匂いのいい花束。ANNEXE。

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スカウトされたらどうしよう!(笑)

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T 「ねぇ、どうしますか?」

B。「ン?何が?」

T 「明日の絵付け教室ですよ。」

B。「絵付け教室の何がどうしたって?」

T 「何がどうって、僕、あけさんのこと何て呼べばいいんですか?」

B。「いいんじゃない、普通で。『あけさん』でいいよ。」

T 「えぇぇぇ……やっぱり教えて貰うんですから……『あけ先生』とか。」

B。「あけ先生?……ぷ、ぷ、ぷ。じょ、じょ、冗談!いいんだよ、『あけ』で。」

T 「えぇぇぇ、呼び捨てぇ?そりゃマズイですよ。」

B。「それとも、『オイっ!』とか?(笑)」

T 「ひぇ……ダメですよ。回し蹴り飛んで来ちゃう!どうしよう。」

B。「そうだ!『おぃコラっ!』でいいんじゃない?(笑)」



2月の初旬にひょんなことから、あけ大先生に、
チャイナ・ペインティング教室を特別に開催して貰いました。
そう、あの自称「ゴージャスなガーデン・ブログ」を運営している、
実は「あけの秘密の肉園」、ブラック・フィンガーのあけ大先生(笑)

あけ大先生はもう10年もの長きに渡ってチャイナ・ペインティングの教室に通っていて、
定期的に作品展もされます。
今では自宅で生徒さんを呼んで教室を開くまでの腕前です。
僕、仲いいのに、なぜか今まで、絵付けを習うなんて露ほども考えたことなかったんですが、
僕の長年の親友、傾城のMちゃんが最近あけ大先生と親しくなり、
一回、絵付けを習いたい……それで話がとんとん拍子に進んじゃったみたいなんです。
それじゃぁねぇ、僕も参加しないとねぇ(笑)参加するとなったら真剣です。
先ずは、手始めに、初心者コースで転写紙を使ったものにする?
いえいえ!男性の読者の皆さんは良くご存知だと思いますが、
男って多かれ少なかれ、子供時代にプラモデルで転写紙を扱った経験があるのね。
プラモデルを組んだ後に転写紙のシールを貼った経験があるハズなんです。
僕は僕で、高校時代は美術部で、「勉強とスポーツは今一だけど、
絵筆を持たせたら右に出る者はない生徒会長」だったブノワ。さん(笑)
生まれ変わったら世界的な美容整形の先生か(物凄く巧いハズ)、
大倉陶園かアウガルテンの絵付け師になりたかった僕だもの……。
転写紙のコースはすっ飛ばして、いきなり絵筆を握ることにしました(笑)

あけ大先生直々にお教え戴くのです。失礼のないように準備は万端にしないとね!
描くお皿のデザイン(形)は決まっていました。
前にあけ大先生が「お願いだからどうしても貰って欲しい。」と、
懇願するので(笑)貰ってやったお皿に描くことにしました。
図柄はどうする?……こんな時、薔薇を描かなくてどうする!
そうなると、勿論、僕のオリジナルの薔薇ですよねぇ……。
迷うことなく「Bella Donna」に決めました。膨大な写真の中から朽ちる寸前の「Bella Donna」を選び、
お皿の大きさに合うように縮小コピーでデザイン画を起こします。
当日はいつも使っている絵筆を持参します。やっぱり慣れている道具って大事じゃない?
男って先ず、お道具から入るのよねぇ(爆)


さてさて、やる気満々な友人4人は駅からタクシーを飛ばしてあけ邸へ……。
挨拶もそこそこに、先ず、始めは筆を持ってストロークの練習です。
筆に絵の具を付け、カーブさせる時の力加減で皿の上に一筆で濃淡を表現します。
あーだこーだ言いながら、20分ほどストロークの練習。
これがなかなか難しい……描く気満々の僕とZネエさんは直接、皿に絵を描き、
最初の会話のTくんと、今回の教室の言いだしっぺのMちゃんが転写紙コースになりました。



だけど凄いでしょう?右も左も分からないのにいきなり絵筆で皿に薔薇を描くって(笑)
その辺の勘違いって言うか、自信満々さって言うか、身のほど知らずさって言うか……。
僕達って……何だか可愛い!(笑) Zネエさんなんか、

 「あたしね、転写紙って言うからズゥ〜っとお断わりしていたのよ。」って(笑)

どんだけぇ〜!でしょう?(笑)
いきなり飛び級で上級者コースで問題なしって思っているところが凄い!(爆)
兎に角、必死に絵筆を走らせました。ハッキリ言って、紙に描くのとは全然違いました。
ツルツルの表面に絵の具をのせ、さらにボカシながら、その筆致を利用しながら立体感を出す……。
難しい反面、溶剤を使って描いたものを綺麗サッパリ後から消せる美点もあります。
僕、仕事でも何でもクセなのね。与えられた時間内でキッチリ形にするって……。
4時間チョッとでなんとか形にしました……。

出来上がってみて思うことは色々あります。
あぁすれば良かった、ここをこうすればもっと良かった。
具体的に言うと、もっと背景をボカして、いつも撮る写真のように幽玄に仕上げたかったです。
でも面白いですねぇ……皆、性格が出るのね。
僕みたいに話しながらでも構わず絵筆が動く人、話すと手がパタッと止まる人(笑)
黙々と一切話さない人、大体、男の方がチマチマと細かく、
意外に女性の方が大胆で豪快なことをします。

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結局、生まれて初めてのチャイナ・ペインティング4時間チョッとで描いたのが今日の写真です。
一番最初の1枚が焼き終わった完成の状態。
2枚目が絵付けを終えた皿と、パレットに使った陶板……これはこれで美しい!
焼き上がりの発色は、ほぼ、思った通りの出来でした。

あけ大先生は初めての僕らに親切に、丁寧に指導してくれました。 教えるの凄く上手なのね。
世話になったからチョッと褒めておいた方がいいと思うんだけど(笑)
あのですね、視線が下からなんです。上から目線じゃない、一緒になって考えてくれるの。

 「あっ!……それ、可愛い!図柄の端っこがこの辺に来るともっといいかも!」とかね。

さりげなく道を示してくれる。 あけ大先生の呼び方に苦労していたTくんは、
知らず知らずの内に「ハイっ!ハイっ!」って模範的な生徒のお返事(笑)彼、都合5枚もお皿作っちゃった(笑)
僕はと言えば、何だか楽しくてね……同じものは2枚と描けないけど、
蕾から朽ちる寸前まで、様々な状態の「Bella Donna」を6枚描いてディナー・プレート・セットとかね。
勿論、僕のオリジナルの薔薇6品種の絵違いディナー・プレート・セットなんて言うのもいいかもしれない。
夢は限りなく広がります。



ここで、新たな事業が閃きました!事業っていうより悪巧み(笑)
きむたくてんちょのオリジナルの薔薇を美しく描いてお皿にし、てんちょに買って貰うの!(笑)
勿論、買ってくれるでしょう?この世でだった1枚の希少な手描きのお皿なんだもの!(笑)
しかも描いたのは親友の僕、ブノワ。さま(爆)
おこずかい足りなくなったら押し売りにいこうかしらン?(笑)
大倉陶園の総手描きのカップが1客……100000円弱だから……。
やっぱり1枚100000円は欲しいですよねぇ(笑)
この手は河合さんにも使えそう……お皿御殿建ったらどうしよう!
1枚ぁ〜い……2枚ぁ〜い……ブノちゃん皿屋敷って!(汗)


その前にどこかからスカウトに来たらどうする!?
えぇぇぇぇっ!どうしよう!何だかドキドキ!変な汗出てきちゃった(笑)
大倉陶園かアウガルテンだったら話くらい聞いてやってもいいかな?マイセンだったらどうする……。
夢?……無謀な妄想は限りなく広がります(笑)


2013年2月16日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-02-16 00:00 | 薔薇の名前。 | Comments(20)

7年目の……。

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いつも思うのね……「ブログって一体、何?」って。
何のために書き続けるのかなぁ……って。
毎年〜この時期になると考えることです。



このブログを初めて今日で丸々6年が経ちました。
熱しやすく醒めやすく、飽きっぽい性格で、
何事も長く続かない僕にしては快挙です(笑)
それに、唯々諾々と人さまの言いなりになってやって来た訳じゃない。
そこには少なからずとも「創作」の色合いが色濃く出ます。
「創作」って言ったって大した事ないですけど(笑)
でも、どうせ皆さんに読んで貰うのなら、少しでもいいものを書いて行きたい。

ここでお断りしておきたいのは、
僕のブログは「皆さんに読んで貰うためだけ」の、
サービスのブログではありません。
かと言って「自己満足」の読み手不在のブログでもない……。
書いている僕と読んで下さっている皆さんが、
非常にいいバランスで交流出来ているサロン……そう思っています。

大事な時間を割いて文章を書いて行く以上、
他のブログにはないオリジナリティーみたいなもの……追求したいです。
文章は小学校時代の通信簿の国語の作文のところに、
毎回欠かさず「×」が付いていましたから、それ程、期待は出来ないけれど(笑)
その分、好きな写真はいいものを……ねぇ。
時事性ゼロ、何の問題提起もなし、じゃぁ、何を書くの?
自分が楽しむことは勿論なんだけれど、皆さんにも楽しんで貰いたい……。
そんな事を考えながら続けて来た6年間。
明日から7年目ですよ!……継続は力なりって言うけれど、
果たしてそれもどれ程の意味があるのかなぁ……と、思ってしまいます。



今は様々なツールで自己表現が出来る時代になりました。
皆さん、盛んにつぶやいておられますな……。
うぅ〜ン、ハッキリ言ってヒマ……僕にはそんな時間ありません。

本当に意味のあることをつぶやいて社会問題となり、
芸能生活を断念せざるをえない?窮地に立たされた青年……。
どうでもいい個人の不倫をつぶやいて、
己の下半身事情をさらけ出した女芸能人……。
あるスポーツ選手の事をつぶやき職を失った人……。
我が国の宝、浅田真央を誹謗中傷するような事を書いて、
世間の軽蔑と批判を一身に浴びた中年タレント……本当にゲス。

ツールは増えたけれど、簡単ゆえの諸刃の刃……。
皆さん軽々し過ぎるし、その危険を分かっていない。
個人情報は一見、前よりも守られているようだけれど、
その実、自分で全部ひけらかしプライバシー丸見え!(笑)
一億総評論家時代……表現の選択肢は数えきれないほどになりました。
僕ね、ソーシャル・ネットワーク・システム(SNS)って信じていないのね。
全部ではないけれど、可成りの確率で無法地帯と同じだもの。
勝手に人の写真を盗用する、事務局に抗議すれば梨の礫……。
皆さんは、日本で一番ポピュラーな某SNSのニュースの所に、
つぶやかれている登録者の日記を読んだことありますか?
人の不幸をあざ笑い、吐き捨てるような薄汚い言葉の数々……。
常に上から目線、良識なく下品で哀れをもよおします。
「会員制」の名の元に何が守られているのか考えなくては。
限られた人しか読まないからって何を書いても言い訳ではないでしょう?
そうなるとブログが一番いいのかなぁ……とも思います。



矢張り、仕事に一日の多くの時間を割く人間にとって、
趣味の写真と少しの時間である程度、満足の行くものが書けるブログ……。
素晴らしい仲間や読者の皆さんに恵まれたことと、
何より、僕に一番合ったツールだったのかもしれません。
初めの頃は毎日の更新を目標に頑張って来ました。
それもいつしか気の赴くままの更新になり……。
それでもやっぱり書くことが好きなんですね。
同じ頃にはじめた仲間が軒並みブログを止めているものね。
そこには各々の色々な事情があるのでしょうけど、
一抹の寂しさを感じないと言えば嘘になります。

 「じゃぁ、ブノワ。さん、
  あなたは何時までブログを続けるんですか?」

時間が取れなくなった時?書くことがなくなった時?
いつ幕引きをするの……なかなか難しい問題ですね。

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今日の写真、7年目を迎える記念の1枚は、
先日お見せしたお気に入りのシリーズの中からの1枚。
僕のオリジナルの薔薇だけのブーケを雨に中で撮った1枚です。
これこそ僕にしか撮れない写真だと自負しています。

ここに面白いデータがあります。
ブログには色々と分析、解析するツールがあります。
一年の内でアクセスがガタッと減るのが、盆、暮れ、正月、GW……。
皆さんもそろそろ夏のバカンスに入られたようですね。
アクセス数とメッセージの数を見れば良く分かります(笑)

そんな訳です。僕も暫くお休みを戴きましょう……。
もう一つのブログ「Under the Rose。」もお休みを戴いています。
この暑い夏、少しゆっくりして鋭気を養って出直したいと思います。


 「♪ ソー・ロング・フェアウェ〜ル……ザンス!
    アーヴィーダーセン・グッバイ ♪」……でやんす!(笑)


追伸 「ナッシュビル」……初日に観てまいりました。
   金糸、銀糸、木綿、生糸、ナイロン……あらゆる糸が織り重なり、
   スパンコールやラインストーン……玉石混合、様々な飾りが織り込まれ、
   一見、取り留めもなく雑然とした感じを受けますが、
   ラストには美しい1枚のゴブラン織りの緞帳が織り上がります。
   その模様が星条旗だっていうところがアレなんですけど(笑)
   紛れもないアメリカ映画の最高傑作の1本……アルトマン恐るべし。
   最晩年に自分を葬ったハリウッドの仲間たちに再び担ぎ出され、
   お世辞とお追従で祭り上げられたアルトマンのシニカルな笑顔が浮かびます。
   CGゼロ、人々の生の生き様を、アメリカの縮図を、
   是非、皆さんも劇場でご覧になってみて下さい。

追伸の追伸(笑)
   まことに申し訳ありませんが、所謂「鍵コメ」は承認しないことにいたしました。
   記事中にエピソードを書かせて戴いた方が鍵をかけてメッセージを下さる意外、
   例えば、普通の内容のメッセージに鍵がかかっていた場合は承認いたしません。
   皆さんに読まれて困るような個人的な内容なら兎も角、
   なるべく皆さんに読んで貰って友達の輪を広げましょう!
   私信はメールに……「鍵コメ」は返事もしにくいですしご理解のほどを!



草々

2011年8月7日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2011-08-07 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(34)

皆、優しい!

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寒かった今年の4月……不順な天候のせいか、
吹きこぼれるような、妍を競うような満開のシーズンにはなりませんでしたが、
アッと言う間に薔薇のシーズンが終盤になろうとしています。
僕はと言えば、今年は春先から引っ越しの準備でバタバタし、
ご存知の通り、「国際バラとガーデニングショウ」のお手伝いや
僕の薔薇のお披露目と発売などが重なり、
それはそれは寝る間もないくらいの忙しさでした。

「国際バラとガーデニングショウ」が終わって一週間が経とうとしています。
僕に出来るかどうかチョッと心配だったんですが、
コマツガーデンのスタッフとしてどうにかこうにかお勤め出来たようです。
もっとも、僕の方から呼び込みや声掛けなどが出来る訳もなく(奥床しいから!)
自分の薔薇を強引に売り込む事も出来ず(引っ込み思案だから!)
ただただ突っ立っている感もなきにしもあらず(笑)
ケンタッキーのカーネルおじさん?招き猫ほど福も呼ばなかったんですけどね(笑)

だって、自分の薔薇を、

 「どうですか?いい薔薇ですよ!」

なぁ〜んて売り込めないじゃないですか。恥ずかしいですもんね。
作出家が実際に販売もする、人寄せパンダでいいんです。
2日目の朝に届いた開花株……実際の花を見てお客さんの反応も上々でした。
手帳に名前をメモして買いに来られた方、今年のメイン・テーマの庭を素通りし、
コマツガーデンのブースに真っ先に足を運んでくれた方……。
本当に僕の薔薇を育てたいと思った方達に買って欲しい……そう思っていました。
押し売りしてまで買って貰うのはチョッと……困った店員です(笑)
でも、いいの。元々、頭数には入っていないんだから。
少しでも助けになれば、お賑やかしスタッフです。

その代わり、他の品種に関しては精一杯、
僕が知りうるありったけの美点を並べ立て、
他の店で扱っている品種は、その店までわざわざ案内したり、
薔薇全体の普及に努めました!(大袈裟な!)
可愛いなと思ったのはコマツガーデンのブースで一緒に働いたスタッフ達。
みどり社長をはじめ、専門家のSさんとNさん、
助っ人のKさんやTさん、Sさんの美人トリオは兎も角、
他の男の子たちは薔薇にあまり詳しくありません。
お客さんに品種を尋ねられたり、栽培方法を聞かれると僕の所にやって来ます(笑)
ダメダメ、僕に聞いてもダメなんだから!君たちは知らないね?
僕ほど適当栽培で薔薇の知識に乏しい人間はいないんですよ!(笑)
でもね、精一杯お答えしましたよ。でね、彼等が可愛いなぁと思ったのは。
お客さんと一緒になって僕の話しを横で聞いているんです。
その真剣な顔……彼等も必死なんですね。
そうやって、次には自分がお客さんに答えられるようになる。
真面目に取り組む姿勢にチョッと胸打たれました。
ご存知の通り、僕は超ズボラ栽培です。専門的な事は他の方にお任せするとして、
僕は僕なりの考え、その薔薇に対する思いを精一杯お伝えしました。



実は、ショウが始まる数日前からチョッと風邪気味でした。
熱は無いものの、喉が痛い……喉、弱いんですよねぇ。
大声は出さないものの、おそらく、一日中、立ちっ放し&喋り通し……。
大事を取った数日間でしたが……やっぱり、初日から声はガラガラ、
殆ど出なくなってしまいました(涙)

でも、皆さん、優しいですよねぇ。

 「ハイ、これ!」……のど飴を下さった方、本当に嬉しかったです。

他にも、山のような差し入れとお祝いの品が!
弱いんですよ……物をくれる人って大ぁ〜い好き!(笑)
我家の脱獄女囚猫娘たちのためにわざわざドア・ストッパーを持って来てくれた方。

 「疲れているから甘いものが食べたいでしょう?」と、

和三盆で出来た和菓子を差し入れてくれた天敵A……やっぱり食い物か!(笑)
噂の極上サンドイッチを半ば脅迫したら2日にわたって差し入れてくれたPさん、
その他、チョコレート、ビスケット、ワイン、シャンパン!
薔薇の名前にまつわる素晴らしい洋書を差し入れして下さった品のいいマダム……。
お疲れのところ遠路遥々駆けつけて下さったご夫婦。
物を貰ったから言う訳ではありませんが、皆さん本当に優しい!(笑)

そして、僕の薔薇に関して言えば、僕の時間をかけた大々的なキャンペーンに、
ついつい魔が差して欲しくなってしまった方達……ゴメンなさいね(笑)
本当は他に欲しい品種があるでしょうに、お祝いだからと全種類、買って下さった方。
薔薇って「名前買い」とか「作出家買い」とか色々あるけれど、
今回は「御祝儀買い」?「お友達買い」?(笑)皆さん、本当に優しいです。
掛けてくれた声の温かさ、それはまだこの僕の耳に残っています。
わざわざ感謝の言葉を綴って、再度、会場に持って来てくれた、
ブノワ・マジメル・ファンの方!同士ですね!精々、応援しましょう!
会社を休んで初日に駆けつけてくれた親友Mくん、あだ名、返上しましょうか?(笑)
京都から飛んで来てくれた君!大好きだよ(笑)
ペレニアルのYくん、苗買えなくてゴメンね。
今は置くところがないのだ……来年は是非、勿論、君から買わせて貰います。

 「ねぇ、薔薇って日当りのいい窓際で管理出来るの?」

おそらくドームにいる全員がひっくり返るような事を僕に尋ねて来た悪友のUママ!
おいおい、大丈夫?薔薇は室内じゃ育たないんだよ(笑)
君に大事な苗を渡すのは憚られたけど、精々可愛がってやって下さい。

 「薔薇たちや、皆さんのところで精一杯咲くんだよ!
           そして、末永く可愛がって貰いなさいね!」

小さな苗をお渡しする時に呪文をかけました(笑)
どうでしょう、実際に咲いた花を見て、皆さんの感想は如何に?
どうか気に入られますように……里子に出されませんように!(笑)

こうして「国際バラとガーデニングショウ」は終了しましたが、

 「ブログをいつも見ています!」

声を掛けて下さった方々、本当にありがとうございます。
優しい皆さん、また来年のドームでお目に掛かりましょう!

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今日の写真は早朝の「Bella Donna」です。
5月になって全く薔薇の写真を取っていない事に気付き昨日の早朝に撮影しました。
7年前に交配して咲いた薔薇、爪楊枝のようなか弱い枝に咲いた一輪が、
こうして何百本と増えて皆さんのお宅で可愛がられ咲いているかと思うと、
何だかとても不思議な気持ちになります。
大自然の神秘、人と人の不思議な縁……静かな感動です。


草々

2010年5月23日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2010-05-23 00:00 | いつも心に太陽を。 | Comments(26)

朝から酔いどれ。

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 「さぁ〜って、薔薇に水はあげたし猫のトイレも御飯もOK!
  キンキンに冷えたカヴァと少々のおつまみを用意して……。」

パソコンの前に陣取ること朝の8時(笑)
折角の休みだもの、珈琲や紅茶なんか飲んでいられません。
でも、こんな朝っぱらからシャンパンは幾ら何でも……。
そう思った僕の脳裏に浮かんだのは、
先日、駅の近くの安い酒屋で買った1本1280円のカヴァ。
これなら安いし、何となくシャンパンに感じる後ろめたさはないかな(笑)
えっ?意味不明?酒は酒?(笑)いいんです、気分、気分。

早く皆さんにお返事しなくては……と、思いつつ、
驚異的な忙しさで帰宅と同時にバタンキュウの日々でした。
巷は5連休?シルバー・ウィークって11月じゃなかったっけ?
やっと取れた3連休の間にお返事しようと、
意気込んで、根性入れて、気合いタップリ書く気満々……。
そんな僕の目の前のモニターに映ったのは、

 「インターネットに接続されていません。」の文字!

おいおい、嘘でしょう?
つい先日の激怒した記憶が脳裏をかすめます。
でも、チェックしてみると電話は繋がるし、何もおかしな所はない……。
プロバイダーのサービスセンターに電話して判明したのは、
モデムがフリーズしているとのこと(怒)
コラっ、モデム!勝手にフリーズなんかするんじゃない!
お陰で皆さんのお返事は書きそびれるし、カヴァは開けちゃったし……。
丸々4日間、中世の暗黒時代を彷徨ってしまいました。

連休の朝っぱらからただの酔いどれと化したブノワ。さん(笑)
皆さん、本当にゴメンなさいね。沢山の温かなメッセージありがとう。
お返事は追々、ゆっくりお返ししますのでご容赦のほどを。
お詫びの印に、今朝方、撮った僕のオリジナルの薔薇。
花は中輪ですが、何と鼻がもげそうなほど素晴らしい匂いがします。


草々

2009年9月25日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2009-09-25 00:00 | 何処からともなく。 | Comments(22)

著者近影。

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Photographed by Mutsuko Kudo


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おねぎですっ!(興奮冷めやらぬ裏返った声で。)

久しぶりの感動です!
凄い!凄い!美しすぎる!
こんなに素晴らしくも美しいモノがこの世のなかにあったなんて!
読み終わったあと、溢れる涙で前が見えませんでした!
もう一生分の涙が涸れるほどの感動!
ページを捲る手が震えるほどの感動です!
アナタも見なさい!読まなきゃダメッ!
読み終わったあと、アナタは感動で席を立てなくなります!
そして、この感動を友人に伝えたくなる伝えたくなる……んガガガガっ!

兎に角、今年最高の一冊!
そこのアナタ、味噌汁なんか作っている場合じゃない!
スグに本屋に走るのよっ!(笑)

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著者近影です!(笑)

ことの次第、顛末はこちら……。

撮影は25年来の大親友の工藤睦子さん。
ハッセルブラッドのカメラで撮影後、
わざわざ手焼きで味わい深い印画紙にプリントしてくれました。
一生の宝物……そうだ!遺影にも使おうかな(笑)


草々

2009年9月16日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2009-09-16 00:00 | 書架の片隅。 | Comments(61)

Grand Dame……Meryl Streep。

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一般に映画は第七芸術と言われています。
パリの中心にもその名前を冠した映画にオマージュを捧げたホテルがあります。

映画は本当にいい……過去から未来へ、見知らぬ国へ、地底から宇宙へと誘われ、
決して凡人の僕には経験出来ない様々なことを疑似体験させてくれます。
知識や審美眼が知らず知らずの内に身に着いて行きます。
一体、どれだけのことを映画から学んだことでしょう……。

僕は映画は大きなスクリーンで観るべきものと思っています。
時間がなくて観ることが出来なかったのなら仕方ない……。
きっと、縁がなかったのだろうと諦める事にしています。
従って、家でDVDを見ることは殆ど皆無に等しいです。
約2時間の間、猫がドタバタ運動会を繰り広げ、
雑念が飛び交う家の中で映画に集中するのは不可能……。
その思いを頑なに貫きたい映画ファンの僕ですが、
唯一、思い出したように繰り返し家で観る映画が僅かながらあります。

そのうちの1本が……Out Of Africa……「愛と哀しみの果て」……です。

告白してしまうと、公開当時から好きな作品ではありましたが、
アカデミー賞に11部門でノミネートされ7部門で受賞……。
豪華大作で時の大スター、メリル・ストリープとロバート・レッドフォードが共演、
素晴らしくも雄大な音楽に大作の風格充分なことは重々承知でしたが、
どこかに「壮大なメロドラマ!」と、小馬鹿にした気持ちがあったのも事実です。
タイトルも良くなかったのでしょう……当時、流行っていた、
幾つかのヒット作のタイトルを組み合わせたかのような安易なタイトル……。
所が、繰り返し観ているとこの作品の素晴らしさが染み入るように、
また、当時は気が付かなかったものが見えて来ました。

…………………………………………………………………………………………………………………………

 「私はアフリカに農園を持っていた。ンゴング丘陵のふもとに。」

アイザック・ディネーセンの原作「アフリカの日々」の冒頭部分です。

1900年代初頭、女性が男性社会で行きて行くことの難しさを推し量るように、
カレン・ブリクセンは男性名アイザック・ディネーセンで、
次々に素晴らしい小説を発表して行きます。
その代表作、「アフリカの日々」の満を持しての映画化、
「愛と哀しみの果て」からも、知らず知らずの内に様々なことを学び、
知識は枝葉を伸ばして思いもよらぬ所に花を咲かせました。
この映画のお陰でアイザック・ディネーセンの原作「アフリカの日々」を読み、
作品を読み漁るうちに、同じくディネーセンの原作の映画化、
「バベットの晩餐会」を観て感激し、ヴーヴ・クリコとシャトー・ド・クロ・ヴージョを知り、
同じ名前の赤黒い色の薔薇を海外から求め、シャンパンに目覚めます(笑)
劇中で使われていたモーツァルトの音楽に親しみ、
一気にクラシック・ファンになり、クラリネットの音色に魅了され、
そして、心底惚れ込んだチェロの音色と出会います。
劇中で使われたモーツァルトの「クラリネット協奏曲」がらみで、
「グリーンカード」や「アメリカン・ジゴロ」など、色々な作品に出会い、
同時期に発売された外国のインテリア雑誌の特集、
実際のディネーセンの家のアフリカ色の強いインテリアに心奪われ、
インテリアに興味を持つようになりました。
この作品の衣装デザイナー、ミレナ・カノネロの影響で、
当時、流行ったサファリ・ルックを真似て、三宅一生のサファリ・ジャケットを買い……。

こうして優れた作品は思いもよらない方向に広がりを持ちます。
何かを学ぼうとしなくても、自然に身に着く宝石の数々。
決してお金では買えないその財産は、
僕が生きて行く上で掛け替えの無いものになっています。

…………………………………………………………………………………………………………………………

そして、丁度一月前の6月22日は、ハリウッドが生んだ不世出の大スター、
僕の最愛のメリル・ストリープの60回目の誕生日でした。
頑なに私生活を隠し、ヴェールに包まれた伝説の大スターや、
孤高のイメージを作り上げたハリウッド創世記の大スターは数えきれないほどいますが、
彼女はごくごく普通にニューヨークの地下鉄に乗り、
子宝に恵まれ、長年、連れ添った彫刻家の素敵な旦那さまがいます。
彼女が演じた精神的に問題を抱え、悲しい過去に彩られた悲しみのヒロイン達とは違い、
スキャンダルや秘密めいた事とは全く無縁の存在。
普段の映像で見る限り、素顔の彼女は良く笑う朗らかな明るい女性のようです。
デビュー当初からスケールの大きいヒロインの品格をたたえ、
着実にキャリアを重ね、同世代の俳優たちが年齢とともに脇に回って行くのを尻目に、
いまだに主役、それもヒロインを堂々と演じる怪物です。
当然、娘役、母親役から老女へと、役柄の年齢は上がって来ましたし、
なかなか女性にいい役がないハリウッドのこと、
その中で第一線を守り抜いて行くことは至難の業でしょうけれど、
40歳を過ぎる頃から同業の俳優たちの尊敬を一身に集めるメリル・ストリープ。
これから先の活躍が楽しみでなりません。

…………………………………………………………………………………………………………………………

 「昔、チェン・ワンと言う流れ者の中国人がいた。
  ラインに住み、シャーリーと言う娘を知っていた……。」

晩餐のあと、カレンがデニスに物語の語り出しの一行を貰い、
デニスとコールを目の前に、即興で物語を紡ぐシーン。
翌朝、素晴らしい物語のお礼にデニスはカレンに金の万年筆をプレゼントします。
カレン(ディネーセン)が後に大作家として生きて行くキッカケになった万年筆。
そして、義勇軍に物資を運ぶためアフリカの荒野を彷徨い、
道を見失った時に偶然出会ったデニスからカレンはコンパスを貰い、
生死の境目、岐路にもっとも大事な物を貰う信頼感(愛情)を実感し、
その後の人生の道しるべを授かります。
親友のコール曰く「デニスはクリスマス以外にプレゼントをする。」……粋ですよね。

 「バラ色の唇と、悩みなき若者へ……。」

カレンがアフリカを去るその日、街の名士が集まるクラブ(女性禁制)で、
カレンはそれまでの生き様を認められて会員の皆から特別に一杯奢られます。
女性が生きにくい時代、特にアフリカと言う植民地で、
肩肘張ることなく自由に自然に生きたカレンに敬意と尊敬を込めてのことでしょう。
グラスを差し出すクラブの全員にカレンがつぶやいた言葉……。
「バラ色の唇と、悩みなき若者へ……。」……デニスとイメージが重なります。

最晩年、ディネーセンの胸に去来する遠きアフリカの面影。
朝もやの中に浮かぶハンター、デニスのシルエット、
ディネーセンの中で美化され都合よく脚色されているかもしれませんが、
そこには我々が思い描く雄大で理想のアフリカの姿があります。
デニスを航空機事故で失い、火災で珈琲農園が破産したあと、
カレンは故郷に戻り再びアフリカの地を踏む事はありませんでした。
ディネーセンの目から見たアフリカは実際のアフリカとは違うかもしれません。
アフリカに住む人々からすると美しく歪曲された姿かもしれません。
でも、遠くアフリカから離れてこそ見えて来る本当の姿もあるのです。
壮大なアフリカ・ロケーションと、ハリウッドの才能を結集して作られた「愛と哀しみの果て」……。
何回、観直しても新しい発見がある名作です。


草々

2009年7月22日


ブノワ。


[Meryl Streep Online/Meryl Streep (1949~ )]
[Isak Dinesen (1885~1962)]
[Out of Africa/愛と哀しみの果て (1985)]
[Babette's Feast/バベットの晩餐会 (1987)]
[Robert Redford (1936~ )]
[Wolfgang Amadeus Mozart (1756~1791)]
[Green Card/グリーンカード (1990)]
[American Gigolo/アメリカン・ジゴロ (1980)]
[Milena Canonero ( ~ )]
[三宅一生/Issei Miyake (1938~ )]


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by raindropsonroses | 2009-07-22 00:00 | 女優の時代。 | Comments(15)

ことの次第。

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…………………………………………………………………………………………………………………………

梅雨らしく鬱陶しい日々が続きます。
皆さん、その後、如何お過ごしでしょうか。

僕は相変わらず忙しく(6月は1日しか休みなし)連日バタバタしていました。
このところすっかりブログもご無沙汰で……って!忙しさが原因じゃありません。
実は、ここに細々と書くと物凄く長くなって、巻き紙が必要になり、
記事を上、中、下の3回くらいに分けなければならないので(笑)
手短に書くと、事の発端は14年前にここに越して来た時の不動産屋の不手際。
間違った住所を教えられ、それで全てを手続きしてしまったことに端を発し、
諸々のことが廻り廻って経巡ってぇ……。
某電話会社と一悶着ありまして、誤解と手違い、思い込みと行き違いの末、
な、な、な、な、なんと!インターネット回線が勝手に切られていたのです!(怒)

6月20日くらいから何だかおかしいなぁ……と、思いつつ、
Macサポートに電話してみて初めてインターネットが繋がらない原因が分かりました。
怒髪天をつくブノワ。さん(笑)こめかみはぶち切れんばかりに膨らみ、
電話会社に猛烈に抗議&即、復帰すべく素早い対応&工事を要求しましたが、
何だかんだで3週間も浮き世から隔絶された生活を余儀なくされたと言う訳です。
よくバカンスでフランスに1ヶ月行っていた時とは訳が違います。
その時は色々と根回しして準備万端、困らないようにしてありましたが、
今回はいきなりですからね……今の世の中、PCが使えなきゃ生活出来ません。


今や、電気、ガス、水道と一緒で、電話(回線)もライフ・ラインの1つ。
そんなに勝手にブチブチ切られたのでは敵いませんよねぇ……。
まぁ、実を言うと、そんなに怒ってはいないのですが、
思わずゆったりした時間を過ごし、浦島太郎になり、
無人島に流されたような梅雨の一時を過ごしたと言う訳です。

そんなこんなでバタバタして、記事の更新どころか
戴いたメッセージにお返事が書けなくなっていました。
携帯電話から投稿するのも何となく風情がありませんからねぇ。

 仲間内で連絡を取り合って心配してくれた優しい方々、
 どこかに出奔したんじゃなかろうかと心配したアナタ(笑)
 とうとう夜逃げしたんじゃなかろうかと手を叩いたキミ(笑)
 無謀な生活が祟って蒸発せざるをえないんじゃないかと想像を廻らせた人。
 その年で駆け落ち?訝しく思っていた御仁……。

残念でした、ブノワ。さんはどっこいまだ生きています(笑)
お陰で記事も少しだけ書き溜めましたので、
これからは今まで通り更新して行く積もりです。

お返事、もう少し時間を下さいね!ヨロシクお願いいたします。
写真はお詫びの印に僕のオリジナルの薔薇。水蜜桃の匂いがします。


草々

2009年7月9日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2009-07-09 00:00 | 向き向きの花束。 | Comments(28)

あぁ、この右手が……。

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…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

皆さまへ。

こんばんは。不安定な天気が続きますがお元気ですか?
僕の長年の思いが叶った戯れ言にお付き合い下さって感謝しております。
しかも、温かいメッセージを沢山戴いちゃって……。

一気にお返事を書いてしまいたいところなんですが、
チョッとバタバタしていることと、キーボードを叩きながら、
マウスを持つ手をフと見ると……。

 「この右手でメリル・ストリープと握手したんだ……。」

そう思うと何だかボォ〜ッとして書けなくなってしまって……なぁ〜んて(笑)
もう少し時間を下さいますか?皆さんの素敵なメッセージには、
時間をかけてゆっくりと……そう思っています。宜しくお願いいたします。

その間、僕のオリジナルの薔薇の写真をハイ!


草々

2009年1月27日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2009-01-27 00:00 | 向き向きの花束。

Ms. Streep, I love you so much !

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窓の外を眺めて溜め息一つ……そろそろ支度をしなければ。

お気に入りの頴娃(エイ)の皮で出来たブーツを磨く。
雨の日には絶対に履かない……外は霧雨だけれどそんなことは構わない。
先日、買ったばかりのカシミアの黒のタートルを出してみる。
そう、この日のために買ったのだから……。
友人がプロデュースした稀少なデニムにさっとアイロンをあてシワを伸ばす。
短気な僕が長年履き込んでいい風合いになったデニムだ。
ベルトはパリで買ったシルバーのバックルの奴がいいかもしれない。
この時期に大活躍する黒のトレンチ・コートのベルトをキュッと締めて気合いを入れる。
いつもは洗ったそのままボサボサクルクルの髪の毛を
時間をかけてブロウしてチョッとは見られるようになったかな。

いいのだ、彼女からは見えなくても。気は心、644分の1でも構わない。
30年間、ズゥ〜ッと慕い続けて来たメリル・ストリープに会うのだから……。

…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

メリル・ストリープ……映画の歴史が始まって以来の巨星。
現在、その演技力の確かさと役を体現する表現力にかけては彼女の右に出るものはいない。
「ホロコースト」「ディア・ハンター」「クレイマー・クレイマー」……。
初期の作品から既に大女優の風格と気品をたたえ、
「ソフィーの選択」以降は名実共にトップスターの座に燦然と君臨している。
このロイヤル・チャリテー試写会があったその日、
メリル・ストリープは「ダウト〜あるカトリック学校で〜」の演技で、
第81回アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされた。
その数15回は歴代第一位、圧倒的な演技力を物語っている。

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会うと言うのはちょっと語弊があります……。
そう、彼女の舞台挨拶がある「マンマ・ミーア!」の試写会のチケットが手に入ったのです。
彼女らしく、派手やかな試写会ではなく、今回はチャリティー試写会とのこと。
何だか訳の分からない無能なタレントが大挙して押し掛ける試写会とは大違い。
美智子皇后陛下の臨席を賜い、場内はいい意味での緊張感が漂う。

定刻を過ぎ、いよいよメリル・ストリープが入場して来た。
何と、僕の目の前2メートルも離れていない所からの登場、
思わず口をついて出る「綺麗!」の一言……。
先ず、目に入ったのは特徴ある鼻……この鼻と頬骨が照明を一身に受けるのだ。
偉大なカメラマン、ネストール・アルメンドロスが言った「カメラに愛される顔」がそこにあった。
透き通るような白い肌、髪を後ろで束ねたその姿は若々しい。
彫りの深い美しい顔は繊細なシルバーの透かし彫りのようではないか!
シックなグレーのコート・ジャケットに身を包んだメリル・ストリープ。
驚くことに10センチはあろうかと言うヒールを履いている。
さらに驚いたのは、皇后さまと一緒に、
「マンマ・ミーア!」を僕等と一緒に最後まで鑑賞すると言うのだ。

場内中央の座席に座った美智子皇后とメリル・ストリープの姿に感動。
時たま後ろを振り向くと、二人は何やら楽しそうに歓談しているではないか。
映画がはじまると僕の後ろから聞こえて来るメリル・ストリープの笑い声(笑)
アメリカ人の彼女と僕達日本人の笑うツボは違いますからね。
静かな場内に彼女の笑い声だけ響く珍現象が……(笑)
30年間も憧れて来た女優と同じ空間で主演作品を鑑賞し、
しかも合間合間に彼女の笑い声が聞こえて来る……。
何が幸せって、こんな幸せがこの世の中にあると思いますか?



終映後、拍手で彼女と皇后陛下を見送る観客。
な、な、な、何と、メリル・ストリープが僕の方に向かって歩いて来るではないか……。

つかつかとメリル・ストリープに向かって歩いて行く僕。
いつもはとてもお行儀がよく引っ込み思案の僕ですが、
こう言う時には豹変します。当たって砕けろ、
次はいつお目に掛かれるか分からないのだ!
千載一遇のチャンスとはこのこと。彼女が階段を下りようとする瞬間、

 「Ms. Streep !」と、声を掛ける僕。

ゆっくりと振り向いた彼女、こちらをしかと見つめたその瞬間に握手を求め、

 「Ms. Streep, I love you so much !」と長年の思いを込めて愛の告白をしてしまいました(笑)

 「Oh……Thank you so much !」笑顔で応える僕の最愛のヒロイン……。

神々しいとはこのことを言うのだろう。
握った手の柔らかいことときたら……。

だけど、特別にラッキーだったとか運が良かったとかは思いませんでした。
だって、これだけ好きなんだもの……。
ティーンの若気の至りでの情熱や、出会い頭の恋とは違います。
酸いも甘いも噛み締めて、それなりの審美眼を身に着けた上での恋です。
僕が握手出来なくて誰が握手するって言うの?(笑)
僕とメリル・ストリープはそう言う運命なのだ。そうに決まっている。
一瞬、周りの644人の人々の存在を忘れ、
まるで僕自身が映画のヒーローになったかのような錯覚を覚えました。
「I love you so much !」と言った瞬間、
思わず抱きしめたいと思う衝動に駆られるほど可憐なメリル・ストリープ……。


夢は見続けるものですね。もうどうなっても構わない……。
今は自分が取った行動に畏れおののき、また、天にも昇る気分です(笑)
ご機嫌なブノワ。さん、お願いごとをするのは今ですぞぉ!(笑)


草々

2009年1月24日


ブノワ。


[Meryl Streep Online/Meryl Streep (1949~ )]
[マンマ・ミーア!(2008)]
[ホロコースト/Holocaust (1978)]
[ディア・ハンター/The Deer Hunter (1978)]
[クレイマー・クレイマー/Kramer vs. Kramer (1979)]
[ソフィーの選択/Sophie's Choice (1982)]
[ダウト〜あるカトリック学校で〜(2008)]
[Nestor Almendros (1930~1992)]

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by raindropsonroses | 2009-01-24 00:00 | 女優の時代。 | Comments(76)

種を蒔く人。

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朝夕、随分と肌寒く感じる9月の最終日曜日。
この5月に交配した薔薇の実を収穫、中から種を採取して蒔きました。
今年は残暑がなかったからか、一気に色付いた実を収穫したのはいいけれど、
9月中に種を蒔いたのは初めてかもしれません……。

薔薇の実は一度に収穫出来ません。
交配した時期の違いや種類による個体差があります。
先ずは10品種、オレンジ色に熟した実から収穫した約60粒の種を蒔きました。
朝から苗床を作り、赤玉土と腐葉土だけのブレンド土を用意して苗床を作ります。
チョッと目を離した瞬間、バルコニーをウロウロしていたきんが、
「トイレ」と間違って苗床の上におしゃがみした瞬間に、

 「ここはトイレじゃないよ!」と一声、お尻を蹴飛ばし撃退(笑)

無事に第一弾の種を蒔き終わりました。
これからは順次熟したものを収穫して播種……12月までこの作業は続きます。
早ければ来年の2月には貝割れ大根のような双葉が出て来て5月には小さな花を咲かせます。
可愛らしい双葉……でも、生意気に薔薇らしく将来の刺を連想させる髭もあったりして……。
それにしても植物は不思議です。勝手にどんどん種が出来る訳ではありません。
どんなに多くても雌蕊の数だけしか種が出来ないのです。
あんなに丁寧に受粉させたのに実を割ってみると種が一粒……なぁ〜ンて言うことも。
小さな一粒一粒に秘められた可能性。それぞれの個性が同花開くか楽しみです。

美しい薔薇が出来ますように、また、健やかに育ちますように!
写真は僕のオリジナルの薔薇。春先は少しピンクがかります。
甘く素晴らしい匂いは誰しもが薔薇に求める匂い……。


草々

2008年9月29日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2008-09-29 00:00 | 薔薇の名前。 | Comments(25)