバンバン撤去しちゃって携帯電話を当たり前のように使わせる。
僕らも初めの頃こそ目の前に公衆電話があれば携帯電話じゃなくて公衆電話を使っていましたが、
そんなのほんの一時のこと。アッと言う間に、当たり前のように携帯電話を使うようになりました。
勿論、携帯電話には通話以外に様々な機能があって、便利であることは無視できない事実なんですけどね。
調べもの……そうそう、身近なことで言えば電車の到着時間を検索したりね。
でも、携帯電話がない時代だって待ち合わせに遅れることなく、キチンとランデヴー出来ていたじゃない。
今、乗り換え時間を検索できたって遅れるヤツは遅れてくるしね(笑)
人間って便利になったって根本は変わらないの。
友人の様子を見ていて、スマートフォン中毒になって行く様子を見るにつけ、
人間っていとも簡単に感化され、洗脳される生きものだって言うことが良く分かります。

電話会社……相当、儲かっているハズなんです。
パケット代無料、家族割引、10分間通話料無料……色とりどりのパックがありますが、
皆さんもご存知でしょう?食べ放題やドリンク飲み放題って、
死ぬくらい飲み、お腹一杯になるくらい食べないと元は取れないのですよ(笑)
甘いセールス文句には種も仕掛けもあって、僕らは得なんかしないようになっているんです。
全ては電話会社の陰謀……僕はそう思います。

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

今日の写真は著者近影。おぐしが短くなったバージョン(笑)
横に控えしはガジャガジャ五月蝿いことこの上ないのだけれど、
なかなか役に立つ召使い兼私設秘書のあけ(笑)
先日、塚原邸で今日の記事の俎上にのった親友のTが iPad mini で撮った写真です。
召使いのあけは僕のブラッド・オレンジのポロシャツを見て、
 
 「ブノ。ちゃんのオレンジはチュウレンジバチのお腹のオレンジ!」

そう憎まれ口をのたまいます(笑)
自分は美容院に行っちゃって頭が天津甘栗みたいになっちゃったクセに(爆)

今日はいつまでも「おぐし(笑)」の記事じゃダメと美人からお達しがあったので、
慌ててアップしてみました。そうですよね、下書きが山のようにあったって、
アップするタイミングが遅くなったら新鮮味なくなるもんね!(笑)


2013年7月1日


ブノワ。


★Copyright © 2005~2013 raindropsonroses, All Rights Reserved.
[PR]
by raindropsonroses | 2013-07-01 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(30)