第14回 国際バラとガーデニングショウ・データブック/番外編。
いやぁ、早いですねぇ……第14回国際バラとガーデニングショウが終わりました。
会場では今年も沢山の友人と再会し、そしてまた新しい知り合いが出来……。
なかなか充実した8日間でした。僕は仕事をやり繰りして6日間ドームに行きました。
友人が来たり、自分のお客さんの相手をしたり、大して役には立たなかったけれど、
コマツさんのブースに立ち、接客をしたその合間に撮った写真をご覧下さいね。
もう言葉は野暮と言うものです。
先ずは恒例、吉例、手動スライドショウの始まりです。
如何でしたでしょうか。本当に素晴らしいディスプレイでしょう?
如何にも長年そこで育てたかのような自然な感じ、
色彩のマジック、高低差を上手く使ったガーデニングのアイデアが満載でした。
会場のどこかで聞こえて来た、
「実際の庭では有り得ない……。」
それはそうかもしれませんが、ここはあくまでもガーデニングのヒント、
夢を実現させるための参考書、スキルをアップさせるための場と考えれば、
現実離れした植栽もまた楽し……そう思いませんか?
それから、こうして撮り溜めた写真を並べてみると、
僕の中の薔薇の占める位置を再確認する事が出来面白かったです。
人生、薔薇だけじゃないのです。薔薇は僕の中のほんの一部、
およそ1割にも満たないかもしれませんが、残りの9割の諸々が、
薔薇にも物凄く影響を与えているのだと考えたいです。
人生、薔薇だけではありません。亡くなられた鈴木省三さんが、
薔薇をやるなら薔薇だけ育てていたのではダメで、
美しい絵画を見て、音楽を聴き、美味しいものを食べて、本を読み……と、仰言いました。
ようやくこの年になったその意味が分かったような気がします。
今年の素晴らしかったガーデニングショウを糧に、
さらに自分に磨きをかけてステップ・アップしたいものだと思います。
草々
2012年5月21日
ブノワ。
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