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匂いのいい花束。ANNEXE。

女王の風格。

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さすが……女王の貫禄、風格です。
女帝エカテリーナならぬ、カトリーヌ・ドゥ・ブノワ。、
長年ボンヤリ野良を張っていた訳じゃありません(笑)
野良の唯一の楽しみはご飯。1日2回、朝夕貰えるご飯の量は決まっています。
チョッと油断して遠出をしていると、キク&黒豆に自分の分を全部食べられてしまいます。
拾われ、貰われて来て温かな家にスッカリ馴染み、
野性をどこかに置き忘れて来た我が家のおっとり猫たちとは根性が違います。
いつでも好きなだけタップリとご飯にありつけるボンヤリ猫たちとは年季の入り方が違います(笑)
タフで百戦錬磨で根性&肝が座っているのです。


カトリーヌ、喉をグゥ〜ルグル言わせて僕のベッドで爆睡していても、
僕が朝起きてキッチンに立つと、サッと起き上がり、キッチンにある猫の食堂に一目散(笑)
我が家の猫のご飯入れは全員一緒、大きなお皿にタップリのカリカリを一緒盛り、
そして、大きな器にタップリの新鮮な水……。
猫たちにも一応、年齢やウチにやって来た順番や年齢、
性格、諸々の条件による年功序列があります。
一番食物に執着があるのは秀千代かな……血統書付きでお上品なハズなのにね。
鰹節や煮干しなどの嗜好品に最も反応するのがお園です。
園ちゃん、鰹節大好き猫なの(笑)一番、食物に頓着しないのがきんでしょか。

そんな訳で、タップリご飯を与え、
各猫、好きな時に好きなだけ食べて貰う……それがウチのやり方。
小芳なんかは食べているところを殆ど、目撃したことがないので、
恐らく、僕が仕事に出掛け、他の猫が惰眠を貪っている午後に、
ヒッソリと食事しているのでしょう。

カトリーヌはご飯の置場に来ると、通常、他の全員が壁に向かってご飯を食べるのですが、
カトリーヌは食器と壁の隙間に無理矢理入り込み、
要するに、壁を背にしてこっち向きでご飯を食べます。
その時の辺りを払う威圧感、目力(笑)他の猫たちは一切近寄れません。
唯一、チョッと前に体調を崩した朝子だけが別の小さな器でおやつを貰うので、
ご飯を食べるカトリーヌと同時におやつを貰うことになります。
兎に角、ウチの猫になった今でも野良の時の習性がなかなか抜けません。

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さて、そのカトリーヌ。
耳の疾患の記事を書いて以来、皆さんから沢山のお見舞いメールが届きました。
通常のメールのやり取りの際も、皆、必ずカトリーヌの容体を尋ねてくれます。
有り難いですね。皆、心優しいのね。

今日は最後にカトリーヌの病状のことをチョッと……。
2月の終わりに慌ててカトリーヌを病院に連れて行ってから1ヵ月が過ぎました。
病院で患部を消毒して貰った時、念のため血液検査もして貰いました。
結果は、全ての数値が健康な猫の数値の範囲内にピッタリ納まっていたそうです。
良かった、良かった、ホッと胸を撫で下ろし、
イヤがるカトリーヌにマメマメしく薬を飲ませていたんですが……。
何故か傷口の治りが遅いのです。少量ですがいつまでたっても膿と血が出ます。
シーツにはその痕跡があちこちに……。
怪訝に思った先生が新しい飲み薬を処方してくれて、漸く、傷口が乾いてきたのですが……。

矢張り、通院を始めてから5週間経っても完治しないのはおかしい……。
素人の僕にもその位のことは分かります。
しかも、傷がある方の目が次第に開けていられなくなってしまいました。
カトリーヌのチャームポイントの真ん丸の目が……。

先生に最悪のことを言われました。
いやいや、幾つかある可能性は初めにお話して戴いていたのですが……。


カトリーヌ……耳の奥に腫瘍が出来ているかもしれないらしいです。
その場合、治療法はないとのこと。 手術は場所が場所だけに不可能、
他の方法もあることはあるけれど、 決して完治はせず、
猫にとっては苦痛以外の何物でもないそうです……。
結局、新しい薬を増やして貰い、暫く様子を見ることになりました。
新しい薬で少し目が開くようになったかな……。

漸くカトリーヌを家猫にお迎えした途端に可哀想なことになりました。
僕の留守中は2階のケージの中に隔離されています。
自由気儘な外の世界から狭い家の中に閉じ込められ、
しかも、治療中とは言え、家の中で自由に動き回る場所を限られ、
その上、不治の病とは……。

生まれ育った家で虐待にあい、命からがら脱走。
住み着いた路地で何度も何度も繰り返し出産。
僕にとっ捕まり避妊手術を受けさせられた後は、
方々からやって来る野良猫から額や肩に物凄い傷を負いながら
キクちゃんとこうちゃんを身を挺して守り、チビたちにご飯を先に譲り、
漸く安心して暮らせる住み家が見つかったのに……。
食欲旺盛だし、まだまだダメと決まった訳ではありません。
しっかり手を尽くしてカトリーヌを看病してあげようと思います。
ここに越して来たのも何かの縁ですものね。
夜、一緒に布団に入り、深夜にご飯を食べに抜け出しても、
またそっと僕の元に帰ってきます。それって僕の傍がいいっていうことでしょう?
何処にいるか分からなくても、電気を消すと瞬時に僕の布団に潜ってきます。
それって、僕のことが好きって言うことですもんね?
こんなに可愛らしいカトリーヌだもの!心してお世話しなければ!


今日の写真は僕がカトリーヌを撮った一番最初の写真。
データを見ると、2010年12月12日になっています。
もっと早く家に入れてあげれば良かったかな……。
朝は縄張りギリギリまで見送り、夕方は僕の足音での出迎え、
沢山のスキンシップ、それらがささくれた心を和ませてくれ……。
カトリーヌにはここに越して来た初めから親しくして貰いましたから。


2013年4月7日


ブノワ。


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by raindropsonroses | 2013-04-07 00:00 | 猫が行方不明。