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匂いのいい花束。ANNEXE。

久し振りに猫のことなど……巻き紙的怒りの徒然。

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フワリフワフワ…………。
初夏のそよ風に乗ってタンポポの種が大空を舞います。
やがて地面に落ち、発芽し、シッカリと根付き、再び美しい花を咲かせます。

所が!花開いてタンポポがビッックリしちゃうのは(笑)
根付いた所が干涸びたドブの底だったり、はたまた、石垣の隙き間だったり、
夏には灼熱地獄になるアスファルトの割れ目だったり……花、悲喜こもごもです。

都会に住んでいると、野生の動物ってそんなにお目に掛からないけれど、
今、僕が親身になっている野良猫もそんな生き物の中の一つ。
まぁ、野生って言っても人間と共存しているのですけどね。

 「ンにゃぁ!」

と、生まれて来る場所は選べません。
生まれ落ちたその家で、幸せな生涯をおくることが出来る猫がどれだけいることでしょう。
殆どの猫が親から離され里子に出されたりして貰われて行きます。
里子に出されて可愛がられるのなら幸せな方でしょう。
人間の気分次第で可愛がられ、都合が悪くなると捨てられ……そんな猫が後を絶ちません。
僕が今、面倒を見ているジジちゃん一家もそんな猫たちの世界の哀れな縮図の一つ。
自分で言うのもなんですが(笑)毎日〜美味しくてタップリの御飯と温かい寝床。
健康管理して貰って……自由気侭に生きているジジちゃん一家は幸せな方かもしれません。



さてさて、今、僕が頭を悩ませていること……。
穏やかに生きて来た積もりの僕ですが、怒り心頭、怒髪天を突く出来事が起きました。

そう、ジジちゃん一家の面倒を見ること6ヶ月。一網打尽に取っ捕まえ、
寒い最中に大汗掻いて病院に連れて行って避妊と去勢の手術を受けさせ、
幸せに暮らして来たジジちゃん一家と僕の所に降って湧いた難題…………。

玄関前の路地の斜め前が自宅の、
お隣のH医院の院長先生夫妻から苦情が来たのです。

 「ウチの庭でフンをするので何とかして欲しい。」

これは暖かくなる頃から奥さまの方からそれとなく言われていました。

 「庭に遊びに来てくれるのは構わないけど、
  これから暑くなるし、毎日、フンの掃除をするのは私も辛いわぁ。」

早速、玄関周りの薔薇の鉢の奥に簡易的なトイレを作り対処して来ましたが、
どうやらジジちゃんたちは院長先生のお庭の方が宜しかったようで……。

院長先生が2度にわたり僕の家にやって来て苦情を申されました。
ハイハイ、勿論、僕が面倒を見ている猫たちがご迷惑をおかけしているのです。
初めは大変に恐縮して、どうにかしなきゃと試行錯誤…………。
猫が嫌がるグッズをお渡ししたりしましたが効き目なし。
僕が代わってお庭の掃除を申し出ました……それはイヤなんだそうです。
あれこれ考えていたんだけれど、次第に頭に来ちゃったのです。

実はね、僕、仕事柄、平日に家にいることも多いし、
早く仕事が終わって早い午後に在宅のことも多々あります。
2階のトイレの窓から見えるんですよねぇ……。
近所を徘徊する野良猫が他にも3匹、院長先生宅の庭で排泄をするのが。
厳密に言うと、僕のジジちゃん一家だけの仕業じゃないんです。
それにね、院長先生はこうも仰言いました。

 「少し先のKさん宅の近隣で大量のノミ、ダニが発生して大変な事になっている。
  保健所が出て来る騒ぎにまでなって……それもお宅の猫のせいじゃないか?」

……って。

冗談じゃない。そもそもそのKさん宅はジジちゃんが虐待されて逃げ出した家。
今も飼い主たるお母さんは入院で、親類が他の区役所勤めのコネで、
不正に生活保護を受けている息子がいます。
50近くにもなって働かないでプラプラしているらしいです。
話し合いに尋ねて行っても全然出て来ないそう。

ロクに飼い猫の面倒も見ないで(歴然たる虐待)
何匹もいる飼い猫たちが数年前からノミだらけなんだって。
そこにジジちゃんはヒョコヒョコ行くんですよ。当然、ノミを貰ってきますね。
定期的に首筋にフロントラインを一滴……確実に駆虫しています。
この件に関しては、僕とジジちゃん一家に疾しいことは何もありません。
反対に被害者じゃないですか。フロントラインが1本、幾らすると思っているの?
フンのこと、ノミのこと、全てを僕の猫のせいされて怒り心頭です。
クルクルにパーマがかかった髪の毛が怒髪天を突いています(笑)
2回目の最後は話しの途中、あまりに横柄でもの分かりの悪いさまに、
院長先生の鼻っ先で玄関扉をピシャリと閉め、「ガシャッ!」大きな音で鍵かけてやりました。
ショックだったんじゃないかな?今までの人生、先生、先生と煽てられて来たのに、
今回、僕にあからさまな敵意を目前に突きつけられて。



それからね、こうも思います。

 「僕が面倒を見る。手術をして一代限りなのでご理解下さい。」

と、ご近所の皆さんに挨拶をした2月から半年。
その挨拶前は件のフン害は全くなかったのかな?
いやいや、そんな事はないでしょう。だったらどうして今更、苦情を僕に?
僕が面倒を見ると宣言したことで責任の所在がハッキリして苦情を言いやすくなった?
人って責任を取るのは嫌いだけれど、責任を押し付けたり取らせるのは好きだものね。
院長先生とのやり取りで、言いようもなくムカッとした理由の一つは、
先ず、あの人たち独特の特徴、人の言うことを全く聞きませんね(苦笑)
自分が絶対だと思っている。地元の名士?おそらく挫折もなしにここまで生きて来たのでしょう。
あぁだこうだ、一方的に自分達の迷惑を数え上げ、責任を押し付けますます。
責任持って面倒を見るなら排泄まで完璧に責任を持たないと……だそうです。
簡易トイレを玄関脇に作って対処していることを伝えると、

 「だったら、ここでするように首に紐でもつけて縛っておけばいい。」

と、平然と仰言います。また、

 「エサをあげなければどこか他所に行くんじゃないか?」

とも仰せです。僕は言いました。

 「H先生、エサをあげなければひもじくてことある毎に足元に纏わりつきますね。
  鳴いて、鳴いて、纏わりついて……先生はそんな可哀想な姿を見て平気でいられますか?
  仮に、他所へ行ったとして、そこでまた同じことが繰り返されるんじゃないですか?
  他所で同じ被害が出ても、ご自分さえ良ければそれでいいのですか?
  もし、同じ苦情が来たとして、先生はご自分が飼っていらっしゃる犬に同じ事が出来ますか?
  もし、ご自身で仰言ったことがお出来になるならその台詞を言って下さい。
  先生、人も猫も命には変わりありません。小さくても一つの命です。
  僕にはとても命に関わるお仕事をなさっている方の言葉とは思えません!」
 
院長先生は黙っていました。ことある毎に「責任」を強調します。
「責任!」「責任!」……だったら声を大きくして言わせて貰います。
僕がここに引っ越して来たのは去年の4月。
ジジちゃん一家の面倒を見始めたのが今年の2月です。
ジジちゃんを診てくれた病院の先生が仰言いました。

 「ジジちゃんは推定4〜5歳。その間、年に2回の出産を繰り返していただろう。」って。

ザッと軽く数えても、8回は出産している勘定になります。
前の家のお母さんと件の院長夫人が話しているのを聞いた事があります。

 「また生まれちゃったのよねぇ……。」って。

十分、認識はあったのです。
幾ら野良猫だって、近隣の保護なしでは生きられませんよね?
毎日〜ネズミを捕って食べている訳じゃない。
今の僕みたいにキッチリと日々の管理はしなくても、
エサをあげたりあげなかったり、その時々の気まぐれで接していた人は沢山いるハズ。
だとしたら、その間の近隣の皆さんの「責任」はどうなるの?
繰り返し、繰り返し、ジジちゃんが子供を産むがままにして来た近隣の「責任」は?
ジジちゃんの乳首を見てみてよ。普通、猫の乳首って芥子粒ほどの大きさなのに、
何度も繰り返した出産、仔猫に吸われ続けて大きな米粒のような形になっている。
乳首のまわりの毛はハゲちゃって……身体ボロボロじゃない!
現に、チビたちがまだ生まれて半年にもならないのに、
僕が2月に病院に連れて行って避妊手術を受けさせた時、
既にお腹の中には5匹の仔猫がいて、もういつ生まれてもおかしくない状態だった……。

それまでエサをあげておきながら、院長先生に苦情を言われた途端に、
棒切れでジジちゃん一家を追い立てた前の家のお母さん。
僕が手術をしてこれ以上増えることはないと伝えた途端にエサをあげ出しましたよね?
僕と前の家のお母さん以外に、唐揚げや魚のカマなどをジジちゃんたちに放り投げて行く人たち……。
その人たちの無責任な「責任」は一体どうなっちゃうの?
院長先生、脅すように「この先は第三者を間に立てて……。」って。
上等じゃない。受けて立つよ!けっこう毛だらけ猫灰だらけ!
だったら責任がある近隣の皆さん全員揃った暁にお出まししようじゃない。
それに、考えたらコワいのは、その生まれた仔猫たちはどうなったの?!?!
生まれた子が全員、里子に出たとはどんなお気楽な人でも思わないですよね?
って言うことは……何十匹と言う仔猫を……考えるだけでもコワいですね。


閉め切っていても聞こえて来るんですよ。
甲高い声でチビたちを怒鳴りつける一見、お上品な院長夫人の声。
2階から見えるんですよ。窓を開け、チビたちにコップで水をかける院長夫人の姿。
イヤだものねぇ……可愛がっているチビたちがそんな目に遭うのを見るの。

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今日の写真を見て「あらぁっ?」っと思った方、鋭いです(笑)
そんな訳で、今日の写真のような事になりました。
先ずは、僕に慣れている こうちゃんが捕獲されて僕の家の子供になりました(笑)
順次、キクちゃんも折りを見て……と、思っています。ジジちゃんは可哀想だけど、
筋金入りの野良猫ゆえ、他の猫には非常に気性が激しく家に入れる事は出来ません。
ジジちゃん、本当にゴメンね。他の子たちがおかしくなっちゃうから……。
その代わり、ウチの中のどの子よりも手厚く可愛がるから勘弁してね。

さて、写真のこうちゃん…………ほぼ、一日中、鳴いています。

 「外に出して!お母さんとキクちゃんの所に帰りたい!」

こうちゃん、声枯れています……僕、胸が千々に乱れます。
果たしてこれが本当に こうちゃんたちのためになるのだろうか?
保護する、可愛がると言う名目の上に立った体のいい虐待じゃないか……。
人間側から考えた都合のいい理屈……でもね、共存して行くには仕方ないのだよ……。
僕の住む区は条例で野良猫たちの命が守られています。
そうそう、今は野良猫って言わないんですってね。地域猫!
もっと胸を張って毅然と構えていればいいんじゃない?
でも、毎日〜フンで嫌な思いをさせるのも申し訳ないです。
チビ2匹を家に入れれば大分違うでしょう。
主にご迷惑をかけているのはチビたちですから。

こうちゃんのか細い哀れな声を聞く度に、
苦情を言って来た取り澄ましたヤツらに再び怒りがこみ上げて来ます。
怒りと恨み?筋違いでしょう?逆恨みって言うもんだよ……ハイハイ、分かっております。
これは猫を可愛がる僕の意見。フン害にあっている先生ご夫妻のご意見もごもっともです。
でもね、いいの。恨みやつらみは身に覚えのない所で買うものと相場は決まってるんだから(笑)
嘘はつくもの、約束は破るもの、喧嘩は売るもの、恨みは買うものと相場は決まっています(爆)

こうちゃんの肉球……ウチの子たちのよりも硬いんです。
当たり前ですよね、灼熱地獄のコンクリートやアスファルト、
一冬、凍てつく街を歩き回って来たんですから。
保護して2日目にお風呂に一緒に入りました。
石鹸の匂いがした こうちゃんも、今や全く何の匂いもしなくなりました。
ハッキリ言って、まだまだ全然慣れていません。でもね、秀千代とは上手く行っているんですよ。
他の5匹も変に威嚇したり追いかけたりしないんです……そこは凄く気が楽。
僕の顔を見ると逃げますが(笑)フと気付くと僕が座っている椅子の下で丸くなっています。
ゆっくり、そぉっと撫でるとゴロゴロゴロゴロ……咽を鳴らします。

保護して1週間……。
隙あらば逃げ出そうとする こうちゃん……。
今まで外から僕の家の中を覗いて見ていた塀の上やベランダ。
今度はそこに行って部屋の中から外を恨めしそうに見ています。
頭のいい子です。自分が捕われの身になったことを重々承知なんですね。
こうちゃんの鳴き声を外で聞きつけ、僕の家の前を右往左往するキクちゃん……。
そのいたいけな姿を見るとまたしても怒りがこみ上げて来ます(笑)

「責任」…………。
僕に責任?そんなもの考えていないです。そんなご大層な感覚はないです。
そんな、杓子定規じゃなくて、感じたり押し付けたりするものじゃなくて、
僕はね、もっと命の根底で彼等に接しているの。
ただただチビちゃんたちとジジちゃんが可愛いだけ。
手術代も日々のエサ代も……惜しいとも何とも思わない。
この世に縁あって生まれて来たんだもの。彼等をベストの状態に持って行きたいだけ……。
そして長生きして毎日を謳歌して欲しいだけ。

何れ、院長ご夫妻には書面で報告する積もりです。
さぁて、次はキクちゃんかぁ……上手く行くかしらン?
何だか自信ないや…………。


今日は長がぁ〜っ!今までで最長の記事か?(笑)


草々

2011年9月1日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2011-09-01 00:00 | 猫が行方不明。